2008年04月08日 火曜日

●イナセちゃんぽん

 恐らく近所にうどんそば屋がなかったせいだろう。当時から最も好きな麺料理である蕎麦は、 親の買い物に連れられ天神へ出かけたときの、たまのご馳走。

 そして近所に街の中華屋「松崎飯店」があったためだろう、チャンポンが子供の頃から最も慣れ親しんだ麺料理。 野菜がのっている=健康的なイメージのなせるわざか、母親は私にラーメンよりチャンポンを好んで食べさせた。

 腰高&浅めのドンブリに、ぽってり甘い白濁スープ。 キャベツやモヤシと混じりつつも強烈に己の存在を主張する赤いカマボコが妙に好きだった。

チャンポン◇珍萬

 

 港町の老舗の中華料理店、珍萬。名物のニラレバはじめ十数種の定食が終日食べられる、いわゆる街の中華屋である。が、 ここのチャンポンがタタモノではない。

 まず、ナンとも絶妙に効いたゴマ油の香り。そして、口当たりは至って軽やかだが、 一呼吸おいてジワジワジワァと広がる旨味が尋常じゃない。鶏ガラらしき味の中心を様々なダシの風味が取り巻く。軽やか、なれど芳醇、 しかも後味スッキリ。子供の頃から慣れ親しんだラード系ぽってり白濁スープとは完全に一線を画するイナセ味スープにメロメロ。

 シッカリと加熱された茹で置きチャンポン麺のポワンポワン感然り、適度にシャリシャリ感が残る野菜の火の通し加減然り。 ナンちゃナイけどナンとも旨い、完全無欠の大衆名店に万歳三唱。 

珍萬

珍萬:チャンポン520円。福岡市中央区港2-10-10。11:30~22:00、水曜休み。Pなし。

◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン57● うどん31●そば9● その他27
◎今月の総ジョグ距離:23km / 通年225km

Posted by heno at 14:09 | Comments [2]