2005年05月31日 火曜日
●翁風庵 ~噛むほどウマイ!信州そば新店オープン~
相も変わらず忙しい。輻湊する仕事の数々の進行具合のチェックと段取りだけで、早午後1時。午後からは集中力が要る仕事。 ムシャクシャした精神状態でははかどらない。さくっと気分を変えるためにも、昼麺ポタだ!と、翁風庵へ。
まんちゃんのブログでその存在を知り、気になっていた蕎麦新店、翁風庵。 住所をたよりに訪ねると、ベスト電器本店から北へ、昭和通りへと抜ける細い一方通行道路沿いのビルの一階に白い暖簾。おお! ココは滋味パスタの名店・ベローナの移転跡じゃないの!
引き戸を開けると、テーブル席4卓と小上がり2卓のこぢんまりとした店内には先客ひとり。 酒を飲みつつ蕎麦を啜っている。くぅ~ウラヤマシイぞぉ!と席に着きメニューを見ると、なかなかの品揃え。ざるも「せいろ」に加え、「田舎」 と「粗目」がある。するっと小粋な二八より、ざくざくと無骨な粗挽きフェチの私、迷うことなく粗目をたのむ。
待つことしばし、出てきた粗目そばは、色こそ濃いが粗挽き粉ではない。山盛りの蕎麦を一筋つまめば、麺線の綺麗揃ったなかなかの 「美人」である。
つゆにつけ、ずずっと一啜りすれば、蕎麦の適度なざらつき感が心地よい。気持ち辛めのながらも、 ほんのりとした甘味が広がる淡麗味のつゆが絡み、なかなか美味!そして噛み込むと、「にちぃ~っ」と抗う食感と共に豊かに広がる蕎麦の甘み。
旨いなぁ。好きだなぁ、この蕎麦は…。
その食感と味わいが楽しくて、ついついいつまでも噛み続ける。普段なら、蕎麦はずずっと啜り込む食べ方が好みの私だが、この蕎麦は、 ずっとずっと、いつまでも噛んでいたい…。
酒の肴もすこぶる豊富。しかも夜9時までと、蕎麦屋にしては遅くまで開いている。次回は蕎麦屋酒で決まり!
翁風庵:粗目そば850円。
福岡市中央区天神1-15-14。11:30~21:00、年中無休(正月のみ休み)。Pなし。
2005年05月30日 月曜日
●中華そば幸 ~コレは中華パスタ!?ハラホレうまい創作チャンポン~
元来、遊び虫が全身に棲む私。週末二日とも休日出勤をすると、どうも調子が優れない。こんなブルーな気分を吹き飛ばすには、 昼麺ポタしかない。
午後1時前、やっとこさ仕事が一段落し、ペダルを漕ぐ。乾燥した空気とそよ吹く風がナンとも心地よい。根が至極単純な私、 スッカリ幸福気分満開で今日の昼麺を考える。
今日の気分はチャンポン、かな…。
う~ん…、 おお、そうだ!幸のチャンポンを食べてみるか!
久しぶりに訪ねると、畳一畳大は優にある「無化調」の誇らしげな幟。昨年末、博多豚骨帝国・ 長浜に出店するものの、ものの2ヶ月ほどで閉店してしまった幸だが、よかった!もとの小田部に再開店!!そして、店頭の回転式電照看板には 「チャンポン」の文字!!!「小田部に再開店&一時期止めていたチャンポンが復活」とのガンサさん情報通り、ウレシイ再スタートである!
浅めのドンブリにてんこ盛りの具。しかも、豊富な野菜に加え、大きなホタテに厚めのイカとドデカイ海老の切り身。ウルトラ豪華な& ドカンとパンチの効いた見た目である!
どらどらとスープを一啜りすれば、ほわほわほわ~とナンとも丸い、優しい甘味。コレだけ旨くて無化調だなんて…。 具のキャベツや魚介のだしがスープに出たのか…?正に驚きの旨さである!
そして、ナンと言っても麺が旨い!すこぶる旨い!!
気持ち灰色がかった縮れ平麺は、「顔色」の悪い見た目こそイマイチだが、ひとたび口に頬張れば、むひひっ!むひひぃ~!! と旨さ炸裂。啜ったときのビチビチと暴れる感じ然り、噛んだときの「きにっ」としたこし然り、さらに噛み込んだときのふくいくたる風味然り。 この麺はカナリ、美味!!
チャンポンとして食べると、スープの少なさ&ドンブリの浅さが気になるが、大きめ&ゴロゴロ入った具とともに食べ進と、 コレはコレですこぶるアリ!
いわば中華系スパゲティ。ゴロゴロと大きめの具とムチムチと生きのいい麺をレンゲに取り、ガシガシと食べる快感は唯一無比。 今後ともお世話になります、中華そば幸!
中華そば幸:チャンポン600円。
福岡市早良区小田部3-11-16。不定休。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン107●チャンポン10●うどん53●そば15
2005年05月29日 日曜日
●金太郎 ~ひと味違うだご汁&鳥天~
昨日から泊まりがけで大分出張。昨夜遅くに大分市での仕事を終え、玖珠町に泊まり、早朝から仕事。正午半過ぎ、 仕事が一段落付いたところで食事。
今回の仕事はスタッフが10名。現場近く&さっと座れて&さっと食事できますよと、現地の方が薦めてくださった金太郎へ。
玖珠町の旧城下町、森町の古民家を改築した食事処、金太郎。メニューを見ると、うどんも載ってはいるが店構えから察するに、 さほどうどんに力を入れているふうでもなく期待薄…。店の方にオススメを聞くと、 日替わり定食が今日は大分名物だご汁と鳥天のセットなのだとか。ならば、ソレ!とスタッフ全員日替わりをたのむ。
小麦粉の生地を千切って入れるのが大分名物だご汁だが、ココのはそれに加え、餅粉で練った餅団子が入っている。 だごのクニクニ感と餅のむにゅりぃ感の食感のコントラストがナンとも楽しい創作だご汁。ゴボウやニンジン、 里芋などの根菜類からイイだしがでていて、なんとも旨い。
そして鳥天も創作系。ふわふわとしたフリッター状の衣で包まれた鳥の胸肉をてポン酢と辛子醤油で食べる、ライトな食感がオモシロイ。
ボリューム満点の定食でパワー充電。さぁ、もう一仕事、ガンバんべぇ~!
金太郎:かぐや姫定食(日替わり定食)850円?
