HENO HENO: 2007年11月 アーカイブ

2007年11月29日 木曜日

●懲りない男

 ふと気付けば11月も残すところ、あと1日。10日後にはフルマラソンを走らねばならない。が、多忙なる仕事を言い訳に、朝練をサボりっぱなし……。 幾度となく改心を誓うも、幾度となく惰性に流され。

 全くもって不甲斐ない。が、コレが私。とりあえず今回も当面の目標である4時間半ゴールは難しそうだが、 棄権することなく完走を目指しマスッ。

 そして、やっとこさ決心しました。出場します、東京マラソン

ごぼう天うどん◇英ちゃんうどん

超久しぶりに啜る英ちゃんうどんは
キリリと塩気のきいた滋味スメが五臓六腑に染み渡る。
ダゴのような朴訥なるコシのうどんと、
おそらく姿揚げのごぼ天を切らしたのか
コレまたウルトラ久しぶりにお目にかかる
丸天タイプのごぼ天をプリプリ噛み締め、
あぁシアワセ。

ごぼう天うどん◇長住うどん

コレまた久しぶりに啜る長住うどんも、ほっこり美味。
ぷるんと解けるうどんのヒキと
コリッと弾ける細めのごぼ天の
食感のハーモニーが、あな極楽。

川端英ちゃんうどん:ごぼう天うどん472円。福岡市博多区上川端11-8ーB1F。 11:15~20:00、不定休。Pなし。

長住うどん:ごぼ天うどん390円。福岡市南区長住1-1-1。11:00~20:30、水曜休み。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン215● うどん100●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:81km / 通年427km

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2007年11月26日 月曜日

●正統長浜

 初麺愛は、蕎麦。小学生の頃、日曜日母に連れられ天神へ買い物へ出かけたときの最大の楽しみは、因幡うどんで食べる丸天蕎麦。 本当はチャンとした蕎麦屋で天ざるが食べたかったのだが、質実剛健が家訓だった我が家。小学生の私がそんな贅沢な麺を啜れるハズもナシ。

 第二次麺愛は、ラーメン。大学生になり、バイトで自分の自由に使える金を得る。かつ、車の免許取得。 一気に行動範囲が広がったことも加勢して、久留米や熊本へラーメン・ドライブを敢行し、食べ歩きの楽しさを実感。

 そして7年前。思い立って麺喰いサイトを始めてからが、第三次麺愛期。毎日毎日アチコチと、 福岡市内に限れば大概の店のラーメンは喰い尽くした気になっていた。

 が、甘かった。今まで全く知らなかった……。
 コレほど旨い長浜ラーメンが今も尚、現存することを。

大ちゃんラーメン

 拙ブログへの硬MENさんのコメントでその存在を知った大ちゃんラーメン。ナンともベタな屋号よろしく、 大きめのL字カウンターのみの店内は目一杯イニシエ系。イイ感じに黒ずんだ木の壁が店の歴史を物語る。

 そして壁の高い位置には木札のメニュー書き。ラーメンが具のバリエーションで6~7種に、チャンポンとチャーハンと、至って王道。 と、ココまでは想定内だったが、カウンター奥の厨房にサプライズあり。

 コノ手の店は年配夫婦が二人で切り盛りしているのが常なのだが、ナンと兄弟らしき若き男性が二人、 それぞれの仕事を寡黙にこなしているではないか。 そしてカウンター脇に据えられた寸胴鍋にはナンとも旨そうな色合いのスープがぷくぷく煮えている。

 こりゃナンだか期待できそうだぞぉっ……。

ラーメン◇大ちゃんラーメン

 かくして予感が現実となる。ほどなく差し出されたラーメンは、ソリャもうドンピシャ我がツボ!ズズッと啜った瞬間、 ほわんっと軽やか且つ濃密に鼻へと抜ける微かに焦げた豚脂の切ない香り。

 あっはぁ~ん、コレコレ!コレこそ長浜ラーメンやんっ!!

 そして舌にのる味わいも文句なし長浜!軽やか、且つ微かに甘く、且つ芳醇。 敢えてラードを上手く使うことでコノ味わいを演出しているのだおうか?ゴリゴリ豚骨に走ることない絶妙なるこの軽さこそ、 長浜ラーメンの真髄。

 そして麺がコレまた旨いっ!コリッと弾けるコシ然り、瞬間広がる素朴な風味然り。上出来滋味長浜スープとの相性も抜群で、文句なし。 多めに盛られたネギも立派に薬味を役割を果たしきる極旨美味。チャーシューもイニシエ系は往々にして冷蔵庫臭いがナンのナンの。 ココのはハンパじゃなく、もっちり美味。

 思いもよらぬ突然なる美味滋味麺との出会いこそ、麺喰い歩きのシアワセ。価格も安いし、狭いながらも駐車場もあるし。 次回はチビ達を連れて来てやるか!

大ちゃんラーメン:ラーメン400円、替え玉130円。福岡市南区野間2-6。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン215● うどん98●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:72km / 通年418km

Posted by heno at 14:30 | Comments [6]

2007年11月25日 日曜日

●赤と白

 世の中の三連休を尻目に働き続けであったが、昨日の頑張りが功を奏し、今日は休み。午前9時、のんびり起きだし家族孝行、 北九州へお手軽紅葉ドライブへ出かける。

 まず訪れたのは、yahoo!の紅葉情報でその存在を知った瀬板の森公園。三菱化学の工業用貯水池周辺の5キロ弱の散歩道を、 ぶらり紅葉ウォッチング散歩。

 続いて訪ねたのは小倉城。城壁の城と紅葉の赤のコントラストを楽しんだ後、リバーウォークでウインドウショッピング。家族とてれてれ過ごす休日もまた楽し。

朱雀

 昼麺は、とある方から推薦のメールを頂いていた朱雀。住所を頼りに訪ねると、 幹線道路の裏手の住宅街の一角に「ラーメン」の赤い暖簾。ナンとも辺鄙な立地なれど、地元では誰もが知っている超人気店なのだとか。

 7~8席のカウンターのみのこぢんまりした店内はイイ感じに遣れていて店の歴史を物語る。 壁上部に掲げてあるメニューを見ると、麺はラーメン、味噌ラーメン、チャンポンに焼きそば。チビ達と私はラーメンを、 カミさんは焼きそばをたのむ。

ラーメン◇朱雀

 ほどなく差し出されたラーメンは、深めのドンブリになみなみと注がれた白濁スープがイイ感じ。  どらどらとレンゲで一啜りすれば、まるんっと円やかな甘味溢れるミルキー風味が珍龍軒チック。 そしてデフォルトで盛られたゴマと厚めのモッチリチャーシューは珍龍軒より独立した大福チック。そして卓上には珍龍軒系名物の唐辛子タレもあり。具のもやしも然り、 コレ正に王道北九州ラーメンなり!

