2008年04月19日 土曜日

●つけ麺休日

 チビ達は友達の家へ遊びに出かけ、カミさんと二人の休日の午後。たまには旨いものを食べさせてやるよと、そば勢へ。

 お目当ては鴨汁せいろ。行け!麺'Sおやじによると、黄綬褒賞受賞感謝祭&11周年創業祭で、 通常1400円の鴨汁せいろが5月3日までは780円で啜れるという。コリャ嬉しいねぇ~と勇んで訪ねるも、 店頭には順番待ちの長蛇の列が……。

 待つという行為がトコトン苦手な私ゆえ、あっさり諦め次なる店を考える。口の中は完全に蕎麦モード、 この近くの蕎麦屋と言えばくろ麦かぁ?いや待てよ、そうだ、ひら川へ行くか!

 昨年末オープンした蕎麦新店・ひら川。蕎麦の味わい自体はカナリ好みだったがコジャれた店の造りが、 オヤヂ一人で入店するには敷居が高い。が、女性連れなら最適だと訪れるも、 ほぼ満席の人気ぶりで料理が出来上がるのに20分以上もかかるという。

 サクッと啜るのが蕎麦屋の粋、20分も客を待たす蕎麦屋は蕎麦屋に非ずと早々に退散し、くろ麦へ。

  菊正宗・樽◇くろ麦

 

 菊正宗の樽酒をたのむと、ウレシイことに蕎麦味噌付き!チビチビと蕎麦を舐め、クイクイッと升で酒をあおり、 蕎麦の出来上がりを待つ。

粗びきもりそば◇くろ麦

 ほどなく運ばれてきた粗びきせいろは、見るからに瑞々しい、端正な細面美人。 黒や灰の斑点の混じる挽きぐるみならではの見た目に旨さを確信。蕎麦猪口へツユを注ぐのももどかしく、ズズッと一筋手繰れば、 瞬間ふわりと鼻へ抜けるイイ感じに抑揚の効いたダシの風味と、爽やかに舌にのる適度にキリッとしまりのあるツユの旨味。

 そして蕎麦も旨い。きっちり揃った麺線の啜り心地然り、噛み込んだ瞬間ニチッと微かに粘るも、 すぐさまコリッと弾けるコシ然り、噛み込む度に仄かに広がる香りと甘味然り。見た目の細打ち同様に繊細ながらも、 イイ意味でイナたい柔らかなる味わいがナンとも見事。

 カミさんが頼んだ天丼とざるのセットも値打ち感アリ。天丼の付け合わせの柴漬けを酒のアテにもらうと、 コレがまたナンとも滋味。えらく久しぶりのくろ麦だが、改めてその味力を再認識。こりゃ是非とも機会を作り、も少し遅い午後に訪ね、 もちっと深く蕎麦屋酒など楽しみたいぞぉ。

 コレ正に麺馬鹿の性。美味酒&蕎麦で目一杯シアワセ気分で店を出た瞬間に、ふと思い立つ。

 そう言えば、ひょっとして開いてるんじゃなにの?元助が。

 satoyanのうちごはんでその存在を知った元助。「間もなく開店」とあったが、 ダメもとで訪ねてみるかと携帯メールでsatoyanに詳しい場所を訪ねると、既にオープンしているとのこと。ならば啜らいでかっ! とカミさんを誘うも、

 「私はさっきの蕎麦で十分。
  この辺りは行きたいパン屋がたくさんあるから別行動しましょ。」

博多元助

 satoyanメールをたよりに訪ねると、コレが大きな勘違い。まるみやといっきの入居する同じビルの一角と思いきや、 そのビルの裏手の路地沿いに、目指す元助を発見。

 開店を祝う花々を眺めつつ内へ入ると、10席ほどのカウンター席だけの店内は白と黒の基調とした今時の店造り。 席に座りつつメニューを探すも、見当たらない。と、奥から出てきた店主らしき若者が

 「いらっしゃいませ。そこで食券お願いします。」

 で、振り返ると入り口横に食券販売機。麺メニューは「特製ラーメン850円」、「ラーメン650円」、「特製つけ麺1050円」に 「つけ麺850円」の4種類。つけ麺に惹かれるも850円はあまりに高価と思いきや、「つけ麺は超極太麺です。 茹でるのに15分から20分お待ちいただきます」との張り紙が!

