2006年06月14日 水曜日
●『軒』を訪ねて、再び来々軒
昨日のこと。かれこれ一年ぶりか。JR竹下駅前の商店街のはずれにある来々軒。 歴史を感じさせ赤提灯が気分の街の中華食堂に、同行スタッフ8名で転がり込む。

6~7席のカウンターと、4人掛けのテーブル席がひとつの、こぢんまりした店内は、我らスタッフだけで満席状態。 注文はラーメン7つ、チャンポン1つに焼き飯2つ。多分、この店にとっては久方ぶりの満席注文、カウンター奥では、 初老の夫婦の作戦会議が始まる。
「まずはラーメン作る?」
「ああ。」
「7杯、一気に?」
「ああ。」
「じゃぁ、私がチャンポン作ろうか?」
「ああ。」
「そのあと、焼き飯?」
「ああ。」
奥さんが矢継ぎ早にチャキチャキと喋り、主人が寡黙に短くうなずく。こうやって長年この店をやり繰りしてきたんだろうなぁ。『軒』 は「婦唱夫随」が常である。
見事な連係プレーで次から次へと料理が仕上がる。
「胡椒かかってないけんねぇ。
濃い味の好いとう人は自分でかけてねぇ。」
と声をかけつつラーメンを出す奥さん。「ラーメンに胡椒」至上主義も『軒』の常。

大きめに切られた野菜にピンクの蒲鉾。由緒正しき『軒』的チャンポンである。レンゲでスープを一啜りすれば、 だしの旨味とトロンと甘きラードの風味が、ほのぼの美味。ほっこり落ち着く、正統「街の中華屋チャンポン味」だなぁと麺をたぐれば、 あれビックリ!扁平麺だぁ。

乾麺のうどんチックな、楕円に扁平したチャンポン麺は初体験。果てさて、どんな味わいなのか? 興味津々で一啜りすれば、形状の成せる技か?普通のチャンポン麺よりはるかに軽やかな食感で、あなオモシロし!スープの味わい自体は、 いかにもチャンポン的なのだが、この麺と啜ると一変、オモシロ野菜ラーメンチックな軽快な印象に。麺とスープの相性で味が決まる。 コレぞ麺料理の奥義ナリや?
来々軒:チャンポン450円。福岡市博多区竹下4-17-3。Pなし。
◎2006年通算麺喰い数◎ラーメン121●うどん43●そば23●その他43

今日は、とある北海道ラーメンFCで醤油。
濃い醤油味は我が好みなれど、
どえらく塩気強し&不自然なコシのサイボーグ麺で撃沈。