HENO HENO: 2007年01月 アーカイブ

2007年01月31日 水曜日

●更なる深化を遂げた滋味美味麺に、うっとり

 月末を前に二日続いた多忙タイフーンが一段落。午前中の社内での雑務を終えて、さぁ昼麺。久方ぶりに昼麺ポタを楽しむか。

 頬を切る寒風もまた楽し。ノンビリとペダルを漕ぎつつ、果てさて今日はいずこの麺屋で啜ろうか?あてもなくハンドルを切っていると、 突如麺神降臨。

 「汝、ナニ迷ってんねん!
  悠翔樹や。悠翔樹の細麺を啜らんかいっ!!」

 ああ、そやったそやった。メッチャ気になっててん、悠翔樹の細麺が。ほな早速向かいまひょうかぁ~。

 正午半、店に着くと先客ナシ。いやはや麺目ないによると昨日の昼は満席&外に順番待ちの列まで出来ていたらしいが……。 大通りから入り込んだ路地沿いなので、通りすがりの飛び込み客はきっと少ないのでは。さらに今日のように寒いと、 顧客も出かけるのが億劫になるのだろうか?

 太助さん、まだまだ継続してクダサイ!
 『悠翔樹に行こうキャンペーン』を!!

ラーメン◇悠翔樹

 ルーキー大隣のB組キャンプスタートを知らせるスポーツ新聞を眺めつつ待つことしばし、運ばれてきたラーメンを見てビックリ!

 えらくスープが白っぽいぞぉ……。

 いつも啜る平麺のスープはかなり濃いめの醤油色なのだが、今日のスープは乳白色。そうそう、 前回尋ねたとき、店主が「細麺と平麺ではタレを変える」と言っていたなぁ。きっと細麺のタレは醤油控えめの塩だれタイプなのだろう。

 コリャいよいよ楽しみだなぁと、レンゲでスープを一啜りすれば、

 わぁわぁわぁ、これメッチャ旨いやん……。

 啜った瞬間、鼻腔へと抜ける軽やかなだしの香り。そして、優しく、柔らかく、かつ豊かに広がるだしの旨味。

 コリャ旨い!いつも旨いが、今日のスープは格段に旨いっ!!

 派手さはない。が、ナンとも旨い。ふくよかで奥の深いストレートな豚骨だしの味わいに、我が麺心は一発でメルトダウン。

 カウンター奥の厨房に目をやると、スープ用寸胴鍋はひとつしかない。細麺も平麺もスープ自体は同じものを共用しているようだ。 ということは、今日はいつもにも増してスープの出来が良かったのだろうか?それとも、 仕上げるタレの違いでコレほどに味わいに差がでるのだろうか??

 細麺も旨い。優しい口当たりと「にちっ」と抗うヒキが楽しい純朴タイプ。 シンプル滋味なスープとの相性も抜群。だが、太モヤシのシャキッと感に押されて少々影が薄い感もある。根っからの平麺フェチである私は、 やぱりこの店デフォルトの平麺の方が好みだなぁ。

 細麺用のタレで仕上げたスープを平麺で食べてみたい……。次回、お願いしてみようかなぁ。

悠翔樹:ラーメン480円。福岡市中央区笹丘1-35-20。 11:30~14:30&18:00~23:30、。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン30● うどん7●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:30キロ

Posted by heno at 12:26 | Comments [6]

2007年01月30日 火曜日

●二日連続否可外麺…… 故我多忙。

 昨日今日とちゃっちゃくちゃらにタボータボー。モチのロンで外麺なんぞ以ての外。て訳で家麺、イエ~~… ……。

 

まらじさんからカレーつけ蕎麦レシピを教えていただいて以来、
自宅で折ある度、
コツコツと色んなカレー麺作りにチャレンジ中。

手打ちうどんのカレーつけ麺は
わぉ、ミラクルに美味美味~~!
濃いめのだしとクミンの風味&具の半熟玉子が味の決め手!

カミさんが買ってきてくれた喜多方ラーメン有名店、
大みなと味平のお土産パックは
ごわっと手強い太平麺と素朴風味の醤油スープが
ドンピシャ我がツボ。 

あまりに麺が好みだったので、
2食中1食はつけ麺に仕上げて啜る。
と、麺のコシと風味がストレートに楽しめ、わぉ美味美味!
つけ汁は付属の濃縮スープをお湯で濃いめに割って
かつて小倉南区で営業していた頃のぎょらん亭よろしく
山芋とろろをトッピングすれば、
わぉわぉ、コレまたイイ感じ!!

別添えの「仕上げの小袋」に惹かれ啜った
サッポロ一番肉汁うどんは
小袋の香味油が濃密なる肉の風味を演出。
この小袋をアツアツご飯にかて目をつむって食べれば、
あっという間に吉牛気分!?

超ウルトラ有名店、中村屋のかけそば醤油味が
アノ十勝新津製麺がカップ麺化。
「らーめん最終型」との強気のコピーよろしく、
液体スープ2種+香味油3種+乾燥薬味1袋の豪華版。

独自の氷結乾燥ノンフライ麺はカナリ美味だが
スープは凡庸。
苦労して6袋の調味料を入れた苦労は報われず…。

Posted by heno at 23:27 | Comments [1]

2007年01月28日 日曜日

●筑豊ラーメン街道を行く① ~らーめん翔山~

 先日たまたま行き当たったなつのさら。。飯塚を中心とした筑豊グルメリポートのブログだが、 ラーメン情報がカナリ充実。へぇ~、飯塚にも知らないラ店がまだまだあるなぁと拝見していると、

 なぬぅ~、「筑豊ラーメン街道」?

 筑豊ラーメン街道とはなつさんの造語で、旧穂波町弁分から頴田までの9キロほどの道路沿いに16軒ものラーメン屋が営業しているとのこと。

 こりゃナンだかオモシロそうだ!
 ならば、いざ啜らん、飯塚ラーメン!!

らーめん翔山

 チビ達を乗せ、八木山越えて飯塚へ。まず向かったのは、なつさん一押しのらーめん翔山。住所をたよりに訪ねると、うぬぅ~、 この店舗は以前は別のラーメン屋で、確か啜った記憶があるが……??

 う~ん、なんて言う店だったかなぁ……。
 え~っと、どんなラーメンだったかなぁ……。

 記憶の糸をたどるもナンとも思い出せない。伊東四朗にモヤッとボールを100個投げつけたい気分で店内へ。

 正午過ぎの店内は先客3名。空いていたテーブル席に着き壁のメニューを見ると、ラーメンとチャーシューメンに加え、担々麺風の 「でんえもん」に白菜タップリの「びゃくれん」の4種類。モチのロンで、初ラ店はデフォルト、ラーメンをたのむ。

らーめん◇らーめん翔山

 待つことしばし、出てきたラーメンは微妙に黄土色がかったスープの色然り。そして、湯気とともに上り立つナンとも円やかな香り然り。

 コノ感じって、ひょっとして……。

 ウレシイ予感に胸躍らせつつ、レンゲでスープを一啜りすれば、ぽってり円やかな口当たりと共に、 色んなだしの旨味が幾重にも折り重なったナンとも芳醇且つ自然な甘み。そして、キュインとクセある鶏油らしき香味油のクセになる風味。

 やっぱりそうだ!見た目通りの
 絶頂期の郷家を思わせる創作系美味ラーメンだぁ~。

 ナンとも今時のスープなれど、合わさる麺はイニシエ風素朴中麺。 ごりっと弾けるコシと瞬間広がる小麦の風味。で、今時スープとの相性悪し?と思いきやあに図らんや、コレがナカナカGOODな取り合わせ。 麺の奏でる適度な素朴感が、今時スープの「一人歩き」を抑制し、イイ感じの和み感を演出。

 メンマと味玉もイイ感じ。唯一惜しむらくはバラ肉チャーシュー。トロンと今風なのは世の趨勢なれど、 コノ芳醇スープにコノきっちり強めの調味具合は、ちとクドい。

 いやはやしかし、コレほど上出来な創作系ラーメンが筑豊・飯塚で食べられるとは、わぉ、サプライズ! だが考えてみると、かつては炭坑の町として栄え、日本全国から働き手が押し寄せた、ある意味グローバルな街、筑豊。一説には 「飯塚はナゼか味噌ラーメンが好まれる」との噂も聞いたことあるし、そして、しる商人@田川だって繁盛していることだし、筑豊って意外と福岡近郊にしては珍しく、 否豚骨文化圏なのかもなぁ。

 

筑豊ラーメン最南端の麺屋、竜園も否豚骨店。
サンマーメンやうまにソバなどの
中華麺が人気なのだとか。

そして、筑豊ラーメンFCでお馴染みのらーめん山小屋の
暖簾分け独自店も。

うむぅ~、奥深し筑豊ラーメン街道。
こりゃチョクチョク通わねば……。

 らーめん翔山:らーめん550円。福岡市飯塚市川津282-1。11:00~19:00、不定休。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン26● うどん5●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:25キロ

Posted by heno at 12:20 | Comments [17]

2007年01月27日 土曜日

●ボチボチ正月も終わりにせねば…

 例年とは違い今年は中国へ旅行したものの、相変わらずの正月太り状態……。おせちも雑煮も喰ってないし、 ダラダラ飲んだくれる怠惰な正月も過ごしちゃイナイのに、ナゼ??

