2019年03月06日 水曜日

●日々の麺屋酒

一昔前は、麺屋でチョイ呑みと言えば、蕎麦屋のイメージだった。東京では、蕎麦味噌やだし巻き卵をアテに、キュキュッと日本酒を楽しみ、締めに蕎麦を啜るのが、粋な蕎麦屋の楽しみ方と聞いていたからだ。

だがしかし、考えてみると、ここ博多は古くから、うどん屋でチョイ呑み文化圏。中央区渡辺通の「弥太郎うどん」の夜営業は、完全に居酒屋状態だし、昨年末に閉店してしまったが屋台「あや」は呑んだ後の〆のうどんが人気の老舗だった。

そんな博多の洲崎町に2003年4月、「つきよし」がオープン。鮮魚店で働いていた店主が出す、安くて旨い魚料理と〆の手打ちうどんが大人気となり、予約ナシではなかなか入れない超人気店となる。そして、2010年8月には「仁○加屋長介」@中央区薬院がオープン。背の高い店内の壁一面にズラリと並んだアテのメニュー書きに呑兵衛気分がそそられる名店で、現在の博多うどん居酒屋ブームを牽引する。

 

大濠公園の横に2014年にオープンした「讃岐うどん茶ぶ釜」も、当初はうどんのみの提供だったが、現在ではチョイ呑みも楽しめる。しかもナンと、昼酒大歓迎との事。

春野菜とイカのぬた和えや、うどんのダシで火を通した菜の花など、季節感満載のアテの数々。昼酒はアテ1、2品に日本酒1合でサクッと済ますべきなのに、ツイツイ4品&熱燗2合&〆にゲソ天ぶっかけを温で啜る。


そして博多では、うどん屋よりもっとメジャーな「麺屋でチョイ呑み」が、ラーメン屋酒。最近の我が大ヒットが「まさちゃん」@中央区薬院。アテ3品にアルコール1杯と〆のラーメン1杯がセットの「晩酌セット」がナンともウレシイ1500円。菜の花のおひたしや、鶏つくねと白菜の暖か煮など、チャンと美味しいアテを芋のお湯割りで楽しみ、コレまたシッカリ美味しいラーメンで締める。

唯一残念なのが夜だけの営業時間。この手のチョイ呑みラーメン屋は、休日午後に、店内の高い位置のテレビから流れる野球のデーゲームを眺めつつ、ゆるゆる楽しみたひっ。

at 12:06 | Category :

●日々のカレー麺

寒い時期に恋しくなる麺と言えば、チャンポンや鍋焼きうどん、釜揚げそばなど、調理法によって熱々食感な麺と、酸辣湯麺やカレーうどんなど、発汗作用を促すピリ辛麺。

「うどん満月」@中間市のカレーうどんは、店主自らがインドへ渡りカレーを勉強したという本格派。様々なスパイスが利いた刺激的なカレーを生クリームと卵黄がソフィスティケート。豊前裏打会ならではの、プルプルもちもちうどんと絡めて、ハホハホ啜り、7割方食べたところで、小皿で供されたうどんのスメを加えて、味変を楽しみつつ、ウットリ完食。

様々なスパイスや調味料の組み合わせにより完成するカレー料理の奥深さは、調理人の創作意欲を、その味わい通りに刺激するのだろうか?「さぬきうどん大木戸」@中央区舞鶴は先月、1週間期間限定の「カレーうどんウィーク」を開催し、昼と夜で異なるカレーうどんを提供。

もともと夏と冬で異なる調理のカレーうどんを提供してきた大木戸だが、カレーうどんウィークの夜の部では更に、このイベント用に開発した「グリーンカレーうどん」を提供。ココナッツミルクとうどんのスメの効用なのだろうか?カラフル&ビビッドな見た目ながらも、味わいは円やか&マイルド。自然、うどんとの味わいの馴染みも抜群なマイルド・エスニック美味。

店主の個性が発揮された様々な創作系カレーうどんも美味しいが、オーソドックスなカレーうどんもシミジミ旨い。「こんぴらうどん」@北九州市小倉北区の「カレーうどん」は、和ダシのきいたアンとじカレー風味のスメに、甘辛く煮られたきつね揚げの短冊切りが添えられた、This is the カレーうどん。