 

朱雀:ラーメン400円。北九州市八幡西区割子川1-3-5。11:00~20:00、火曜休み。 Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン214● うどん98●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:72km / 通年418km

Posted by heno at 12:19 | Comments [0]

2007年11月24日 土曜日

●孤高へ

 世間は三連休二日目だが、私は休日出勤二日目……。ガリゴリと社内での仕事とこなし午後1時過ぎ、 とりあえず一段落ついたところで車をかっ飛ばし、福岡空港近くの取引先へ届け物。で、帰社する道すがら、 島系本店へ転がり込みパワーチャージ。

 旧イケメン店長から新店長&オバちゃんコンビの新態勢へ移行したことを、色んなブログ&店オフィシャルサイトの掲示板で知り、 その後が気になっていた島系本店。

 店頭の食券販売機で「ラーメン600円」を購入し店内をのぞくと、午後2時前のアイドルタイムながらも、八割方客で埋まっている。

 安泰ぶりに安堵しつつわずかに空いた席に滑り込み、カウンターより一段高い棚へ食券を置きつつ

 「極太麺で、野菜多め、ニンニクなし。」

 とオーダーする。と、それを聞いた新店長がチラリとコチラを睨んだ目が、瞬間キラッと光る。そして……

ラーメン◇島系本店

 あはははぁ……、メッチャ大盛りヤン。

 ほどなく差し出されたドンブリには、わたなべのチャンポンに勝るとも劣らぬチョモランマ状態の野菜が、ソリャもうてんこ盛り。 頂点の丸い感じ&キャベツの緑がどこかガチャピンチックだなぁ、などと思いつつ、いざ勝負!

 このチョモランマ野菜を征服するためにはレンゲが必須。レンゲの腹で野菜の一端を支えつつ、逆方向の麓部分に箸を入れ、 徐々に野菜の山を崩していく。そして好い加減に崩し終えたところで、ドンブリ底部の麺を持ち上げ&野菜を丼の底へと押し込みつつ、 ずるずると啜る。

 

 ソレよりナニより特筆すべきは麺の味わいの奥深さ。改良を加えたのだろうか?以前より数段旨くなっている。 エッジの立った極太麺を揉んでから使うようにしたのか、イイ感じによれていてスープとの絡みも良いし、触感もオモシロイ。

 さらに揚げ加減が絶妙。イイ感じに粉っぽさが残る固麺状態で揚げてあり、コツッとした歯触り然り、ニチッとしたコシ然り、 むりんっとしたヒキ然り。極太麺の良さを最大限に生かしている。結果、超大盛りの茹で野菜に負けることなく、いやむしろ、 野菜以上に己の存在感を示すことで、この一杯がラーメンであることを証明している感アリ。

 スープの熱さ&濃さともイイ感じ。肉厚ホロホロチャーシューが好アクセント、ガツガツと咀嚼し喰らう快感を堪能しつつガッツリ完食。

 具の盛りの高さに比例して味わいレベルもグッとグッと上がった感のある極上なる一杯。二郎的ラーメンとして語られることが多かった島系だが、ナンのナンの。地道な改良を重ね、 正に唯一無比の孤高の味わいを目指す。

島系本店:ラーメン600円。福岡県糟屋郡志免町大字別府字カジ547-1。 11:00~16:00&18:00~21:00、月曜休み(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン213● うどん98●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:72km / 通年418km

Posted by heno at 13:08 | Comments [4]

2007年11月23日 金曜日

●あんかけマジック

 22日から一泊二日で熊本県八代市へ出張し、八代妙見祭を見学。

 八代神社の秋の大祭、八代妙見祭。お神輿に、獅子、奴、笠鉾など38の出し物&総勢1500人が参加し、 およそ6キロの道のりを練り歩く神幸行列は正に圧巻。 詳しくはコチラ

 

味噌ラーメン◇蒲公英 

 なごまる日記でその存在を知り、ずっと気になっていた匠・蒲公英のあんとじ味噌ラーメン。 オーソドックスな醤油スープに、野菜などの具を八丁味噌チックな真っ黒辛味噌であんとじして載せたユニーク仕様で、 見た目同様にガツンとインパクトある味わいが個性的な暴れん坊麺。

 とある豚骨ラーメン老舗の醤油ラーメンにチャレンジするも、エラク甘いし、 なんとなく濃縮めんつゆチックな風味はするしで、ソリャもうタジタジになりつつナンとか完食。

中華菜館 匠・蒲公英:味噌ラーメン662円。熊本県八代市大村町844-1。11:30~23: 00、月曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン212● うどん98●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:72km / 通年418km

Posted by heno at 15:34 | Comments [0]

2007年11月21日 水曜日

●やっぱり、いつもの一杯

 そりゃもうヤルべき仕事が満載で、パッツンパッツンのスケジュール。 とりあえずこなすべき社内での雑務を終え、薬院の取引先へ荷物の受け取りに向かう。と、 わずか10分ではあるが約束の時間まで余裕がアルでナイのぉ!で、久方ぶりに福岡麺通団へ転がり込む。

福岡麺通団

 

 店頭には「冬季限定 豚汁うどん」とのナンとも魅惑的な張り紙アリ。ぐぐぐっと惹かれまくる。が、「讃岐うどん=ひやかけ」 が我が嗜好。何せ久しぶりだし、相も変わらずではあるが、「ひやかけ+ゲソ天」でイクかっ!

ひやかけ+ゲソ天◇福岡麺通団

 冷たいうどん&冷たいかけ汁の「ひやかけ」ゆえ、温うどん&温かけ汁の「あつかけ」に比べ風味が乏しそうな気がするが、 ナンのナンの。冷かけ汁を啜った瞬間、以前より増して香り立つイリコの風味がぐわしっと我が麺心を鷲掴み。

 うどんも相変わらずの強腰で、噛み込む度にゴツゴツと抗う様がナンとも楽しい。が、昼食時の来客に備え、 予め多めに麺揚げされ水に晒されていたのだろうか?芯のコシに対し表面部分がえらくフニャフニャと頼りないのが玉に瑕。

 讃岐名物巨大ゲソ天も、今日は残念ながら揚げてしばらく時間が経っているようで、ヒンヤリ冷たい。よっしゃ!ならばと、 ズビズビズバンとひやかけを啜り終えた後、レジ横のサーバーへ向かい、どばどばぁ~と温すめをドンブリに注ぐ。

 すると、ヒンヤリゲソ天が揚げ出し状態でイイ感じに温まり、噛み込む度にプリンプリンと弾ける食感ともにエラク美味! 工夫次第で如何様にでも楽しめるセルフ形式の醍醐味を楽しみつつ、ぺろり完食。

 入店して食べ終えるまでわずか5分。ナンとも多忙な我が身には、「早い、安い、旨い」が身に染みて嬉し。 メニューに生ビールジョッキ1杯&おつまみ2品で600円の晩酌セットも登場。次回はのんびりとうどん屋酒を楽しみたい!