 まぁきっと新年の目出度さで身も心も緩んでいるのかなぁ。煩悩のおもむくままに喰うし、飲むし。そして、あまり走らないし……。

 んで、気合いを入れるべく、今年もさが桜マラソンにエントリー!

 でも、今日はエラク寒いので、またまた練習をサボる……。

 まぁまぁ、私の決意なんてコンなもの。

ラーメン◇いってん

 昼は、博多大将のリポで気になっていた新店、いってんで啜る。

しっかり熱々のスープは芳ばしい風味が印象的。
麺もきっちり揚げられていて抜かりなし。
まとまり感抜群の今時豚骨。

ココは昔、丸建というラーメン屋だった。
大盛りたのんだら、
そりゃもう半端じゃない大盛りが出てきて
平らげるのに苦労したっけ。

「今時」も旨い。が、やっぱり個性。

いってん:ラーメン450円。福岡市早良区東入部1-2-43。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン25● うどん5●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:25キロ

Posted by heno at 12:49 | Comments [0]

2007年01月26日 金曜日

●ちょと寒い…。なら、うどん!

 天神の得意先への納品を済ませ、さぁ昼麺。今日はちょっと肌寒い。で、至極当然に我が麺心はうどんモード。 すぐ近くにがある。久しぶりに行ってみるか?と一瞬思うも、あそこは讃岐うどん=冷うどんがウリ。 でも、私の今日の気分は思いっきり温うどん。

 おお、そうだ!八州で啜ろう!!

ごぼう天うどん◇八州

 あっちゃぁ~、こりゃ一発でメロメロだぁ~…。

 湯気とともに香り立つ昆布だしの風味に食欲が掻き立てまくり!むんずとドンブリを抱え、ふぅふぅ、ずずっとすめを啜れば、 アッツ熱の食感と共に、瞬間広がるだしの旨味とかえしの風味。ナンとも明快なる旨さ炸裂。

 気持ち太めのうどんは揚げ立て。箸で摘んだときの軽量感&噛み込んだときの「ぽわん」と弾ける軽めのコシから察するに、 多分生地は製麺所製。欲を言えば、にっちり艶っぽいコシの手打ちが我が好みではあるが、ナンのナンの。 ごぼ天も揚げ立てで400円と超納得価格。さらに、場所はキャナルシティの真横と一等地で駐車場完備。そして更に、ウレシイ24時間営業! 痒いところに手の届く、至れり尽くせりな超優良大衆うどん屋に万歳三唱!!

 

夜は月例「魚の会」で、安旨大衆居酒屋、まるごと海@港町へ。

福岡鮮魚市場の仲買が経営するというだけあって
どの魚料理も超大衆価格。
地酒の飲み比べなど楽しみつつ、アレコレ喰らう。

刺身や一夜干しの焼き物など、
どの魚料理も外れナシ。
湯豆腐や新筍とワカメの酢みそ和えなど、
魚以外の料理もイイ感じ。
〆にたのんだ牡蠣フライもふっくら美味。

BGMはビートルズ。
接客のお姉さんもざっくばらんで居心地良し。
ならば次回は
前日予約すれば3300円という
超格安ふくちりコースにチャレンジするか!?

八州:ごぼう天うどん400円。福岡市博多区住吉1-210-6。24時間営業、日曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン24● うどん5●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:25キロ

Posted by heno at 18:47 | Comments [0]

2007年01月25日 木曜日

●一休軒 ~『軒』を訪ねて 第46回~

 早朝からの佐賀での仕事が正午過ぎに一段落し、さぁ昼麺。なにせ午後からの予定まであまり時間がない。で、 近場の一休軒へ転がり込む。

一休軒

 佐賀市きっての老舗の一軒、一休軒。久方ぶりに訪ねると、カウンター奥の厨房には二代目店主に加え、顔のよく似た若者が立っている。 息子さんが三代目を継ぐ決心をしたのだろうか。いやはやヨカッタ、ヨカッタとカウンター席に着く。

 メニューはラーメン、卵入り、大盛り、特製の4種に、おにぎりといなりのみ。ナンとも潔いメニュー構成に老舗の自信を垣間見る。 店内に香る芳醇なる豚骨だしの香りを楽しみつつ、出来上がりを待つ。

ラーメン◇一休軒

 ほどなく出てきたラーメンは、きっちり熱々。レンゲでスープを一掬いし、ふぅふぅ、ずずっと一啜りすれば、 じわじわじわぁ~と優しく、かつ力強く広がるだしの風味。

 うわぁ、こりゃ旨いわぁ…。

 味の芯は豚骨だしで、タレは最小限にとどめてある。だしの押しはカナリ強めなれど、嫌味は一切なし。 濃密風味なれどヘンに後を引かない潔さが、どこか鯔背。「野」ではあるが「卑」ではない。凛とした老舗の風格さえ感じさせる極上美味。

 麺も思いのほか固め。「佐賀ラーメン=ゆるゆるの柔麺」のイメージだが、この凛としたスープにはこれくらい固めの方が相性よし。 チャーシューが冷蔵庫臭いのも老舗の証(?)、麺とスープを交互に啜りつつ楽しむ、束の間の午後の休憩。

 いやはや旨かった!さぁ昼からもバリッともう一仕事!!

一休軒:ラーメン550円。佐賀県佐賀市松原3-2-2.。11:00~22:00、月曜休み。Pなし (近所の指定駐車場の無料券がもらえます)。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン24● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:25キロ

Posted by heno at 12:14 | Comments [0]

2007年01月24日 水曜日

●がさごそ、ぼそぼそ、嗚呼旨しっ!

 久しぶりに前原市の得意先へ納品へ。ならば昼麺は久しぶりの平山だっ!とイキたいところだが、開店半年にして閉店とのこと。いやはや残念無念……。で、 思い出したのが、 会津喜多方ラーメン蔵太鼓。

 なんと5年ぶりかぁ。超久方ぶりに訪ねると、カウンター奥の厨房で見覚えある店主がてぼを振っている。以前はオープン間もなくで、 アタフタとしていた記憶があるが、今日はしっかり落ち着いてパートのお母さん達に指示を出しつつ麺を仕上げる仕事ぶりに、 貫禄さえ感じるなぁ。5年の月日の重みをしみじみ感じつつ、カウンター席に着く。

 ラーメンは、醤油、塩、味噌、担々麺、つけ麺とフルラインナップ。一瞬担々麺に惹かれるも、何せ5年ぶりだ。 喜多方ラーメンのデフォルト、醤油ラーメンをたのむ。

ラーメン◇蔵太鼓

 大ぶりのチャーシュー2枚に、大ぶりのシナチク、煮玉子、海苔までのって500円。お得感ある見た目である。 まずはスープと一口啜れば、熱々の食感と共に広がる、ナンともシンプルな醤油味。香味油も一切なし。ひたすら直球勝負の潔さ。

 驚いたのが麺。幅5ミリ厚さ2ミリほどの極太扁平麺がナンともインパクト大!がさごそと口に収まり、ぐわしぐわしと噛み込めば、 むりんと抗い、ぼそぼそと解ける。

 あははぁ、こりゃタマラン楽しい食感だなぁ~。

 好き者はしっかりハマルが、ダメな人にはトコトン辛い、沖縄そばチックな剛麺扁平ごん太麺。がっつりよつに組み、 ガシガシと咀嚼する。

 だがしかし、コレだけオモシロイ麺なのに、ナゼか前回の日記では「悪くもないが良くもない」としか書いていない。 写真で見る限りじゃ今日のと同じ扁平ごん太麺に見て取れる。と言うことは、 以前のはプリンと弾けるコシのアリがちな中華太麺タイプだったのか?ソレとも麺に対する私の嗜好が変わったのか?兎にも角にも、 ふと思う。

 島系本店のラーメンを、この麺で食べてみたい!

会津喜多方ラーメン蔵太鼓:ラーメン500円。福岡県前原市前原西1-17。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン23● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:25キロ

Posted by heno at 13:24 | Comments [0]

●お麺なNEWS ~日田焼きそば、福岡でPR~

 西日本新聞の朝刊によると、明後日26日から3日間、マリノアシティ福岡で日田焼きそばのPR販売が行われる模様。三隈飯店来々軒三久の3店が日替わりで出店。

Posted by heno at 07:53 | Comments [0]

2007年01月23日 火曜日

●大博軒 ~『軒』を訪ねて 第45回~

 唐突ではあるが、今、いやはや麺目ないがオモシロイ。

 数ある福岡麺ブログの中でも秀逸なのが、麺喰いに対するスタンス。 店の有名無名に捕らわれることなく独自の感性に忠実に食べ歩く様然り。そして、麺に対する愛情溢れる訥々とした語り口然り。

 ああ、間違いなくこの人は
 自然体で麺喰いを楽しんでいるんだなぁ……。

 至極素直に麺喰いを楽しむ様が、目映くさえある。そんないやはや麺目ないのリポで、ビビビッと感応した大博軒の『軒』を訪ねる。

 築港から博多駅へ向ける大幹線道路、大博通りの一本東側の裏通りは隠れた麺名店銀座。担々麺のしま屋や博多うどんの名店・みやけ、 そして昼営業の皿うどんが有名な鴨料理屋まりもなど、様々な麺屋が軒を並べている。

大博軒 

 そんな通りの一角に以前から気になっていた『軒』が大博軒。いつ前を通ってもシャッターが閉まっていて未食だった店だ。 いやはや麺目ないによると、4年間店を閉めていたが今月中旬に営業を再開したとのこと。

