2005年11月16日 水曜日
●虹の家 ~イイだし出てます、懐石うどん(?)~
天神の得意先へ納品を終え、さぁ昼麺。先日の掲示板への3103情報をたよりに 「櫛田神社の正門の真ん前の小じゃれた新しいうどん屋」を目指す。

正に情報通り、櫛田さんの真正面に建つ真新しいビルの一階に、小料理屋チックな小粋な外観。白い暖簾をくぐると、 こぢんまりした店内も落ち着いた雰囲気でなかなかイイ感じ。卓上に置かれたメニューを見ると、「煮うどん」 なるうどん一種類とちらし寿司といなりのみ。ナンとも潔いメニュー構成である。

「煮うどん」と言うからには、鉄鍋でグツグツ煮られた鍋焼きチックな母なるうどんを思い浮かべるが、 さに非ず。朱塗りのお盆にのせられ、しずしずと運ばれてきたのは、ドンブリに小綺麗に盛られた淑女タイプ。黒門チックに丁寧に細かく切られた高等ネギに三つ葉、おぼろ昆布、なると、 大分どんこ椎茸の甘煮に南関あげ、更には別皿で添えられた温泉玉子と、エラク具だくさん。
ますはすめ、と一啜りすれば、 適度に華咲く花鰹とドッシリ底支えする昆布だしのバランスがイイ感じの上出来だし。高等ネギや三つ葉、おぼろ昆布や椎茸など、 それぞれの薬味や具の周辺で、それぞれの異なる風味が映った、味わいことなるすめの七変化もナンとも楽しい。
ただ惜しむらくは麺。中細のうどんは固くもなく柔くもなく。かつ、食感&風味に特徴があるわけでもなく、 至って凡庸。上出来すめに完全に負けている気がするぞ…。
だしと具にふんだんにイイ素材を使った丁寧うどん。コンセプトはオモシロイ!あとは『気持ち』。作り手の熱い心が感じられれば、 きっと大バケするのでは?
虹の家(ななのや):煮うどん550円。福岡市博多区冷泉町2-20。 11:00~19:00
(日祝~18:00)、無休。Pなし。
◎2005年通算麺喰い数◎ラーメン215●チャンポン18●うどん109●そば43