福岡麺通団: ひやかけ小+ゲソ天390円。福岡市中央区渡辺通4-11-3。11:00~24:00(日祝~23:00)、年中無休。 Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン210● うどん98●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:72km / 通年418km

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2007年11月20日 火曜日

●愛こそ全て

 今日も今日とてイロイロ多忙。アチラコチラの得意先を回る道すがら、サクッと昼麺。 最近オープンしたとある麺屋で啜る。も……

 

味わい自体は普通に美味なのだが、
これで600円はあまりにも高過ぎる。
具もぞんざいな盛りつけで
作り手の麺に対する愛が感じられないのがナニヨリ寂しい。

我が麺馬鹿ぶりを知るカミさんの友人から
南関そうめんのヒネモノをいただく。
長期間熟成させたヒネモノならではの
独自の触感&食感&風味が
ソリャもう美味美味!

同じく日清のトールカップ麺「京うどん」に相通じる
つるりとした触感のノンフライ麺と気持ち甘めのつゆ。
カップ麺として食べるにはカナリ好みだが、
うどんとして食べると、チト寂しい。

来年の全カップ麺一斉値上げを前に
怒濤の新商品リリースラッシュを繰り広げる日清。
特に目立つのが、
チキンラーメンやカップヌードル、UFOなどの
定番商品の新味開発。
「秋便り」のキャッチコピーにつられて啜るも
カップ焼きそば特有の濃い味で
我が守備範囲外。

カップヌードル新味は
ミルク風味のきき具合が絶妙。
 チビ達は旨い、旨いと絶賛するも
ポンコツ親父の舌には
デフォルトのカップヌードルが最も馴染む……。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン210● うどん97●そば53● その他55
◎今月の総ジョグ距離:63km / 通年409km

Posted by heno at 12:20 | Comments [3]

2007年11月19日 月曜日

●小気味よい細さ

 香椎参道の並木道を土井方向へと向かい、香椎宮手前の路地を左折すると、白壁の瀟洒な一軒家。今月オープンした蕎麦新店、 不老庵である。

不老庵

 Baby talkでその存在を知り訪ねてみると、あらビックリ! 店主は九州手打ち蕎麦愛好会の一員で、芭蕉庵で行われた蕎麦打ち体験会でご指導いただいた方ではないか!

 本業の薬店を営む傍ら、香椎で蕎麦打ち教室の講師を務めていたところ、生徒の方々に「近所に旨い蕎麦屋がない、 是非蕎麦屋を開いてくれ」と請われ一念発起したのだとか。

せいろう◇不老庵

 ほどなく出てきたせいろは、細打ち美人。一筋手繰れば、 シュルッと口におさまる感じがナンとも小気味よい。ふわりと鼻へ抜ける汁の香りを楽しみつつ噛み込めば、 コリッと弾けるコシと仄かに広がる蕎麦の甘味。気持ち甘めの汁と相まって、ナンとも優しい癒し系の味わいに、ほっこり。

 〆の蕎麦湯は芭蕉庵チックなトロトロ濃厚タイプ。薬味の葱や山葵で味の変化も楽しみつつ、 蕎麦猪口二杯いただけば、お腹の中からほっかほか。

 メニューは温と冷がそれぞれ3~4種。今年いっぱいは試運転期間で、 来年明けあたりからメニューを増やし、酒&肴も考えたいとのこと。ならば次回は蕎麦屋酒!

不老庵:せいろう700円。福岡市東区香椎4-13。11:30~14:30、火曜休み。Pなし (香椎宮の駐車場を利用可とのこと)。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン208● うどん96●そば53● その他53
◎今月の総ジョグ距離:57km / 通年403km

Posted by heno at 13:36 | Comments [0]

2007年11月18日 日曜日

●ネオ滋味

 冬型の鉛色の空なので、さほど未練はないものの、今日も午後から休日出勤……。せめてもの家庭サービスと、 チビ達を連れ名島へ向かう。目指すはあたしの食べ歩きと自然でその存在を知った、らーめん屋たつし。 

らーめん屋たつし

 都市高速高架下の道から千早の住宅街へ抜ける道沿いに、思いっきり手書き感溢れる「らーめん屋たつし」の看板。暖簾をくぐると、 木を基調とした落ち着いたインテリアの店内には先客2名。

 テーブル席に着きメニューを見ると、ラーメンは「たつしらーめん480円」、「らーめん450円」に「塩らーめん550円」 の3種類。と思いきや、メニューを裏返すと「千名そば500円」なる手書き文字。

 聞くと「らーめん」が豚骨で、「たつしらーめん」はその豪華版。そして「千名そば」は醤油ラーメンとのこと。 ならば家族麺喰いの強みを生かし、「らーめん」、「塩らーめん」、「千名そば」の3種スープを一気食い。

塩らーめん◇らーめん屋たつし

 まず運ばれてきた塩ラーメンは、黄金色に澄んだスープからナンとも旨そうな魚介系のダシの香りが立ちのぼる。うっはぁ~、 こりゃタマランぞぉ!ともんどり打ちつつスープを啜れば、ふわっと舌にのる柔らかなダシの旨味。雑味は一切なし。ナンとも優しく、 ナンとも淡麗。ズブズブと五臓六腑へ染み入る滋味。

 対して麺は強腰の中麺。韓国冷麺チックな食感がオモシロイ。が、この滋味スープには、 もっと包容力のある麺の方がより合いそうな気もするが。

千名そば◇らーめん屋たつし

 

 続いて出てきた千名そばは、塩と同じく魚介ダシがきいているが、醤油ダレが加わることで、優しい味わいに力強さが加わり、 コレまた美味美味!

 そして麺も、トレビア~ン!啜ったときの優しい触感然り、噛み込んだときのにっちりと抗う柔らかなコシ然り、ドンピシャ我がツボ。 とろりと甘い半熟味玉&チャーシューがコレまた美味なる麗し滋味。

ラーメン◇らーめん屋たつし

 そして豚骨も文句なしの旨さ。口当たりはあっさりしているが、その奥にグイッと力強いダシの風味。タレにたよることなく、 あくまでもダシの旨味で喰わせる極上滋味。

 いずれも甲乙付けがたい、三種三様異なる美味。そして、家族三人の食べ比べがしやすいようにと、 ラーメン毎に3杯の小分け茶碗を供してくれる接客サービスの素晴らしさ。こりゃ再訪必至だなっ!