 大博軒と白く染め抜かれた真新しい暖簾をくぐると、右手に7~8席ほどのカウンターと、左手に4人掛けのテーブル席が2~3卓。 そして店奥の高い位置に19インチテレビ。

 壁の高い位置に掲げてあるメニューを見ると、ラーメンが具のバリエーションで3~4種にチャンポン、皿うどんに焼き飯が2種。 そしてカウンター席奥の黒板には簡単な肴がチョークで書かれている。いかにも一昔前の街のラーメン屋的店内に心和む。

 カウンター奥の厨房には親子らしき年配女性と若き男女。ラーメンをたのむと、年配女性が麺を揚げ出し、 その様子を若き男女が真剣に見つめる。どうやら「店主が亡くなり店を閉めたが、子供達の援助を得て4年ぶりに店を再開した」 ということだろうか?何の根拠もない空想を勝手にしつつ、出来上がりを待つ。

ラーメン◇大博軒

 ほどなく出てきたラーメンはイイ感じに澄んだつゆだく気味のスープと表面に僅かに浮いた香味油が、見るからにイニシエ系。 しっかり熱々なのも好印象。そして味わいも然り。あっさりとした口当たりと共に軽やかに広がるだしの風味と、 微かな酸味が印象的なもとダレの旨味。イニシエ系ながらも、軽やかかつちょっと鯔背な味わいに、ふと同じ『軒』である清光軒を思い出す。

 麺も旨い。気持ち細めの中麺なれど、コリッと弾けるコシを残す絶妙なる揚げ具合然り。そして噛み込んだときの素朴な小麦の香り然り。 外連味のないストレートな味わいが、すっきりスープとの相性よし。

 カウンター隅に積まれていた新聞を引き寄せ、東国原宮崎県知事の記事を眺めつつ、ずるずると、のんんびりと啜る午後のシアワセ。 ああだから、『軒』めぐりはヤメラレナイ。

大博軒:ラーメン450円。福岡市博多区上呉服町10-25。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン22● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:20キロ

Posted by heno at 14:04 | Comments [4]

2007年01月22日 月曜日

●この味は、いつか啜った味……

 久方ぶりの小倉出張。すっかりご無沙汰の小倉ゆえ、常道昼麺チョイスなら、今をトキめく旬なラ店、くぎょらん亭。もしくは、 ぎょらん亭関連の壱国一城か十割亭なのだが、我が興味は北九○かじり!にちょくちょく登場する”無化調ラーメン”、無法松。

 小倉市街から足立山麓へと抜ける道路沿いのエラク立派なビルの一階に目指す無法松を発見。正午過ぎの店内は先客2名。 いずれも年配の男性客が、ゆるゆると麺を啜っている。店内に流れるジャズのBGMはイマイチ好みではないが、 ゆるりとした雰囲気が居心地良し。

 テーブル席に着きメニューを見ると、ラーメンが具のバリエーションで6~7種載っている。初ラ店はデフォルト、ラーメンをたのむ。

ラーメン◇無法松

 うっはぁ~、コリャ重たそうだなぁ……。

 ほどなく運ばれてきたラーメンはスープの表面にぽってりと脂の層が見て取れる。こりゃ私の苦手な「ラード多用の甘口タイプ」か? 恐る恐るレンゲで一掬いし啜ってみる。と、

 おやぁ、全く重くないぞぉ。

 コレがコラーゲンというものなのか?軽やかな自然な甘みがイイ感じ。そしてナニより、スープ。コレが旨いっ! 頭の骨を使っているのだろうか、とろんと艶やかな触感と共に広がる独特な甘みがハマリ系。たおやか、かつ、芳醇。コレだけ美味しくて、 しかも無化調と言うのだから大したものだ。

 麺も旨い。細めの麺はスープとの絡みも抜群で、しゅるしゅると口に収まる感じが小気味よい。更に、噛み込んだときの「にちっ」 と抗う可愛いヒキと豊かに広がる小麦の香りが素晴らしい。あははぁ、コリャ旨い!ヤレ旨い!!とモノの2分ほどで、しゅるっと啜り上げ、

 「すんませ~ん、替え玉を!」

 よほど素性が良いのだろう。替え玉を加えても、スープの旨さは衰えない。いやむしろ脂分が薄まった分、瑞々しい甘みが際だっている。 最初の旨さとはまた違った風味を楽しみつつ、卓上の辛子高菜で味の変化も楽しみつつ、ずずっと啜る。

 ああ旨かったぁと大満足し一息ついて、ふと思う。このラーメン、どこかで食べたことがあるような気がするなぁ。おう、そうだ! 三萩野にあった一丸ラーメンが確かこんな味だったような……。

 で、このブログを書くにあたり、過去の日記を読んでみると文面から受ける印象は今日の味わいと大きく異なる。だが、 味わい自体の記憶は限りなく一丸ラーメンに近い。単なる勘違いか?それとも、歳を重ねて我が味の嗜好が変わったのか?

無法松:ラーメン520円、替え玉100円。福岡県北九州市小倉北区神岳2-10-24。 11:00-22:00、水曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン21● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:15キロ

Posted by heno at 12:07 | Comments [4]

2007年01月21日 日曜日

●福岡担々麺行脚 番外編 ~その地域、我の好みに合わず~

 ナンだか取り憑かれたように担々麺気分。んで、ネットでリサーチしてみると、 福岡市近郊のとある街に担々麺が旨いという店を2軒発見。よっしゃ、ならば担々麺ドライブだぁ!とルンルン気分でハンドルを切る。が……。

 一軒目は中華そばやサンマー麺もある関東圏中華屋チックのメニューに目一杯期待するも、出てきた担々麺はタップリ甘めの醤油スープ& 練り胡麻風味&ラー油の微かな辛味のみ。ナンとも単調かつ奥行きが感じられない、お手軽な味わいにガックリ。

 ならば、とリベンジに燃え突入したもう一軒も、ラー油濃いめの見た目こそ迫力あるが、 その味わいはコレまたぽってり甘めの醤油スープ&練り胡麻風味&ラー油の辛味だけと、先の一軒と驚くほど全く同じベクトルで、 返り討ちにあう。

 アレコレと手をかけ仕上げる「技術性」が味を大きく左右する担々麺だけに、店の居心地の良さや店の歴史、店主の人柄などへの 「心情性」より、兎にも角にも、味わいそのものが肝心。なので、当たると馬鹿旨なれどハズすとカナリ辛いことを痛感。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン19● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:15キロ

Posted by heno at 13:25 | Comments [4]

2007年01月20日 土曜日

●福岡担々麺行脚 その三 ~ベリー~

 朝目覚めると、外は抜けるような青空。よっしゃ、井原山にでも登るか?と張り切るも、今日は午後から船舶免許の更新。

 正午過ぎ、会場である船員会館のある石城町へ。当初の予定では会館すぐ近くの天舟で昼麺啜るつもりだったが、 一昨日からスッカリ担々麺モード。で、予定変更、コレまた会館すぐ近くのベリーへ転がり込む。

 オレンジのテントに「タンタン麺」の文字。正午過ぎの店内は、近所の港湾労働者と専門学校生で相変わらず大繁盛。 カウンターに僅かに空いた一席を見つけ滑り込む。

担々麺◇ベリー

 かれこれ5年ぶりか。久方ぶりに再会するベリーの担々麺は、大ぶりの青梗菜と、 ゴロッとのった肉味噌がナカナカの男前。どらどらとスープでスープをすくえば、表面の芝麻醤の下には透明の醤油スープ。一口啜れば、 円やかに広がる芝麻醤の旨味と醤油スープの明快なる旨味。

 おお、以前より数段旨くなっている……。

 麺はカナリ太めの中麺。噛み込んだときの、むりんむりんと弾ける感じがナンとも楽し。それと青梗菜。 素材が良いのか茹で方が上手なのか、葉のシャキッと感を残しつつも茎の部分はトロンと甘く、ナンとも美味。

 まとまり感&ボリューム感ある上出来担々麺である。が、惜しむらくは、山椒の弱さと、相変わらずのスープの温さ。見ていると、 カウンター奥の厨房では6人前の麺を一気に揚げて出している。手がける杯数が多ければ時間がかかり、結果スープが冷めやすい。ならば次回は、 アイドルタイムを狙ってみるか?

ベリー:担々麺600円。福岡市博多区大博町12-24。11:00~22:00、日曜休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン17● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:15キロ

Posted by heno at 12:49 | Comments [3]

2007年01月19日 金曜日

●お麺なNEWS ~至近距離にナンと蕎麦新店2店オープン~

○CHANGのすぐ近く、野間大通り沿いに「彦」なる蕎麦新店がオープン。屋号然り、看板に描かれているロゴ然り、 どうやら彦@三瀬峠の支店のような……、と思いきや、店頭に「軍鶏」や「鯨」の張り紙。 やっぱりそうか。

○そして、彦から僅か2キロ弱のところに一花亭なる蕎麦屋を発見。 蕎麦屋が開店すること自体が希なことなのに、こんな至近距離に相次いで2軒も……。近々啜ってみたひっ!!

