2010年07月31日 土曜日
●【さぬき道場@筑紫野市】 ざれざれ讃岐?
終日太宰府の得意先で打ち合わせ。午前中の打ち合わせが一段落したところで、ほど近いさぬき道場で速攻昼麺。
今年の4月にオープンした、セルフ形式の讃岐うどん店、さぬき道場。「いらっしゃいませぇ!」たの「ただいま釜玉うどんがオススメで~す」だの「ありがとうございました、お気をつけてぇ~」だの、FCマニュアル的接客がコンサル系。なれど、セルフサービスのオペレーションは目一杯NOTコンサル。
セルフサービスの讃岐うどん店は、まずうどんをたのみ&受け取り、その後具の天ぷら類を取り、最後に精算というオペレーションが王道なれど、ここは逆。まず具を取り、その後うどんをたのみ&受け取り、その場で精算。
確かにこのシステムだと、うどんの作り手が精算まで一緒にこなせるので、少人数で営業できて人件費の節約にはなりそうだが、食べる方からすると至って違和感アリ。まず主食であるうどんの食べ方を決めて注文&受け取り、その後その食べ方に合う具を取りたいのだ。
讃岐うどんとなると、温うどんより冷うどんが好み。でも、ぶっかけは苦手。そして冷やかけもヤッっていないというので、醤油うどん。かなり太めのうどんは、マットに白くて一見して茹で置き。むにょり、ざれざれと解けていくさまが、讃岐と言うより博多。素朴な味わい自体はカナリ我がツボだし、温かけうどんで啜るのが正解のような気がするなぁ。
ここうどん道場に、天神のつるまる饂飩や天つるりなど、ここ半年で、あちらこちらに、いろんなセルフ式讃岐うどん店が新規出店。セルフうどん=格安イメージで、デフレ時代でもイケルとの判断なのか?だが、期間限定とは言え、牛丼が250円で食べられるご時世に、醤油うどん300円は決して安くない。
格安感ある価格勝負は消耗戦。なんらかの付加価値を創造することで、値頃感勝負から満足感勝負へシフトする方が、作る側も食べる側もシアワセだと思うのは、現代社会の実情を知らない甘チャン麺喰いオヤヂの戯言か。
さぬき道場:醤油うどん300円+ちくわ天90円。福岡県筑紫野市塔原西1-3-2。11:00~17:00(土日祝は~21:00)、無休。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン124●うどん62●そば19●チャンポン7●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月30日 金曜日
●【鶴と亀@高砂】 派手そうで滋味
終日、渡辺通の得意先で仕事。午前中の仕事が一段落したところで、サクッと昼麺。かつて大安ラーメンとして営業していた店舗に3日前にオープンしたという鶴と亀へ。
今年の5月末に西新屋台村に開店するも、わずか1ヶ月で西新屋台村が閉鎖となり、移転を余儀なくされた鶴と亀。訪ねてみると、赤く縁取られた黒い看板に鶴と亀のイラストと、「博多発祥中華そば 鶴と亀」の文字。ナンとも地味派手な看板だなぁと店に入ると、こぢんまりした店内は大安ラーメンの頃と、まんま同じ。右手に5~6席ほどのカウンター席とその奥が厨房。左手に2階席へ上がる階段と、その奥に2~3席ほどのカウンター席。
厨房前のカウンター席に座りメニューを見ると、麺メニューは「中華そば550円」に、「博多発祥中華そば600円」、「チャーシュー麺750円」、「辛ニラそば650円」、「担々麺650円」、「チャンポン650円」に「じゃーじゃー麺650円」。中華そば、博多発祥中華そばとも鶏ガラのスープだが、中華そばが濁りのない清湯の醤油味に対し、博多発中華そばは白濁した白湯の塩味とのこと。で、今日の我が気分は醤油味。なので、中華そばをたのむ。
ほどなく中華そばが運ばれてくる。ドンブリは四角で派手だが、澄んだ醤油色のスープにのった具は、チャーシューが2枚に水菜と白髪ネギだけと至って地味。まずはスープとレンゲで一啜りすれば、すいっと広がる鶏ガラだしの素朴な旨み。軽やかだがコクのある、外連味一切ナシの滋味なる味わいに、ほっこり。麺は気持ち太めの中太麺。軽く縮れていて滋味スープとの絡みよし。ぷりんっと素直なコシも好印象。
スープ、麺ともはったりナシの実直滋味な味わいはカナリ我がツボ。だが、具があまりにもシンプル過ぎる感あり。せめてシナチクなど添えてあれば、随分と味わいの変化が楽しめるのになぁ、など思いつつ啜っていると、隣の客がたのんだ博多発祥中華そばが運ばれてくる。と、おぉシナチクに加え、味付け卵までのっているではないか?!こりゃ近々再訪し、是非とも啜ってみたいぞぉ。
夜は筑波より帰省されたコイタさんを囲み飲む。
久しぶりに会う麺友たちと、ゆるゆると飲む酒の楽しき事よ。
ご参加頂いた皆様、ありがとう御座いました。
コイタさん、来夏もお待ちしてマス!
鶴と亀:中華そば550円。福岡市中央区高砂1-12。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン124●うどん61●そば19●チャンポン7●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月29日 木曜日
●【春駒@佐賀】 正統佐賀食堂系チャンポン
午前中の佐賀での打ち合わせを終え、サクッと昼麺。昨日のもしもしラーメン同様に長年の宿題麺である、春駒のチャンポンを啜る。
佐賀市街地東部の昔ながらの街並みが残る一帯の幹線道路沿いに、ナンとも趣きアル木製看板。佐賀市の老舗食堂の一軒、春駒である。正午過ぎの店内はほぼ満席。おそらく、そのほとんどが地元の常連客。ゆるゆるとそれぞれに、午後の食事を楽しんでいる。
寿司屋チックに白いカバーがかぶせられた椅子に座りメニューを見ると、うどんが7~8種に、ドンブリが4~5種に、チャンポンと皿うどん。何せ外は猛暑ゆえ、「夏季限定 そうめん」にググッと惹かれつつも初志貫徹、チャンポンをたのむ。
ほどなく運ばれてきたチャンポンは、白濁スープ&太もやしの白とカマボコの赤は王道チャンポンの具であるが、黄色に見えるは?厚焼き卵か??興味津々で一囓るすると、卵の甘みの奥に魚の練り物チックな濃厚な旨み。てことは、カステラかまぼこか!