大分県玖珠郡玖珠町大字森1071。
2005年05月27日 金曜日
●来々軒 ~『軒』を訪ねて第33回~
今日も今日とて雑務の嵐。吹き飛ばされぬよう慎重に身をかがめ、一歩一歩注意深く歩を進める。1時前、 ナンとかカンとか午前中の仕事が一段落。昼からの太宰府のお得意先との打ち合わせを前に、長年の宿題店、来々軒へ。
JR竹下駅前の小規模な商店街の外れに歴史を感じさせる赤いテント。「ラーメン」、「チャンポン」、 「焼きめし」などメニューが白く染め抜かれた黒い暖簾をくぐると、7席ほどの変形カウンターと4人がけのテーブル席が一卓。
「はい、らっしゃいませ。」
午後1時半過ぎ、先客はなし。手持ちぶさたげにカウンターで新聞を読んでいた白髪の店主が、 ゆっくりと立ち上がる。店の奥の14インチテレビから聞こえる黒柳徹子の甲高い声を聞きつつ、店主の仕事ぶりを拝見。
至ってゆったりとした立ち振る舞いは優雅そのもの。一切無駄な動きはない。 長年培われた熟練のなせる技か。ふと宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を想い出す。
静かに、何気なく、すっとラーメンが出来上がる。ドンブリのカラフルな雷紋然り、デフォルトで紅ショウガがのった見た目然り。 そして、鶏ガラが利いた優しい味わい然り。まさに懐かし系のラーメンである。
スープに対して麺の量が若干多めなのも、「食事としてのラーメン」的でナンとも気分。 店構え同様の庶民的な味わいに郷愁を誘われつつ、ずるずると静かに、のんびりとラーメンを啜る。
来々軒:ラーメン400円。
福岡市博多区竹下4-17-3。Pなし。
2005年05月26日 木曜日
●横浜六角家 ~ドカンと旨いムニュムニュラーメン~
何故か知らねど我が職業は、暇なときはトコトン暇だが、忙しいときはトコトン忙しい。そして今日も朝から雑務の山…。だがしかし、 「目の上のたんこぶ」的な厄介な問題がナンとか解決し、気分は上々。正午過ぎ、一段落ついたところでルンルンと昼麺ポタ。快晴の空のもと、 ipodを楽しみつつキコキコと先日ふられた横浜六角家へ。
この春ラースタから「卒業」し、西中洲の国体道路沿いに新規オープンした横浜六角家。 正午半過ぎの店内は先客2名とカナリ寂しい。この一帯は夜の歓楽街だからこんなモノなのかなぁ、と入り口の販売機で食券を買い、 席に座ると
「麺の固さ、醤油と脂の量はいかがしましょうか?」
全て『普通』をたのみ、まったりと出来上がりを待つ。
黄土色のスープに海苔の黒とホウレン草の緑。ラースタのプレオープンの時と見た目はマンマ同じだが、味の印象は大いに異なる。
旨い…。旨くなっているでないのぉ~!
啜った瞬間、ドカンと舌にのる醤油豚骨特有の濃厚なる旨味。我がSOUL麺のひとつ、赤のれんと味のベクトルは同じだが、味の重量感が違う。ドッシリと重く、 ぐわんぐわんと旨味がドライブする暴れん坊タイプ。
そして麺も旨い。当時は凡庸な中太麺が、家系本来の極太麺に変わっている。幅5ミリはある、うどんのような麺は噛み込むたびに、 むにゅっ、むにゅっ、と抗い、ぷりり~んと弾ける。口の中で繰り広げられる、暴れん坊スープ VS極太麺の壮絶なるバトルがナンとも楽しい。
ドカンと重いスープに海苔を溶かし込んでみると、脂の甘みとよく馴染みトロトロとコレまた旨し。 卓上のおろし生姜を添えれば、きりりと味がしまりハタマタ旨し。結果、濃厚味ながら食べ飽きることなく一気に完食。
エエねぇ、好きやねぇ、コノ手の「むさ苦しいほどの濃厚味」。毎日食べるには、ちとキビシイが、 たまにタマラナク食べたくなるタイプ。I WILL BE BACK!(←古っ)
横浜 六角家:ラーメン600円。
福岡市中央区西中洲1-6。11:30~3:00(月曜~21:00)、不定休。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン105●チャンポン10●うどん52●そば15
2005年05月25日 水曜日
●博多担々麺まるみや ~じんわりまとまりのイイ、オリジナル担々麺~
今日も今日とてドタバタと。なんだか知らねどエラク忙しい。そんな時の憂さ晴らしは昼麺しかない。 午前中の打ち合わせ終え、まるみやへGO!
薬院大通り交差点の一本路地裏に目指すまるみやを発見。satoyan情報によると、 中洲人形小路のまるみやの支店なのだとか。
5席ほどのカウンター席と小さなテーブル席が一卓のこぢんまりした店内。 厨房奥の高い位置に設置された大型テレビではCATVの音楽番組が流れている。そして壁には深町健一郎のサイン。 どうやら福岡の音楽関係に縁の店のようだ。
麺メニューは担々麺のみ。豚骨&鶏ガラの「博多担々麺」に鶏ガラ&味噌の「味噌担々麺」、 そして鶏ガラの「ヘルシー担々麺」の3種。「初ラ店はデフォルト」が我が麺喰い信条なれど、 豚骨と辛味噌の組み合わせはナンだか味わいが予想で過ぎて、イマイチ期待感に欠ける…。ならば真逆、末席に書かれたヘルシー担々麺でイクか。
待つことしばし、出てきたヘルシー担々麺はこんもり盛られたフレッシュ野菜と味玉が印象的。まずはスープと一啜り。すると、 口当たりは至極あっさりだが、舌にのった瞬間、ジワジワ~と広がる芳醇なる旨味。鶏ガラの優しい旨味と胡麻の風味、 そしてほわっと甘いコノ感じは…。やっぱりそうだ、揚げニンニクが入っている。コノほわっとした甘さは博多新風を想い出すなぁ。そこまで辛くない肉味噌との相性もカナリGOOD!
ぷりぷりシコシコとした中太縮れ麺と具の生野菜のシャキシャキ感の食感のコラボも楽しい。ずびずびと啜りつつ、 途中で味玉の黄身をスープに溶かす。と、ほんのりした甘味が加わることで、味わいが一変。ほうほう、これまた楽しいゾ!
いわゆる担々麺として食べると物足りなさを感じるかも。コレはいわば創作麺。強烈なる個性はないが、 全体のまとまりがすこぶるGOOD。食感や味わいにそこかしこに創意工夫のあとが見て取れる。
次回はデフォルトか!いや、味噌も旨そうだ!!
博多担々麺 まるみや:ヘルシー担々麺650円。
福岡市中央区薬院2-2-2。11:00~ 24:00。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン104●チャンポン10●うどん52●そば15
2005年05月24日 火曜日
●博多大砲ラーメン ~トロリ&キリリのいにしえ博多ラーメン~
今日も今日とて雑務の山。シコシコと、ただシコシコと仕事をこなし午後1時過ぎにナンとか一段落したところで、 博多部の得意先へ打ち合わせに出かける。
晴天のもと、ipodを聞きつつキコキコとペダルを漕いでいると、いつしか仕事の憂さも忘れ軽快気分!すると、途端に腹が減り出す。
どこぞでサクッと啜ってから行くか…。
ココからなら…。そうだ、六角家に行ってみよう。
で、この春キャナルシティのラーメンスタジアムを「卒業」し、中洲の中洲軒あとにオープンした六角家へ向かう。が、がび~ん! 定休日…。さて困った。ならば、ますこし漕いで三宅うどんか?と考えていると、
うん…?なんだぁ?このガツンとした豚骨臭は…。
と臭いの先を見ると、おお、博多大砲ラーメンじゃないの…。
六角家の道向かい、春吉橋の横にある博多大砲ラーメン。大学時代、中洲のライブハウスで毎週土曜の夜、 ライブステージをこなしたあと、時たま啜っていた思い出の店だ。当時は夕方から早朝にかけての営業だったが、最近は昼でも営業しているのか… 。大して旨かった記憶はないが、なんとも懐かしい。
引き戸が全て取り払われた開放的な店内は、まさに屋台感覚。道行く人や車を眺めつつ、のんびりとラーメンを待つ。
待つことしばし、出てきたラーメンはデフォルトで紅ショウガがのった、見るからに懐かし系。 ドンブリを持ち上げ、ずずっとスープを一啜りすれば、とろりと艶っぽい食感の後、豚骨のぽってりと舌にのる旨味& ねっとりと鼻腔を刺激する風味。しかし、後味はキリリと締まりがあり、変に後を引かない。コノこざっぱり感が如何にも懐かし系博多ラーメン。
こしはあるがハリの弱い麺然り、冷蔵庫の臭いのついたチープな味わいのチャーシュー然り。 ノスタルジー溢れる昔味をシミジミ楽しむ。
博多大砲ラーメン:ラーメン600円。
福岡市中央区春吉3-12-36。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン103●チャンポン10●うどん52●そば15
■追記
そのあと、昨日食べた店屋うどんの前を通と、こんな張り紙が。
昼時のたて込む時間は、見切りで適量先行して麺を茹でるが、午後2時過ぎのアイドルタイムの冷うどんは、 揚げ立てが食べられるようだ。こし重視派の方はアイドルタイムが狙い目かも…。
2005年05月23日 月曜日
●店屋うどん ~遅れてきたセルフ店はイイ加減のスタンスがGOOD!~
正午過ぎ、朝からの仕事が一段落。窓の外を見ると抜けるような青空。やるべき仕事はまだまだある。が、 この好天、今日は気分転換をかねてアノ店へ昼麺ポタだ!と店屋うどんへ。
先日、仕事の移動中にたまたま発見し、気になっていた店屋うどん。外観から察するに間違いなく新店。 しかも「セルフ」を謳っている。一時の讃岐うどんブームが去り、讃岐チックなセルフ・オペレーションを売り物にしたFC・はなまるや、 友ちゃんなどの撤退が著しい昨今、なんとも大胆なる新規オープンである。
スッキリモダンな外観だが、店内は思いっ切りチープな作り。だが、その徹底ぶりが逆に気分。
まず、「釜揚げ」、「つけ麺」、「釜玉」、「ぶっかけ」、「かけ」、「冷やか」けから好みの調理法& 「大」、「中」、「小」から好みの量を選んで注文。「初う店はごぼ天」が我が麺喰いセオリーだが、「冷やかけ」が気になる。で、 冷やかけ中をたのみ、具の棚より好物ちくわ天をチョイス。
これはナカナカのうどんである。
気持ち細めのうどんは茹で置きながら、するりとさり気ない食感然り、ぷるぷるりんと弾けるこし然り、 そして、噛み込んだときの素朴な風味然り。その飽くなき素直さが好印象。そして量が多い。普通のうどん屋の三人前はありそうな大盛りぶりは、 真性麺喰いにはタマラナク魅惑的!