Posted by heno at 23:58 | Comments [0]

●福岡担々麺行脚 その二 ~CHANG~

 昨日の鉄の担々麺はナカナカにオモシロかった。考えてみると、スープや麺はモチロン、芝麻醤やラー油、薬味や肉味噌など、 工夫のしどころ満載の担々麺は、作り手の料理センスを思う存分発揮できる麺料理なのかもしれない……。

 料理としての面白さに加え、辛味のきいたパンチのある味わいが、ハマリ系。で、すっかり今日も担々麺気分。 未食の宿題担々麺はなかったかと、オンボロ麺ピューターをガタゴトとフル稼働させていると、麺神のお告げアリ。

 汝、CHANGや。CHANGの担々麺をチャンと啜っちゃいなっ!

 野間大池通り沿いの古びたマンションビルの1階に「CHANG」の看板。長年の宿題店にいざ突入!と戸を開けると、 思いのほか広々とした店内は満席状態。サラリーマン風の客に混じり、住宅街に近い場所柄か主婦らしきグループ客がヤケに目立つ。

 空いていたカウンター席に滑り込みメニューを見ると、汁麺は担々麺とネギ麺、パイコー麺の3種類。 サイコーにパイコー麺に惹かれるも、ググッと我慢。初志貫徹し、担々麺をたのむ。

担々麺◇CHANG

 待つことしばし、運ばれてきた担々麺はベッタリとマットなオレンジ色のスープ。

 あ痛っ、シマッタ、ハズしたかぁ……?

 マットなオレンジ色=味わいが単一&味の変化に乏しいスープの担々麺とは極端に相性が悪い私。 コリャ完全にハズしたかなぁと腹をくくりつつ、まずはスープとレンゲですくうと、おお?!オレンジの層はうわべだけで、 下には透明感溢れる旨そうなスープが隠れているでないのぉ~!!

 いとも単純に絶望の淵から生還した私。どらどらどらぁ~?とスープを啜れば、瞬間広がる芝麻醤の芳ばしい風味とラー油の辛味。 そして遅れて、適度な酸味と、山椒の風味が追ってくる。四川料理の四大味覚要素である「酸 辣 麻 香」がバランス良く同居した、 まとまり感ある味わい。

 カナリ細めの麺も、しゅるしゅる美味。かつ、ご飯かデザートが付いて600円と価格も値頃感アリ。味わい然り、価格設定然り、 まとまり感が秀逸な大衆美味。

 先日の鉄が芝麻醤で喰わせるタイプなら、CHANGはスープの旨味で押すタイプ。店それぞれに、それぞれの味わい。コリャこの際、 どっぷりと担々麺にハマり、その真髄を垣間見てみたひっ……。

夜は久方ぶりのアンニョン会。
旨い韓国料理を求め、スルゴレへ。

若い女性に人気の韓国料理店ロックストックの2号店だけに
適度に本格的かつ適度にソフィスティケイテッドされた
韓国料理の数々が無難に美味。
そして、しこたま喰って&チャミスル飲みまくって
ひとり3000円は優良居酒屋価格。

CHAN:担々麺セット600円(ご飯 or デザート付き)。福岡市南区野間4-1-35。 11:30~13:30&18:00~23:00(日祝は夜営業のみ)、月曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン17● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:10キロ

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2007年01月18日 木曜日

●あとのせ美味な創作担々麺

 ちー坊のタンタン麺然り、まるみや然り、 大名ちんちん然り。ここ数年、福岡市内に担々麺専門店がジワジワと増殖している。そして、 その流れが郊外にも波及したのか?二又瀬から太宰府へと抜ける県道沿いにも、昨年夏、「担々麺 めん家 鉄」がオープン。

めん家 鉄

 気になり続けて早半年、果てさてどんな担々麺と出会えるのか?と興味津々で暖簾をくぐれば、 木を基調にした落ち着いたインテリアの店内には先客1名。近所の会社のサラリーマンか?スポーツ新聞をめくりつつ、麺を啜っている。

 カウンター席に座りメニューを見ると、麺は二種。「煮玉子ねぎそば」にもカナリ惹かれるも初志貫徹、筆頭に書いてある「担々麺」 をたのむ。

 カウンター奥の厨房で調理が始まる。と、ナンとも芳しい胡麻の香りが漂ってくる。ほぅほぅ、こりゃ出来上がりが楽しみだぞぉ…。

担々麺◇めん家 鉄

 ほどなく出てきた担々麺はナンともユニーク。茶白色のスープの上に分離した紅色のラー油。そして、 こんもりと盛られた太モヤシの頂上にはミンチ肉の炒めたものと桜エビの乾物が添えてある。普通、スープとラー油はココまで分離していないし、 具のミンチも肉味噌状で添えられているのだが……。

 そして桜エビの乾物。鶏ガラと共に干しエビを使い、スープを取るのが正当と思うのだが、乾物を具として「あとのせ」 するのはイカガなモノかなぁ……?

 見た目はイマイチ私好みではない。こりゃ期待薄か?と覚悟を決めてスープを啜る。と、コレがウレシイ誤算!

 ナンのナンのぉ、ウマイでないのぉ~!!

 まるんっと艶っぽい口当たりと共に豊かに広がる胡麻のナンとも濃密なる風味。きっと、注文が入ってから一杯一杯、 スープを火にかけゴマだれを溶かし込んでいるのだろう。先ほど厨房から漂ってきた胡麻の香りは、きっとその時のものだったのか……。 私はかつて、これほどゴマだれの密な味わいが楽しめる担々麺を知らない。

 具の太モヤシの下の麺はあに図らんや、かなりの細麺。シュルシュルと小気味よく口に収まる感じがオモシロイ。 太モヤシとの食感のハーモニーもナカナカ楽し。

 桜エビの乾物も、見た目的にはチープな感じでイタダケナイなぁと思ったが、食べてみると絶妙なる風味のアクセントとして、 コレまたイイ感じ。ところどころにカシューナッツの砕いたものも隠れていて、突然弾けるカリッと芳ばしい風味がコレまたGOOD。

 担々麺として食べるとカナリ「?」が多いが、創作胡麻だれピリ辛麺として食べれば、カナリの旨さ。 こりゃいよいよ煮玉子ねぎそばが気になるぞぉ……。

めん家 鉄:担々麺(杏仁豆腐付き)650円。福岡県糟屋郡志免町志免1-3-40。月一日不定休。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン16● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:10キロ

Posted by heno at 13:10 | Comments [0]

2007年01月17日 水曜日

●三丁目の夕日的二丁目のほのぼのラーメン

 港町二丁目にある二丁目ラーメン。ナンともストレートな屋号にイマイチ惹かれず未食だった店だが、先日とりにくさんと飲んでいると、「確かアソコは天舟の系列店ですよ。」とのこと。 先月啜った天舟東浜店のラーメンはカナリ我がツボだった。

 ならば、いざ啜らん、二丁目ラーメン!

二丁目ラーメン

 午後1時過ぎ、「ラーメン」と染め抜かれた暖簾をくぐると、イイ感じに草臥れた店内が、いかにも街のラーメン屋。 先客4名はいずれも港湾労働者らしき制服姿。漫画をめくりつつラーメンを啜っている。そして、カウンター奥の厨房には、 顔のよく似た親子らしき男性二人。

 「いらっさいませぇ~!何にしましょう~?」

 若者が独特のイントネーションで元気一杯に尋ねてくる。ラーメンをたのむと、

 「麺の固さは?ハイ、固麺!固麺いっちょ~!」

 気持ちの良い店である。店奥に積んであるスポーツ新聞を取り、14インチテレビの「スタジオパークからこんにちは」を時々眺めつつ、 出来上がりを待つ。

ラーメン◇二丁目ラーメン

 ほどなく運ばれてきたラーメンは、スープにところどころ浮いた香味油が、なるほど天舟チック。どらどらとスープを一啜りすれば、 あっさりとした口当たりととろんと甘い後味が、コレまた天舟チック。ただ、先日の天舟東浜店に比べると、だしの効き具合がちと弱いかなぁ。

 気持ち細めの中麺は、優し系だった天舟東浜店とは明らかに別物。イイ感じにガサつく食感と、 ゴリゴリと弾けるコシと風味の未羅来留亭チックな武骨タイプ。チャーシューも、しっかり調味されていいて、 塩味タイプだった天舟東浜店とは異質のもの。

 まぁしかし、コレはコレで普通に美味。そしてナニより、思いっきりざっくばらんな店の雰囲気が居心地良し。壁のメニューには、 「温奴」や「焼き厚揚げ」など、我が好みの地味系あてがズラリと並ぶ。

 仕事帰りに軽く飲んでラーメンでしめる……。
 うん、イイかも。

 自宅近くにあったら帰宅途中についつい寄ってしまいそうな、ほのぼの街のラーメン屋に、ほっこり。

二丁目ラーメン:ラーメン500円、替え玉50円。福岡市中央区港2-10-3。 11:00~24:00(日祝~22:00)、月曜休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン15● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:10キロ

Posted by heno at 13:17 | Comments [2]

2007年01月16日 火曜日

●アメフトかっ!?連携フォーメーション接客技にうっとり

 西方面の打ち合わせを終え帰社する途中に、突如麺神降臨。

 ココからなら、もち安全食堂やな?
 やよな??久しぶりに安全食堂やよなぁ~???