スープは、魚介ダシのきいたうどんのスメにラードらしき獣系の甘みに、気持ち塩辛目の調味具合が、コレ正に佐賀食堂系チャンポン味。チャンポン麺は気持ち細め。しっかりと加熱されていて、ぽわんぽわんと跳ねる食感がイニシエ癒し系。シャキシャキと弾ける太もやしとの食感のハーモニーもナンとも楽し。
壁にはお盆は休まず営業するとの張り紙。遠方からの帰省客がこの味を懐かしみ、数多く訪れるのだろう。ナンちゃナイけどナンとも旨い。コレぞ正統食堂系チャンポンなり。
春駒;チャンポン650円。佐賀県佐賀市高木町3-1。11:00~16:00(土日は17:00~19:00も営業)、金曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン123●うどん61●そば19●チャンポン7●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
●「コイタさんお帰りなさい」オフ会へのお誘い
筑波よりコイタさんが帰省される季節となりました!で、久しぶりにオフ会なんぞいかがでしょう?!
- 日時
7月30日(金) 午後7時から - 場所
福岡麺通団
福岡市中央区渡辺通4-11-3
TEL:092-732-0537 - 会費ナシ
※福岡麺通団はセルフ式のチョイ飲みうどん屋です。
各自飲み食いする分を店レジで直接精算お願いします。
事前の参加申し込みはナシの、ゆるいオフ会でイキます。お初の方も大歓迎です。お気軽にご参加くださいませ。
2010年07月28日 水曜日
●【餃子会館@佐賀武雄】 もしもしラーメン?はいはいラーメン!
相も変わらずアレコレ多忙。午前中の福岡県新宮町の仕事を終え、午後からは佐賀県山内町で仕事。ならば移動途中に昼麺チャージ、長年の宿題麺である「もしもしラーメン」を啜るべく、餃子会館へピットイン。
休日昼は行列必至、武雄きっての人気店である餃子会館。以前、お持ち帰りの餃子を買いに寄ったことがあるが、店内で食事をするのはお初。正午過ぎに訪ねると、1階は既に満席で2階に通される。
メニューは名物のホワイト餃子と白飯と、ラーメンが「もしもしラーメン」、「特製ラーメン」、「味噌ラーメン」、「とんかつラーメン」の4種類。とんかつラーメンにかなり惹かれるも、長年の宿題を果たさねばと、もしもしラーメンをたのむ。
待つことしばし、もしもしラーメンが運ばれてくる。テーブルに置かれた瞬間、ふわっと香り立つ豚骨の香りに食欲がソソられまくり。そして見た目も、イイ感じに透明感を残しているし、あははぁ、こりゃタマランわとレンゲを持つ手ももどかしく、ズズッと一口啜れば、アッツ熱&軽やかな口当たりとともに、クインッとおどる豚骨ダシの素朴な風味。チト強めの塩気こそツライが、素性の良さを感じるシンプル豚骨味が、ぬははと我がツボ。
麺は気持ち太めの中太ストレート。プリプリと素直に跳ねるコシがコレまた我がツボ。具はチャーシューとワカメ。チャーシューの素っ気ない調味加減とワカメのトロトロ感がナンともイニシエ気分。
シンプル・イズ・ベストなストレート塩豚骨ラーメンで、結構我がツボ。なのだが、同行スタッフがたのんだ餃子をひとつお裾分けしてもらい食べてみると、餃子の具もしっかりと調味されているので、塩気強めのスープとケンカをしてしまう感アリ。で、結論。店内ではラーメンだけ食べて、餃子は持ち帰りを買って帰るのが正解か。価格も店内食だと500円だが持ち帰りだと350円と割安だしね!で、持ち帰りの冷凍餃子を8人前購入。
で、精算しつつ、もしもしラーメンの名の由来を尋ねてみると、「昔、NTTの横で店をやってましたから」とのこと。ナルホド納得。でも、ナンだか知らなかった方が楽しかったかなぁ……。
餃子会館:もしもしラーメン500円。佐賀県武雄市武雄町昭和3-4。11:30~21:00、木曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン123●うどん61●そば19●チャンポン6●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月27日 火曜日
●【ダーチャまんぼ亭@赤坂】 都心のダーチャだっちゃっ。(←今更ラム@うる星やつら調で)
夜はスロンチャ@赤坂で,、ヴァン・モリソンの歌声を楽しみつつ、ギネスビールとアイリッシュ・ウィスキーでとことんアイルランドなヒトトキを楽しみ、〆はロシア。最近リニューアルオープンしたという、ダーチャまんぼ亭に沈む。
その一角に置かれた怪しき深紅の看板には
「バル感覚の裏庭屋台
屋台もの ロシア創作もの 色々とご用意しております。」との手書き文字。
奥へと進むと、
おやおや以前と比べると随分とシッカリした店作り。
コレ正に「裏庭屋台」。
おそらく以前は赤坂市場の共有スペースだったのか、
アーケードの屋根が切れ、露天の下に木造の屋台小屋。
因みに今回の改装開店に合わせ、
まんぼ亭の屋号の上につけられた「ダーチャ」は
ロシア語で「田舎の邸宅」の意味なのだとか。
店内には「ロシア創作もの」の写真入りメニュー。
「マンティ」はロシア版蒸し餃子。
手打ちらしき皮のニチュニチュ感と、
ニチニチ抗うミンチ肉のターメリック風味が、
なんとなくインドなのだが、
その上に盛られたクリーミーなチーズの甘みがイタリアン??