そしてカレー麺と言えば「カレー南蛮そば」。「信濃庵赤坂本店」@中央区赤坂のそれは、「南蛮」=ネギは少なめ、かつコーンが入った、これまた創作系。同じくカレー南蛮そばとして「鴨入りカレー」があったり、鍋焼きタイプの「鍋焼き」「チゲ鍋」「味噌煮込み」「すきやき」など、熱々ほっこりな蕎麦が充実。

カレー専門店のカレー麺も気になるなと訪ねた「大人の本格カレー専門店 西新カレー」@早良区西新の「キーマ辛々麺」は、ニンニク風味がきいたピリ辛スープに、ニラの玉子とじの具の取り合わせが、インディアンと言うより、完全にコリアンな味わいにビックリ美味。

確かに「キーマ」は「細かいもの」=挽肉を意味するのみ。「キーマカレー」と「カレー」が続いて初めて、挽肉を使ったカレーを指す。なので、「キーマ辛々麺」は挽肉を使った辛い麺を指し、それを提供する店がカレー専門店だったから、勝手に我がカレー麺と勘違いしただけ、と言うことか。

at 04:34 | Category :

2019年03月03日 日曜日

●三角? 四角?? きつねうどんのおあげさん ~その三十四~

 
【出水屋文左衛門】三角×2
おばけきつねうどん500円
鹿児島県出水市市浦田町2

 

日本一の鶴の飛来地である鹿児島県出水市。その北側、出水市ツル観察センターにほど近い幹線道路沿いで営業する「出水屋文左衛門」の「おばけきつねうどん」は、大振りドンブリの表面を覆い尽くす、ソリャもうドデカい&ブ暑いお化け三角揚げが、ドドンッと2枚。

その揚げの下のうどんは、白い生地に黒い斑点が混じる「薩摩黒うどん」。鹿児島県産の黒ゴマ、黒酢、コラーゲン、竹炭や、伝統野菜である「かこも草」を練り込んだものだとか。もっちり豊かなコシと豊かな風味が上出来創作系。

【庄屋うどん】四角×2
きつねうどん520円
福岡市城南区別府5-25-23

 

「庄屋うどん」@城南区別府の「きつねうどん」は、おおっとブ厚めの四角が2枚と、三角揚げが主流の博多では、かなり異例。そしてうどんも、幅1.5センチ×幅2ミリほどの、あたかも「きしめん」のようで、これまた博多ではナカナカお目にかかれないタイプ。ここ庄屋うどんは、博多一口餃子の人気チェーン「テムジン」の姉妹店らしいが、兄は純粋博多で、妹はハイブリッド創作系。

 
支那そば やっちゃんち】四角×2枚 
きつねうどん650円 
福岡市中央区清川3-12-1

本業は喜多方ラーメン店である「支那そば やっちゃんち」だが、先月15日からナンと「朝うどん」をスタート。朝7時の営業開始からトータル20杯限定で、「肉うどん」「きつねうどん」「かけうどん」を提供中。

我が目当てのきつねうどんは、先の「庄屋うどん」@城南区別府同様に、四角のお揚げさんが2枚&あたかも「きしめん」のような形状のうどん。なのだが、スープは異なる。庄屋うどんはキリリと塩気&ダシの締まり感あるうどんのスメだったが、やっちゃんちのスープは喜多方ラーメン用の鶏ガラだしベースに、昆布ダシらしき柔らかい魚介系のダシがカナリの量を足されたらしき優し滋味。

鶏ガラスープの偏平麺が美味なる韓国うどん=カルグクスと、どこか何処か相通ずる我がツボな味わいに、一心不乱一気完食。

at 22:08 | Category :

2019年03月02日 土曜日

●日々の中華麺

中国三千年の歴史の賜物か、麺料理ひとつとっても「山西省だけでも100種類はある」との事。その中でも代表的な麺料理である「刀削麺」が、「パンダ屋」@博多区上川端町で食べられる。