 そうかぁ?まぁしかし、ソコまで言われた日にゃ、啜らず素通りする訳にはイカンわなぁ。

ラーメン◇安全食堂

 「ハイ、いらっしゃいませぇ~!」

 安全食堂名物・オバちゃん軍団の元気な声に迎えられ、店内へ。午後2時前、普通の麺屋であれば既にアイドルタイムのはずなのだが、 安全食堂は超盛況。広めの店内は満席状態。果てさて何処に空席はなきものかと見渡していると、

 「お一人さん?なら、カウンター右奥の席へどうぞぉ!」

 出来上がったラーメンをテーブル席へと運ぶオバちゃんから、通りすがりに適切なる指示。そして、 ハイハイ分かりましたと席に着くや否や、カウンター奥の別のオバちゃんが、

 「ハイ、お客さん、ご注文は?ハイ、ラーメンね。麺の固さは?
  ハイ、カウンター3番さん、ラーメン固麺ですぅ~!」

 と、それを聞いたまた別のオバちゃんが、厨房中央テーブルに積まれたドンブリにプラスチック製の札を投入。札の数でオーダー数を、 色で麺の固さを管理しているようだ。

 兎にも角にも、安全食堂はスタッフのオペレーションの連携が素晴らしい。オジちゃん2名とオバちゃん6名が、その場の状況に応じ、 蝶のように舞いつつ働くさまは芸術的でさえある。

 司令塔は店主。厨房最前列中央に位置する釜で、麺を揚げつつも店内で起こる全てに目を光らせる。

 「お客さんはお二人さん?
  ハイ、テーブル3番奥のお一人のお客さんを
  カウンターへ移動していただいて、
  お二人をテーブル3番へご案内~!」

 店主の声に、手の空いているオバちゃんがすぐさま反応。愛想満点でにこやかに一人客をカウンターへ誘導し、お二人さん無事着席。

 店主が麺を揚げ終えるや否や、まずチャーシューのトレイを持ったオバちゃんが登場し、シャシャッと盛りつける。そして、 それが終わるや否や、今度はネギのボウルを持ったオバちゃんが登場し、コレまたチャチャッとネギを盛る。と、 すぐさま別のオバちゃんが登場し、出来上がったラーメンを客へと運ぶ。

 替え玉にも柔軟に対応。店主の釜が手一杯の時は、オバちゃんの一人が厨房奥のもうひとつの釜へ走り、チョチョイと平笊で麺を揚げ、 客へと運ぶ。

 見事な連携技オペレーションで完成したラーメンは、しっかり熱々。スープは、 瑞々しい甘みとトロンと円やかな後味が見事なイニシエ博多タイプ。麺はモチロン細麺。スープと良く絡みつつ、 シュルシュルと口に収まる感じが、あな快感。噛み込んだときの自然なコシ&風味も言うことナシ。

 人良し、味良し。コレ正に、繁盛店の見本なり。

安全食堂:ラーメン420円、替え玉100円。福岡市西区徳永1059-1。11:00~17:00 (麺が無くなり次第閉店)、水曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン14● うどん4●そば3● その他6
◎今月の総ジョグ距離:10キロ

Posted by heno at 13:45 | Comments [3]

2007年01月15日 月曜日

●じゃじゃじゃじゃ~ん!じゃじゃ、ジャジャ麺~!!

 早朝からドッタンバッタン多忙な一日。昼麺啜る&晩飯喰らうヒマさえなく、へろへろで帰宅したら午前0時前……。んで、家麺三題。

 熊本県八代市の正真正銘麺フリークである蕎麦屋マル新店主・けんちゃんよりウレシイお年玉、手打ちうどん&ジャジャ味噌が届く。 早々に作って啜れば、グワシッと馬鹿旨!けんちゃん直伝のジャジャ味噌の作り方は下記の通り。

  1. 八丁味噌500gを水100ccくらいで溶いておく
  2. タマネギ2個みじん切りをゴマ油300ccくらいでキツネ色に焦がし、網で油を切る(そのままだと焦げすぎるから)。
  3. ゴマ油の一部をつかい豚ミンチ300gを炒める(一部焦がした方が香りが良い)
  4. 生姜のみじん切りニンニクのみじん切りを加える
  5. 豆板醤を入れて炒める
  6. 粉末黒砂糖100g砂糖200gを加えて炒める
  7. 水で溶いておいた八丁味噌、炒めたタマネギとそのときのごま油を加えて弱火で煮る (ごま油は麺に使うときは大目の方が美味しいと思います。お好みでゴマの粒を入れても良いですね)

カミさんが買ってきてくれた太平燕袋麺は
思いのほか旨し!
滋味系のスープも良いが、
トロン&ぷるるんと艶っぽい緑豆春雨が
わぉ、エクスタシ~~! 

コレまたカミさんが買ってきた盛岡温めんも
カナリ私好み。
片栗粉がきいた演出系の麺の食感は
袋の印刷通りに何処かベトナム・フォーを思い出す。 

Posted by heno at 23:15 | Comments [0]

2007年01月14日 日曜日

●そこまで行って啜る麺① ~佐賀県神崎町 高揚~

 わざわざ出かけて行ってでも、啜りたい麺がソコにはある。

 鳥栖から佐賀へと続く国道34号線沿いに、「手打中華」の看板。意訳すれば「手打麺が自慢の中華料理屋」だが、正しくは「手打麺」 ではなく、「青竹でこね上げる手打ち麺」。

 


 

 打ち台に生地を置き、いよいよ麺打ち。青竹に片足をかけて、リズムよく生地をのす。コシが出てきたら生地を重ね、 向きを変えてのしていく。(中略)

 青竹は直径十三、四センチ、長さ一・七メートルほどのモウソウチク。三ヶ月ほどで竹にひびが入り、交換するという。

(以上、佐賀新聞社「佐賀軒の中華麺」より抜粋)

 


 

パイクウメン◇手打中華 高揚

 

 名物メニュー、パイクウメンは大ぶりのドンブリを覆い尽くす勢いの豚肉の天ぷらがドド~ンとのった豪華版。 真っ黒なスープが醤油好きな私の食欲をソソりマクリ。どらどらと一口啜れば、キュインッとドライブする醤油の旨味の奥に、 適度な中華香辛料の風味と心地よい酸味。ダメな人はとことんダメだが、好きな人はバチコンとハマル技ありクセもの美味~!!

 そして、ナニより麺。キッチリとエッジが立った透明感溢れる御姿がソリャもうデラべっぴん!!更に、 ズッシリと箸伝いに伝わる重量感。啜った時の、ビチビチと跳ね回る弾力。噛み込んだときの、ブルンと震える艶っぽいこし。そして、 更に噛み込んだときの、ちりぢりに&ぷりんぷりん躍る食感の妙。

 カリッと揚がった豚肉天ぷらとの食感&味わいのハーモニーも、わぉ、エクスタシ~~。あなウットリと味わい尽くす、 小麦の旨味がギュッと密につまった手打ち麺。

 飄々とそれぞれの仕事をこなす老夫婦も味のうち。そして、汁なし担々麺など、気になる麺メニューが目白押し。 どうやら後継者はいないようだ。店主がいつ気変りして廃業するやも……?麺好きの貴方、味わえるうちに是非。

高揚:パイクウメン800円。佐賀県神埼郡神埼町大字本告牟田1180。11:30~21:00、 水曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン13● うどん4●そば3● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ

Posted by heno at 19:30 | Comments [4]

2007年01月13日 土曜日

●まるんっとコクウマ、北九州豚骨に和む

 所用で北九州へ出かけたついでに、サクッと昼麺。長年の宿題店である、豚福へ向かう。

豚福

 三郎丸から足立山へと抜ける旧道沿いの、パチンコ屋の向かいに赤い暖簾。

 よかった。今日こそ食べられるぞ。

 7~8年前出版されたラーメン本「福岡・北九州・久留米のラーメン」でその存在を知り、幾度か足を運ぶも尽く閉まっていた豚福。

 暖簾をくぐると、造りは古いがコザッパリと片付けられた店内。そして、壁に掲げられたメニューは、ラーメン、大盛りラーメン、 チャーシューメン、高菜ラーメンの4種と至って潔し。

 うん。想像通りにイニシエ系名店の2大条件を満たしている。

 期待を募らせ、出来上がりを待つ。

ラーメン◇豚福

 ほどなく運ばれてきたラーメンは、チューシュー、モヤシ、ネギ、海苔が丁寧に盛りつけてある。質素かつ端正な見た目に、 期待が確信へ変わる。レンゲを持つ手ももどかしく、スープをずずっと一啜りすれば、まるんっと柔らかな口当たりと共に、 優しく広がるだしの旨味。

 うんうん、コレコレ!