すめもイイ。ほどほどに冷たいすめは、啜った瞬間は少し物足りない感もあるが、 食べ進むうちにグイグイと旨味を増していく純正滋味。さらに、薬味に葱&おろし生姜&レモンがチョイスできるオペレーションもメチャ好み。
限りなく讃岐チックなオペレーションながら店頭の看板含め「讃岐」を謳っていない。それどころか屋号に 「店屋」という博多部の地区名を取り入れているスタンスが象徴的。変にコシを演出せず「普通の旨さ」を追求したいうどん& 値頃感溢れるメニュー。遅れてきたセルフタイプの新店だが、これなら博多でも受け入れられるかもしれない。
次回は釜揚げだっ!
店屋うどん:冷やかけ中280円、ちくわ天100円。
福岡県福岡市博多区店屋町3-32。11:00~17:30(土曜~16:00)、日祝休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン102●チャンポン10●うどん52●そば15
2005年05月22日 日曜日
●Mixed Tape vol.7
オサレ系ドライブミュージックコンピレーションを無料でダウンロードできるメルセデスベンツのMixed Tape。
そのvol.7が現在公開中。今回もクールな楽曲が目白押しだが、
vol.6とは異なりダウンロード前にアンケートに答えなければならない。
質問はモチロン英語だが、なんとなくニュワンスで意味が分かるのでご安心を。もし意味が分からなければ、 適当に答えてもモチロンOK。ただ、結構質問数が多いので、途中で面倒になり諦める人もいるかも…。
質問の内容から察するに、ベンツもネットで音楽ソフト販売を真剣に考えている感じ。iTune storeの日本版も年内オープンというし、「音楽はネットで」が当たり前になる時代が本当に来るのだろうか?
●お麺なニュース ~ブログで拾った新店情報三題~
やっぱりブログはオモシロイ!最近、gooが無料提供している「goo RSSリーダー」を利用しているのだが、 自分が気になるブログの更新チェックはモチロン、 キーワードを設定しておけば該当する単語が含まれるニュースやブログを日々検索して来てくれるという優れもの。
で、この2~3日で3軒の新ラ店のリポをゲット。
■博多担々麺 まるみや(satoyanのブログより)
■博多屋台らーめん バリうま 高砂店(深芳野さんのブログより)
■麺屋 もち月(薬院の美容室nicoのブログより)
いずれ劣らぬ気になる麺屋ばかり。ブログは正に情報の宝庫ナリ!
追記:もち月の住所を調べてみると、なんと、昨年閉店したうずらと同じじゃないか…。ということは、うずらが屋号を変えて再開店?それとも、 居抜き後の新ラ店?ああ、こりゃ気になる。
2005年05月21日 土曜日
●名島亭 ~超ド豚骨ラーメンにひたすら感嘆~
朝目覚めると、抜けるような青空。山に登りたい!が、ゴチャゴチャとたまった仕事が気になる…。で、現場の下見をかねて東区をポタ。
午前11時過ぎ。第一候補の下見を終えた途端、エラク腹が減る。この近くで気になる店は…。そうだ、名島亭が近いじゃないの!
11時半前だというのに、店内は既に満席状態。ぎりぎり空いていた席に座れたが、次から次に客が訪れ店の外に順番待ちの列が出来る。 相も変わらぬ超人気店である。
待つことしばし、出てきたラーメンは、ぽってりとした見た目のスープが迫力満点。どらどらと、レンゲにすくい一啜りすれば、 とろんとした食感とともに、じわじわぁ~と口中に広がるナンとも豊かな豚骨だしの旨味。これまさに豚骨ポタージュ。「豚喰ってるぞぉ~」 的その濃密なる味わいは唯一無比。
醤油だれや化調にたよらぬ、だしの出来が勝負の真っ向滋味。以前食べたときに感じた物足りなさは、 その日のだしの出来がイマイチだったのか?それとも私の味の嗜好が変わったのか?兎にも角にも今日のこのスープは旨い!どエラク旨い!!
ただ、固めに揚げられた細めの麺が、この芳醇なる味わいのスープとはイマイチ相性が良くない気がする。このスープは、 久留米や佐賀タイプの太めの麺で食べてみたい!
名島亭:ラーメン450円、替え玉100円。
福岡市東区名島2-41-7。11:00~19:00、日曜休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン102●チャンポン10●うどん51●そば15
2005年05月20日 金曜日
●がちまやぁ ~ああ、沖縄は遠きにありて想うもの…?~
いろんな仕事が輻湊し、朝からやたらと忙しく昼麺喰えず。しかし夕方にはどうにか一段落、 帰福したてんもりさんを囲み、琉球料理がちまやぁで宴。
「がちまやぁ」とは沖縄の方言で「食いしん坊」の意味。まさにがちまやぁな面々と沖縄料理&泡盛を次から次に平らげる。 (詳しくはコチラ)そして〆はモチロン沖縄そば。
確かにそれっぽい味には仕上がってはいるが、なんともお行儀よくまとまっていて、 沖縄そば特有のググッと迫ってくるような力強い旨さを感じない。
恋しや、沖縄。早く8月が来ないかなぁ…。
その後、牛小屋とかいう焼鳥屋(?)に河岸を変え、さらにイロイロ食べ&飲み始めたあたりから徐々に記憶が怪しくなり、そして デジカメにはいつものアノ写真が…。いわば「帰巣本能」なのか?
