2008年04月07日 月曜日
●サクラチル
終日ビッシリと新規の仕事の打ち合わせ。ナンとかイイものを作らねばと根掘り葉掘り話しを聞き出しては、 ポンコツ脳味噌に鞭打ちアレやコレやと考える。
ソンなコンなで目一杯気疲れしマクリで、ヨロヨロ帰宅。朝の時点では今夜こそ酒を抜こうと心に誓っていたのだが、ソンなの関係ねぇ! (←早くも今更小島よしお調で)ズルズル飲み出しズブズブと焼酎の海に溺れる。
いい頃加減に酔いが回り、ちいとばかり心の憂さも晴れ、仕事モード全開だったポンコツ脳味噌が、きゅる、きゅる、 きゅるるぅと回転を落とし、ほっと一息ついた途端ふと思い出す。
そうだった、明日の朝で元祖本店が閉まるんだった……。
呆れ顔でハンドルを握るカミさんに心で感謝しつつ、長浜へ。 ひょっとして閉店を惜しむファンで店頭に長蛇の列が出来ていたらどうしよう。元来「待つ」という行為がトコトン苦手な私だが、 ナニせ今日が最後の本店ラーメン。グッと我慢して並ぶぞ!と気合い十分で着くと、
あらら、行列ナシよ。(←超今更欽ちゃんのよい子悪い子普通の子調で)

嬉しいような悲しいような、どっちつかずの気分で引き戸を開ければ、いつもと変わらぬ店内。 入り口右のテーブルの空いている席に座り、卓上の大ヤカンでお茶を注ぎ、一口飲んでほっと一息ついたところに、 早々にラーメンが運ばれてくる。

俗に言う、消えかけのロウソクか?ここ最近の元祖はアタリ連発。 なのだがナニせ不味いのが当たり前の元祖。果たして有終の美を飾れるのか、とおっかなびっくりスープを啜る。と……
あっちゃぁ~、今日も旨いでないのぉ~~!!
間違いなくセンチメンタルな気分の効用もある。が、それをさっ引いても十分旨い。 瑞々しい口当たりとともに、ゆるりと広がる豚骨だし。そして適度にボソボソの麺&ボロ肉チャーシュー。ガツガツと半分ほど平らげたところで、 ふと思いつく。
今日が最後の本店ラーメン。
ならば若気の至り喰いで最後を惜しむか。
大学生の頃、実習明けの早朝、腹を減らして転がり込んだ本店で楽しんでいたジャンク喰い。 卓上の擂り胡麻&紅ショウガ&タレ&胡椒をザバザバと投入し、ずるずるずるるぅ。 わしゃわしゃとした擂りゴマの食感と紅ショウガの身体に悪そうな刺激&酸味。そして更にタレの醤油辛さと胡椒の辛味。
うっへぇ~、コレコレコレ!やっぱエエねぇ、元祖ジャンク喰い!!
二分していた一心亭派と元祖派が、口角泡を飛ばし互いのラーメン自慢をしつつ、 ワイワイと啜ったあの頃を思い出しつつエヘラエヘラと啜っていると、テーブル向かいで食事している家族の会話が耳に入ってくる。 母親が中学生らしき息子に
「昔は赤ん坊やったアンタを、
こうやって片手で抱いてラーメン食べたとよぉ。」
「そんなこと言うても、俺は覚えてないバイ。」
すると横で替え玉を啜っていた父親が
「そうやったそうやった。
それだけよう食べに来よったということバイ。
今日でここも最後やけん、俺の替え玉ば少し分けちゃろう。」
と、自分の丼から箸で麺を掴み、息子の丼へと移そうとすると、
「ああん、もう俺はよかバイ。もう喰わんバイ!」
それぞれの心に残る、それぞれの元祖な思い出。

昼は移動の道すがら、雷蔵で啜る。
ヘンにタレにたよることなく
グリンときいた豚骨ダシでストレートに勝負してくるさまが頼もしい。
惣菜取り放題のサービスもあるし、
うん、結構我がツボ!
元祖長浜屋本店:ラーメン400円。福岡市中央区長浜2-5-9。24時間営業、
正月をのぞき年中無休。Pなし(近くの支店にはPあり)。
雷蔵:ラーメン480円。
福岡県糟屋郡新宮町原上817-1。11:00~27:00。Pあり。
◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン57● うどん31●そば9● その他26
◎今月の総ジョグ距離:15km / 通年217km