 この「まるんっ」とした柔らかさと、コクのある旨味。そして、その奥に広がる独特の甘みこそ、 私のイメージする北九州豚骨ラーメンの味そのもの。

 気持ち細めの中麺も抜かりなし。噛み込んだときのコリッと抗うコシと広がる風味が見事なアルデンテ仕様。 具のモヤシとの食感のハーモニーもナンとも楽し。キッチリ調味された柔らかチャーシューを囓りつつ、ずるずると啜る。

 「はい、ありがとうございましたぁ。」

 中年夫婦の、気負いのない自然体の接客も心地よし。コレぞ、由緒正しき老舗ラーメン店のあるべき姿に、ほっこり和む午後の一時。

 

夜は麺友達と宴。
西はら@大名で、
美味肴&鰹節だしの上品塩もつ鍋をつつく。 

3時間ほど粘ったのち、
隣のテムジン警固店に河岸を変え、
餃子&手羽先唐揚げで更に2時間飲み続け、
最後の〆はモチロン元祖。 

ラーメン◇元祖長浜屋本店

ああ元祖には
今年も目一杯お世話になりマクるのだろうなぁ……。

 

豚福:ラーメン550円。福岡県北九州市小倉北区熊本4-2-26。11:00~17:00、 奇数月は木曜、偶数月は水曜が休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン12● うどん4●そば3● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

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2007年01月11日 木曜日

●我、未だ人生を語れず……。

 山が好きだ。山頂で眺める絶景もタマラナイが、ナニより地道にヘコヘコ&アヘアヘ登っている時間がアリガタし。

 マラソンが好きだ。完走した後の達成感もググッとくるが、ソレよりナニより、迷い&彷徨い&途中棄権したくなる誘惑に抗いつつ、 悩み悩み走る時間が大切だ。

 仕事のこと、家庭のこと、社会のこと、自分のこと。ソリャもう、 イロんなことが走馬燈のように脳味噌周辺をグルグル回るのを感じつつ、一歩一歩、歩を進める。

 四十をとうに過ぎた。妻と子も居る。が、我が人生、未だ暗中模索。

 

田舎蕎麦せいろ◇芭蕉庵

昨年末から折ある度に訪ねるも間合いが悪く、
尽くフラれ続けた芭蕉庵の美味蕎麦とランデヴー。

にっっちり&ざっくりと花咲く風味。
迎えるつゆは、以前に増してから汁に変わったか?

キリッと鯔背。かつ、ほっこりイナタイ。
啜る途中、厨房から漏れ漂う
カレー南蛮の風味もドえらく魅惑的。
多重人格的むふふっ美味蕎麦。

〆はトロットロの特製蕎麦湯。
白葱&山葵をあてに、ズルズル啜る。
束の間の小さなシアワセを享受しまくる、午後のひととき。

芭蕉庵:田舎せいろ750円。北九州市八幡東区尾倉2-7-10。 11:00~15:00、日祝休み。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン10● うどん4●そば3● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

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2007年01月10日 水曜日

●佐世保の人気チャンポン屋が薬院に移転オープン

 九州webを主催するギョ!さんからメールあり。なんでも佐世保で人気チャンポン屋だった 「あき子のちゃんぽん」という店が、本日、薬院に移転オープンするとのこと。早々にギョ!さんのサイトをチェックすると、

 なぬなぬ、醤油味の「五目ラーメン」が名物とあるぞ…。

 イイねぇ、醤油ラーメン!喰ひたひねぇ、醤油ラーメン!!で、午前中の仕事が一段落したところで、昼麺ポタ。目指せ、薬院!

あきこのちゃんぽん

 

 薬院大通り沿いの、すき焼き黒家が入居しているビルの路地側に、目指すあきこのちゃんぽんを発見。

 「いらっしゃいませぇ~!」

 元気な声に迎えられ、店内へ。入り口左手が広めの厨房で、狭い通路を抜けると、奥の広めの店内は6割方客で埋まっている。

 空いているテーブル席に着き卓上のメニューを見ると、筆頭に「ちゃんぽん720円」。そして「五目ラーメン750円」、 「ネギらーめん720円」と4~5種のラーメンメニューが続く。白を基調としたシックな雰囲気のインテリア然り、黒のレザー張りの椅子然り、 福岡進出を期に高級志向の店造りに変えたのか?

 我が目当ては五目ラーメン。
 だが、ネギらーめんにも激しく惹かれるぞぉ…。

 無類のネギ好きである私。ついついネギらーめんに浮気するも、コレがイケなかった……。

ネギらーめん◇あきこのちゃんぽん

 待つことしばし、運ばれてきたネギらーめんからは、鶏ガラらしきだしの甘い香りと芳ばしい醤油の香り。ふむふむ、コリャ旨そうだ! とスープを啜れば、瞬間、ぶわりと広がる芳醇なる旨味。香味野菜を多めにだしに使っているのだろうか? ナンともふくいくたる豊かな味わいに感服。

 麺はツルシコ感&透明感が強めの演出系。気持ち太めに切られた白髪ネギとチャーシューの具との食感のハーモニーがオモシロイ。 うんうん、コリャいいネェ!と、しゅるしゅる食べ進んでいると、

 う~ん?ナンだか違和感が出てきたぞぉ……。

 芳醇だしのスープはカナリ甘めに仕上げてあるのだが、その味わいと太切りの白髪ネギの辛味が、食べ進むうちに喧嘩を始め、 ナンともギクシャクした味わいに。

 このスープに白髪ネギの辛味は似合わない気がする……。そう、ギョ!さんの薦めのあんとじ仕様の五目ラーメンか、 ぽってり具だくさんのチャンポンで食べれば、ソレこそドンピシャの味わいに違いないっ!

 人の言うことは聞くモンである。次回こそ、五目ラーメン!

あきこのちゃんぽん:ネギらーめん720円。福岡市中央区薬院3-12-22。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン10● うどん4●そば2● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

Posted by heno at 12:38 | Comments [8]

2007年01月09日 火曜日

●快眠は金で買う時代なのか……?

 昨日、チビ達へ自転車を買ってやるべく覗いたコーナンだが、いつの間にか改装して2階にインテリア・ショップがオープンしていた。 どらどらと覗いてみると、広々したフロアーの一角に、コレまた広々とした枕売り場を発見。

 「あおむけ寝用」、「よこ寝用」、「うつぶせ寝用」の3コーナーに分かれ、いろんな枕が展示されている。そして横には 「お試しコーナー」と称し、ベッドが2つ置いてある。

 しかしまぁ、いろんな種類の枕があるもんだぁ……。

 さまざまな形や固さ。そして価格も、1000円しないものから2万円以上するものまで、千差万別。 面白がってイロイロ試し寝しているうちに、ついついソノ気になって、5980円の低反発枕を衝動買い……。

 枕は首に当たる部分が高くなった頸椎指示型で低反発。かの有名&高価なテンピュール枕のコピー版で、竹炭入り。そして、合わせて買った枕カバーはトルマリン加工。 竹炭から発生する遠赤外線と、トルマリンから発生するマイナスイオンには、それぞれ快眠効果が期待できるという。

 で、早速昨夜使ってみた結果は……、結構イイねぇ~!

 元来不眠症の気がある私だが、昨夜は7時間半ぐっすり快眠。コレって枕を変えたから?いやきっと、 目一杯晩酌したからだろうな……。

せいろ◇山月

久方ぶりの山月は相変わらずの旨さ。
瑞々しい蕎麦の甘みと優しく香るつゆの相性に、ほっこり。
仕上げの蕎麦湯もトロトロ美味で、あなシアワセ!

今日は残念ながら品切れだったが
2月までの期間限定で、ゆず切り蕎麦を提供中。
そばがきの鴨南蛮も気になるし、
次回は「休日昼下がりの蕎麦屋酒」か?

山月:せいろそば600円。福岡県大野城市白木原3-10-1。 11:30~14:30。水曜& 1st日曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン9● うどん4●そば2● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

Posted by heno at 12:42 | Comments [2]

2007年01月08日 月曜日

●きっと、「いつもそこにある美味麺」に感謝。

 年末年始の中国旅行のドタバタで、チビ達のお年玉がオザナリになっていたことに心痛めていた私。

 子供の頃、ナニがナクてもウレシかったのが、
 お年玉だったもんなぁ……。

 昨年、アポちん長男が自転車をどこかに置き忘れ無くした。ならばこの際、体格に対し自転車が小さくなっていた次男含めて、 買い直してやるか。

 が、親の心子知らず。コーナンや自転車流通センターを巡り、価格の下見を終えたところで、

 「お父さ~ん、腹ペコペコ~~!」

 と、チビ達が後部座席で大合唱を始める。

 おうおう、分かった分かった。ならば麺でも啜ろうかと、久方ぶりにあじ扇へと転がり込む。

 かれこれ4年ぶりか。久方ぶりに訪ねると、

 おやぁ?小上がり席のスペースが以前より広がっているぞぉ……。

 シッカリ繁盛しているのだろう。午後2時過ぎのアイドルタイムなれど、店内には先客3名。そして、 我が一家が上がった小上がり席の隣に、若者4名が遅れて来店。

 ズンだれたパンツ&耳ピアスのHIP HOP系ファッションに身を固めた今時のアンちゃん集団だが、 その中のひとりが小上がりに上がる際、自分達の靴をチャンと揃え、かつ、 我が長男の脱ぎ散らかしていた靴をもキチンと揃えてくれる気遣いに感心!かつ、我が子の愚行に気付かず放っぱらかしにしていた自らに気づき、 心の底から恥じ入る始末……。

ラーメン◇あじ扇

イイ感じに乳化したスープが、シミジミと柔らか美味。
極細の麺ゆえ、スープとの絡みも抜群。
思わず、笑顔と共にホッと小さな溜息がこぼれる、
極上なる「普通のラーメン」。

目一杯癒されたウレシさで、
思わず替え玉&卓上の辛子高菜をトッピングすれば、
やぁやぁ、コリャまたイイ感じ。

ヤッホ~!!イニシエ系&癒し系ラーメンよぉ。

あじ扇:ラーメン480円、替え玉110円。福岡市早良区田村4-29-2。11:30~27:00、 水曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン9● うどん4●そば1● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

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2007年01月07日 日曜日

●It's only ROCK'N'ROLL. But I like it !!

