2005年10月31日 月曜日
●再来軒 ~『軒』を訪ねて 第37回~
いやはやしかし、先日の幸龍は旨かった。イニシエの食堂系はシミジミ旨いなぁ。で、博多駅での打ち合わせの帰りに、 かねてから気になっていた新永楽へ寄る。

国体通りの焼き肉屋・食道園の隣に、 雰囲気ある木の外と小粋なマリンブルーのテントのコントラストがイナセな新永楽。いざ突入だ!と近づいてみると、暖簾がかかっていない。 なんだ、定休日か、と更に近づくと、店頭に閉店を知らせる張り紙…。

残念、遅かりし…。やはり、イニシエ系は気になったらその時に食べておかないとイケナイなぁ。ならば、 近くのもう一軒のイニシエ系、再来軒へ行ってみるか。

博多部の細い路地沿いに色あせた赤い暖簾。「味自慢 再来軒」の文字とともに、「ラーメン」、「チャンポン」、そして 「トンカツ定食」に「丼物」。見紛う事なき正統食道系の『軒』である。
暖簾をくぐると、奥に長くのびる赤いカウンター。いぶし銀に黒みがかっている様が店の歴史を物語る。午後2時前の店内は、先客1名。 どうやら常連のようだ。ちょうど食事を終え、カウンター越しに店主夫婦と楽しそうに会話を交わしてる。
「ほんじゃ、ごちそ~さん!」
「はい、どうもぉ!今夜も飲み過ぎんごとよ、いってらっしゃ~い!」
私はやっぱり『軒』が好きだ。

小ぶりのドンブリに黄金色に輝くスープとネギの緑。飾り気のない美しさは正に下町美人。味わいも然り。 適度に甘い脂の奥にしっかりきいた豚骨だし。変に尾を引かないコノ感じは正統博多イニシエ系。麺もイイ。 細めながらの艶っぽさと適度な張りを併せ持つ私好みのタイプ。
ナンちゃナイけど、ナンとも旨い。『軒』ならではの普段着の旨さを満喫。
「ありがとうございましたぁ~、またどうぞぉ~!」
お父さんとお母さんの元気な笑顔に送られ店を出る。さぁ、午後からの仕事もがんばんべぇ~!
再来軒:ラーメン400円。福岡市博多区冷泉町5-22。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン202●チャンポン17●うどん101●そば41