 「お父さんはどれが好きだった?僕は醤油!」
 「僕は塩!いや、豚骨も美味しかったしなぁ…。」

 チビ達の麺評論を楽しく聞きつつ、家路につく。

らーめん屋たつし:ラーメン450円、塩らーめん550円、千名そば500円。福岡市東区名島3-32- 8。木曜休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン208● うどん96●そば52● その他53
◎今月の総ジョグ距離:57km / 通年403km

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2007年11月17日 土曜日

●美味伝承

 見事に晴れ渡る青空を恨めしげに眺めつつ休日返上、久しぶりに佐賀で仕事。せめてもの楽しみは昼麺、 ずっと気になっていた高揚へ向かう。

 高揚

 今年の8月、さがの日々で店主の訃報を知り、 その後が気になっていた高揚だが、おっかなびっくり訪ねると、国道34号線沿いに相変わらずの「手打麺」の看板。

 正午半過ぎの店内は先客2名。新聞などめくりつつ、それぞれにノンビリと昼食を楽しんでいる。カウンター奥の厨房を覗くと、 接客担当の女性店員と奥さんが話しをしている。どうやら、御主人の代わりに新しく人を雇うことなく、奥さんが調理全てをこなしているようだ。

 席に着きメニューを見ると、以前と変わらぬラインナップ。ずっと気になっていた担々麺をたのむ。

四川担々麺◇高揚

 待つことしばし、運ばれてきた担々麺にはスープが張ってある。確か以前店内に張り出してあった店紹介の新聞記事には 「汁の無いの担々麺」と紹介してあったが、店主亡き後製法を変えたのだろうか?

 ならば、まずはスープと一口啜れば、ぽってり濃厚な芝麻醤の旨味の奥に、ふわりと顔出す香辛料の風味。 以前食べた醤油ラーメンのスープにはカナリ強めに香辛料がきいていたので、担々麺もさぞかしスパイシーかと思いきや、ナンのナンの。 ナンとも奥ゆかしく味わい深い優し味。辛味も唐辛子&ラー油のみで山椒は入っていないようだ。

 で、肝心の麺。青竹でこね上げた手打ち麺が魅力の高揚。 エッジの立った見るからに強面の太麺が口の中でぶりんぶりんと弾ける様が圧巻だったのだが、今日の麺はカナリ大人しめ。

 エッジも気持ち丸めだし、若干細めになった気がする。そして食感も見た目通り、ぷるんぷるんと踊るコシは、 以前に比べ随分と可愛らしい。御主人に比べ力が弱く体重も少ない奥さんだけに、青竹での麺のこね具合が優しくなった結果のだろうか?

 このエントリーを書くにあたり拙ブログの高揚に関するエントリーを見直してみると、いみじくも今年1月、店の閉店を予見するような〆コメント。

 奥さん、イロイロとタイヘンだとは思いますが、
 どうぞこれからも美味手打麺を続けて提供願います。

ごぼう天うどん◇権

昨日は権でごぼ天。
相変わらず美味なれど、
ごぼ天&すめの感じが以前と違うような……。

新メニューの「とり天」や秋限定メニューの「きのこ天」も登場。
全てのうどんに小振りのワラビ餅を付けたりと
相変わらずの創意工夫ぶりに感服。 

高揚:四川担々麺800円。佐賀県神埼郡神埼町大字本告牟田1180。11:30~21:00、 水曜休み。Pあり。

練り込みうどん 権:釜揚げうどん450円。福岡県志免町南里34-4。11:00~22:00 、 2nd&4th木曜休み(祝祭日の場合は営業)。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン207● うどん96●そば52● その他53
◎今月の総ジョグ距離:57km / 通年403km

Posted by heno at 11:23 | Comments [3]

2007年11月14日 水曜日

●問題だらけ

 「えぇっ……。」 

 正に青天の霹靂。世の中ナニが起こるかワカラナイ。思わず発する言葉を失うような大事件が発生。 今後の我が仕事に大きく影響すること間違いナシ。なれど、どうなるか分からない未来をアレやコレやと思い悩む暇などナイ。 今やるべき仕事がソリャもう山積。

 とりあえず、シッカリと今を凌ぐのみ。

かやくそば

激務の合間を縫って飛び込んだ店は
「蕎麦屋」の看板に偽りアリの和定食屋。
コノ手の店で冷そばは危険すぎると、
温そばの「かやくそば」をたのめば
コレ正に想像通りの普通味。

恋しや、芭蕉庵。啜りたや、太六。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン206● うどん95●そば52● その他53
◎今月の総ジョグ距離:39km / 通年385km

Posted by heno at 22:10 | Comments [0]

2007年11月13日 火曜日

●No problem

 得意先への営業まわりついでに大橋へ。お目当ては西鉄大橋駅ビルの三九郎うどん。噂では久留米の三九郎うどんの支店とか。となれば昨日に引き続き、筑後うどん名物(?) のもやしうどんを食べられるはず! と地階の飲食街へ向かうも、店頭の商品ケースにはもやしうどんの食品模型はなく、かわりに 「うどん屋さんのカレーうどん」 の大張り紙。

 う~ん、カレーうどんもイイけど、
 今日はシミジミ麺をシミジミと啜りたい気分だなぁ……。

 とその時、突如思い立つ。

 そうだ、久しぶりにとらで啜ろう!!

ラーメン◇とら

 今年2月に再オープン直後、数々のブログで好評と酷評を欲しいままにしたとら。日によって、いや同じ日でも時間帯によって、 極端に出来に差があるとしか思えない、正に千差万別なる評価の嵐。たが、何故か私が食べるときはコンスタントに納得美味。

 で、今日もやっぱりエラク美味。気持ち扁平した手打ちの中太縮れ麺は、啜ったときのビチビチと暴れる触感然り、 噛み込んだときのむりんむりんと弾け踊る様然り。以前よりも更に旨くなった感さえある極上出来。

 確かにスープは、最初に食べたときのような明快なるダシのコクはないものの、食べ進むうちにジワリジワリと旨さが増し、 食べ終える頃にちょうど満足する二次方程式的放物美味曲線が魅力の、お袋の味的ほっこり滋味。

 隣りのテーブルの若者は、新メニューのピリ辛味噌ラーメンを食べている。ゴマと味噌の香り立つ風味は確かにソソられるも、 やっぱりとらはシンプル&地味に、デフォの醤油が一番かと。

 全く持って問題ナシ。いつも通りのシミジミ美味なる滋味ラーメンに大満足で店を出る。

白河ラーメンとら:ラーメン600円。福岡市南区塩原4-10-23。 11:30~14:30&18:30~21:00、日曜休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン206● うどん95●そば51● その他53
◎今月の総ジョグ距離:34km / 通年380km

Posted by heno at 13:39 | Comments [1]

2007年11月12日 月曜日

●Dreams come TRUE !