 年末年始のドタバタで、休日さえもナンだかセワしい日々が続いた。で、今日は久しぶりに自宅でノンビリと雑誌をめくりつつ、 怠惰なる一日を貪り過ごす。

MUSIC MAGAZINE 2007年 1月号

 かれこれ30年、ずっと愛読してきたミュージックマガジンの1月号は、前年発売されたアルバムの中から、 各ジャンル事にベスト10を選出特集号。

 なるほどねぇ……。
 そうそう、このアルバム、良かったよねぇ。

 などと、音楽を通じて一年を振り返るのも、また一興。

 で、昨年私が最もよく聞いたアルバムは、コレ。

Black Rock / James Blood Ulmer

 1982年発表、ジェームス・ブラッド・ウルマーの「ブラック・ロック」。発表当時LPで購入し、 ソレこそ盤が擦り切れるほど聞き込んだ我が青春の想い出の一枚。10年ほど前にCD化された時再購入するも、 さほど聞くことなくCD棚に収まっていたが、昨年偶然手にとって聞き、興味再燃。

 インプロビゼーション・ジャズの大御所、オーネット・ コールマン直伝のハーモロディクス奏法が爆裂するエッジの反りまくったギター・プレイ&味わいのあるヴォーカルが、あな快感。 発表後25年経つもいっこうに色褪せることのないカッチョ良さ。我が生涯きっての名盤の一枚に、ドップリ聞き惚れる悦楽よ。

 

 ソンなコンなで、終日引きこもりの一日。で、家麺特集さっ。

麺通団のお土産うどんを釜揚げで。
噛み込むほどに鼻へと抜ける
狂おしいほどの小麦粉の素朴な風味が
わぉ、エクスタシ~~。 

中国で買ったインスタント・ラーメンは
総じて力作揃いだが、
唯一のハズレが「五谷道場」。
ノンフライ麺で「更健康」らしいが、
味わい的にはカナリ疑問。
「更不健康」でイイから旨い麺が啜りたひっ。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン8● うどん4●そば1● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ 

Posted by heno at 22:19 | Comments [5]

2007年01月06日 土曜日

●初春三麺参りで御参拝~!いや御三杯!!

 今や新春の恒例行事となりつつある三麺参り。今年はフミオ presents 「福岡&佐賀 美味三麺参りドライブ」に便乗する。

 一竜軒@唐津に始まり、いちげん@佐賀県川副町経由、黒門@遠賀と、いずれ劣らぬ名店ラーメンを、 半日でズズッと一気喰いする贅沢よ。

ラーメン◇一竜軒

 行く度フラれ、ナンと1年ぶりの一竜軒は
相も変わらずのブレなき旨さに
ベテラン店主の貫禄を実感。

ラーメン◇いちげん

最近発売の雑誌で紹介された余波か
今日のいちげんは大繁盛。

ラーメン◇黒門

夕方4時過ぎの黒門は
柔らかな風味の2番だしが、ほのぼの味。

 

 連食することで如実に実感する、店ごとに異なるそれぞれの旨さ。そして、 同じ店でも食べる日や時間帯によって微妙に移ろう味わいを、シミジミと楽しむ。

 いやはや楽しゅうございました。次回は秋口あたり、またコノ3店を半日で回ってみるかなぁ……。 フミオ様、またの企画、ヨロシクお願いいたします!

一竜軒:ラーメン500円。佐賀県唐津市菜畑4070-2。11:30~15:00、日曜&水曜休み。 Pあり。

いちげん: ラーメン500円。 佐賀県佐賀市川副町西古賀925-1。11:00~21:00、 (15:00~17:00は中休み) 水曜休み(年末は31日まで&新春は2日より、3日(水)も休まず営業)。Pあり。

南京ラーメン黒門:ラーメン500円。福岡県遠賀郡遠賀町島門2-13。 11:00~19:00、 月曜&3rd日曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン5● うどん3●そば1● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ

Posted by heno at 21:16 | Comments [7]

2007年01月05日 金曜日

●新春早々、いつもより多めに啜っておりますぅ~!

 夜は、体調が優れぬカミさんが

 「ご飯作れません。子供とどこかで食べて来てぇ~。」

 で、早&安&旨なうどん屋、小麦冶へ転がり込む。 と、コレまたビックリ!以前も好印象だったが、ナンと更に数段旨くなってるでなおのぉ~!!

ごぼう天うどん◇小麦冶

 まずスメが旨い。決して華美に走ることなく、適度に抑揚のきいた削り節の旨味が、ぬはは!と美味。ごぼう天も揚げ置きながら、 カリッと風味良し。そしてナンと言っても、うどんが超美味!

 啜ったときの印象は、ヤワヤワ&テロテロで、果てしなく優しい博多うどんチックなれど、コレがタダモノじゃない。 ほわんとした噛み心地の奥に、「もちもちもち~っ」と粘るナンとも楽しいヒキが顔を出す。その食感のコンビネーションがエラク艶っぽく、 イチコロでフォーリンラブ!

カレーうどん◇小麦冶

 次男にとったカレーうどんがコレまた美味! カレーをスメで割りあんとじしたタイプでエスニックな風味とダシの和風味のバランスが絶妙。そしてうどんとの食感のハーモニー!あんとじの 「トロンっ」とうどんの「テロヤワ、ほわん、もちもちもちぃ~」の多彩食感波状攻撃は正に悶絶モノの色っぽさ。

 長男にとった小えびの天ぷらうどんも、殻付き小エビのカリッと感との食感のコントラスト& スメにエビの旨味が映る様がコレまたお見事。家族揃って「旨い、旨い!」を連発しつつ、一気に完食。

 コレだけ旨くて、食べた3種は全て290円。そして、かけうどんに至っては140円という、 あんびり~ばぼ~な激安価格設定。いやはやナンともお見事な早&安&旨なうどんに感服しきり。

水菜とささみ蕎麦◇玄

帰りがけにもう一杯、
早&安&旨な蕎麦屋、玄で啜る。
初挑戦の温蕎麦は、ちょっと甘めのスメの癒し系。
蕎麦の量もタップリで390円は納得価格。

小麦冶箱崎店:ごぼう天うどん290円。福岡市東区箱崎4ー9-40。 11:00~24:00、無休。Pあり。

生粉蕎麦 玄: 水菜とささみ蕎麦390円。福岡市中央区長浜1- 2ー24北天神SBホテル1F。 11:00~21:00、無休。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン2● うどん3●そば1● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ

Posted by heno at 19:49 | Comments [0]

●美味炸裂!げんこつパンチに一発ノックアウト

 今日は社内でミッチリ仕事。が、新しいシステムがイマイチうまく稼働しない。で、改良すべく、 備品を買い足しにヤマダ電機賀茂店へ走ったついでにサクッと昼麺。

 薫さん情報によると、一時期のスランプ時期を経て最近再び旨くなったというふくちゃんへ向かうも、店頭には順番待ちの行列が。今日はノンビリと列に並ぶ時間的& 精神的余裕はナシ。

 この近場で美味麺と言えば……、讃岐うどん遊か?いやいや、我が口の中は目一杯ラーメン・モード。

 うん!ならば、久方ぶりにげんこつへ行ってみるか。

ラーメン◇げんこつ

 コレ正に麺神のお導きか。今日のげんこつはガッツリ美味!

 どっしりと腰の据わった骨太な味わいながら、嫌味は一切なし。誤解を覚悟で例えるなら、20年前、河原氏が店頭に立ち、 丁寧ラーメンとして売り出していた頃の一風堂ラーメンの旨さを百倍濃密にした感じの旨さである。 ぐりんときいた豚骨随の旨味で素直に喰わせる濃厚滋味に我が麺心は一発でメルトダウン。

 麺も相変わらず美味&量が多めなのがナンとも嬉し。卓上の辛子高菜も二葉亭@博多駅チックな大切りタイプに変わって、 旨さがグレードアップ。

 

 以前食べたときはイマイチな気がしたげんこつだが、今日のこの一杯は感動的に美味。 ああだから、麺喰い歩きはヤメラレナイ。

げんこつ:ラーメン450円。福岡市早良区田隈1-10-7。11:00~23:30、月曜休み。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン2● うどん2●そば0● その他3
◎今月の総ジョグ距離:5キロ

Posted by heno at 13:29 | Comments [2]

2007年01月04日 木曜日

●一年の計は「K」にアリ!?

 だらんだらんとナンとも幸福なる正月休みも昨日でジ・エンド。今年は今日が仕事始め。果てさて今年の目標は……、

 ガッツリ仕事に精出すぞっ!

 やっぱり遊びたい気はままなれど、もうイイ加減イイ歳なので、そんな甘チャンなことばかり言ってはられない。 公私とも充実した一年に!

 そんなこんなで、朝一番の年始会を終え、早速一仕事。今度お世話になる北九州の取引先で打ち合わせを終え、 ソリャもうメタクソ腹減ったぁ~、とヨロヨロしながら芭蕉庵へ向かう。が、「正月5日より営業」とのツレない張り紙……。 ナンでも芭蕉庵の今季の新蕎麦はベラボ~に美味だとか。残念至極、近々再訪を誓いつつ、黒門へ。

ラーメン◇黒門

 がははぁ、コリャ旨いっ……。

 柔らかく、かつ芳醇に香り立つスープがシミジミ滋味。啜った瞬間、鼻へと抜けるその香り然り、舌を包むたおやかな味わい然り。 新年早々大当たりの超絶美味に、我が麺心は悶絶狂喜。だしの旨味が、ずぶずぶと五臓六腑に染み渡る感じが、ソリャもうタマラン!タマラン!!