ロイア版シシカバブー(?)なシャシリークも
ターメリックな風味がインディアン。
加えて、冷や冷やダシの冷おでん「夏おでん」や
「鰻の炒り卵和え」など
美味「屋台もの」アテでクイクイと芋焼酎オン・ザ・ロックを煽り……
〆は和とんこつらーめん(小)。
うぬぅ?こんなんだったけぇ?まんぼ亭のラーメンは。
「ロシア創作もの」や「居酒屋もの」のアテのオモロ元気さに比べると
あまりにもノーマル&普通に旨い香味系濃い口豚骨にはチト肩透かし。
ダーチャまんぼ亭:ミニ和とんこつらーめん300円。福岡市中央区赤坂1-9-18赤坂市場内。一昨日から昼も営業。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン122●うどん61●そば19●チャンポン6●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
●【錦うどん三六町店@北九州戸畑】 アリそでナサそな、超優良普段着うどん
北九州市若松区での仕事を終え、午後からの現場である戸畑へ移動し、サクッと昼麺。時間もあまり無いことだし、ジャパニーズ・ファースト・フードであるうどんでパワーチャージ!と、錦うどんの三六町支店へ転がり込む。
ざるやぶっかけなど、夏季限定のメニューにもチョットだけ惹かれるも、なにせ前回のごぼう天うどんが超ドンズバ我がツボだったのよねぇ~、とたのんだ温かけうどん「ごぼう天かやくうどん460円」は、うんうん、コレコレ、コレなのよぉ~!的、相も変わらぬ超優良普段着うどん。
まずスメがイイ。昆布らしき抱擁感ある素朴な旨みをベースにイリコや削り節らしき更なる魚介ダシの旨みが、ナンとも抱擁感ある癒し系美味。そしてうどんも、めっちゃイイ。今は閉店してしまったカノ博多うどん名店、玉三郎の細打ちうどんを彷彿とさせる、スルスルとおさまる啜り心地然り、プリ、プリリンと抗うナンとも愛らしいコシとヒキ然り、噛み込むほどに広がる素朴な小麦の甘み然り。ナンちゃナイ。けど、ナンとも旨い!ドコにでもありそうで、その実なかなかお目にかかれない、超優良普通味うどんに、あらためて惚れてもうたぁ。
ゴボ天に加え、竹輪や天ぷら、おぼろ昆布、キツネあげなど、アレコレ入ったかやくに、錦うどん名物の鷹の爪と、味わい七変化も楽しみ尽くしつつ、ズズッと一気に完食し、さぁさ午後からの仕事もガンバンべえ!
![]()
錦うどん三六町店:ごぼう天かやくうどん460円。北九州市戸畑区三六町3-2。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン121●うどん61●そば19●チャンポン6●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月26日 月曜日
●【じゃじゃ麺専門店JAMBO@舞鶴】 美味しくなって再開店
午前中の市内での仕事を終え、帰社ついでにサクッと昼麺。今日もドエラク暑い。ならば、帰り道沿いにある大木戸で冷やかけを啜って行くかと立ち寄るも、店頭に順番待ちの列。午後からもやるべき仕事が山ほどあるので、ノンビリと待つ時間はない。ならばこの近くのどこぞの麺屋に予定変更。
はてさてどの店で啜ろうか……。
あぁ、そうだった。すぐこの近くに、かつて西新屋台村で営業していた
じゃじゃ麺専門店JAMBOが先週末オープンしたじゃないかぁ!
住所を頼りに訪ねると、ナント!かの居酒屋名店、さきとと同じビルの入口に「じゃじゃ麺専門店」の白い幟。
ビル1階の狭い通路の突き当たりに、目指すJAMBOを発見。引き戸を開けると、こぢんまりとした店内は5~6席のカウンター席と、6人がけと4人掛けの掘りごたつ式の座卓席。カウンター席に座りメニューを見ると、昼営業はじゃじゃ麺のみ。寮のバリエーションで小、中、大、特の4種類。迷わず中盛り600円をたのむ。
待つことしばし、カウンター越しにじゃじゃ麺が差し出される。注文が入ってから茹でられた釜揚げの熱々麺を、肉味噌にキュウリ、薬味のおろし生姜にネギと、ソリャもうグッチャグチャに混ぜ合わせ、ズビビと啜る。と、ちょいとクセある肉味噌の旨みと、おろし生姜の辛味と、麺の熱で温められコレまたチョイとクセある食感&風味のキュウリ織りなす独特美味な味わいとともに、むりんむりんと抗い踊る釜揚げ麺のオモロ食感。
卓上にズラリと並んだ調味料で自分好みの味わいに仕立てるのも、じゃじゃ麺啜りの醍醐味。個人的にはお酢はマスト、味噌の塩辛さやくどさがマイルドに。そしてある程度食べ進んだところでラー油をたらし、ピリ辛風にして啜るのが、我がじゃじゃ麺啜りスタイル。
そして〆はチータンタン。食べ終えたドンブリに生卵を割り入れ、食べ残した味噌とよく合わせてお湯を注げば出来上がり。汁なし麺を啜った後の熱い汁物の力は絶大、卓上の塩と胡椒で好みの味に調えつつズルズル啜れば、思わずほっこりと寛げて、満足感がすこぶる高い。
屋台から店舗に代わり、厨房設備や調理環境が良くなったのだろうか?以前啜ったときより更に旨くなった感ある一杯に、シアワセ一杯腹一杯。夜営業ではチョイ飲みも楽しめるようだ。こりゃ是非とも次回は夜!問題は、ココで飲むか、さきとで飲むか…。ウレシイ悩みがまたひとつ。
![]()
じゃじゃ麺専門店JAMBO:じゃじゃ麺中盛り600円。福岡市中央区舞鶴2-8-25。11:00~14:00&17:00~23:00。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン121●うどん60●そば19●チャンポン6●その他50
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月25日 日曜日
●【蕎麦なが田@御供所町】 久方ぶりの一口惚れ蕎麦屋登場に揺れる麺心
本日も休日出勤。午前中の社内での仕事が一段落したところで、ヨドバシへ備品の買い出しに出かけたついでに、サクッと昼麺。旧博多部・御供所町に昨年末に開店したという蕎麦屋、なが田へ向かう。