 相も変わらず雑務の山。埋もれて忙殺されぬよう、セコセコ、コツコツとデスクに向かい、書類を作ったり、 いろんな仕事の段取りを整えたり。パソコンには次から次へと仕事の連絡メールが届く。なので、メールチェックも欠かせない。さてさて重要 or 緊急のメールは来てないか?と受信リストをチェックしていると、

 うん?「東京マラソン 追加抽選結果のお知らせ」??

 どらどらとメールを開いてみると、「11月初旬に追加当選の抽選を実施いたしました。厳選なる抽選の結果、 当選とさせていただきましたことをお知らせいたします。」

 と、と、当選??!!

 先月上旬に行われた本抽選会で落選の知らせを受け、すっかり参加を諦めていた東京マラソンだが、追加抽選が行われようとは。 先月下旬の参加料入金締め切りでカナリの当選辞退者がでたのだろうか??

 兎にも角にも、憧れの東京マラソンの出場権を得られたのだ!
 出たい!!でも仕事、休めるか……?? さぁ、どうする?俺

もやしうどん◇牧のうどんマリナシティ店

 デスクワークに追われる日々。唯一の楽しみを求め、昼麺散歩で短時間の現実逃避。今日の気分は目一杯うどんモード。で、 久方ぶりに牧のうどんマリナタウン店で、最近我がブームのもやしうどん。

 牧のチェーン唯一のセルフ形式店ゆえ、まずレジで精算し、トレイを持ち、カウンターに並びもやしうどんの出来上がりを待つ。 ドンブリについだ釜揚げのうどんにスメをかけ、最後の仕上げに具をのせる。と……、

 わぁお、もやしは茹で置きなのぉ……。

 麺の茹で汁を利用してサッと火を通したもやしがのるものと思いきや、パットに入れられた茹で置きのもやしが登場。ありゃりゃぁ、 こりゃダメだぁ~とガックリ気分で、出来上がりのドンブリを受け取る。が……。

 ナンのナンの、コレがナカナカ旨いノダ!むりんっと抗う釜揚げ固うどんのコシと、パリンッと弾ける細もやしと、 ジャクッと解ける葱の食感&風味のハーモニーが超極楽。

 むりんっ、パリンッ、ジャクッ、むりん、パリンッ、ジャクッ……

 咀嚼する楽しさに夢中になり噛む速度を速めると、食感の振動が頭蓋骨に共鳴し、一種のトランス状態に。

 コレ正にハマリ系麺ナリ!

牧のうどんマリナタウン店:もやしうどん390円。福岡市西区豊浜3-1-10ダイエーマリナタウン内。 10:00~20:00、年中無休。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン205● うどん95●そば51● その他53
◎今月の総ジョグ距離:25km / 通年371km

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2007年11月11日 日曜日

●働く苦より啜れぬ苦

 はい、今日は朝から休日出勤です。いや、休日出勤自体はもはや慣れっこ状態で、さほど苦には感じなくなってきたのだが、如何せん、 何故か最近缶詰状態の仕事が増え、今日も今日とて昼麺啜れずじまい……。

 で、お~まいがぁな、家麺三杯。

宮崎の義父から毎度の嬉しいプレゼント。
自ら釣り上げた新鮮メジナが宅配便で届く。
早速おろし、刺身&酒を堪能し、
〆は、残ったアラ=頭&カマ&骨&皮で作った潮汁をつけ汁に
釜揚げ蕎麦を、ズズッ。

野趣溢るる暴れん坊将軍な温つけ汁に負けじと
ザクザクと解ける食感が小気味よい蕎麦の取り合わせが
想定外の旨さを醸し出す。

とは言いつつも、潮汁にはうどんの方が相性イイかな。

カミさん曰く、
室見の激安スーパーマーケット、カドタは
チョイ高カップ麺パラダイス。
通常なら200円前後するカップ麺が
100円前後で売っているとか。
で、アレやコレやと買い置きされるカップ麺に
ついつい釣られ、晩酌後の〆に啜り、
メタボ街道まっしぐら。

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2007年11月10日 土曜日

●きにゅ、きにゅ、ぷるるん。ああ愉快!

 朝目覚めると、イマイチすっきりしない天気。晴天ならば英彦山へ紅葉登山と目論んでいたのだが、 こんな天気じゃ見栄えがしないとアッサリ諦め、LSD。15キロをのんびりと、ランニング・フォームを意識しつつ走る。

麺処 欅

 今日はチビ達は海っ子スクール体験入学でやってくる子供のお世話で、能古小学校へ。で、 久方ぶりにカミさんと二人で麺ドライブ。 らーめんくーぱーのブログでその存在を知った麺処 欅へ。

 鳴水小学校横の歩道橋の架かった交差点を山の手の住宅街へと曲がってすぐの処に生成の暖簾。 最近パスタ店からうどん屋へと業態を変更したという欅。なるほど店内のシックなインテリア&ジャジーなBGMに、 パスタ店だったころの面影が残る。

 テーブル席に座りメニューを見ると、冷うどんが4種に温うどんが3種と、らーめんくーぱーのブログで予習したとおり。 私は迷わず意中の「ざるうどんに温かいきのこ汁」を、カミさんはごぼう天うどんをたのむ。

ざるうどんと温かいきのこ汁◇麺処 欅

 「でんぷんなどを加えず小麦粉と水と塩のみで打ったうどん」を「注文が入ってから茹でますので8~10分ほどお待ちください」 とメニューに書かれたうんちくを読みつつ待つことしばし、運ばれてきたうどんはナカナカの細面美人。

 パスタのカットマシーンを流用しているのだろうか?細めながらもシュッと整った麺線のうどんは透明感ある飴色で、ナンとも美形。 この透明感は低温で長期熟成させた結果だろうか?兎にも角にも、カナリ期待できそうだと、 きのこがタップリと入った温つけ汁にザブンとくぐらせ、ズズッと啜れば、軽やかなコシとぷるるんと解けるヒキがオモシロイ。

 温つけ汁は気持ち辛めのスッキリ味。シメジやエノキ、エリンギなどの具のきのこの旨味の柔らかな映り具合がシミジミ美味。 ぷるるんうどんとキニュキニュきのこの食感&味わいのハーモニーを楽しみつつ、小皿に盛られた葱、おろし生姜、 刻み揚げの薬味で味の変化も楽しみつつ、ズズッと完食。

 カミさんのごぼ天うどんのスメを一口もらうと、枯れ節だろうか、なんとも奥深い旨味溢るる極上滋味。 そこかしこに店主の並々ならぬヤル気と愛情をビシバシ感じる力作うどんに、カミさん共々感服しきり。

麺処 欅:ざるうどんと温かいきのこ汁600円。 福岡県北九州市八幡西区東鳴水1-5- 22。11:00~18:00、日曜&2nd月曜(?)休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン204● うどん93●そば50● その他53
◎今月の総ジョグ距離:25km / 通年371km

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2007年11月08日 木曜日

●馴染みの麺二題

 ジワジワと押し寄せてくる雑務の山。溺れてはナルマイゾと、コツコツと地道なデスクワークに追われる日々。で、唯一の楽しみは昼麺。 だが、遠出&冒険する時間的&精神的余裕はナシ。

きのこそば◇山科

 昨日は、我が信頼する上出来大衆蕎麦の一軒、山科で、ずずっ。秋だからとたのんだきのこそばは、シメジ、 エノキ、干しシイタケと蕎麦の食感&味わいのハーモニーが、ソリャもう極楽!軽くあんとじされたスメの絶妙なる絡み具合も文句ナシ!!