今年の1月にオープンしたパンダ屋。暖簾を潜ると、「らっしゃいませぇ~!」。独自の口調から察するに中国の方だろうか?和やかな笑顔に迎えられて店内へ。
席に着きメニューを見ると、麺料理に特化した店のようで、「特製牛肉刀削麺」に「トマトと玉子刀削麺」「ワンタン刀削麺」「海鮮刀削麺」に、「牛肉麺」「牛肉の醤油漬け麺」「ホルモン麺」と、いずれ劣らぬウマソ菜麺料理オンパレード。

我がオーダーは基本メニューらしき「山西伝乙豚肉刀削麺」。運ばれてきて先ず驚いたのが、麺線の美しさ。麺生地を長細く丸めて、専用の刀で削り出して作る刀削麺だが、どの麺も幅、削り角度ともほぼ均一に整っている。

美人麺にハズレなしが我が経験則。こりゃ旨いに違いないと、先ずはスープをひと啜りすれば、鶏ガラだろうか?ダシが程良くキチンと効いたスマートな味わいに、僅かに添えられた辛ダレの唐辛子と山椒のピリ辛痺れ。

刀削麺も美人ならではの、端正な旨さ。刃で削り出した麺特有の形状からなる、唇を擽るナントも楽しい啜り心地と噛み心地。小麦の風味も豊かで、深い味わい。具の豚肉もカリッと焼き上げられていて、創意工夫の跡が、そこかしこ。

東区の九州産業大学にほど近い飲食長屋の一角で営業する「來福」。良い感じに草臥れた店頭看板には「味自信あり 完全手作り」の文字。店内には写真入りのメニュー紹介がズラリ並ぶが、我が目当ての「鶏汁烩面(フイメン)」。

正に完全手作り、注文が入るとカウンター奥の厨房で調理が始まる。まず具を軽く炒めてスープを注ぐ。そして、お手玉大の麺生地を、大きく左右に伸ばす作業を繰り返して、麺へと仕上げて鍋釜で茹でて、スープ鍋に合わせて丼に盛る。

麺生地の伸ばし具合によって、アレコレと呼び名が異なるようだが、この店の麺は、極太扁平に延べられた烩面(フイメン)。幅3センチ×厚み2ミリはあるだろうか、ブルルン、ブリリンと荒ぶるコシと、酸味強めの鶏ダシスープと、具のアオサの磯の香と、僅かに添えられた辛タレのピリ辛み。

料理するスキンヘッズの男性は、おそらく日本人??そのバランス感覚が成せる技か、如何にも中華麺料理のようで、どこか和テイストも感じる独自味が、コレまた我がツボ。単なる小麦生地から作り分けられる麺料理の、それぞれ異なる見事な味わい。いやぁ旨いな、奥深いな、中国麺。

at 22:13 | Category :

2019年02月28日 木曜日

●日々の博多豚骨ラーメン

福岡市東区馬出。いみじくも博多豚骨ラーメン発祥の一軒である「博龍軒」にほど近いテナントの一軒に「ラーメン」の赤い暖簾。最近博多豚骨好きの間で好評な「駒や」である。

店頭立て看板の「丁寧に作っておりますので、一杯ずつの提供となり、お時間をいただく場合があります。」との断り書きが象徴的。鉄板焼き居酒屋を経営していた店主が、自ら大好物だったラーメンに特化して業態変更した店との事。

店内に入った瞬間香り立つ、芳しき豚骨臭。店主のインスタで言われる「臭っさーいラーメン」との愛情表現そのままの、This is the 博多豚骨ラーメン的香りに、心躍りつつ待つことしばし。運ばれてきたラーメンは、その期待を更に超える旨さに大感動。

何てったってスープが旨いっ。啜った瞬間、クイッと広がる豚骨だしの確かな風味が、ビシッと鼻腔にまとわりつく。うんうんコレコレ、この感じこそ王道博多豚骨の味力だよなぁとウキウキ気分で麺を啜れば、スルッと小気味よく口へと収まる細麺は、ほっくりと奥深いコシがコレまた我がツボど真ん中。薄切りながらもモッチリ旨いチャーシューの調味加減も絶妙美味だし、いやぁ旨いな、いやはや嬉しいな。