ソトメシの友でその存在を知り、ずっと気になっていた蕎麦なが田。住所を頼りに訪ねると、日本最初禅寺として知られる聖福寺の道向かい。細い路地を入ったところに、間口が狭く奥に長い町屋風3階建て木造建物に「なが田」の看板。
暖簾を潜ると、小さな玄関。靴を脱ぎ、店舗である2階へ上がると右手には、二人掛けの小さなテーブル席が2卓。そして左手は5~6席ほどのカウンター席。
カウンター席へ座りメニューをみると、蕎麦が冷と温がそれぞれ5~6種に、地酒が2~3種に、アテが5~6種。生からすみや焼き味噌など、我がツボなアテにググッと惹かれるも、午後も仕事。後ろ髪を引かれマクリつつ、店のオススメという「さくらざる」をたのむ。
お茶と共に供された蕎麦かりんとうを囓りつつ待つことしばし、さくらざるが運ばれてくる。温つけ汁にさくら=馬肉のスジ肉が入ったつけ蕎麦である。シュッと麺戦の整った蕎麦を手繰り、温つけ汁にチョイとつけズズッと啜れば、ふわりと軽やかなカエシの旨みと、抑揚の効いた削り節の風味。そして遅れて顔を出す馬肉から出たダシの円やかな旨味。
そして、それらの旨みを巧みに身にまとう蕎麦も我がツボ。表面の適度なザラつきによる艶っぽい啜り心地然り、噛み込んだときのホクホクとしたコシ然り、ナンとも素朴な食味に、ほっこり。
あはは、こりゃ旨いわぁ!と一口惚れ。馬肉と共に啜ったり、丁寧に切り揃えられた白髪ネギも一緒に手繰ったり、薬味として供された柚子胡椒を添えて風味の変化を楽しんだり。
カウンター奥の厨房にはご夫婦らしき男女ふたり。低く流れる落語をBGMに、コツコツと寡黙に調理するご主人と、にこやかに接客される奥さんの仕事ぶりもナンとも気持ちがよい。うん、こりゃ近々再訪必至。是非とも蕎麦屋酒。
![]()
蕎麦 なが田:さくらざる1,000円。。福岡市博多区御供所町3-17-4博多町家ロジハウスニ階。11:30~20:30、火曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン121●うどん60●そば19●チャンポン6●その他49
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月23日 金曜日
●東奔西走食美味麺
アチコチと出張続きで超タボー。美味麺啜りガンバんべぇ~。
久方ぶりの山月@大野城のせいろは、こりっと解ける十割蕎麦と気持ち甘めのツユの味わいが、相も変わらずほっこり美味。これだけ旨くて650円は、アリがたやアリがたや。
前回プノンペンラーメンを食べたときに気になった中華さと@大分日田の「酸ラータンめん」は、豆腐をはじめとする具の切り方がドデカくて目一杯大雑把。そして、そんな見た目通りに味わいも然り。グインと酸っぱくてビリビリと辛くて、ナンとも大雑把な味わいが………、口一杯美味!
かれこれ8年ぶりか。超久方ぶりの来久軒@佐賀武雄は、相変わらずの三段仕込みスープがクイッと美味!なおだが、合わさる麺が変わったか?こんなにツルツルとスマートな麺だっけぇ??
天神でアレコレ打ち合わせの合間をぬって、那の福本舗@新天町でサクッと煮卵醤油ラーメン。ナンちゃナイけどチャンと旨くてソコソコ値頃感ある価格設定がさすが外食大手ロイヤル系。
山月:せいろ650円。福岡県大野城市白木原3-10-1。 11:30~14:30。1st&3rd月曜休み。Pあり。
中華さと:酸ラータンめん700円。大分県日田市元町13-20。11:00~22:00、月曜休み。Pなし。
来久軒:ラーメン550円。佐賀県武雄市武雄町武雄4190-2。11:00~22:00、月曜休み。Pあり。
那の福本舗:醤油煮卵ラーメン550円(?)。福岡市中央区天神2-7-245。10:30~23:00、無休。
◎通年麺喰い◎ラーメン121●うどん60●そば18●チャンポン6●その他49
◎今月の総ジョグ距離67km / 通年411km
2010年07月21日 水曜日
●【やぶ金@大名】 都心の隠れ家蕎麦屋
天神での打ち合わせを終え、サクッと昼麺。メッチャ暑いこんな日は、冷たい蕎麦でもするっと啜りたひっ、とやぶ金へ。
昨日、以前の店舗から一本北側の通りに移転オープンしたという、やぶ金。さぁて、新しい店舗はどこだ?とウロウロ歩くも見つからない……。おかしいなぁと歩を止め改めて通りを見渡すと、
おや?こんな都心に一軒家があったっけぇ?。
ひょっとして…?と門から中を覗くと、ピンポ~ン大正解。イイ感じに遣れた家屋の玄関に「やぶ金」の電照看板を発見。
引き戸をくぐり玄関口で靴を脱ぎ、店内へ。入ってすぐ右手の部屋に4人掛けのテーブル席が2~3卓に、奥の部屋に二人掛けの小さなテーブル席が4卓ほど。通された2に掛けのテーブル席に着きメニューを見ると、蕎麦が10種ほどと蕎麦屋酒に最適なアテが7~8種載っている。まずは冷酒でクイッといって…、とイキたい気持ちをグイッと抑え、せいろをたのむ。
待つことしばし、運ばれてきたせいろは、随分と太打ちの蕎麦。ツユをちょいと付け、ズズッと啜れば、キリリと鯔背なカエシの旨みと、一足遅れて香り立つ微かな削り節の風味。太打ち蕎麦は見た目に恥じぬカナリの強ゴシ。くにくにっと抗い、ぷりぷりと口の中で踊るさまが小気味よい。かつかつとシッカリ噛みしめ、広がる甘みを楽しむ。
〆の蕎麦湯も適度にトロトロであな旨し。大根おろしやネギや山葵をアレコレ入れて、風味の変化も楽しみつつ、シミジミ啜る。あぁ、午後のつかの間のシアワセよ。
やぶ金:せいろ750円。福岡市中央区大名2-1-16。11:30~21:30、水曜休み。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン119●うどん60●そば17●チャンポン6●その他49
◎今月の総ジョグ距離57km / 通年401km
2010年07月20日 火曜日
●【都食堂@北九州門司】 レトロな街のレトロなご当地麺「ちゃんらー」
午後からの門司での打ち合わせを前に、うしゃしゃ昼麺。超長年の宿題麺、「ちゃんらー」を啜るのらー!
