2008年05月20日 火曜日
●キテます、あごだしブーム
「あご」とは小型のトビウオ。これを焼いて天日干しにしたのが「あごだし」。博多では正月に食べる雑煮のダシとして馴染み深い高級食材。
あごだし文化のメッカ、長崎の生月島や佐世保ではラーメンのダシとして使う店が3~4軒あるが、最近福岡にもあごだしラーメンを売りにする店がチラホラ増えてきた。
赤坂の裏通り沿いの雑居ビルの一階に「井田らーめん」の紫紺の幟。元来はふぐ料理の専門店である井田だが、ランチタイムはラーメン屋へ変身し、あごだしラーメンを食べさせるという。
玄関で靴を脱ぐと、そこは正にふぐ料理屋。モダンな形の行灯が配された薄暗い通路の両脇に個室が3~4室。通路奥から、和服の上にコジャレた割烹着をまとった女将が現れ、入り口脇の一室へと通される。
朱塗りの天板が見事な掘りごたつ式のテーブルに腰掛けメニューを見ると、ラーメンはあご570円、あごとんこつ550円、とんこつ530円の3種類。豚骨ダシの度合いが増すごとに価格が安くなっていく。それほどあごだしは高価で豚骨は安価ということなのか?ナンだか豚骨が可哀想だなぁ、などと思いつつもメニュー筆頭のあごらーめんをたのむ。
漆黒と燻し銀の高級感溢れる陶器から、湯気とともに上り立つ柔らかなダシの香り。 コレまた高級感溢れる陶器のレンゲでスープを一啜りすれば、あごだしならではの上品な甘みとスモーキーな後味。外連味は一切なし、あごだしの旨さがストレートに生かされたふくいくたる味わいに、ほっこり。
麺は中細縮れ麺。噛み込むほどにプリッと弾ける揚げ具合が上出来。丸くまとめられたバラ肉チャーシューも、火で炙ってから盛りつけてあるので、スモーキーなあごだしとの馴染み良し。ふぐ料理専門店のプライドか、一手間かけた仕事の後をソコカシコに感じる丁寧な仕上がりが好印象。
あっさりと上品にまとまった一杯に感服。ただ欲を言えば、あまりにも上品にまとまり過ぎてインパクトに欠ける気がする。同じあごだしラーメンでも五島軒のそれの方が個性を感じるなぁ。コリャ先日みおせるさんが食べていた「あごとんこつ」あたりが、この店ならではの真骨頂メニューかも知れないなぁ。
食べ終えてぶらりと周辺を散歩すると、喜庵には「化粧そば」、大名ちんちんには「冷やしサンラー麺」と、それぞれ気になる新メニューの看板あり。そしてくるりと表通りに回ると、た~ちまやぁにSaiSaiと沖縄そばを楽しめる2軒が軒を並べている。すぐ近くにはポカラキッチンのトゥクパもあるし、赤坂のこの一帯は、オモシロ麺の玉手箱やぁ~。
井田らーめん:あごらーめん570円。福岡市中央区赤坂1-6-15。11:30~13:30、日祝休み。Pなし。
◎2008年通算麺喰い数◎ラーメン86● うどん45●そば11● その他38
◎今月の総ジョグ距離:54km / 通年351km
あごブーム来てますか?
みおせるさんの記事で気になってたんですが、まだ未食・・・昨日もお店の前を素通りしてしまいました。(^^;
で、今日はHENOさんの記事の、Saisaiへ行ってみました。美味かったですよ。
沖縄そばを食べられるお店が、赤坂食堂付近にもう1軒あったなんて、全然気づきませんでしたが、ランチは良心的な価格設定で助かりました。
ブログ拝見いたしました。
なかなかヨサゲじゃないですか、
SaiSaiの沖縄そば!
私もずっと気になっているのですが、
昼は定食のみで単品で食べられないのがネックで未食です。
何せ昼に米粒を食べると体調を崩す
根っからの麺馬鹿なので……。(笑)