がちまやぁ:沖縄そば525円。
福岡市中央区渡辺通2-2-1-4F。17:00~21:00、日祝休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン101●チャンポン10●うどん51●そば15
2005年05月19日 木曜日
●丸幸ラーメン原古賀店 ~トロリと甘きフレッシュとんこつ~
午前中の志免での仕事を終え三潴へ向かう。九州自動車道を久留米インターで下り、さぁ昼麺。Kensさんのサイトで知り、 以前から気になっていた「京料理屋の塩ラーメン」を食べるべくお花へと向かう。
が、着いてみると屋号が変わり、「エツ料理の店」の看板が上がっている…。仕方ない、ならばひろせ食堂だ!と向かうが、いつもの通り駐車場が満車&店内には順番待ちの客が多数…。 のんびり待つ時間的余裕はない。ならば、道向かいの丸幸ラーメン原古賀店で啜るか。
1時過ぎ、広々とした店内は6割方埋まっている。メニューを見ると、「ラーメン370円」。基山の本店同様の格安価格設定がナンとも嬉しい。ならば少し贅沢をして、 ワンタン麺480円だ!
しっかりと白濁したスープの見た目然り。トロリとした甘味とキリリと利いた塩気然り。 そして軽めの後味然り。さらには、久留米ラーメンにしては細めのストレート麺然り。本店と寸分違わぬ味わいである。ただ、 超大型店舗である本店は時々温くなったラーメンが出てきたりするが、ここは本店よりコンパクトな作りゆえか、熱々美味。 つるんとしたワンタンの食感が好アクセント、ずるずるずずず~っと一気に平らげる。
ナンちゃないけど、コンスタントに旨い。そして安い。 とことん庶民派の優良フレッシュとんこつラーメンに万歳三唱。
丸幸ラーメン原古賀店:ワンタン麺480円。
福岡県久留米市原古賀町26-9。10:30~22:00、火曜休み。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン100●チャンポン10●うどん50●そば15
2005年05月18日 水曜日
●家麺特集
なぜだか朝からドタバタと忙しい。午後1時過ぎ、とりあえず一段落つくが、やるべき仕事は山ほどある。 ノンビリと昼麺を楽しみに出る気分的余裕なく、カップ麺ですます。
明星とセブンイレブンのコラボ限定カップ麺。
鶏ガラ&和風のWだし具合がイイ感じに懐かし系で
確かに「王道」なる味わい。結構好きです、コレ。
クモさんから分けていただいたスープと
戸畑蒸し麺で作ったチャンポン。
ハッキリ言って、旨すぎデス。
そんじょそこらの店で食べるチャンポより数段滋味&美味。
スーパードラッグコスモスで68円で買った海鮮チゲ。
その「何気ない旨さ」が日清カップヌードルキムチより好み!
「第23回ヒット商品賞受賞」の文字が自慢げな
幸楽カップ麺シリーズ。
麺は好きだけど、強引な味付けのスープがイマイチ。
我が最愛のカップ麺メーカー寿がきやの新作は
じんわり旨いスープとベルベットな食感の麺が旨い!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン99●チャンポン10●うどん50●そば15
2005年05月17日 火曜日
●耕治 ~ほわほわとシミジミ旨い滋味そばにウットリ~
久しぶりの北九州出張。午前中の小倉北区での打ち合わせを終え、さぁ昼麺。気分は醤油ラーメン。久方ぶりに耕治へ行くか!
JR小倉駅前に残る古くからの飲食街、鳥町食堂街
入ってすぐの焼きうどん発祥の店、だるま堂に
気になる張り紙…。
鳥町食堂街の雰囲気ある通りを奥へと進むと、黒を基調にした高級感ある外観。
入り口入って左手がコの字型のカウンター席。そして右手には階段。どうやら2階にもフロア席があるようだ。
正午過ぎの一階カウンター席は先客3名。いずれも五目そばらしき麺を旨そうに啜っている。
旨そうだなぁ。でもあんかけ仕上げだからなぁ…。
やっぱ、デフォルトのラーメンにするか!
美しく醤油色に澄んだスープから、匂い立つ得も言われぬ芳ばしい香り…。うしゃしゃぁ~、コレコレ!と、 たまらずレンゲで一啜りすれば、ふわりとふくよかなる白湯スープの包容力溢れる旨味。そして奥に鶏油らしき豊かな風味。
旨い…。なんとも旨い。
きっと丁寧&誠実なる仕事の賜物なのだろう、啜るたびにシミジミと旨さが増してくる絶品滋味スープである。「華美」 になりすぎることなく食材の旨味を巧みに引き立てる醤油だれの加減も見事。ああ、いつまでもいつまでも、ずっと啜っていたい…。
なんとも粋な味わいに、ふと、今は亡き店主が趣味で一時期やっていた足立山麓の蕎麦屋を想い出す。今度機会を作って、 夜の一品メニューも食べてみたい。きっとどれも旨いだろうなぁ…。
耕治:ラーメン682円。
北九州市小倉北区魚町1-4-5鳥町食堂街内。11:00~21:00、無休。Pなし。
2005年05月16日 月曜日
●牧のうどん ~お世話になります、母なるうどん~
いやはや昨日のデイキャンプは楽しかった。 ひたすら焼き方に徹しつつも、真っ昼間から飲む&喰う。で、いつしか昼寝。で、で、夕方前に目覚め、また飲む。で、で、で、夜も家で飲む。 で、で、で、で、当然の事ながら今朝は、久方ぶりの強度の二日酔い…。ヘベレケながらも午前中の仕事をナンとかこなし、OH! HELP ME!と牧のへ。
固麺の素うどんに山盛りのネギ。ずるずると、がつがつと、半ば強制的に胃へ詰め込むと、あら不思議。 食べ終わる頃には、胃&脳ともかなりイイ感じに復活完了。
やっぱり効きます、二日酔いを治すには牧のが一番!
でも、久しぶりに食べると、ホント塩辛いよなぁ、牧ののすめ…。
牧のうどんマリナタウン店:素うどん280円。
福岡市西区豊浜3-1-10ダイエーマリナタウン内。10:00~20:00、年中無休。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン95●チャンポン9●うどん50●そば15
2005年05月15日 日曜日
●Spiritual Unity/登川誠仁
「沖縄のジミ・ヘン」、沖縄音楽の重鎮、登川誠仁。厚みのある六線と艶のある歌声に、
スカ風ギターリフやケルティク風アコーディオンなど、中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)の今風アレンジが光る。ああ、恋しや、沖縄。
2005年05月14日 土曜日
●安全食堂 ~とろりと旨い熟練ラーメン~
いやはや関東軒は旨かった!と、ルンルン気分でペダルを漕ぎ福岡へ向かう。が、 人の欲望とは果てしなきもの。前原に入ったあたりから、とある煩悩が頭をもたげる。
安全食堂、最近行ってないよなぁ。
小一時間ペダルを漕いで、ぼちぼち腹も減ったことだし…。
で、思い立ったらまっしぐら、キコキコとペダルを踏むピッチを上げ、安全食堂へ転がり込む。
いつ見ても感動モノの連係プレイである。
「はい、右テーブルからドンブリひいてぇ~!」
カウンター席間際に陣取った店主は、自ら麺を揚げつつも店内全てに気を配り、適切な指示を出す。そして、 その指示に合わせ店内を縦横無尽に動き回る10名ほどのパートのおばちゃん。ピシャリと息のあったチームワークが店に活気を生む。
そしてさらに凄いのがW釜シフト。店主の釜とは別に厨房奥にもう一つ釜が用意してあるのだ。
「固ひとつ、奥でお願~い!」
すると奥から、ちゃっちゃっ、ちゃちゃっ。平笊で見事に湯切りをしつつ現れるパートのおばちゃん。 これがえらくカッコイイ!
とろりと柔らかい甘味と適度なだしのこく。丸く優しい味わいのスープである。そして、 コリッとした歯触りと素朴な小麦粉の風味がヒネモノそうめんを思わせる麺。シンプルな味わいのチャーシューもナンとも気分。 すこぶるバランスがよい熟練の味をシミジミと楽しむシアワセ。
安全食堂:ラーメン420円。福岡市西区徳永1059-1。11:00~17:00、水曜休み。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン95●チャンポン9●うどん49●そば15
●関東軒 ~『軒』を訪ねて第32回~
イマイチ冴えない天候に気分がのらず、ゴロゴロしてたら早10時。イカン、 このままだと昼過ぎからワインをチビチビ飲み出し夕方には沈没するパターンだ。よっしゃ、久しぶりにポタるか。行き先は…、やっぱ唐津だな!