「焼きカレー」と並ぶ門司のご当地グルメ、ちゃんらー。焼きカレーに比べると随分とマイナーな存在だが、中央市場内の食堂、都食堂で食べられるという。
大正時代の公設市場がその起源という、中央市場。幅2メートルほどの細長い路地の両脇にズラリと店舗が並ぶが、そのほとんどはシャッターが閉じている。真性レトロな商店街の一角に、「ちゃんらー」との手書きの張り紙。
8席ほどのカウンター席だけのこぢんまりした店内には、先客2名。いずれも年配の男性で、どうやら近所に住む常連のようだ。同年配の店員3名と親しげに会話を交わしつつ、料理の出来上がりを待っている。
空いている席に座りメニューを見ると、お好み焼きに、たこ焼き、うどん、チャンポン、ラーメンにかき氷と、これ正に正統なる一昔前の街の軽食堂的ラインアップの中に、「ちゃんらー350円」の文字。
ほどなく運ばれてきたちゃんらーは、澄み切ったスープに太めのストレート麺。具は太もやしと、カマボコ2切れに、ネギとゴマ。どらどらとスープを一啜りすれば、アッツ熱の口当たりとともに広がる、うどんのスメ的和風な風味と、一呼吸遅れて顔を出す、鶏ガラチックなコクある旨み。我が幼少からの最愛即席麺のひとつ、マルタイの棒ラーメンのスープを彷彿とさせる、レトロな味わいに思わずほっこり。
麺は気持ち細めのチャンポン麺。しっかりと加熱されていて、ぽわんぽわんと軽やかに跳ねるコシと、太もやしのシャキシャキと、ゴマとネギのジャキジャキとの食感&味わいのハーモニーが、質素に旨し。
一説には戦後の食糧難の時代に、ラーメンの麺よりボリューム感が出るからとチャンポン麺を流用したのが、ちゃんらーの起源なのだとか。当時は門司港一帯の食堂はどの店も置いていて至極ポピュラーなメニューであったちゃんらーだが、朝日新聞によると今も提供しているのは、ここ都食堂と居酒屋里ごころと、ちゃんらー亭の3軒のみなのだとか。
レトロな街限定のレトロなご当地麺と思いきや、『ネコ』のち『ばく』ときどき『シビ』にこんな記事を発見!山口県宇部にもちゃんらーを出す店があるとは…。こりゃ是非とも啜ってみたいぞぉ。
都食堂:ちゃんらー350円、福岡県北九州市門司区老松町2-11中央市場内。7:00~18:00、日祝休み。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン119●うどん60●そば16●チャンポン6●その他49
◎今月の総ジョグ距離47km / 通年401km
2010年07月19日 月曜日
●【うどん家よしも@原】 原の鶏卵使い
3連休最終日は、休日出勤。連休初日のはっきりしない天候に、予定していたくじゅうテント泊を断念したのが運の尽き。結果、ナンちゃナイ3連休になってしまったなぁ。ならばせめて今夜は外食でも楽しむかと、家族でうどん家よしも。
開店当初からずっと気になっていた大根と鯨のすじ煮込みは
イイ感じにクセある鯨スジ肉がクニクニ旨くて、芋焼酎に合いまくりっ!
5センチ角は優にあろうか、
ボリューム感ある厚焼き卵も、ほこほこ旨くて、日本酒にあいまくりっ!!
こりゃタマラン旨いなぁと、食べていると……
長男がたのんだ天とじ丼の、卵のとじ加減がタマラン美人。
たっぷりの卵を最大限ゆるゆるにとじてあるその塩梅が、
正に超絶妙でないのぉ~!
美味だし巻きに天とじ丼……、ならば〆はコレしかないでしょっ!
とたのんだ鶏卵あんかけうどんが、ズバリ大正解!!
コレまた絶妙なるゆるゆる加減のとじ具合然り、
華あるスメの味わいと素朴な卵の甘みのコラボ具合然り、
うどんにとろりと絡む食感然り、
チョイ飲みの〆に最適の癒し系美味に、シアワセ一杯腹一杯。
アレコレ食べて、ソコソコ飲んで、こんなに旨くて、
家族4人で4200円は超納得価格。
休日夜の外食は、よしもが良しよっ!
![]()
うどん家よしも:鶏卵あんかけうどん500円。福岡市早良区原3-17-45。11:00~21:30(月曜~15:00)、不定休。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン119●うどん60●そば16●チャンポン6●その他48
◎今月の総ジョグ距離47km / 通年401km
●【福岡魂@六本松】 懸命「魂」
屋号大事。だって、インパクトある屋号だと、ついつい啜らずにはいられない、単細胞麺馬鹿が、少なくとも一匹はココにチャンといるんだモン。先日啜った「一撃」に負けず劣らずイカした屋号の「福岡魂」。
おうおう、上等だぁ。『魂』とやらをシッカリ見せていただきやしょうっ!
国道202号線沿いの別府橋交差点の東。カノおばんざい居酒屋名店、ふぁむが入居している雑居ビル1階に青い立て看板。旨そうなラーメンの写真とともに、「らーめん亭 福岡魂」の赤い文字。
ビル1階の奥に進むと、右奥に「福岡魂」の青い電照看板と、「心 感謝」と手書きされた黒板立て看板。
「いらっしゃいませぇ~!!空いているお好きな席へ、どうぞぉ~~!!」
暖簾を潜ると、間口の狭い外観とは相反し、随分と広めの店内。恐らく以前は焼き肉店だったのだろうか?中央に丸くコンロ・スペースが切られたテーブル席がメインの店内には、先客2名。そして、店奥の厨房には、懸命にキビキビと働く若き店主(?)。
カウンタ席向かいの丸い掘りごたつ席へ座りメニューを見ると、筆頭に「入魂ラーメン390円」。そして、「ピリコクらーめん400円」、「ワンタンめん500円」、「チャーシューめん500円」と続くメニューもシコタマ格安。そしてさらに、ラーメン&餃子4個&小飯、もしくはラーメン&唐揚げ3個&小飯の定食セットメニューが、ナントナント、590円!?
