2008年05月13日 火曜日

●魚粉<骨粉。で、あは愉快!

この夏、来まくっている感のあるつけ麺ブーム。いろんな店がそれぞれに創意工夫を凝らしたつけ麺を新メニューとして出している。今年オープンしたばかりの五島軒にも近々つけ麺が登場する模様。そんな時流にのってか、超人気店である秀ちゃんラーメンにも、今週から博多もりそばなる新メニューが登場。

博多もりそば◇秀ちゃんラーメン

私はかつてコレほど豚骨臭いつけ麺を知らない。

従来のつけ麺を改良した「博多もりそば」。河原社長ブログ七転八記によると、温つけ汁に焼きあごや鰹、鯖、鯵など数種の魚粉を配合しましたとか。コリャてっきり最近流行の濃い味魚介系醤油豚骨かと思いきや、なんのその。昨年出していたつけ麺のユニークさを更にデフォルメしたオモロ~美味!

運ばれてきた途端に、温つけ汁よりグワッと香り立つ豚骨臭&ドロンと白濁した見た目が迫力満点。海苔の上に添えられた魚粉は他ラ店でよく見るタイプと異なる。お好み焼きに使いそうな粒子の細かい茶褐色のタイプではなく、削り節の削りカスのような形状で白っぽい。

さてさてコリャどんな味わいなのかと、気持ち細めの太麺をざぶんとくぐらせズズッと啜れば、瞬間ぶわんっと鼻へ抜けるメガトン級の豚骨風味。醤油ダレの風味にたよることなく豚骨そのもののダシの旨さを塩分で整えたストロング・タイプ。

魚介ダシの風味はほんのかすか。あくまでも脇役に徹しつつも、しっかりと豚骨ダシを引き立てている。いみじくもたまたま隣り合わせた先客もこのメニュー。二三口啜ったところで店員に

「コレ、えらく味が薄いんですけどこんなもんなんですかねぇ?」

と聞いていた。確かに地味。だが、今時の色々とゴテゴテ足しまくった濃い味系とは一線を画する、作り手のポリシーを感ずるシンプル美味なる味わいがナンとも愉快。

麺は気持ち細めの太麺。噛み込んだ瞬間はサクッと歯が通るも、次の瞬間にはニッチリと粘りある艶っぽいコシが顔を出す。そしてさらに噛み込んでいくと、ある瞬間を境にスッと解けていく、コレまた愉快な三段ゴシ。

昨年のつけ麺では麺の上に盛られていた具も、最初から温つけ汁の中に入れるよう改良がなされている。まずはチャーシュー、次はメンマ、そして今度は味付き半熟玉子と、麺とともに頬張る具を変えることで味わいの変化をしっかりと楽しめるのも地味系温つけ汁の醍醐味。

ああ旨かったと完食し、昨年は断られたスープ割りをダメもとで頼んでみると、快くOK。ほんわかと温かいスープ割を啜れば、ほっと一息。自然、満足感があがる。最後の方になるとザラッと舌にのるコノ感じは、おぉ、豚骨粉かぁ!

マイナーチェンジながらも、しっかりと改良がなされた2008年版秀ちゃん流塩豚骨つけ麺。こりゃ早くも2009年版が待ち遠しいぞぉ……。

秀ちゃんラーメン:博多もりそば800円(メニューには載っていなかったので、ひょっとすると前回同様に午後2時以降の限定提供かも)。福岡市中央区警固2-13-11。12:00~27:00、無休。Pなし。

◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン81● うどん44●そば11● その他36
◎今月の総ジョグ距離:45km / 通年342km

Posted by heno at 14:47 | Comments [4] | Trackbacks [0]