麺の固さ普通、脂の量少なめでオーダーしたのが大正解。これほど我がツボな一杯と出会えたシアワセを噛みしめつつ、ズズッと一スープ一滴残さず気完食。

最近主流な「臭っさくない豚骨ラーメン」からは完全に時代の流れに逆行する「臭っさーいラーメン」を、「博多ラーメン黒羽」@南区高宮でも味わうことが出来る。2年前にオープンした当初は豚骨ラーメンのみの提供だったが、現在は「赤ラーメン」や「黒ラーメン」、「ちゃんぽん」、「担々ラーメン」、「焼きラーメン」に「味噌ラーメン」と随分とメニューが充実。なれど、来客の全てが啜っているのは基本の豚骨ラーメン。鼻腔へばりつき系の、脂ではなくダシのコクにその旨さをたくす、ストロングスタイルな博多豚骨が愛おしい。

ネットの噂によると、黒羽の店主も自らのラーメン好きが高じて、この店を開業されたと聞いている。シンプル、だから奥深い王道博多豚骨の美味しさは、それに対する愛情の持ち手によってのみ、末永く継承されると言うことだろうか?それはそれで、嬉しいような、寂しいような。

at 03:57 | Category :

2019年02月15日 金曜日

●【ラーメン】プノンペン@大阪府堺市

日曜日に開催される京都マラソンに先駆けて、関西入り。LCCのJetstarで関空に着き、南海本線に乗り堺駅で下車。町工場とマンションが建ち並ぶ下町をブラブラ歩き、目指す「プノンペン」@大阪府堺市に着く。

事の起こりは「中華さと」@大分県日田市。「プノンペンラーメン」なるナンとも印象的なメニュー名に加えて、コレまた我がツボな野菜ラーメンにゾッコン。で、プノンペンラーメンをキーワードにググってみると、大阪府堺市に「プノンペンそば」を出す、おそらくプノンペンラーメン発祥店らしき、その名も「プノンペン」の存在を知る。

我が目当てのプノンペンそばは、ゴ~~~ッと重低音の高火力バーナで調理開始。まず熊本県八代産のトマトのみじん切りと豚肉を炒めて、事前に調味された醤油ダレを入れて、セロリと中国野菜である杓子菜と豚肉を入れる。同時に麺を別鍋で茹で始め、互いにキチンと火が入った瞬間が見極られ、一杯にまとめられる。

誤解を覚悟で例えるならば、もつ鍋の〆麺。ニンニクも程良く利いた、醤油味のスープに、プルッと躍る中細角麺に、シャキッと旨い杓子菜に、セロリやトマトの主張ある野菜の旨さ。醤油スープと麺とたくさんの具の総合力勝負な一杯に巡り会えたシアワセをヒシヒシと実感しつつ、存分完食っ。

なんでも「初代である私の父親が学生の頃、堺にあったカンボジア料理の屋台で食べていた思い出の味なんです。うちは開店当初、中華料理屋だったんですが、中華料理屋ってありきたりじゃないですか。ここにしかないものを作りたいと思った時に思い出したのが、学生の頃に通っていた屋台の味だったわけです。その頃には屋台もなくなっていたので、初代が記憶を頼りに試行錯誤で再現したのがプノンペンそばです」。いやぁ旨いな、独特美味だな。ご当地麺をその地で啜る楽しさよ。

堺市=仁徳天皇陵。プノンペンから歩いて30分弱で現場着。と言っても、周囲2.8㎞=大濠公園一周より5割方長い=ウルトラ広大な墓地。新元号となる今年ゆえ、日本国における天皇の存在について思わずアレコレ考える。


夜は今回の宿泊拠点である大阪市へ戻り、 
ネギ焼き発祥の店を自負する「ねぎ焼きやまもと」の本店。 
うはぅ?仕上げにレモン果汁?? 
結果、爽やか軽い食味に大阪お好み焼きのソコジカラを実感。 
へえ~、旨いな、うんうんゾッコン!! 
野菜の旨さを知り尽くしたプロフェッショナルが作る一枚に 
感動しきりっ。

at 00:32 | Category : | Comments [0]