超リーズナブルな定食メニューにグイッと惹かれるも、初ラ店はデフォルトと、入魂ラーメン390円をたのむ。
おやまた事前情報に違わぬ、チャンと豪華な盛りつけだぞぉ。
ほどなく運ばれてきた入魂ラーメンは、茶褐色にマットに濁ったパワフルな見た目のスープと、豪華に浮かぶチャーシュー&キクラゲ&シナチクが印象的。さぁて、ではではと、レンゲでスープを一掬いすれば、ぽてっと濃密なレンゲの上がり具合に濃口を確信。ええい、ままよと口に運び一啜りすれば、ぽったりと舌にのる粘度ある脂の甘みと、きゅいっとドライブする醤油ダレ&スモーキーに香り立つ香味油の、ナンとも明快なる濃い味美味。
味わいのベクトルは、さらに100円安い290円ラーメンの膳に酷似。味わいをさらに濃厚=一般ウケするように改良し、具も色々と奢るも、価格設定はウレシイ390円。
うふふん、ヤルやんっ!うふふふふん、気に入ったバイっ!
キッチリと気持ちの良い接客も味のうち。懸命に働く姿に『魂』を実感。決して恵まれた立地ではないが、是非とも繁盛店になって欲しい、ソウルフル・新ラ店に万歳三唱。
福岡魂:入魂ラーメン390円。福岡市中央区六本松4-11-26 ビバーチェ橋本 1F。11:00~24:00。P1台。
◎通年麺喰い◎ラーメン119●うどん59●そば16●チャンポン6●その他48
◎今月の総ジョグ距離47km / 通年401km
2010年07月18日 日曜日
●【池中麺喰道@七隈】 POPな実直讃岐うどん
新生滋味うどんに大満足で店を出て、次なる宿題店へ。昨年11月にオープンしたという池中麺喰道へ向かう。
住所を頼りに訪ねると、七隈の福岡大学のすぐ近く。細い路地を住宅街へとかなり入り込んだ一画に、突如現れるボウリング場の脇に「讃岐うどん」の赤提灯。この辺鄙な立地はある意味本場・讃岐の中讃地区のうどん屋と相通ずるディープ感があるなぁと店内へ入ると、間口の狭い外観とは相反し、思いっきり広いでないのぉ。
そしてメニューもサプライズ満載。定番のかけうどんや醤油うどん、ぶっかけうどんに加え、「炙りチーズうどん」や「ツナラー油うどん」、「塩焼きうどん」に、「ぺぺいかうどん」なる名前だけじゃ出来上がりが全く想像だにできないオリジナル・メニューが盛りだくさん。店のHPによると、店を切り盛りする3人のうち『一人は某有名イタリア料理店と フランス料理店を12年経験し、 一人は居酒屋6年と うどん屋4年、一人は多種の飲食店経営6年、そして麺喰道をオープンすると決めて1年間位、香川・讃岐うどんと福岡・筑後うどんで修業と研修を積み重ねました。』とのこと。
迷うことなく頼んだ醤油うどん(冷)は、エッヂがたったうどんがナカナカの男前。デフォルトで大根おろしに加えレモンが付いてくるのもググッと好印象。セルフカウンターでうどんを受け取り、ネギとおろし生姜を添え、別皿にゲソ天を取り、準備完了!
卓上のだし醤油を少量ふりかけ、レモンを搾り、グッチャグチャにうどんと薬味を合わせ、ズズッと啜ると、ぬらりと艶っぽい触感とともに、ふわりと鼻へ抜けるレモンの爽やかな風味。おうおうエエねぇ!とうどんを噛めば、ぶりんっと抗う自然なコシと、にっちりと解けつつふわりと香り立つ小麦の風味が素朴に美味。
あははん、こりゃ旨いやんっ!
演出系の粉はほとんど使われていないのだろう。モダンな屋号やド派手なオリジナル創作メニューとは相反する、実直&素朴なうどんに、思わず頬が緩む。
うどんの量を小・中・大から小を選ぶも、十二分に食べ応えもあって、レモンもデフォで付いてきて295円は十分に格安感アリ。こりゃいよいいよ、ド派手なオリジナル創作うどんも気になるぞぉ!
池中麺喰道:醤油うどん295円+ゲソ天105円。福岡市城南区七隈8-4-3
七隈ファミリーボウル横。11:00~22:00。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン118●うどん59●そば16●チャンポン6●その他48
◎今月の総ジョグ距離47km / 通年401km
●【すみうどん@次郎丸】 滋味&格安な新う店オープン
目が覚めると、窓の外はソリャもう見事な青空。こりゃ気持ちイイ!暑くなる前にジョギングを楽しむかと、早々に着替え走り出すも、時既に午前8時過ぎ。直射日光をもろに受けて走っていては、すぐにバテてしまう。
で、ビルや壁の西側に伸びる影を追い求め、気の向くままに1時間半弱、のんびりとジョグを楽しむ。が、走り終え、iPod touch & nike+の結果を確認すると、
「走行時間 1時間21分・走行速度 18分22秒/km・走行距離 4.4 km」
ちょいちょいちょい~っ!(←今更ハム調で)フツーに歩いても1時間4キロ=15分/kmは楽勝なのに、あれだけ走って18分22秒/kmはないやろっ。およよぉ、我がiPodは早くも夏バテかぁ?
