2006年03月20日 月曜日

●ボロは着てても気分は錦!街の中華食堂

 それにしても、福岡はつくづく「移り気な街」だと思う。

 山笠→九州男児→頑固モン→トラディショナルなイメージのある福岡だが、なんのなんの、熱し易く冷め易い「好き易の飽き易」 、典型的な新しモン好きである。

 よかトピア、天神再開発、福岡ドーム、キャナルシティ、都市高速延長、地下鉄七隈線新設、博多湾人工島と、 次から次へと行われる大型工事。刻々と街は表情を変え、私が幼かった頃にはどこの街角でも数軒見かけた「街の食堂」もほとんど姿を消した。

 私も若い頃は、そんな「いつも新しい街・福岡」が好きだった。だが最近は、妙にイニシエ系の麺屋や街の食堂が恋しい。「旨い」、 「不味い」より「気持ちいい」かどうか。ほっこり気分が和む、ほのぼのした雰囲気がナンともご馳走。

李華

 

 学生の街、六本松に陽に焼けた電照看板。もとは青字で書かれたらしき屋号の漢字表記も白茶けて、判読不可能。 赤提灯もずいぶんと草臥れている。が、店の雰囲気は最高。

 ウナギの寝床状の店舗は10席ほどのカウンターと2人掛けの小テーブルが3~4卓のこぢんまりした造り。 近所の主婦らしき二人連れや、工事作業員らしき4人連れ、近くの九州大学の関係者らしき三人連れなど、 それぞれに楽しげに会話を交わしつつ食事を楽しんでいる。

 カウンター奥の厨房ではご夫婦らしき年配の男女。

 「はい、らっしゃいませぇ~!」
 「カウンター席へ、どうぞぉ。」

 方や中華鍋を振りつつ、方やラーメンの盛りつけをこなしつつも、入ってきた客への気配りを忘れない。そして、 超スピードで次から次へと料理が仕上がっていく様は、正に圧巻。

ラーメン◇李華

 

 デフォルトのラーメンは、きりりと切れのある滋味豚骨。麺も細めながらも噛み込んだときの「にっちり」としたこしが楽しい。 チャーシューの上にデフォルトでこんもりとふられた胡椒が正にイニシエ系。

 イイねぇ、好きだねぇ、と啜っていると、後から入店した3人連れが皆そろって「肉そば」をオーダー。由緒正しき街の食堂系ゆえ、 当然メニューが豊富。麺だけでも10数種は載っている。「納豆もやしラーメン」など、ちと疑問なメニューもご愛敬。次回は夕方、 レバニラ炒め&ビール、〆に肉そばだぁ。

李華:ラーメン400円。福岡市中央区六本松2-3-5。水曜休み。Pなし。

◎2006年通算麺喰い数◎ラーメン63●うどん17●そば14●その他11

Posted by heno at 2006年03月20日 12:36