2005年07月25日 月曜日
●両国 ~日本の夏はやっぱりざる!あな旨し~
来週は東京出張。夏休みのこの時期はエアチケットがべらぼうに高い。正規ルートで買うと往復割引きさえ適用されず、 67,400円もする。ただでさえ予算が厳しいこの仕事、少しでも安く手に入れようと大黒屋へ。
大丸南の小さなビルの3階。狭い店舗には次々と客が訪れ大盛況。「お決まりのお客様、どうぞぉ~」の声に誘われ、 日付を告げると
「朝一番の7時台のJALでしたら片道16800円でありますよ。」
「えっ…、この時期にそんなに安いの…??」
「ええ、ただチケットは出発40分前までに
空港で受け取っていただくことになりますが。」
どうやらパック旅行用のチケットをバラ売りしているようだ。確かに安いが早朝6時過ぎに空港に行くのはちと辛すぎるので、 3000円高の9時の便を買う。
この手の格安チケットは当然ながら便の変更など出来ない。帰りの便は、仕事の都合で時間が読めないので通常チケットにするか、 と聞くと
「株主優待チケットなら通常チケットより6000円以上安く、
しかも、便の変更も出来ますが。」
世の中、知らなきゃ損することだらけ…。格安チケットを手に入れ、ほっと一安心、両国へ。

昨年、西新から天神へ移転した両国。正午半過ぎの店内は5割方客で埋まっている。窓際の二人がけのテーブル席に座ると、 買い物途中らしき老夫婦がビールを飲みつつ蕎麦をつついている。由緒正しき蕎麦屋の午後。
メニューを見ると、通常の蕎麦に加え、玄そばを粗挽きにした二八の「田舎」と、挽きぐるみの十割「黒打太切」の三種類に増えている。 どうやら「黒打太切」が西新の頃「田舎」として出していた蕎麦か…?だとすると、エセ蕎麦喰いの私には、 ちと手強すぎる。ならば、新生「田舎」を啜ってみるか。

出てきた蕎麦は、粒子粗目&ところどころに黒い斑点が混じる、私好みの見た目。うししっ、こりゃ大正解か!と小躍りしつつ、 一筋たぐれば、ふわりと円やかなだしの香り。うははっ、つゆもエラクいい感じでないのぉ!!
そして蕎麦もバカ旨。ザクッとナッツ的な食感の粗挽きも旨いが、ココのは「にちぃ~」と粘る強腰タイプ。 噛み込むほどにほわほわと広がる豊かな風味がタマラナイ。蕎麦は噛まないのが粋な食べ方と聞いた覚えがあるが、ソンなことはお構いナシ。 もぐもぐと、ただもぐもぐと噛んで楽しむ。
そしてさらに蕎麦湯が旨い。打ち粉入りのトロトロとした蕎麦湯を、最初は蕎麦猪口に残ったつゆのみで。 そして続いて徳利に残ったつゆと、薬味を少量イロイロ変えつつ味の変化を楽しむ。さらに最後は蕎麦湯のみをじっくりと。
夏の蕎麦は香りが薄いとの蘊蓄も聞いた覚えがあるが、いやいやどうして。あな旨し、なんとも旨し、夏はざる。

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両国:田舎ざる840円。福岡市中央区渡辺通5-24-37-2F。11:30~15:00&
17:00~21:30、水曜休み。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン138●チャンポン13●うどん64●そば25