早良区の、かのラ名店ふくちゃんのすぐ近くに今月オープンした、すみうどん。福岡でグルメを満喫♪によると、店主は久留米市の昭和製麺所で、息子さんは香川県丸亀市の讃州製麺で、それぞれ修行して開業したとのこと。
メニューの筆頭は「かけうどん180円」と、カナリ格安。そして、「海老天うどん350円」、「肉うどん380円」と、続くメニューも格安感アリ。「釜玉うどん280円」や「ぶっかけうどん350円」などの、讃岐うどんチックなメニューもラインナップ。我が麺喰い信条に忠実に、「初う店はゴボ天」をたのむ。
ほどなく運ばれてきたうどんは、角が丸く、そこそこ太めの癒し系。親子とも讃岐系うどん屋で修行されたと言うことだが、てろんと優しい顔つきが正統博多うどん。
まずはスメと、ドンブリを両手で抱え、ズズッと一啜りすれば、アッツ熱の口当たりとともに、スイッとキレあるダシの旨味。こりゃ間違いなく無化調だ。外連味は一切ナシ。ナンとも滋味なるダシの風味が軽やかに広がる。
そして、うどんも滋味。するすると滑らかな口当たり然り、ぷにんと必要最小限に抗うナンとも愛らしいコシ然り、てろんてろんと優しい解け方然り。ナンちゃナイけど、チャンと作られた感のある確信的ヤワテロうどんに癒されマクリ。
唯一残念なのがゴボ天。直径2~3センチある太めのゴボウを笹切りにして揚げてあるのだが、衣が尋常でなく厚い。しかも、普通ならスメに浸かっているうちに柔らかくなるものだが、いつまで経ってもガチガチ&ゴリゴリと無骨な固さで、せっかくのゴボウ自体の旨さまで気が行かない。
だがしかし、コレで350円ならば十二分に値頃感あり。天ぷら類は我が好みとは異なるようだし、次回は「梅若うどん330円」か「きつねうどん280円」あたりを啜ってみたいぞっ!
すみうどん:ごぼう天うどん350円。福岡市早良区次郎丸6-9-28。11:00~21:00。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン118●うどん58●そば16●チャンポン6●その他48
◎今月の総ジョグ距離47km / 通年401km
2010年07月17日 土曜日
●【楽亭@福津市】 この夏冷やかけ 番外編 「冷やしトマト麺」
三連休初日。どうやら梅雨も明けたようだし、くじゅうにテントを担ぎ上げ、坊ヶツルでキャンプを楽しむか!と企むも、くじゅう山中の山小屋、法華院山荘のTwitterによると、天気がナンだか怪しそう。夜中の雨に濡れたテントを撤収するキャンプ2日目の朝ほどツライものはナシ。ならばスパッと諦め、麺ポタへ遊びプランをチェン~ジッ!(今更、デンジャラスのノッチ調で)
なにせ午前10時前までウダウダしていたので、遠出は難しい。で、スッと思い出したのが、福津市の楽亭。ナンでも夏季限定で「冷やしトマト麺」なる冷やしラーメン・メニューを提供中なのだとか。
その存在は知りつつも、ずっと未食だった楽亭。赤い暖簾を潜ると、正面に10席器ほどのカウンター席&左手奥に8名掛けの大きなテーブル席のこぢんまりした店内は8割方客で埋まっている。地元ではすっかり人気の店のようだ。
待つことしばし、カウンター越しに差し出されたドンブリには、麺がヒタヒタになるぐらいに注がれた醤油×トマト色の冷スープに、細めの冷麺に、トマト&バジルに半熟卵。さぁて一体どんな味わいなのか?と麺をズズッと一啜りすれば、トマト・ジュースのような粒子感あるトマトの密なる甘みと、数種類のハーブの風味と、黒胡椒と唐辛子らしき微かなピリ辛。
と、字面で見るとあたかも冷製イタリアン・パスタのようだが、ナンのソノ。トマト味の奥にふわりと広がるラーメン・チックなダシの風味然り、細麺のイイ感じのガサゴソ感ある啜り心地然り、細麺と太さを同じくして合わされた細もやしや豆苗らしき青菜や、削り節チックな魚介のイロんな食感&旨みが、チャンとラーメンしているでないのぉ。
冷製スープに浮かんだセロリや厚切りトマトや半熟卵をアレコレ楽しみつつ、ズルズルと完食間近。「どうされます?そのスープにご飯とチーズを入れて、リゾット風に食べていただけますが?」と、お母さん。確かにソリャ旨そうだ!が、コチトラ真性麺馬鹿ゆえ、昼から米粒を喰らう気はナシ。丁重にお断りして、おご馳走様。
旧国道3号線を楽亭へ向けペダルを漕いでいると、おやまうどん。
大きな立て看板の最下部に
「桂川町大助うどんの姉妹店」と書いてあるが、果たして……?
旧国道3号線の福工大前交差点には、
さらに東へ500mほど進んだところから移転してきたかしい亭。
モダンな外観のJR福間駅1階には「福間駅のうどん」。
で、その営業母体はJR折尾駅のかしわめし駅弁で有名な東筑軒。
楽亭 :冷やしトマト麺680円(夏季限定販売)。福岡県福津市中央5-29-2。
11:30~15:00&17:00~22:00(日祝~21:00)、2nd&4th木曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン118●うどん57●そば16●チャンポン6●その他48
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
●【一幸舎海っぴビーチ店@百道浜】 夏季限定営業
店主ブログによると、海っぴビーチのマリゾン横に一幸舎の屋台が7月17日~8月22日の期間限定営業。ラーメンに加え、「冷やしぶっかけラーメン」なるメニューも。
●【じゃじゃ麺JAMBO@舞鶴】 九州唯一(?)のじゃじゃ麺専門店がウレシイ営業再開!
西新屋台村で営業していたじゃじゃ麺JAMBOがウレシイ営業再開!中央区舞鶴2−8−25サンユウビルビーハウス103で、来週23日金曜のオープンを目指すとのこと。
2010年07月16日 金曜日
●【五島軒@荒戸】 麺の不思議
福岡県産のラーメン用小麦、「ラー麦」。昨年の販売開始時は一風堂や一蘭、山小屋、大砲など、チェーン展開している大手のラーメン店のみが試験的に使用したメニューを提供していたが、発売から半年以上経ち、徐々に一般のラーメン店にも広がりが。五島軒もその一軒。創意工夫の末に完成させたラー麦製の自家製麺を、先月末より提供開始。
コレまた驚き桃の木山椒の木!
色々とラー麦製麺を食べてきたが、コノ食感は未体験だぁ……!
