2005年03月12日 土曜日
●陽々軒 ~『軒』を訪ねて第26回~
陽々軒:ラーメン400円。福岡市早良区早良5-?。
早良口をひたすら南下、早良街道にぶつかるほんの手前に陽にやけ白茶けた「ラーメン」の看板。以前からずっとずっと気になり続けていた『軒』、陽々軒である。
ガタガタとガラスサッシのチープな引き戸を開けると、5~6席ほどのカウンターとコレまたチープなテーブル席が2卓の店内は正に『軒』ワールド。
さてメニューは?と探すが、卓上にもカウンター上部の壁にも見当たらない。
「すんませ~ん、メニューはぁ?」
「ああ、そこそこ。」
言われるままに視線を移すと、入り口の上部に手書きのメニュー。入り口から入ってきた客にとって最も目につきにくいこんな場所にナゼ…?これもまた『軒』ワールド。
献立は、ラーメン、チャンポンなどの麺類に加え、トンカツ定食など、いわゆる普通の定食メニューも豊富。目一杯「食堂」である。瞬間、チャンポンに惹かれるが、やっぱりデフォルト、ラーメンをたのむ。
カウンター奥の厨房には、姉妹だろうか、年配の女性がふたり。そして、カウンターには常連らしき年老いた男性客。
「川崎さんとこの次男はこの前結婚したってねぇ?」
「ああ、そうじゃぁ。」
「長男はまだ嫁はもらわんのかねぇ?」
「ああ、コブ付きの使い古しば、もろうとるらしい。」
「使い古し…?あぁ、あはははぁ~!」
ご近所さんのゴシップで盛り上がる。これまた『軒』ワールド。
今にも器からスープが溢れそうな、思いっ切りつゆだくのラーメンである。醤油色強めのあっさり系のコノ見た目は…、そうだ!洋々軒に似ているぞ…。洋々軒に陽々軒、音は同じで表記が一字違い。なんらか関係があるのだろうか…?などと思いつつ、スープを一啜り。と、キリリとしまった醤油ダレの旨味とフンワリ広がる胡麻油の風味。そして麺は、しゃくりとした食感がどこかビーフンチック。その相性がどこかカップヌードル・チックで懐かし旨し。これまたやっぱり『軒』ワールド(?)。
◎2005年通算麺喰い数◎
ラーメン56●チャンポン4●うどん21●そば7
Posted by heno at 2005年03月12日 21:35