2008年02月23日 土曜日
●究極手打
午後からの甘木秋月への納品を前に、ぶらり昼麺。BASSYさんよりオススメいただいた大國屋へ初挑戦。

住所を頼りに訪ねると、三連水車の里あさくらの向かいに「究極手打」の看板。おお、ココが大國屋だったのかぁ。 前を通る度、車が一杯止まっていて、以前から気になっていた店ではないか!
「いらっしゃいませぇ~!」
正午過ぎ、広めながらほとんど客で埋まった店内は活気に溢れている。わずかに空いたカウンター席に座りメニューを見ると、 キツネや釜揚げなど、いわゆる王道メニューが10数種並ぶ。迷うことなく、「初う店はごぼ天」をたのむ。
カウンター奥の厨房で調理が始まる。店主らしき男性が、奥の茹で釜横に玉取されたうどんを竹製のテボにいれ温め始める。 のんびり出来上がを待つかと、入り口横に置いてあった西スポをめくっていると、
「ざざざざっ、ざざっ、ぴしゅっ、ぴしっ、ぴしっ、………」
突如、始まった麺の湯切りがナンとも豪快!釜から取り上げたテボをスッと高く掲げた後、打ちつけるように勢いよく振り下ろす。と、 ざざざっと辺りに飛び散る茹で水。コレ正に、うどん界の天空落とし!
豪快なこの作業を繰り返すこと10数回、徹底的に湯切りされたうどんをドンブリへ移すと、調理は動から静へ。 スメ担当がそのドンブリへサッとスメを張り、盛りつけ担当がササッと具を盛りつける。エンターテイメント溢れる調理風景に思わず見入り、 西スポ読むの、忘れてたぁ。

うぬぬぅ、コリャ期待できそうだぁ……。
運ばれてきたごぼ天は、気持ち細めに仕上げられたうどんが見紛う事なき手打ち。太さが疎らで、かつ適度によれているということは、 ひょっとして包丁切りか?生地を手打ちする店は多々あれど、何せうどんの生地は厚み&コシが強く、切り分けるのは至難の業。なので、 麺切り機を使わずに麺切り包丁で切り分けるうどん屋はほとんど無いのだ。

いつもならスメから啜るのが我が食べ方なのだが、店主の仕事ぶりに敬意を表し、うどんから啜る。と、 箸で摘んだときの軽やかな持ち味然り、ズズッと啜ったときの適度にザラついた表面の触感然り、 そして噛み込んだときの愛らしくプニッと抗う優しいコシ然り。
コレでもか!と強固に己の存在を主張する剛麺とは真逆の、あくまでもさり気ないが、 その実ちゃっかりと食べる人の興味を鷲掴みする懐深い柔麺。アレやコレやと食べ歩く我が身にとって、今、 最もツボにはまるナンチャない系の極上普通味。
キリッと塩気の立ったスメと、ゴリッと風味深いごぼ天ともドンピシャ相性抜群。こりゃエエねぇ!と地味に心の中で拍手を送りつつ、 ずびずびずばんっと一気に完食。
「究極手打」、ある意味納得。

甘木秋月の納品を終え、パン好きのカミさんへお土産をとシェ・サガラ@田主丸町へと向かっていると、以前は見かけなかったうどん屋一軒。
なになに、「本格讃岐麺」?一押しはぶっかけ?!
そして屋号は「いとうのうどん」。ナルホド、とことん讃岐っぽいでないのぉ!と思わず突入!!するも、
「すみません、ぶっかけは3月からです……。」
との素気ない返事。まぁまぁしゃぁないなぁ、と頼んだごぼ天は、運ばれてきた瞬間、 ぶわっと香り立つイリコの香りがモロ讃岐っ!こりゃタマランばいっ!とムシャブリつけば、アッツ熱の触感然り、 グインッとドライブするイリコだしの風味然り、スメに限っちゃ完全無欠の讃岐うどん!
なのだが、うどんのコシが残念無念。午後3時前という目一杯アイドルタイムな時間帯が悪かったのだろう。 聞くと今月でちょうど1周年を迎えるのだとか。次回は是非、午前11時の開店間際にベストコンディションのうどんを啜ってみたひっ!
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大國屋:ごぼう天うどん480円。福岡県朝倉市山田2270。木曜休み。Pあり。
いとうのうどん:ごぼう天うどん290円。福岡県久留米市田主丸町田主丸993-2。
11:00~15:00&17:30~19:00、木曜休み。Pあり。
◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン29● うどん19●そば4● その他14
◎今月の総ジョグ距離:68km / 通年145km
この件と関係のないコメントで失礼します。
既にお聞き及びかもしれませんが、
博龍軒支店が今月いっぱいで閉店だそうです。
やはりあの場所で夜専は無理があったのでしょうか。
ここの代わりになるラーメンはちょっと思いつきません。
残念でなりません。
太助さん、情報をありがとうございました。
この件は石チャンもメールで連絡いただきました。
早速、箱崎に住む麺好き旧友・K峰に連絡を取ったところ
売上以外にもイロイロと事情があっての閉店のようです。
本店よりも我が好みだっただけに、
誠にもって残念無念です。