2006年03月07日 火曜日

●ほっこり旨し、ネオ博多うどん

 風温みポカポカ陽気で、自ずと気分もほっこり気分。ああ、ナンとも心地よし。こんな日は、ほっこり昼麺でシミジミ和みたい、 と恵味うどんへ向かう。

 

恵味うどん

 

 薬院の高宮通り沿いに、イイ感じに遣れた茶色のテント。店頭の謎の金属釜が目印の恵味うどん。午後2時過ぎの店内は先客2名。 いずれも中年の女性客。それぞれにのんびりと、遅い昼食を楽しんでいる。

 壁のメニューをざっと眺める。冬季限定の「打ち込み」や新メニューらしき「具だくさん」など惹かれるメニューも見受けられるが。が、 何を啜るかは既に決まっている。今日は、ほっこりと和みたいのだ。で、我が最愛のうどんメニュー、ごぼ天をたのむ。

 注文が入ってから麺を茹で、具を揚げるのが恵味流。若き店主の誠実なる仕事ぶりにしばし見惚れていると、

 りりりぃ~ん、りりりぃ~ん…

 ナンとも懐かしい黒電話の呼び鈴。音の先に目を移すと、コレまた懐かしいピンクの公衆電話。店主の母親らしきお母さんが電話を取る。 どうやら出前の注文のようだ。緩い時間が静かに流れる。

 

ごぼう天うどん◇恵味うどん

 

 待つことしばし、出て来た瞬間、ふわっと漂うだしと柚子の愛しき香り。ぐわぁ、こりゃタマランなぁ、とドンブリを抱えれば、 ドンブリ越しにジンジンと温かい熱気が掌に伝わる感じが心地よい。

 ドンブリへ口を付け、ふうふう、ずずっ。短く啜れば、おお?おおぉ~…。ふうふう、ずずず~っ。おお!おおおぉ~!!

 旨い旨い旨い!こりゃもう、タマラン旨~~い!!

 雑味は一切なし。すっきりと、かつ力強く香るクセあるだしの香り。あごだしか?鯵節か??華はない。が、ひょうひょうと旨い、 凜とした味わいは正に絶品。気持ち遅れて鼻へと抜ける柚子の風味がコレまたナンとも、タマランぞぉ!!多少味のベクトルは異なるが、 今は無き玉三郎に勝るとも劣らないウルトラ絶品なるすめに、シミジミと感動しきり。

 

 

 そして、うどん。気持ち細めの扁平麺は揚げ立てなれど、ナンとも絶妙にてろてろ&やわやわ。 多分かなり加水率が高めなのだろう。優しい口当たりと上品なこし。そして、むにゅんと可愛らしいひき。絶品すめとの相性がすこぶる良好。 気持ち太めに切られた櫓揚げごぼ天との食感のハーモニーも楽しいぞぉ。

 意欲的な新作メニューに取り組みつつも、変に肩肘張ることもなく、 博多うどんのエッセンスを上手く取り入れたネオ博多うどん。ああ旨い、たまらん旨いと一啜りごとに呟きつつ、のってりと完食。 ウルトラ幸福気分で店を出る。

恵味うどん:ごぼう天うどん500円。福岡市中央区薬院3-7-15。11:00~20:00、 日祝休み。 Pなし。

◎2006年通算麺喰い数◎ラーメン53●うどん16●そば12●その他10

Posted by heno at 2006年03月07日 14:03