 なにせトコトン太麺フェチの私、一気にアドレナリンが沸騰状態、販売機に千円札を差し込み、勢いよくつけ麺のボタンをプッシュ!! さあ喰うぞと食券を差し出すと、麺の量が200g、250g、300gから選べるという。先ほど美味蕎麦も啜ったことだしと、 中間の250gをたのむ。

つけ麺◇博多元助

 待つことしばし、運ばれてきたつけ麺は太さ然り、色の白さ然り、大勝軒を頂点とするお江戸つけ麺のそれと酷似した、 うどんチックな見た目に期待が募る。

 温つけ汁はドロンとオレンジ色の醤油豚骨タイプで、海苔の上に魚粉を盛ったスタイルが、まんま六厘舎。うう~ん、 麺の見た目は好みだが、この温つけ汁はロートル麺喰いの私にはキツイかも……、と覚悟を決め、ザブンと麺を潜らせズズッと一気に啜れば、

 おおおおぉ……、これイケルやん!

 見た目通りの濃密醤油豚骨風味の温つけ汁だが、さほど脂がキツクない。そして入船食堂チックな 「まるんっ」と柔らな甘味と、適度にキリッと効いた醤油ダレとのバランスがドンピシャ我がツボ。魚介風味はあくまで脇役、 素直に豚骨ダシの旨味を際だたせる調味加減がマーベラス!

 そして麺。クニッと一瞬抗うもカツンッと弾ける潔いコシ然り、 噛み込むうちに再び顔を出すクニクニとしたコシと、ふわりと香り立つ小麦粉の風味然り。 つけ麺の麺はかくあるべきを見事に体現したナンとも美味なる極太麺にフォーリンラヴ。

 唯一の難点はチャーシュー。初めから温つけ汁の中に入れられて出てくるスタイルは好みなのだが、 如何せん食感が固すぎる。結果、美味麺と一緒に頬張ると、食感&味わいがケンカしてしまいナンとも残念。なにせ850円も取るのだ。 まずチャーシューをもっとしっとりした食感のものに変えて、さらにシナチクと味付き玉子はデフォルトで入れて欲しいなぁ。

 とは言いつつも、最後にたのんだスープ割りは、 おそらく意図的に魚介だしを際だたせたスープを使ったのだろう。ゆらゆらと立ちのぼる熱気とともに豊かに香り立つ魚介ダシの風味が、 ほっこり美味。

 厨房奥の棚には千葉産の煮干しの箱が。味わいの完成度の高さも合わせて考えるに、 何処の大手ラーメン店が手がける新業態店ではなかろうか?兎にも角にも、コリャ是非とも次回、ラーメンも啜ってみたいぞぉ。

くろ麦:粗びきもりそば(価格失念)。福岡市中央区薬院2-4-5。 11:30~14:30&17:30~20:30(土日祝:11:30~20:3)、水曜休み。Pなし。

博多元助:つけ麺850円。福岡市中央区薬院2-2-4。Pなし。

◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン61● うどん35●そば10● その他31
◎今月の総ジョグ距離:49km / 通年251km

Posted by heno at 2008年04月19日 14:33
コメント

こんにちは・・・
まるみやといっきの傍にまたラーメン店ですか?近くには高田屋もあるし道路渡れば一風堂も…あの周辺も賑わってますね。

元助・・・いっきと同じくつけ麺が売りの一つなんですか?
私も来週あたりちょっと食べてみます。
(まずは安い普通のラーメンで)(^^;

Posted by chiepapa at 2008年04月20日 18:59

いやはや、アノ周辺も大橋に勝るとも劣らぬ
ラーメン激戦地区となりつつありますなぁ。
私も近々啜りたひっ、元助の普通のラーメンを!

Posted by への at 2008年04月21日 21:57
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