2007年03月03日 土曜日
●お江戸下町太麺探訪 二日目その二
ぽっぽっ屋のガチゴチ剛麺に骨抜きにされ、ヨロヨロと向かったのは、浅草演芸ホール横の東洋館。その前身は、渥美清やビートたけしらを輩出したお大衆笑いの殿堂、フランス座。

正午からミッチリ4時間半、漫才を中心に17組が繰り広げる演芸の数々を堪能。 中でも秀逸だったのだロケット団。花粉症の対処法をテーマに繰り広げられる若き二人の正統しゃべくり漫才は、 正に話芸ここに極まれり。
そして圧巻だったのが藤山新太郎の「浮かれの蝶」。蝶の誕生から死滅までを、 和紙と扇子を使いつつ演じ切る伝統的和風手品「手妻」に心から魅了される。
そして17組のおおとりを勤めるのは青空球児好児。互いに60歳は優に過ぎたベテランなれど、 舞台所狭しと駆け回る体をはったコント・スタイルは往年のまま。そのガッツにベテラン・コメディアンの気概を痛感。 体を張った10分以上の舞台をこなし、下り行く緞帳から顔を差し出し、
「皆さん、また観に来てくださいよぉ、
ゲロゲ~ロ、ゲロゲ~ロ!」
往年の当たりギャグをちゃんと披露してくれるサービス精神に、 あぁアリガタやアリガタやと嬉し涙を流しつつも、帰福の飛行機に乗る前にサクッと夕麺、麺工房暖々へ。
品川から羽田空港へと向かう京浜急行線沿いにある暖々。旨いモンセンサーANDさんのブログでその存在を知った店だ。 ナンでもラーメン二郎堀切店で修行した店主が開いた店とのこと。夕方6時前の店内は先客ふたり。ずるずると旨そうに麺を啜っている。
入り口左横に食券販売機。メニューは「らーめん」、「油そば」、「つけ麺」、「あつもり」の4種& 具のトッピングが3種ほど。あっはぁん……、ドレもコレも惹かれマクリのメニューでアルぅ~……。 でも最近とみに軟弱化している我が胃は一杯が精々。んで、後ろ髪を引かれマクリで、ANDさん推薦のつけ麺をチョイス。

がっはぁ~、コリャ嬉しいねぇ嬉しいねぇ!!
待つことしばし、差し出されたつけ麺は、麺ドンブリにてんこ盛りの茹で野菜。元来が野菜好きの私ゆえ、 圧巻なるその量に若干腰が引けつつも食欲中枢スイッチオン!

いざ勝負!と挑みかかれば、その下からぶるるんっと顔を出す極太麺。 昼麺で啜ったぽっぽっ屋にも似た太さだが、形状に違いアリ。ぽっぽっ屋は丸いが、暖々は角いのだ。気持ち加水率高めの讃岐うどんよろしく、 ぶりんと面が張りつつもシッカリ角が立った容姿に、ぽっ。
で、味わいに更に、ほっ、ぽっ!
コリッコリッと弾ける生っぽい歯触りは、そのまんまぽっぽっ屋だが、 その後の噛み込んだ感じが素晴らしい!粉っぽくも艶めかしい、その中途半端加減がドンピシャ我がツボォ~~!!
一見つけ汁らしき別丼は、実は醤油元ダレを背脂で伸ばした単なるタレ。 油そばに限りなく近い麺主役系のストロング・タイプ。ガッツリヨツに組み込みつつ、わしわしと噛み込み、咀嚼する楽しみに溢れた独特美味。
昨日今日と奇しくも同じ極太独特麺。食べ終わったらカウンター上部の棚へドンブリを上げるなど、 ローカルルールは共通なれど、微妙な味わいは千差万別。
あははぁ、またもやハマリましたぁ。
やっぱオモロイです、カリスマ・ソウルフード系ご当店麺は。
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麺香房暖々:つけ麺650円。東京都大田区大森東1-3-12。11:15~24:00(日曜~23:
00)、無休。Pなし。
◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン48● うどん20●そば5● その他10
◎今月の総ジョグ距離:44km / 通年74km