 献立全制覇に向け一杯更新!と思いきや、ありゃりゃぁ、きのこそばは二年前に既食だったのねぇ~……。それにしても、葱はのってないし、 キノコの種類は増えてるし、同じきのこそばでも随分と違う仕上がりに、ビックリ。

ラーメン◇未羅来留亭

 今日は我が親愛なる極上普通豚骨の一軒、未羅来留亭。軽めの口当たり&強めの塩気&クイッと押しの強い豚骨だしで、 今日のスープは極上の出来。コリッと粉っぽい朴訥麺との相性も抜群。大当たりの一杯に、思わず禁断の替え玉コール。

 疲れ気味の我が身にズブズブ馴染む、極旨昼麺。さぁさぁ、もう二頑張り、仕事に励みませう。

山科:きのこそば550円。福岡市早良区原5-11-11。11:00~20:30 (日曜~16:00) 。Pなし。

未羅来留亭:ラーメン400円、替え玉100円。福岡市早良区西新4-9-17。 11:30~19:30、 火曜日休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン204● うどん92●そば50● その他53
◎今月の総ジョグ距離:9km / 通年365km

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2007年11月06日 火曜日

●滋味大事

 チト気が早すぎるが、2007年福岡麺事情を省みると、顕著だったのが否豚骨ラーメン新店の台頭。とら行徳家けごんらーめん吉興と、それぞれに個性溢れる一杯に心躍った一年だった。そして、 今年も残すところ2ヶ月となった今月4日、新たなる否豚骨ラーメン店が長丘にオープン。

ひるず亭

 ロートタムの楽しき人生でその存在を知ったひるず亭。 住所を頼りに訪ねると長丘の住宅街にオレンジの暖簾。屋号が書かれているのが普通だが、大胆にも「醤油ラーメン」の黒い文字。 豚骨帝都・博多で醤油ラーメン一本勝負とは、その覚悟が天晴れ!

 以前は居酒屋として営業していたらしいが、暖簾を潜るとナルホド薄暗いインテリアが居酒屋系。 そしてカウンター奥の厨房には揃いの黒いポロシャツを着た男性2名。開店してわずか3日目、「いりゃっしゃいませ」 の声に初々しさが色濃く残る。

 麺メニューは「ひるずラーメン」と「ラーメン」、「チャーシューメン」の3種のみ。筆頭に書いてあり、 しかも屋号を拝したメニュー名=店の一押しであろう「ひるずラーメン」をたのむ。

ひるずらーめん◇ひるず亭

 待つことしばし、差し出されたラーメンには、シナチク&チャーシュー&タップリの葱に加え、肉辛味噌がのっている。 まずはスープと一口啜れば、ふわりと広がる芳醇なる旨味。豚骨や野菜に加え、昆布だしらしき魚介系のだしの風味が、 ヘンに演出系に走ることなく、きっちり滋味にまとまった素朴味がグイッと我がツボ。

 ただ残念なのがスープのぬるさと薬味の肉辛味噌&貝割れ大根。コノ手の優し味スープはアッツ熱がマスト。そして肉辛味噌は、 せっかくのスープの滋味を凶暴に塗り潰してしまい残念無念。察するに彩りにと添えられたであろう貝割れ大根も、 結果ラーメンとしての中途半端感を醸しだし、逆効果。

 オープン・チラシのよると「石垣島にある八重山そばの繁盛店の秘伝スープの取り方を基本に、 厳選された素材でとった2種類のスープをブレンド。」とのこと。我が貧乏舌では詳細は分からぬが、ナルホド旨いスープである。なので、 ヘンに小細工することなく、そして臆することなく、正々堂々と 自らの旨さを誇示して欲しい。

 ラーメンこそエンターテイメント・グルメの最たるもの。一風堂然り、魁龍然り。繁盛店の店主はいずれもカナリの役者。 ツラの皮の厚さは、繁盛ラーメン店のマストアイテム。兎にも角にも、いろんな意味で今後が気になる新店である。

ひるず亭:ひるずラーメン300円(開店サービス価格、通常は600円)。福岡市南区長丘3-23- 19。11:30~14:30&21:00~26:30(日祝11:30~21:00)、水曜休み。Pあり。

Posted by heno at 22:49 | Comments [2]

2007年11月05日 月曜日

●ふくおか十麺相 その十 ~うどん、ラーメンに続け!福岡新ご当地麺~

 言わずと知れた「豚骨ラーメンのメッカ」福岡。ほとんどのラーメン店が、白濁したスープと細麺の豚骨ラーメン専門店であるが、 ここ1~2年、関東風つけ麺を出す店が徐々に増えている。

 つけ麺には、冷たい麺をピリ辛の冷たいつけ汁で食べる広島風と、冷たい麺を魚介だしがきいた温かいつけ汁で食べる関東風がある。 関東風つけ麺の元祖は、今年の3月に50年の歴史を閉じ閉店した東京池袋の大勝軒。当初は店員のまかない料理であったが、 客に請われて出したところ、その美味しさが口コミで広がり、いつしか連日行列が出来る繁盛店に。そして今や、 首都圏のラーメン店では至極ポピュラーなメニューとなった。

つけそば◇つけそば 

 店ごとに麺やつけ汁に創意工夫を凝らすのが関東風つけ麺の特徴だが、福岡のつけ麺も、それぞれに個性的。 2年前つけ麺をメニューに加えた「まるげん」は、言わば福岡のつけ麺ブームの火付け役。 「お陰様で最近はラーメンよりつけ麺の方がよく出る日も多々あります」と、店主・鈴木克学さん(38)。麺はきしめんのように平たい特注麺。 魚介のダシがきいた、ほのかに甘酸っぱいつけ汁と、つけ汁の中に入っている薄切りチャーシューとともに頬張れば、 にっちりとした平麺のこしと、魚介の旨味と豚肉の甘味が口中へ広がる芳醇味。麺に添えられている酢橘を絞れば、 ナンとも軽やかな味わいに変身する様も面白い。

