2007年07月25日 水曜日

●必然叉焼

 最近の忙しさはソリャもうハンパじゃない。昨日は外麺はおろか、社内でカップ麺さえ啜る時間さえなかった。で、 今日も仕事が一段落ついたのは午後2時。なれど、今日は是が非でも外で麺を啜るのだぁ!とサドルに跨り、うだるような暑さの中、 警固の吉興へと向かう。

吉興

 警固本通りの小さなビルの二階。階段を上ると、ガラス戸越しに見える店内は白と黒のインテリアが思いのほかモダン。以前、 たまたま前を通りかかり気になっていた吉興だが、epiの最新号によると昨年11月まで天神で営業していた老舗中華料理店、 東海楼ゆかりの新店だとか。

 昼メニューは麺料理と定食類がそれぞれ4~5種載っているが、我が目当てはモチロン麺。チャンポン、皿うどん、 チャーシュー麺や冷麺と、至って王道メニューが並ぶ。

 筆頭に書かれているチャンポンか?
 いや今日はあまりに暑くて
 ワシワシと野菜を咀嚼する元気が出そうにない…。
 ならば、チャーシュー麺でイクか。

 チャーシュー麺◇吉興

 待つことしばし、運ばれてきたチャーシュー麺は大ぶりなチャーシューが4枚のってはいるが、全体の印象は至ってシンプル。 透明感ある薄めの醤油色スープと、奥に透けて見える中太ストレート麺が、どこかマルタイ棒ラーメン風。

 どらどらとレンゲでスープを掬い口へと運べば、上質の中華スープ特有の柔らかい香りがふわりと鼻を擽る。

 おおぉ?こりゃイケそうだぞぉ……。

 俄然高まる期待を胸にズズッとスープを啜れば、予想通り。ナンともたおやかなるだしの風味がじんわりと優しく口中へ広がる。 そしてその奥に微かに香る中華香辛料。極力控えた調味具合がだしの旨味を際だたせる悦楽美味。

 合わさる麺も至ってシンプル。スルッと口へと収まる感じ然り、噛んだときのパキンと弾けるコシ然り、噛み込むほどに広がる風味然り。 外連味のない味わいが滋味スープと相性抜群。

 そしてチャーシュー。もっちとした食感とともに広がる豚肉の旨味。中華香辛料のほのかな香りが好アシスト、 スープ同様調味具合を極力控え、素材本来の味わいを引き出している。

 ずるッと麺を啜り、チャーシューを一囓り。そして、ズズッとスープを啜る。と、 それぞれは至ってシンプルな味わいながらも合わさることでナンとも深い風味を醸し出す。

 ワン・フォー・オール&オール・フォー・ワン。付け合わせのホウレン草のシャキッとした茹で具合も言うことナシ。 ドンブリの中に描き出された極上滋味中華麺ワールドにひたすら感服しつつズルズルと啜っていると、後から入店した客が定食をオーダーする。 と、

 ゴォ~~、ゴォ、ゴォ~~

 奥の厨房から聞こえてるコンロの重低音が迫力満点。こりゃよほど高火力のコンロを使っているようだ。中華料理は火の料理。次回は夜、 是が非でも一品料理も喰らわねば。

吉興:チャーシュー麺650円。福岡市中央区警固2-16-10。 11:30~15:00&17:30~23:00、不定休。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン134● うどん70●そば29● その他32
◎今月の総ジョグ距離:76km / 通年185km

Posted by heno at 2007年07月25日 02:07
コメント

確かに東海桜の面影がありますね。ちょっと反応してしまいました。
ところで、名代のラーメン亭が大変なことになっています。ビブレ地下店でしたが、久しぶりにラーメンを注文した時のこと。後から入店したお客さんが「ラーメン油抜きで!」と注文するのを聞いた時嫌な予感がしたのですけど、初めて残してしまいました。二代目ですか?叉焼を変えたり、餃子も変わったし、定食は炒飯に変わったりとか、チャレンジ精神は認めるのですが、僕はちょっとついていけません。年のせいでしょうか?油っこいラーメンはパスです。残念ですね。

Posted by 薫 at 2007年07月28日 12:15

わぁお、ですかぁ……。
確かに替え玉を始めたあたりから
なんか違ってきましたよねぇ、名代ラーメン。
はてさて、ドコへイッテしまうのでしょうかぁ。

Posted by への at 2007年07月29日 18:47