 麺の揚げ方もコレまた絶妙。表面はしっとりとしてスープとの絡みが抜群。かつ、芯はむりんとコシがあり、 素朴な小麦の風味が顔を出す。

 嗚呼旨し、コリャ旨し。ずるずるずずずと一気に完食。新年一啜り目のラーメンは超ウルトラ大当たり美味。 こいつぁ春から縁起がいいやぁ。美味麺に勇気百倍!今年も旨い麺啜って、ガツンと仕事、ガンバンべぇ!!

南京ラーメン黒門:ラーメン500円+海苔2枚50円。福岡県遠賀町別府4451-3。 11:00~19:00、 月曜&3rd日曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン1● うどん2●そば0● その他3

Posted by heno at 11:54 | Comments [2]

2007年01月03日 水曜日

●天気晴朗なり。んで、未だ凍らず……。

 朝目覚めると、窓の外は目一杯広がる青空が我が遊び心を猛烈に喚起する。よっしゃ、久しぶりにチビ達と山に登るかっ!と張り切るも、 先日までの中国旅行で、みっちりと宿題が溜まっているという。

 んん~ん、ソリャまた、しゃ~ないねぇ……。

 寂しくひとり、難所ヶ滝を目指す。

 福岡の「凍る滝」として有名な難所ヶ滝。午前10時過ぎ、宇美町の昭和の森に車を止め、いざ登らん!と歩き出すと、昨年と一変した風景が広がる。 かれこれ1年ぶりに訪ねると、一昨年の台風で崩れていた登山道が綺麗に整備され、治山工事が着々と進んでいる。

 う~ん、必要なんだろうか、この工事……。

 ナンとも複雑な思いで歩を進める。

 中国旅行の美味飯三昧で緩んだ我が身を戒めるべく、ガッツンガッツン飛ばしに飛ばし、 参考タイム90分の山道をナンと1時間弱で難所ヶ滝へ到着するも、そこに「凍る滝」はナシ……。

 

 滝の麓に僅かに凍った氷があるも、岸壁には全くもって凍る気配さえ感じない。 昨年の冬は12月末には早々に凍っていたのだが、温かいこの冬はカナリ期待薄か……??

仏頂山頂

宝満山頂

その後、尾根道を仏頂山を経由し、宝満山へ登るも
あいにく霧が濃く眺望がきかず、ナンとも残念。
兎道をトボトボ下山し、
昨年末から年越し宿題麺、権の釜揚げうどんを啜る。

 釜揚げうどん◇練り込みうどん権

 底の深い桶&つけ汁の蓋には色とりどりの薬味。ネギ&胡麻&おろし生姜&酢橘と完璧スキ無し。 そりゃもうアッツ熱のうどんをつゆに漬け、はほはほ、ずずっと啜れば、ぶわんと鼻へ抜ける鰹節の華ある香りと、キリリと広がる醤油の風味。

 うどんは細め&にちりぃ~と独自のヒキが楽しい、由緒正しき官兵衛系。釜揚げで食べると、その麺力を改めて再認識。様々な薬味を徐々に足し、 味の変化を楽しみつつ、うしゃしゃと啜る。

 唯一惜しむらくは、つけ汁のかえしの甘み。 一般的にはこれくらい甘みがのっていた方がウケがイイのかも知れないが、我が好みではナシ。

 うん、権はやっぱごぼ天かなっ!

練り込みうどん 権:釜揚げうどん450円。福岡県志免町南里34-4。11:00~22:00 、 2nd&4th木曜休み(祝祭日の場合は営業)。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン0● うどん2●そば0● その他3

Posted by heno at 14:12 | Comments [6]

2007年01月02日 火曜日

●アルのよねぇ、偶然って。

 早朝の便で帰福し、空港近くに預けていた車に乗り換え、一日遅れの三社参り。午後3時過ぎに帰宅し、 コレまた一日遅れで西日本新聞の元日版を読んでいると、わぉ!中国大連&旅順の特集だぁ……。

 ナンたる偶然か。今朝まで過ごしていた異国の記事を興味深く読みつつ、久方ぶりの日本酒をダラダラと飲んでいると、 今度はNHKテレビで青島チベット鉄道の特集番組。一昨日、中国での列車の旅を楽しんできた&山好きの私。自然、 中国奥地チベットの山岳地を横断する1,956キロの絶景列車旅に興味津々。

 しかし、予算が潤沢なテレビ番組は画が半端じゃなくスゴイ。車内&車窓の景色はモチロンだが、 大自然を走る列車のロングカットが凄まじく美しい。

 こりゃ是非とも乗ってみたい。夢がまた一つ増えたな。

鴨うどん◇牧のうどん空港店

 中国でロクに麺を啜れなかったフラストレーションを晴らすべく、帰国早々、牧のうどん空港店へ転がり込む。卓上の 「鴨うどんの美味しい季節になりました」とのポップに惹かれ、カモ~ン、鴨うどん!

 前回今宿店で啜った鴨うどんより、鴨肉自体は何倍も美味!だが、 兎にも角にもスープが少な過ぎる。出てきた時も既に少な目だったが、加えて食べ進むうちにうどんが見る見るスープを吸って、 中華皿うどん状態に。お~まいがぁ!とヤカンの追加スープを注ぎ足し継ぎ足し、ナンとか凌ぐ。

 ソレとも一つ不満なのが、一味の容器。従来の牧の旧店はドンブリに盛られた一味をサジで取ってドンブリへ振り入れるスタイルだが、 ココは蓋に穴の付いた容器に入っている。で、コレが振れども振れどもナカナカ一味が出てこない。結果、 グズグズしているうちに肝心のうどんが冷め気味に。コレは是非とも改善して欲しいっ!!

牧のうどん空港店:鴨うどん480円。福岡市博多区東平尾2-4-30。10:00~23:00。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン0● うどん1●そば0● その他3

Posted by heno at 11:55 | Comments [7]

2007年01月01日 月曜日

●麺馬鹿一家、中国を行く ~3日目~

 生まれて初めて、海外で迎える正月。中国は旧暦で正月を祝うと聞いていたが、 昨夜12時過ぎには大規模な花火が30分ほど上がったし、朝ホテルを出ると、通りでは爆竹を鳴らし新年を祝っている。

 旅順自由市場

 3日目のハイライトは旅順観光。大連からバスで1時間の旅順は日露戦争の爪痕を色濃く残す街。 ロシア軍のトーチカがあった東鶏冠山や203高地、乃木大将とロシア陸軍の名将ステッセルが会談した水師営を巡る。

 歴史の教科書でさらりと勉強しただけだった日露戦争のことが、ぐっと身近に。

東鶏冠山

東鶏冠山 ロシア陸軍兵士宿舎跡

203高地

水師営の会談場跡

 我が母親一家は、昭和初期、瀋陽に渡った。私の祖父は製氷工場を営み、暮らしは裕福だったという。 母は瀋陽で生まれ、当時の満州鉄道 瀋陽駅のすぐ近くの二階建ての石造りの家に住み、日本人学校に通った。

 母の姉曰く、祖父はハーレーデビットソンに跨り、2~3日家を留守にすることが常だったとか。そして、 当時の瀋陽ではなかなか手に入らなかった贅沢な食材や日用品を山ほど携えて帰ってきたという。 製氷工場で仕事をする祖父の姿が記憶にない姉は、

 「きっと父は日本軍の諜報員で、製氷工場は隠れ蓑だったに違いない。」

 と、真剣に母に話していたとか。

 母が小学2年生の時祖父が他界、祖母は子供4人を連れ、大連港から博多港へと引き上げてきたという。 祖母のことは良く覚えている。物静かで優しく、かつ気丈な祖母だった。

 そう言えば、アノ凛とした雰囲気は、
 『諜報員の妻』のイメージにピッタリ符合するなぁ……。

 

~中国東方地方の麺~

 車窓から最も目にしたのは「冷面」の看板。北朝鮮に近い土地柄のせいだろうか?「牛肉面」 の看板もチラホラ見たが、いわゆる日本で言う狭義の「麺」は一般的ではないようだ。

ホテルのビュッフェスタイル朝食で見つけた麺は
水餃子&春雨

 

 小麦粉を練って作るという意味での「麺」で最もポピュラーなのが餃子。豚肉や海鮮、高菜などの野菜など、 具のバリエーションも豊富。以前、湖南省を旅したときは、トマト餃子の旨さに感激したが、今回の大当たりは海鮮餃子。海老&ナマコや鰆など、 どの餃子もウルトラ美味。

鰆餃子◇旅順の食堂にて

海老とナマコ餃子◇大和ホテル

 驚いたのがコンビニのカップ麺の充実度。様々な種類の麺がズラリと並ぶ。前述通り、 飲食店での麺はマイナーな存在に見受けられたが、カップ麺はエラク品数豊富。

 

ホテルで食べた酸辣味は
フリーズドライの具に
粉末&練り味噌スープ、
2種類の袋入り薬味に
簡易フォークまで付いた豪華使用。

今回の旅で食べた数少ない麺の中ではあるが
ピカイチに上手かったのが、 
大連の海鮮しゃぶしゃぶの〆に出てきた麺。
うどんチックに太めの生麺は一見うどんチックなれど、
茹で上がると「ぽわん」と弾ける食感が
なんともチャンポン麺チック且つ
生麺ならではの強めのコシがナンとも楽し。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン0● うどん0●そば0● その他3

Posted by heno at 15:24 | Comments [0]