つけ麺◇新風

 「創作性こそつけ麺の魅力ですから、毎年新しいレシピで出してます」と語るのは「博多新風」店主、高田直樹さん(35)。 うどんのように太い麺には干しエビの粉末を練り込んだ自家製。そしてつけ汁は、通常のラーメンスープに更に大量の豚骨を加え煮出した濃厚味。 中には角切りされたチャーシューもゴロゴロと入っていて、なんとも力強い味わいがハマリ系。

 店々の切磋琢磨が客を呼ぶ。豚骨ラーメンと並び、つけ麺が福岡の名物麺となる日も近い。
 
博多中華そばまるげん:博多つけそば650円。福岡市中央区平尾2-2-18。11:30~23:30 (日祝 11:30~22:00)、月曜休み。Pあり。

博多新風 つけ麺700円。福岡市南区高宮1-4-13。 12:00~14:00&18:30~22:00、火曜休み。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン202● うどん92●そば49● その他53
◎今月の総ジョグ距離:0km / 通年356km

Posted by heno at 22:41 | Comments [5]

●青島太平洋マラソンまで、あと34日

 ナンともヘナチョコである。

 早いもので11月も5日、青島太平洋マラソンまで残すところ1ヶ月となった。が、先月の誓いも空しく、ものの見事に全く練習していない私……。

 仕事が忙しくなると、「フラストレーションのはけ口」と自分に言い訳しつつ、ついつい深酒。結果翌朝も起きられず or 酒が残り、 走らず仕舞の毎日。

 5時間半と、他の大会に比べ、もとからゴール制限時間が甘い大会なのだが、今回はさらに30分延長され、6時間に。なので、 このまま何も練習しなくても、多分完走はできるだろう。

 が、それじゃナンにもオモシロクナイ。

 残すところわずか1ヶ月ではあるが、最善を尽くし、目指せ4時間30分。

草八

 かれこれ2年ぶりか、久方ぶりに草八を訪ねるとお得なランチメニューが充実している。 最安が「ざるそば+味ご飯」と「かけそば+小鉢+味ご飯」で600円。ざるの通常価格は700円なので、割安ではある。が、 店員に聞くと「ご飯が付くぶん、蕎麦の量は若干少な目になります」とのこと。

 う~ん、微妙だなぁ……。

 喜庵@赤坂のワンコインの500円ランチぐらい格安ならば迷わずランチに決めるのだが、 根っからの麺馬鹿である私ゆえ、ご飯は不要。ならばプラス100円払っても通常の量の蕎麦を食べたい気分。で、 改めてメニューを見直し、未食だった割り子蕎麦に初挑戦。

割り子蕎麦◇草八

 三段の器に小分けして盛られた蕎麦につゆをぶっかけ、ズズッと啜る割り子蕎麦。蕎麦をつゆにつけて食べるざるに比べ、 口に収まるつゆの量が増えるので、自然つゆの味付けは甘め。割り子お約束の薬味であるもみじ大根で辛味を加えつつ、ズズッ、ズズズッ、 とペロリ三段完食。

 もう2段ほど追加したい!
 が、マラソン本番へ向け体重を落とさねば……。

 で、蕎麦湯を多めにがぶがぶと飲み、未練を断ち切る。

草八:割り子三段650円。福岡市早良区西新5ー15ー28。11:30~22:00。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン202● うどん92●そば49● その他52
◎今月の総ジョグ距離:0km / 通年356km

Posted by heno at 12:35 | Comments [5]

2007年11月04日 日曜日

●華麗なうどん

 昨日に続き休日出勤。北野町での仕事が無事終了し、久留米市長門石町へと移動途中に、サクッと昼麺。チャンポン仮面さんもオススメの、たなかうどんへピットイン。

たなかうどん

 九州自動車道の久留米インターから善導寺方面へ抜ける久留米東バイパス沿いに、「カレーうどん」の黄色い幟。福商連のサイトによると、親子二代で営むうどん屋で、息子さんは佐賀のカレー名店 「シャトー文雅」で5年間修行した経歴をお持ちなのだとか。

カレー温玉うどん◇たなかうどん

 噂に違わぬご馳走カレールーである。牛肉の旨味と玉葱の甘味にフルーティーな酸味を、香辛料の風味がまとめ上げる。 そしてその奥に微かに漂ううどんスメの旨味。濃厚かつ軽やか。気持ち甘めながらも適度に本格仕様。大福うどんの黒の龍神カレーうどんをグッとバージョンアップした感じのこの味わいは、 カレールーとしてはカナリ好み。

 気持ち扁平ぎみの太めのうどんもイイ感じ。箸で摘んだときのズッシリとした重量感然り、 噛み込んだときのむっちりと解ける重厚なコシ然り、ドンピシャ我がツボ。

 汁と麺それぞれにナンとも上出来である。が、一杯としてのまとまり感がチト物足りない。 カレールーがあまりにもご馳走味で華麗過ぎるのか、うどん特有の食後のほっこり感が感じられないのだ。 いっそのこと鍋焼きうどんのように一緒に煮込んでしまえば、汁と麺が互いによく馴染み、ガッツリ旨くなる気がするが……。

たなかうどん:カレー温玉うどん490円。久留米市山川沓形町3-7。11:00~21:30、 水曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン202● うどん92●そば48● その他52
◎今月の総ジョグ距離:0km / 通年356km

Posted by heno at 13:27 | Comments [6]

2007年11月03日 土曜日

●お麺なブログWATCH ~気になる麺屋、続々開店~

ロートタムの楽しき人生によると、 ひるず亭なる居酒屋がラーメン店としてリニューアルオープン。 なんでも 「石垣島にある八重山そばの繁盛店の秘伝スープの取り方を基本に、厳選された素材でとった2種類のスープをブレンド」 したとか。 コレ、メッチャ気になるぅ~~!!明日4日から6日までリニューアルサービス価格で提供とのこと。

らーめんくーぱーのブログで見かけた麺処 欅は、パスタ店からうどん屋へ業態変更。 メニュー写真でググッと惹かれたのが 「ざるうどんに温かいきのこ汁」と「ざるうどんに鶏なんばん汁」。コレって冷麺& 温汁のつけ麺タイプ?!近々是非とも啜りたひっ!!!

俺コレ!で既報の新店、博多ちょうてんの実食リポがとりあえず喰っとけ!に。久留米ラーメン店「満州屋が一番」の新業態店で、 アチラコチラのラーメンコンプレックスに出店しているようだが、果たしてその味力は??

