2005年04月06日 水曜日

●珍味軒 ~『軒』を訪ねて第28回~

珍味軒:ラーメン450円。
大分県玖珠郡玖珠町大字塚脇156-2。Pあり。


 大分県玖珠町に出張。ならば昼麺は気になっていたアノ『軒』で決まり!と珍味軒へ。

珍味軒

 湯布院から日田へと続く国道210号線沿いにある珍味軒。前を通る度、童話の里・玖珠町に合わせ竹取物語の一場面が描かれた大きな看板と、珍味軒なるインパクトある屋号が気になっていた『軒』である。
 赤い暖簾をくぐると、イイ感じに古びた店内。すっきりと片付けられていて気持ちいい。入って右手が6席ほどのカウンター。そして奥には6畳ほどの広めの小上がり席。まだ春休みなのか小学生ぐらいの親子連れが旨そうにラーメンをすすっている。
 カウンター奥の厨房には初老のお母さん。白髪を綺麗に結い上げ、こざっぱりとした藍染めの洋服を着こなす小粋な印象。仕事をこなす立ち振る舞いも流れるように美しい。長年培った熟練技に見惚れつつラーメンを待つ。

ラーメン


 透明感を残す白いスープに放射線状に置かれたチャーシュー。そして海苔の黒と葱の緑。シンプルながらナンとも美しい盛りつけである。
 ずずっとスープを一啜りすれば、ほんのりと優しく広がるだしの旨み。雑味は一切感じない。下ごしらえやアク取りなど、きっと丁寧にとられたスープなのだろう。シンプルにだしの旨みだけで食わせる滋味。気持ちもっちり感のある太めの麺や、キシッとした食感の塩味チャーシューとの相性も抜群。
 どこか気品みたいなものさえ感じる極上滋味。これぞ私が求める『軒』ラーメン!


◎2005年通算麺喰い数◎
ラーメン73●チャンポン7●うどん24●そば13

Posted by heno at 2005年04月06日 23:12