2007年11月06日 火曜日

●滋味大事

 チト気が早すぎるが、2007年福岡麺事情を省みると、顕著だったのが否豚骨ラーメン新店の台頭。とら行徳家けごんらーめん吉興と、それぞれに個性溢れる一杯に心躍った一年だった。そして、 今年も残すところ2ヶ月となった今月4日、新たなる否豚骨ラーメン店が長丘にオープン。

ひるず亭

 ロートタムの楽しき人生でその存在を知ったひるず亭。 住所を頼りに訪ねると長丘の住宅街にオレンジの暖簾。屋号が書かれているのが普通だが、大胆にも「醤油ラーメン」の黒い文字。 豚骨帝都・博多で醤油ラーメン一本勝負とは、その覚悟が天晴れ!

 以前は居酒屋として営業していたらしいが、暖簾を潜るとナルホド薄暗いインテリアが居酒屋系。 そしてカウンター奥の厨房には揃いの黒いポロシャツを着た男性2名。開店してわずか3日目、「いりゃっしゃいませ」 の声に初々しさが色濃く残る。

 麺メニューは「ひるずラーメン」と「ラーメン」、「チャーシューメン」の3種のみ。筆頭に書いてあり、 しかも屋号を拝したメニュー名=店の一押しであろう「ひるずラーメン」をたのむ。

ひるずらーめん◇ひるず亭

 待つことしばし、差し出されたラーメンには、シナチク&チャーシュー&タップリの葱に加え、肉辛味噌がのっている。 まずはスープと一口啜れば、ふわりと広がる芳醇なる旨味。豚骨や野菜に加え、昆布だしらしき魚介系のだしの風味が、 ヘンに演出系に走ることなく、きっちり滋味にまとまった素朴味がグイッと我がツボ。

 ただ残念なのがスープのぬるさと薬味の肉辛味噌&貝割れ大根。コノ手の優し味スープはアッツ熱がマスト。そして肉辛味噌は、 せっかくのスープの滋味を凶暴に塗り潰してしまい残念無念。察するに彩りにと添えられたであろう貝割れ大根も、 結果ラーメンとしての中途半端感を醸しだし、逆効果。

 オープン・チラシのよると「石垣島にある八重山そばの繁盛店の秘伝スープの取り方を基本に、 厳選された素材でとった2種類のスープをブレンド。」とのこと。我が貧乏舌では詳細は分からぬが、ナルホド旨いスープである。なので、 ヘンに小細工することなく、そして臆することなく、正々堂々と 自らの旨さを誇示して欲しい。

 ラーメンこそエンターテイメント・グルメの最たるもの。一風堂然り、魁龍然り。繁盛店の店主はいずれもカナリの役者。 ツラの皮の厚さは、繁盛ラーメン店のマストアイテム。兎にも角にも、いろんな意味で今後が気になる新店である。

ひるず亭:ひるずラーメン300円(開店サービス価格、通常は600円)。福岡市南区長丘3-23- 19。11:30~14:30&21:00~26:30(日祝11:30~21:00)、水曜休み。Pあり。

Posted by heno at 2007年11月06日 22:49
コメント

ご無沙汰です。
先日、へのさんがアップしていた蕎麦処
「GEN」に、あたしさんと行ってきました。
場所よし、味よし、値段よしと三拍子の
感じでした。
ざるそばと温ったかいそば、2種類食って
580円最高でした。

Posted by R24番 at 2007年11月07日 20:59

こんばんは。
写真を見た感じだと昔の「郷家」のネギラーメンみたいな味なのかな
なんて思いましたが滋味系の醤油ラーメンとは美味しそうですね。
味を壊しそうな肉辛味噌は避けたいので普通のラーメンがいいのかな~
楽しみです!

Posted by ロートタム at 2007年11月08日 02:01