「思い立ったら即行動」が我が遊び信条。ざぶっと朝風呂につかり、身支度を調え、 エアポンプや換えチューブなどのポタ備品を自転車に装着し、午前10時半、出発。
なんとも久しぶりのポタ。ipodを聞きつつノンビリ走るつもりが、いつの間にやら本気モード。グイグイガシガシとペダルを漕ぐ。 が、イマイチペダルが重い。先月の事故で以前より若干太めのタイヤに変えたが、そのせいか?
だがしかし、正午過ぎには唐津に着く。45キロを1時間40分、そこそこのペースである。
さて、麺だ。今日の目当て青竜軒。かなり以前にMAROさんから、 そして最近クモさんからも薦めていただいた「看板のないディープ系ラーメン屋」である。 昭和自動車近くとのクモさん情報をたよりにウロつくと、らしき建物を発見!だが、入り口横に「休業」の小さな札…。
コノ手の地元密着型ラ店は土日休みの店が多い。あっさり諦め次なるターゲットを考える。唐津と言えば…、やっぱ一竜軒かな!だが、時計を見ると早1時前。超人気店の一竜軒。 急がないとスープ切れで閉めてしまうかも。で、ウルトラ超ダッシュで向かう。が、店頭には順番待ちの客で溢れている…。
ダメだ、こりゃ。優に30分は待たなきゃ食べられないぞ…。
待つという行為がトコトン苦手な私。はたまた予定変更、関東軒へ向かう。
午後2時前、関東軒に着く。土日でも突然休むことも多々ある関東軒だが、よかった、 今日は今日はヤッテいる。だが、カウンター席に座り注文を終え店内を見渡すと、「店主不在のため本日はワンタンとワンタンメンはありません」 との張り紙。うへぇ~、ヘタしたら休みだったかも。ヨカッタ、ヨカッタ。
くぅ~、ウッマイ!コリャめちゃめちゃ旨いなぁ!!
豚骨らしき力強い風味と鶏ガラらしき柔らかな旨味。そしてさらに昆布なのか煮干しなのか、 魚介系の厚みのある旨味が渾然一体となったナンとも芳醇かつ郷愁をそそる素朴な味わい。旨い。いつもにも増して旨いスープである。
そして麺。純手打ちの扁平縮れ麺は、啜ったときの「びちびちびぃ~」と跳ねる食感然り、 噛み込んだときの「きにゅっ」としたこし然り、そしてほどけた時の豊かな風味然り。非の打ち所ナシ、完璧に旨い!旨い!!旨い!!!
唯一チャーシューの出来が若干さえないが、そんなことは問題なし。旨いなぁ、ホント旨いなぁ、 と感心しつつ、愛おしみつつ、まったり啜る。
関東軒:支那そば600円。唐津市和田本村2-1。11:00~17:00、不定休。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン94●チャンポン9●うどん49●そば15
2005年05月13日 金曜日
●凄腕らーめん ~麺とスープの食感コラボがクセになる新店~
午前中の社内での仕事を終え、さぁ昼麺。鬼夫妻&マニちゃん情報で気になっていた新店、凄腕ら~めんへ。
鬼夫妻の丁寧な道案内通りにペダルを漕ぐと、いとも簡単に凄腕ら~めんを発見。手作り感溢れる外観と、黒い暖簾に染め抜かれた 「TON KOTSU ら~めん SPIRIT」の文字が、なかなかイイ感じ。
「らっしゃい!」
「いらっしゃいませぇ~!」
店主とその娘らしき男女の元気な声が気持ちよい。10席ほどのカウンターだけのこぢんまりした店内は先客3名。 思いっ切り手作り感溢れる壁に貼られた手書きのメニューを見ると、ラーメン3種にチャンポン、ご飯、そして酒類。 至ってシンプルなメニューがコレまた私好み。初店はデフォルト、ラーメンをたのむ。
どろんと濁った醤油色のスープが迫力満点。どらどらとレンゲで一啜りすれば、香ばしい醤油の風味とねっとり広がる脂の甘み。 このべったりと暑苦しい旨さは、まさに我がSOUL麺である赤のれんチック!
麺は極細麺。なので、濃厚スープの絡み方が抜群。麺を啜ると、しゅるしゅると一緒にスープが口へとおさまる感じがオモシロイ。 そして味わいもGOOD。噛み込んだときのシャクッとほどける食感&ふんわり広がる素朴な風味とも、ピシャリ私好み。
しゅるしゅる、シャクッ、ふわ~。しゅるしゅる、シャクッ、ふわ~。
麺とスープの食感のハーモニーがナンとも楽しく、ついつい「すんませ~ん、替え玉いっちょ!」。
この味で、麺の量も多めで、価格はウレシイ400円。鬼夫妻&マニちゃん、イイ店を教えていただきアリガトウございました。 次回はチャンポンだ!
凄腕ら~めん:ラーメン400円、替え玉150円。
福岡市中央区笹丘1-35。11:30~15:00&17:30~24:00、水曜休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン93●チャンポン9●うどん49●そば15
●Queウムサンヤ/ディアマンテス
沖縄麺行脚のとき、てんもりさんの車の中で聴き、一発で気に入った一枚。喜納昌吉の「花」やビギンの「恋しくて」など、 新旧の沖縄ポップス・カヴァーアルバムだが、中でも「カイサレー~タマリト」は必聴の名作!沖縄民謡のカリスマ・ 嘉手苅林昌の枯れた歌とアルベルトの伸びやかなボーカルのコラボは鳥肌モノの素晴らしさ。
2005年05月12日 木曜日
●万徳うどん ~筑後は野菜うどんのメッカ?!~
午前中、志免町での打ち合わせを終え、午後からの打ち合わせのため三潴へ。さくっと昼麺啜っていくかと、長年の宿題店、 万徳うどんへ。
以前、とある方から薦めていただいていた万徳うどん。地元で人気の店らしく、辺鄙な場所ながらひっきりなしに客がやってくる。
メニューを見ると筆頭に「ちゃんどん」の文字。多分、大助うどん@藤崎の「どんちゃん」のようなチャンポン風のうどんであろう。 「初う店はごぼ天」が我が麺喰い信条なのだが、「店のオススメを啜れ」もコレまた信条。腹も減っていることだし、 ガッツリとちゃんどんを食べるか!