2019年02月11日 月曜日

●【ラーメン】御忍び麺処 NakamuLab@筑紫郡那珂川町別所

那珂川町の外れ、県道575号線の「おぎわら橋」交差点を北へ入ってすぐの脇道を西へ下ると、数軒建つ民家の一軒に「ナカムラボ」の小さな立て看板。

どう見てもすっかり民家だが、屋号看板横の「製麺屋 慶史 謹製」看板が、ラーメン屋の証。玄関で靴を脱ぎ、廊下突き当たりの重い引き戸を開けると、もとはダイニングだったらしき部屋の正面に設置された3~4人掛けのカウンター席には、先客2名。そして、その奥のこぢんまりした厨房では、若き店主が調理に励んでいる。

店主に促されてダイニング横のフスマを開けると、もとは座敷だったらしき8畳ほどの畳部屋。4人掛けの座卓が2卓あり、ひとつは若い家族連れ。空いていた奥の卓に付き、卓上のメニューを見ると、麺が3種と具のトッピングと、餃子。夫婦麺喰いの強みを生かして、麺メニュー筆頭から、「鶏白湯soba」と「和風醤油so ba」の二麺に、餃子を一皿たのむ。

待つことしばし、運ばれてきた鶏白湯sobaは、「鶏白湯そば まつ尾」@博多区東比恵よろしく、スープ表面には細かい泡が浮く、カプチーノ鶏白湯。低温調理チャーシューに加えて、大振りのレモンと、その上に置かれたドライトマト?が印象的。

先ずはスープとひと啜りすれば、これぞカプチーノスープの効能か、しっかりとダシが出た鶏白湯だが、口当たりが至って軽やかで、エアリーなあま味が如何にも美味っ。中細麺もシュルッと軽くてスープとの相性抜群。モッチリチャーシューもチャンと旨いし、ナニより印象的なのがレモンの風味。軽やか&マイルド旨い鶏白湯に映る爽やかな酸味が、よりスープの旨さを際立たせる。

カミさんがたのんだ和風醤油sobaを一口もらうと、うんうん、イマドキ美味っ。誤解を覚悟で例えるならば、正月の雑煮。良質の魚介ダシと鶏ダシのコラボが醸すであろう、「地鶏らーめん はや川」@南区玉川にも相通ずるこの味わいは、啜り重ねるほどにコクが増すタイプ。次回はひとりで全部啜りたい。


餃子も、皮が手打ちで、具もモッチリ旨し

若き店主・中村さんは、博多豚骨ラーメンの老舗の一軒「うま馬」@博多区祇園のご出身。海外へのラーメン店出店事業を手がけた後、独立を模索するなか、かつては友人の祖父母の棲み家で空き家となっていた、この家を借りて、昨年、「御忍び麺処 NakamuLab」を開業。いつかは海外にも自分のラーメン店を展開したいと、豚肉食が禁じられた国々でも通用するハラールラーメンの研究も兼ねて、鶏ガラだしのラーメンで営業を始めたとの事。

ナニせ辺鄙な立地ゆえ、開業当初は来客ゼロの日々が続く。友人をモニターにしてメニューの研究を重ねていると、その友人から和やかな表情の陶器人形をもらう。「玄関に飾ってみると、それを期にお客さまが徐々に増えて来たんです。きっとお客様を招いてくれのでしょう。」と、穏やかな笑顔で話す中村さん。楽しい接客も味のうち、我が家からかなりの距離があるも、是非また再訪して、担々麺含めて、すべての麺を啜ったみたい。

【御忍び麺処 NakamuLab】
11:00~15:00&17:00~21:00・不定休
福岡県那珂川市別所1067−8
090-4358-1696 ※来店1時間前までに要・予約
駐車場3台あり

at 09:01 | Category : | Comments [0]

2019年02月09日 土曜日

●【うどん】三井うどん店@小郡市井上

我が最愛うどん店の一軒である「三井うどん店」@小郡市井上。昨年末以来、1ッヶ月半ぶりに訪ねると、メニュー書きが再構成されている。これまで期間限定提供だった、なめこうどんやもずくうどんがグランドメニューに仲間入りし、どのうどんも価格が若干値上げになっている。様々な食材の値上げされている昨今ゆえ致し方ないし、値上げ後の価格でも、最高額で480円と十二分に値頃感アリ。