Posted by heno at 23:59 | Comments [0]

●新蕎麦想い、杯麺凌ぎ

 早朝から休日出勤。秋晴れの好天のもと、昼麺啜る余裕もなくガツガツと働く……。で、家麺二題。

画一化=効率化が大命題の工業製品。
当然カップ麺製造も画一化は不可欠と思いきや、
太切りと細切りの2種の太さの蕎麦が混在した
「乱切りそば」がマルちゃんから登場。

味わいは至って普通。
「乱切り」と言っても2種の太さで、
しかも麺線が整っているので
当然ながら手切りに比べ食感の妙味はナシ。
だが、
どのような工場ラインで製造されているのか興味津々。
来年2月までの短期限定発売ゆえ
採算性から考えると専用のラインを組むのではなく
従来のラインを創意工夫して製造しているのか?

毎年この時期になるとコンビニに並ぶ
日清の江戸そばは
スッキリまとまった味わいが好印象。
姉妹商品の京うどんもナカナカ美味なり。

Posted by heno at 23:59 | Comments [0]

2007年11月02日 金曜日

●名実共に新装開店

  午前11時半、早朝からの社内での雑務が一段落し、早めの昼麺。輻輳する仕事のやり繰りの気苦労と、 アチコチと出張続きの身苦労でお疲れモード気味の我が身は、自然癒し系の麺を求める。

 近場で、かつ母性溢るるほんわか麺は……。
 おうおうそうだ、まことうどんで決まりっ!

  半年ぶりに訪ねると、おやぁ?なんだか店の構えが以前と変わったような……??おっかなびっくり店内へ入ると、 やっぱりそうだ。インテリアが明るい色調に改装されている。

 さすが人気店だけあって、正午前だというのに店内はほぼ満席状態。わずかに空いていたカウンター席に滑り込みメニューを見ると、 構成&価格とも改装前とまんま同じ。改装を機に値上げに走る店も多々あるが、変わらぬ価格に若き店主の誠意を実感。

 店頭の「当店は全品手作り」の看板に偽りナシ。手打ちのうどんを釜で茹でつつ、具の天ぷら類を揚げつつ、 平行してセットメニューのドンブリも作りつつ。厨房内を蝶のように舞う店主の相変わらずの見事な仕事ぶりに見惚れつつ、 ごぼ天うどんの出来上がりを待つ。

ごぼう天うどん「◇まことうどん

 おやおや?ごぼ天が変わったかぁ?

 以前のごぼ天は師匠の大助うどんと同じく、2~3ミリ四方の細い拍子切りタイプの姿揚げだったが、 今日のごぼ天は厚さ1ミリ×幅3~4ミリの幅広タイプ。店の改装に合わせ、ごぼ天の調理法も変えたのだろうか?それとも単なる偶然か??

 まずはすめと一口啜れば、ぽったりとした甘味がきいた優し味。イイ感じにイナタイ味わいに心和む。うどんもイイ。多加水& グルテン低めか?揚げ立てながらも強固にコシを主張しすぎることはナシ。「ぷるんっ」と弾ける愛らしきヒキが癒し系。

 そしてリニューアル幅広ごぼ天。コレが大正解!幅広扁平になったことで、以前の「ゴリッ」から、「じゃきじゃきっ」に食感が変化し、 ぷるんぷるんうどんとの相性が抜群に良くなった気がするぞぉ!!

 アッツ熱&量が多めのすめも好アシスト。すめに浸かり「じゃきじゃきっ」から「じゃくじゃくぅ~」 へとごぼ天の食感が変化する様を楽しみつつ、途中、卓上の柚子胡椒を添え、味わいの変化も楽しみつつ、ズルズルとペロリ完食。

 基本は守りつつ、かつ、創意工夫は怠らない。丁寧な仕事の後をビシバシ感じる上出来なる一杯に感服しきり。さぁて、 若き店主に負けないように、私もキッチリ仕事するぞぉ!気分一新、店を出る。

まことうどん:ごぼう天うどん480円。福岡市西区姪浜駅南1-3-26。11:00~15:00& 17:00~20:00、月曜休み。Pあり。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン202● うどん91●そば46● その他52
◎今月の総ジョグ距離:0km / 通年356km

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2007年11月01日 木曜日

●刀削麺をどうしょうネン?

 バタバタと日帰り東京出張。朝イチの便で東京へ着き、今日の現場である新丸の内ビルへ。 アレやコレやと打ち合わせを済ませ仕事の目途がたったところで、昼麺パワーチャージ。長年の宿題店である刀削麺荘を目指す。が……。

 住所を頼りに訪ねると、東京駅の隣、有楽町駅横の飲食街。多分この辺りのハズだが、と目を皿にするも「刀削麺荘」 の看板を掲げている店が見つからない。

 ひょっとして、店が流行らすツブれちゃったのかぁ……?

 せっかくここまで来たのだからと、ダメもとで控えていた番号へ電話してみると、

 「今年の春に屋号を『シーアン』に変えて営業しております。」

 で、目の前の店の看板を見上げると『西安料理 シーアン』。なぁんだ、何はともあれヨカッタヨカッタとノコノコ入店。

 こぢんまりした店内は8割方客で埋まっている。 そして奥のオープンキッチンでは中国人らしき2名の麺点師が見事な刀捌きで生地から麺を削りだしている。

 メニューはパイコー刀削麺を筆頭に6~7種類。シンプル・イズ・ベストと、最も具の少なそうなネギチャーシュー刀削麺をたのむ。

ネギチャーシュー刀削麺◇シーアン

 ほどなく運ばれてきた刀削麺は麺線の整った超美人。うははっ、コリャ旨そうだ!と一筋手繰れば、むりんむりんと抗う武骨なコシ。 生地を刃で削り出すことで生まれる不均一な厚みによる、食感の面白さこそ刀削麺の醍醐味ナリ!

 甘辛酸っぱい味わい&薬味にパクチーも添えられたスープは、タイ料理風のなんともエスニックな大味。 塩味仕立ての滋味なる味わいを期待していただけに、愕然&ガッカリ。チャーシューも目一杯厚切りだし、白葱はほとんどのってないし、 ナンとも大雑把な仕上げ具合がイタダケナイ。そして価格は700円と東京価格。

 うむぅ~、ナンとも不完全燃焼。近々東方見聞録的厨房で刀削麺リベンジせねばっ!

シーアン 有楽町店:ネギチャーシュー刀削麺700円。東京都千代田区有楽町1- 2-711:30~14:30&17:30~23:00(日祝:11:30~15:00&17:00~22:00、 無休。Pなし。

◎2007年通算麺喰い数◎ラーメン202● うどん90●そば46● その他52
◎今月の総ジョグ距離:9km / 通年356km

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