待つことしばし、でてきたちゃんどんは具がてんこ盛り。豚やエビも入っているがメインは野菜。 キャベツやモヤシ、ニンジンにピーマンなどが、そりゃもう目一杯のっている。
まずはすめ、と一啜りすれば、いりこのだしがキッチリきいた素朴な味わいがGOOD。さてうどんは? と箸を入れる。が、てんこ盛りの具が邪魔してなかなか箸がうどんに到達しない。やっとこさ掴んで、ずずっと啜れば、 茹で置きながらも滑らかな口当たりと伸びやかなひきが、これまたGOOD。
ぱりぱりとした野菜の具との食感のハーモニーを楽しみつつ、ふと思う。しげ@八女には「もやしうどん」というメニューがあったし、 筑後地方は野菜を天ぷらにするのではなく、茹でたり炒めたりしてうどんにのせる食べ方が普通に行われている気がするなぁ。 今度機会を作って調べてみるか…。
万徳うどん:ちゃんどん680円。
福岡県筑後市久富1241-2。11:30~15:00&17:00~20:00、2nd&4th土曜休み。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン92●チャンポン9●うどん49●そば15
2005年05月11日 水曜日
●琉球料理GO!YA ~やっぱり本場、恋しや沖縄~
午前中の社内での仕事を終え、いざ昼麺!今日は昨日断念した沖縄そばを是が非でも喰うぞ!と琉球料理GO!YA荒江店へ。
長年の宿題店の一軒であるGO!YA。正午過ぎ、広めの店内は6割方埋まっている。 メニューを見るとチャンプルー系の定食がメイン。沖縄そばはソーキと三枚肉2種類がセットメニューで載っている。 こちとら超お馬鹿な麺喰い野郎、セットのご飯や惣菜は興味なし。ダメもとで注文を取りに来た店員へ「そば単品じゃダメ?」ときくと、 「大丈夫ですよ!」と快い返答。いやはや何でも聞いてみるもんデスなぁ!とソーキそばを単品でたのむ。
待つことしばし、出てきたソーキそばは具のゴーヤスライスが象徴的。 確かに獣系と鰹節のWだしのようだが、なんともお行儀がよく迫力がないスープ然り、クセの全くないまるできしめんのような麺然り。 きっと沖縄そばってこういう味なんじゃないかなぁ~と想像しつつ作り上げられた、いわば創作麺。コレはコレで悪くはないが、 本場のウルトラ名店の数々を10日前に食べたばかりの我が舌にはナンとも物足りない。
ああ、恋しや沖縄。
琉球料理GO!YA:ソーキそば(生麺)680円。
福岡市早良区荒江1-16。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン92●チャンポン9●うどん48●そば15
2005年05月10日 火曜日
●胡同 ~普通に旨い食堂系ラーメン~
午後からの天神での打ち合わせを前に、気持ち早めに会社を出て、さぁ昼麺。気分は沖縄そば。長年の宿題店がちまやぁへ向かうが、閉まっている。どうやら夜だけの営業のようだ。
さてどうする…。久しぶりに武で啜るか?いやいや、どこか未食店で啜りたいなぁ、 と気の向くままにペダルを漕いでいると、春吉のだるまの先にイイ感じにくたびれた外観。 おお、そうだった。ここは以前から気になっていた店だ!と胡同へ。
10席ほどのカウンターだけの狭い店内は8割方埋まっている。空いた席に座りメニューを見ると、ラーメンだけでも豚骨に味噌、 さらに具のバリエーションで20種以上は載っている。さらにチャンポンや皿うどん、定食類と兎に角メニューが多い。初店はデフォルト、 ラーメンをたのむ。
ほどなく出てきたラーメンは、見た目&味わいともいたってシンプル。 鶏ガラらしきだしが利いた柔らかい味わいの懐かし系。これなら味噌味に仕立ててもイケそうだ。気持ち柔らかめの麺も、なんとも気分。
ひっきりなしにかかってくる出前の注文の電話も受けつつ、テキパキと働く若き店主。イイねぇ、 好きだねぇ、この雰囲気。14インチテレビから流れてくる笑っていいともを時々見つつ、ずるずるとのんびりと麺を啜るシアワセ。
胡同:ラーメン450円。
福岡市中央区春吉3-26-14。11:30~22:00、日曜休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン92●チャンポン9●うどん47●そば15
2005年05月09日 月曜日
●博多川端うどん ~朝のうどん屋は至福の香り~
昨日仕上げるつもりの企画書が思いのほかはかどらず、早朝出社し悪戦苦闘。午前9時過ぎ、なんとか仕上げ上司の机に起き、 太宰府の得意先へ打ち合わせに向かう。
午前10時過ぎ、やれやれ忙しい朝だったと一段落した途端、モーレツに腹がへる。この時間じゃ普通の麺屋は営業していない。元祖か? いや今朝の気分はうどんだなぁ…。そうだ、久しぶりに川端うどんへ行こう!
川端通りの路地に「24時間営業」の手書きの看板。大学時代から慣れ親しんだ川端うどん。黒い暖簾をくぐると、 カウンター奥の厨房では、ちょうど朝の仕込み中。昆布だしの力強いだしの香りが店中に漂っている。 たまらなくイイ香りを存分に楽しみつつごぼ天を待つ。
旨い…。確かに旨くなっているぞ。
前回食べたときも感じたが、間違いない。うどん自体が確実に以前より旨くなっている。 かつての韓国冷麺チックな無機質なこしとは異質の、素朴な優しいこしとひき。この薄っぺらさで、このこしとひきを出せるとは…。
そしてすめも旨い。包容力を感じる力強い昆布だしと、ふわりと華ある鰹だしのコラボが絶妙。揚げ置きのごぼ天を浸し、 衣の溶け具合で変化する味わいを楽しみつつ、ずるずると啜る。
ああ旨かった!と食べ終えると、腹の底からぽっかぽか。ジワジワと体中にみなぎる麺パワーで今日も一日、がんばんべぇ~!
博多川端うどん:ごぼう天うどん450円。
福岡市博多区上川端通り9-151。24時間営業、木曜9:00~22:00&日曜20:00~翌月曜11:00休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン91●チャンポン9●うどん47●そば15
2005年05月08日 日曜日
●台湾飯店 ~我やはり台湾体質なり~
「お父さん、今日の昼はラーメン食べに連れて行って!」
朝7時半、長男の声で目が覚める。しかし朝っぱらからエラク唐突なお願いだなぁ、と訳をきくと、人気テレビアニメかいけつゾロリの今朝の放送分のストーリーがラーメンに関するもので、 それを見ていたら無性にラーメンが食べたくなったのだとか…。コイツも遂に、親の因果が子に報い~、 真性麺馬鹿となってしまったようだ…。
そんなこんなで正午過ぎ、長男の大好物である天津麺目当てに、一家揃って永楽へ向かう。が、店内は家族連れで満席&駐車場も満車…。 家族連れは食事にかかる時間が長い。待つという行為が苦手な私、あっさり予定を変更し久方ぶりの台湾飯店へ。
野間大池通り沿いに古くから営業している台湾飯店。以前食べたラーメンが好印象だった店だ。正午半過ぎの店内は先客3名。 それぞれのんびりと休日の昼飯を楽しんでいる。
メニューを見ると、昼メニューとしてタンツー麺、ニューロー麺、パイクー麺の三種類。 夜食べると800円の各麺がお昼ならご飯とセットで680円で食べられる。イイね、イイね!ならば、パイクー麺をチョイス!!
肉厚の豚のリブ肉・パイクーとこんもり盛られたもやし、そして緑の香草。私好みの、なんともアジアチック見た目に期待指数が急上昇。 どらどらと、醤油色のスープを一口啜れば、もやもやっとした肉系の旨味の奥に中華香辛料のエスニックな風味。
イイねぇ、イイねぇ、うんうん、コレコレ!
ダメな人はとことんダメだが、ハマル人はとことんハマル、クセモノの旨さがGOODなスープ。そして、 その個性派スープに負けない中太麺。香草とともに頬張れば、気分は完全に東南亜細亜~!そして、具もイイ!しゃきしゃきとしたもやしと、 揚げた側はカリッ&中はもっちりトロトロのパイクーの取り合わせがタマラナク旨い。
チビ達とカミさんにとったチャンポン、餃子、皿うどんもナカナカGOOD。次回は中華好きの我が両親も連れて、 一品料理も食べてみたい!