ならばこちらも初心に戻って、三井うどんに最初に来た時に啜った「まぜうどん」。あったかうどんに醤油ダレがかかっただけのシンプルなメニューだけに、うどん自体の味わいが存分に楽しめる。もっちり、ぷるるんと躍るコシと、噛み込むほどに広がる素朴な風味とあま味。やっぱり旨いな美味しいな、ウキウキ、ウハウハ、大満足。


午後から夜までミッチリ仕事で晩飯難民、
で、「四文屋」@中央区六本松
やきとん&ホッピーで、やっほー&ハッピー。

at 23:32 | Category :

2019年02月08日 金曜日

●【ラーメン】中華そば かなで@博多区東比恵

期間限定麺が花盛りの福岡市のラーメン店だが、「濃厚とんこつ かなで食堂」@春日市須玖南と、その姉妹店である「中華そば かなで」@博多区東比恵が発売したコラボ期間限定麺企画が、ナンとも楽しい。

メニュー名の冠は同じく「極にぼし」だが、濃厚とんこつが長崎産の煮干しで作った「極にぼしラーメン」で、中華そばが瀬戸内海産を使った「極にぼしそば」。

普通に考えると、産地は違えど、いずれも同じ煮干しであれば、味わいもさほど異なることはないだろう、と思いきや、いやいやチャウチャウ、全く別物だっ。

濃厚とんこつは、極にぼしのダシも、ガツンと濃厚。なれど外連味は一切ナシ、嫌味が出るギリギリ手前で寸止めした感アリアリの、密なるニボ感スープに、厚切り&濃い味調味のチャーシューが合わせてある。対する中華そばは、ダシの濃さより、そのあま味うま味が際立つ懐深いニボ感スープに、低温調理のモッチリうま味チャーシューの取り合わせ。スープ特製を見極めた、商品作りが天晴れ的確。

いなたいインパクト美味な濃厚とんこつと、粋なスマート美味なる中華そば。たかが煮干しの産地の違いだけで、えぇっ?!コレほど味わいが異なるの??!!遙かなる戸惑いと、実りある知識蓄積が出来た楽しさ、幸せをヒシヒシ噛みしめ、ズズゥと完食。

at 22:49 | Category :

2019年02月07日 木曜日

●日々の期間限定麺

顧客を飽きさせない切磋琢磨なくして繁栄なし?!今や繁盛ラーメン店のほとんどが、期間限定麺を発売する時代。店それぞれに創意工夫を凝らしたラーメンが楽しめる。

「麺や佐渡友」@東区三苫の1月限定販売「咖哩らー麺」は、ダシが存分に感じられるスープに軽やかにカレーの風味が遊ぶさまが、正に佐渡友スタイル。コレまた軽やかな食味の中細麺も相まって、刺激的なのだが、軽やかで柔らかい一杯は、何処か和テイスト。なんとも粋が感じられる一杯に、うっとり。

一方「ラーメン屋 游」@城南区荒江の冬季限定新作「もつそば」は、ガツンと効いた豚骨と魚介のダシに、もつのあま味とニラと白髪ネギの辛みが躍る、ストロング・スタイルな味わい。こりゃ芋のお湯割り呑みつつ突きたいねぇ。呑兵衛麺馬鹿オヤヂにはチト酷な、夜ラーメンにウキウキっ。


そして濃厚とんこつと中華そばの、それぞれの専門店を2店舗展開する「かなで」は、時を同じくして、それぞれに産地の異なる煮干しを使った期間限定麺を発売。「濃厚とんこつ かなで食堂」@春日市須玖南の「極にぼしラーメン」は長崎産の煮干しを使用。灰色がかったスープは、煮干しのうま味を極限まで取り切った感ある、正に極にぼし味。嫌味になるギリギリ瀬戸際まで攻めきった感アリアリの、煮干しの旨さで正面勝負の潔さは、ある意味究極滋味。素朴な食味の麺との相性抜群だし、極ニボ味のスープに負けじと、チャーシューが厚切り&濃い味に調理され、シャリッと生タマネギと水菜が清涼感を演出。きちんと作り込まれた一杯に、天晴れ。

at 00:56 | Category :