2005年08月31日 水曜日
●笑福軒 ~『軒』を訪ねて第35回~
午後1時半、太宰府の得意先との打ち合わせを終え、遅い昼食。かねてから気になっていた笑福軒へ車を走らせる。

JR南福岡駅前コンコースの一画に、イイ感じに遣れた赤いテント。「本場の味チャンポン」と染め抜かれた白茶けた暖簾をくぐると、 きっちり綺麗に整頓された、気持ちのイイ店内。これ正に、由緒正しき正統派の「軒」である。
先客は無し。L字カウンター席の一番奥の席には、お母さん。14インチテレビに見入っている。そして、 カウンター奥の厨房にはお父さん。寡黙にこつこつと食材の下ごしらえに励んでいる。
かつ、かつ、かつ、かつ、…。
テレビの音の方が大きいはずなのだが、ナゼか耳に入ってくるのは包丁の音。朝日新聞の選挙解説記事を眺めつつ、 ノンビリとラーメンを待つ。

「はい、おまたせしました。」
お父さんの声で、ラーメンが出来たことに気付く。おお、醤油じゃないか! てっきり豚骨ラーメンが出てくるものと思いきや、目の前に差し出されたドンブリは、濃い醤油色。
ぐひひっ!コリャ好みかも。
喜び勇んでスープを啜れば、瞬間広がる胡麻油の芳ばしい風味。そしてすぐさま、 ガツンと旨い醤油だれが顔を出す。富貴亭に相通ずるド醤油大衆味にニンマリ。
麺は気持ち細めの中麺。佐賀ラーメンチックに、てろっと柔らかめに揚げてあるのがコレまた気分。
ずるずる、かつ、かつ、ずるずる、かつ、かつ、…
包丁の音と、ラーメンを啜る音に心癒される午後の一時。「軒」、やっぱり好きです。
笑福軒:ラーメン400円。福岡市博多区元町1-3-1。
Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン166●チャンポン14●うどん84●そば32
Posted by heno at 2005年08月31日 22:32