台湾飯店:ハイクー麺セット680円(昼のみ)。福岡市南区野間3-8-22。木曜休み。Pあり。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン91●チャンポン9●うどん46●そば15
2005年05月07日 土曜日
●いちげん ~コレまた旨い!濃厚滋味ラーメン~
いちげん:ラーメン500円。
佐賀県川副町西古賀925-1。11:00~21:00、(15:00~17:00は中休み) 水曜休み。Pあり。
久しぶりの黒門を堪能。普通ならコレで終わるのが常識人。だが、フミちゃんと私は非常識人。「久しぶりにいちげんも食べたいねぇ!」 と、とんとん拍子で話がまとまり、佐賀を目指す。
サガテレビのラーメン選手権で見事一位に輝いたいちげん。以前よりも増して客が増え、 それに伴い、昼時のセットメニューがなくなったり、禁煙タイムができたりと、オペレーションに変化アリ。だが、 ラーメン自体の旨さは変化ナシ!!
前回食べたときと同じタイプの濃厚滋味。口当たりは優しいが、その奥に、 グリッと迫力あるだしの旨味。そして、再び訪れる優しい後味。無骨だけど小粋。その対比の妙がクセになる極上の一杯。素朴な風味の麺、 ほろりとほどけるチャーシューも好み!ずりずり、がつがつと一気に平らげ、大満足!!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン90●チャンポン9●うどん46●そば15
●黒門 ~やっぱり旨い、淡麗滋味ラーメン~
南京ラーメン黒門:ラーメン500円。(持ち帰りの場合は前日に要予約&容器代別途30円。)
福岡県遠賀町別府4451-3。11:00~19:00、木曜休み。Pあり。
しかし先週末の沖縄麺行脚旅行は本当に楽しかった。これ全て、てんもりさんのおかげ。 個性の異なる様々な沖縄そば店を車で案内して頂いたうえに、宿泊も全てもてんもり邸。
何かお礼をしないと、気がすまない…。
で、てんもりさんの親友であるフミちゃんに相談すると、
「黒門のラーメンなら間違いなく喜ぶと思うよ。
ぼくも食べたいから、よかったら車出しましょうか?」
くぅ~、なんというアリガタイお言葉!ヨロシクお願いします、と、黒門へ向かう。
旨いです。やっぱ旨いです、黒門。
開店間際という時間帯もあろうが、いつもよりもまして、淡く麗しい滋味なる味わい。きりりと利いた塩気が、 すっきりと締まりのある後味を演出。ずりずりずずっ、と一気に平らげる。
黒門は前日までに予約をすれば、持ち帰り対応OK。4セット買い込み、目的無事完了!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン89●チャンポン9●うどん46●そば15
2005年05月06日 金曜日
●なべ山 ~「蕎麦屋のラーメン」の正体や如何に?~
なべ山:和風ラーメン450円。
福岡市早良区西新4-6-5。11:30~21:00(祝祭~19:00)、日曜休み。Pなし。
午前中の社内での雑務を終え、さぁ昼麺。以前掲示板で通りすがりさんが教えて下さった和風ラーメンを食べに、なべ山へ。
びっくりうどんや極太ざるそばなど、インパクト溢れる麺の数々を提供してきた蕎麦屋なべ山の新作が和風ラーメン。
すっきり澄んだ醤油色のスープの表面には、僅かに香味油らしき油が浮いている。ずずっと一啜りすれば、 ふわふわっと広がる鰹節の風味。そして遅れて顔を出す、中華香辛料チックな風味と甘味。 アッサリながらも一癖あるこの味わいがナカナカ面白い。コレはコレで結構好みだな!
麺は中太、モチモチっとした食感がスープとの相性よし。チャーシューももっちり仕上がっていて、なかなかGOOD。 これまで食べたグリグリ系アイデア麺とは印象を異にする正統系。この和中折衷感覚は、沖縄そばにも通じるよなぁ、 と先週末の極楽沖縄麺行脚に想いを馳せつつ、ずるずる啜る。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン88●チャンポン9●うどん46●そば15
2005年05月05日 木曜日
●水月 ~若き夫婦がガンバる観光地の蕎麦屋~
水月:鴨南蛮ざる1300円。大分県玖珠町大字山浦618。
11:00~17:00、1st&3rd&5th木曜休み。Pあり。
早朝からの玖珠町での仕事が午後2時、やっとこさ一段落。最後の現場である慈恩の滝のすぐ横で営業する水月で鴨南蛮ざるを啜る。
もともとココは甘めのつゆだが、鴨を合わせるとコレはコレでイイ感じ。ただ薬味がネギだけというのは、ちょっと寂しい。 濃厚鴨南つゆには、柚子や山椒など香り系薬味が是非欲しい。
店の切り盛りするのは夫婦らしき若き男女。これからが楽しみな「観光地の今風蕎麦屋」である!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン87●チャンポン9●うどん46●そば15
2005年05月04日 水曜日
●義龍軒 ~玖珠の『軒』は地味派手豚骨~
義龍軒:ラーメン(価格失念)。大分県玖珠町帆足365-1。
餃子飯店で昼麺を啜り、玖珠町へ移動し、仕事。午後7時、仕事が一段落したところで現地の方々から食事をご馳走になる。
玖珠特産、玖珠牛の焼き肉&しゃぶしゃぶ&にぎり寿司をシコタマ馳走になり、なんとも極楽! そして〆はモチロン麺。地元の方々一押しのみよしは残念ながら定休日で断念&残念。ならばと、すぐ近所の義龍軒へ。
ぽってりとした見た目の白濁スープからは、ぷんぷんと香り立つ豚骨臭。ぐわぁ、こりゃ強力かも…、 と腰が引けつつ一啜りすると、香りから想像したよりは、ずっと素直な味わい。麺のぽわんぽわん感は好みではないが、 全体的にすこぶるまとまりの良さを感じる普段着美味麺。ただ、デフォルトの紅ショウガはない方がイイかも…。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン87●チャンポン9●うどん46●そば14
●餃子飯店 ~鶏ガラがグイグイ旨い滋味逸品~
餃子飯店:地鶏ラーメン500円。
大分県大分市金池町1-2-3。10:30~20:00、不定休。Pなし。
今日明日と大分出張。午前中の打ち合わせを終え、さくっと昼麺。前回の大分出張の際、Nさんから薦めていただいていた餃子飯店へ。
JR大分駅近くに黄色の暖簾。何やら見覚えある外観だなぁ、と店内へ入ると、確かに見覚えある店主の顔。
おお、想い出した!ココは十数年前に一度食べたことがあるぞ…。
大振りのドンブリにタップリつゆだくのスープ。そして表面に浮かぶ緑のネギ。そうそう、コレコレ! と一啜りすれば、その瞬間は少々物足りないが、じわじわじわぁ~と徐々に徐々に力強く広がる鶏ガラだしの優しい旨味。 目一杯カンカンに熱々の極旨滋味。
その熱々スープに負けじと、しっかりとしたコシを主張する中麺もGOOD。 時折かじるネギの甘味と風味が好アクセント。コレだけシッカリとした鶏ガラスープなら、きにきにとした歯応えの地鶏の具は不要か。
ああ、旨かったと隣の客を見ると、ひさご@那珂川町を彷彿とさせる、洗面器大のデカイ器に並々と注がれたラーメンと格闘中。 どうやら大盛りをたのんだようだ。食べ終えて、教えていただいたお礼のメールをNさんに送ると、「餃子飯店には高校時代によく通い、 タライラーメンと呼んでいた大盛りをよく食べたものです」との返事。さすが爆食王Nさん! イイ店を想い出させてくれてアリガトウございました。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン86●チャンポン9●うどん46●そば14
2005年05月03日 火曜日
●うどん大野 ~讃岐を謳う新店オープン~
うどん大野:ざるうどん280円、ぶっかけ380円(?)、ごぼう天380円。
福岡県那珂川町五郎丸2-45。11:00~21:00(平日は16:00~17:30が休憩)、2nd&3rd水曜休み。Pあり。
今日から三連休だが、明日明後日は仕事。せめて今日ぐらいはチビ達孝行してやろう。
「昼飯に好きなモノ食べさせてやるぞっ!何がいい?」
「うどん!ざるうどんが食べたい!!」
たまには麺以外のものをご馳走してやろうと思ったのだが…。この親あってこの子あり。すっかり立派な麺馬鹿に成長したようだ。 (^_^;)
那珂川町の住宅街の一角に最近オープンしたという大野。フナさん情報を頼りに訪ねてみると、外観は思いっ切り民家!しかし、 玄関で靴を脱ぎ店内へはいると、かなり広めの如何にもうどん屋然とした造り。
座敷席に座りメニューを見ると、やたらとぶっかけが充実している。納豆ぶっかけにキムチぶっかけ…。 なんだかスゴそうなぶっかけだなぁ、と注文を取りに来た店員に聞くと、どのぶっかけにも生卵が付いているという。ということは釜玉なのか…? 何だかオモシロそうななので、デフォルトぶっかけと、ざるうどん、そして「初うどん店はごぼ天」をたのむ。
まずざるうどんが出てくる。きっちりと角が立ち、表面がしっとりと瑞々しいナカナカの美人。一筋啜れば、 ぬるりんと唇をくすぐり、むにゅ~っ、ぷりりんと弾ける艶っぽい味わい。お色気ムンムンの味わいに、ふとアノ讃岐の超人気店、 なかむらを想い出す。
続いてぶっかけが出てくるが、合わせて、な、なんと、胡麻と合わせてタバスコが差し出される。
「うどんにタバスコ……?」
唖然としていると、
「ええ、美味しいですよぉ~!」
と、ニコやかに店員。
気を取り直して、うどんと具を混ぜ合わせ、卓上の醤油をちょろっとかけて、ずずっと啜る。が、 うどんがぬるい上に大根おろしまでのっているので、卵が完全に生状態でイマイチ冴えない。 こうなりゃものは試しでタバスコでもかけてみるかと、数滴投入。すると、タバスコの辛味よりもエスニックな酸味が際立ち、 オモシロイ味わいに。ふ~ん、コレはコレでアリかなぁ…。
最後に出てきたごぼう天は、すめが甘め&温めでイマイチ私好みではない。ただ、 うどん自体はなかなかオモシロイので、次回はぶっかけを、具別盛りで食べてみたい!
食事の後は筑紫野市総合公園へ。
充実した遊具にチビ達も大満足。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン85●チャンポン9●うどん46●そば14
2005年05月02日 月曜日
2005年05月01日 日曜日
●麺馬鹿、沖縄を行く ~麺そーれ~
麺そーれ:八重山そば中450円。
沖縄県具志川市江洲1364番地。11:00~20:00、水曜休み。Pあり。
麺行脚と並ぶ、今回の沖縄旅行のもう一つのメインイベントである闘牛観戦。コレがオモシロイ!
エイヤー!エイヤー!!
闘牛士の掛け声に牛が荒ぶる。
がつっ、がつがつっ
鈍い音を立て頭と頭がぶつかる。上下左右に角を操り突進をかわし、相手の胸元へ角を突き立る。一進一退。 まさに命をかけた大勝負。そして、その一挙一等即に蠢く歓声。凄い…。凄いです、闘牛。
闘牛を堪能した後、勝連城跡へ。ミニチュア万里の長城に登り、360度広がる景色を楽しんでいると、 「あの辺りに八重山そばが食べられる店がありますよ」とてんもりさん。いつ何時でも麺ナビゲートを忘れない。さすが我が沖縄すば師匠!ありがと~! !
第一候補のびん玉は既に営業を終えていたが、そこは名麺ナビゲーター・てんもりさん、 「すぐ近くにもう一軒、八重山そばの店がありますよ」と麺そ~れへ。
短冊状に切られた豚肉に波形の天ぷら。一見して全く沖縄そばとは別物。そして味も然り。 ぽわんぽわんとした食感のそばと獣系のだしが強く利いたすめの取り合わせは、限りなくチャンポンに近い。
そして薬味も独特。八重山特産のナガコショーで作られたヒバーチなる香辛料は、 シナモンのような甘い香りとウコンのような苦みと黒胡椒のようなパンチの利いた辛味の取り合わせがクセになる。
丸三日で12麺。それぞれに個性が異なる味わい深き沖縄そばの数々を心から堪能。 ナンとも極楽の旅だった。これ全て、てんもりさんの絶妙コーディネイトの賜物。本当に本当にお世話になりました。 心の底から感謝感激しております。ありがとうございました、てんもりさん!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン85●チャンポン9●うどん45●そば14
●麺馬鹿、沖縄を行く ~しまぶく~
しまぶく:そば中500円。
沖縄県沖縄市南桃原1-6-2。11:00~16:00、月曜休み。Pあり。
玉家で極上大衆味のそばを満喫し、さぁ今日のメインイベント、闘牛の会場へ!と思いきや、さすが沖縄すば師匠・てんもりさん、車が着いた先は沖縄中部の老舗、しまぶく。
創業60年、中部に住む人で知らない人はいないと言われる超有名店、しまぶく。ほぼ満席の店内に観光客らしき客は見当たらない。 見るからに地元民らしき方々が、のんびりと休日の昼を楽しんでいる。
ほどなく出てきたそばからは、もうもうと立ち上る香ばしき鰹節の香り。たまらず一啜りすれば、 どっか~んと炸裂する強力濃厚鰹節パンチ!たぶん生節の厚切りから、しっかりとだしをとっているのだろう。 なんとも濃密なる鰹の風味が舌から鼻へと駆け抜ける。
まるで鰹節をそのまま食べているような迫力ある旨味に負けじと、そばも力強い中太麺。 もっちりとした味わいがカナリ私好みだなぁと食べつつ、ふと思う。きしかわ食堂など北部のそばは幅広で、首里そばなど南部のそばは細め。そして、中部のしまぶくはその中間の中太麺。 南下するにつれて、どんどん細くなる沖縄そば。なんかオモシロイ…。
具の豚肉は首里そば同様、三枚肉と肩肉の二種盛り。いずれも厚さ1センチはある肉厚タイプで、 これまた迫力すめとの相性よし。いわば、沖縄版牧のうどん、ボリューム満点の超優良大衆そばに万歳三唱!
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン85●チャンポン9●うどん44●そば14
●麺馬鹿、沖縄を行く ~玉家~
玉家:てびちそば500円。
沖縄県大里村稲嶺57。11:15~16:00、月曜休み。Pあり。
沖縄麺行脚最終日。目が覚めると朝9時。二日酔いで動きが鈍い我が身と脳を叱咤激励しつつ荷物をまとめ、10時半、出発。 今日のブランチ麺は玉家。
沖縄南部のはずれにある玉家だが、開店前に到着すると既に二組の客が並んでいる。その後もどんどん客が増え、開店と同時に満席、 外には順番待ちの列が出来る。この場所でこの人気、俄然期待が高まりつつそばを待つ。
啜った瞬間、ぐわんと広がるだしの風味とぽってりとした旨味。鰹節と豚骨だし、 どちらも突出することなく、互いに互いを引き立てている。その一体感あるふくよかな味わいに我が麺心はメロメロ。そして、そばのふわっとした食感もGOOD! 極ウマすめとの馴染みも抜群。さらにテビチが旨い!とろとろ、ぷるるんと旨い!!
半分ほど食べ進んだところで、卓上に置いてるフーチバー(よもぎ)を入れる。と、 瞬間広がる青臭いほろ苦さがコレまた旨い!10年前、タイを旅したときに屋台で食べた汁麺・バミーナムにも香草が入っていたが、 その味わいを気持ち和風にした感じ。沖縄の食の指向は、日本より東南アジア諸国に近いことを実感。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン85●チャンポン9●うどん43●そば14