幅3ミリ厚さ1ミリほどの中平ストレート麺は、啜ったときのナンとも優しいベルベット感然り、噛み込んだ瞬間のほわんと軽やかな歯あたり感然り、反して噛み込んだときのクニッと抗いサクッと解けるキレあるコシ然り、ラー麦製麺とすると未だかつてない独特なる食味に、感服。
ラー麦特有のキレあるコシを活かしつつ、優しい食味をプラスしたナンとも懐深い味わいがググッと我がツボ。形状が同じタイプの博龍軒や悠翔樹のスープにこの麺を合わせて食べてみたいなぁ、などと叶わぬ夢を思い浮かべつつ、ズルズルとゆるゆる完食。
あごだし麺 五島軒:飛びつくラーメン580円。福岡市中央区荒戸3-4-20 パークサイドアイビー2階。。 11:30~14:50&18:00~21:30(土曜日は昼のみ営業)、無休。Pあり(ビル1階駐車場の1番、2番、3番)。
◎通年麺喰い◎ラーメン118●うどん57●そば16●チャンポン6●その他47
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月15日 木曜日
●【家系らーめん澤井@宮崎都城】 イロモン系?いや、イニシエ系!
宮崎日帰り出張。早朝に福岡を出て午前中の宮崎市内での仕事を終え、うししっ昼麺!午後からの現場である都城市へ移動し、家系らーめん澤井でつけ麺をば、いざ啜らんっ。
家系らーめん澤井は長年の宿題店。横浜の吉村家が元祖で、太めの麺&具のホウレン草と大判の海苔がトレードマークの家系ラーメンだが、店のHPによると、ラーメンに加えて、つけ麺が食べられて、しかも「つけめんは絶品です!!」とのキャッチコピー。家系のつけ麺とは如何なる代物なのか?興味津々で出来上がりを待つ。
待つことしばし、つけ麺が運ばれてくる。ドンブリに山高く盛られた太麺は、角が丸くて白みがかった黄色。お江戸のイニシエ系つけ麺名店である丸長@東京下落合を彷彿とさせるその見た目に期待指数急上昇!そして具は、家系お約束のホウレン草と大判海苔に、ウズラの煮卵。
黄色がかった醤油色の温つけ汁も、昨今流行の濃厚魚介豚骨つけ麺とは全く別物の、ドンピシャお江戸のイニシエ系つけ麺。コリャいよいよ期待しちゃうぞぉ~と、太麺とホウレン草をともに箸で掴み、ザブンと潜らせズズッと啜れば、キュインッと広がる甘くて酸っぱくてチョットだけピリ辛なコノ味わいは、正に正統お江戸イニシエ系王道つけ麺!!
太麺のふわりと物腰柔らかな啜り心地然り、噛んだときのにちっと抗うコシ然り、懐深いその食味も、イニシエ系。ゴリゴリ、ワシワシの極太麺を濃厚つけ汁でカッ喰らう六厘舎風イマドキつけ麺も旨いが、インパクト勝負だけのものも多々あって、食べていると途中で食べ飽きてくることがある。が、この手のイニシエつけ麺は食べ飽きることがない。
まさか宮崎でお江戸イニシエつけ麺が啜れるとは。あはは、ウレシ、タノシ、ダイスキ~と一気にカッ喰らい、〆にスープ割りを頼む。徳利に入って供された割り用スープはアッツ熱の魚介ダシ。残ったつけ汁に注ぐと、ふわりと香り立つその風味&冷めた汁が再び温まり、ナンともほっこり。
いやぁエエねぇ、イニシエは。ラーメン同様につけ麺も、アレコレと手を変え品を換えのイマドキ系もオモロイが、とどのつまりはイニシエ系だなぁ。
![]()
家系らーめん澤井:つけ麺600円+中盛り100円。宮崎県都城市高城町石山43-10。11:00~14:00&18:00~20:30、月曜休み(祭日の場合は翌火曜日)。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン117●うどん57●そば16●チャンポン6●その他47
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月14日 水曜日
●【ばってんラーメン@長崎佐世保】 トロ、キュインッ、パリパリにメロリンキュー
長崎県佐世保市へ日帰り出張。昨日からの豪雨で長崎自動車道の鳥栖~武雄間が通行止め。なので、早めに社を出発し唐津~伊万里経由で正午半過ぎに、無事佐世保着。午後2からの打ち合わせを前に腹ごしらえしておくかと、かねてからの宿題店の一軒、ばってんラーメンへ。
かつて防空壕だったトンネルを店舗にした「トンネル横丁」のすぐちかくに、目指すばってんラーメンを発見。店頭には我が目当ての「とまとラーメン」と並び「カレーラーメン」の看板も。そう、ココはオモシロ・ラーメンが自慢の店なのさっ。
待つことしばし、運ばれてきたトマトラーメンは、醤油スープに、どでかチャーシューと海苔、太もやし、シナチクと思いの外フツーの見た目。なれどよく目をこらすと、1センチ角に切られたトマトがソコカシコに浮いている。
まずはスープとレンゲで一啜りすれば、うん?思いの外フツーだなぁ…。いわゆるチャンと旨い淡い系醤油スープの味わいに、チト肩透かし。あははぁ、こりゃハズしたかぁ?と腹をくくり、さらに一啜りする。と、
うぅん?ナンだが旨みが増したような……。
で、さらに一啜り。また一啜り。すると、啜る度にグイグイと増すトマトの酸味と甘み。淡い系醤油スープにイイ感じの映え具合が増していく様が、うんうん、ナンともエエぞぉ。
うしゃしゃぁ、こりゃ徒然なるままに育ち系かぁ!!
うんうんコリャ我がツボだぁ、と喜び勇んで麺を啜れば、中太縮れ麺のビチビチと踊りつつ口に収まる感じ然り、噛んだときのプリプリとしたコシ然り、啜る際に共に口に収まったパリパリ太もやしと、シャクシャク・シナチクと、トロリ・トマトとの食感&味わいのコラボ然り、ナンともオモロ&楽しな悦楽美味。さらにモチモチ・チャーシューを崩して共に頬張れば、グイッと増す旨みの加速度感が、コレまた、ファンタ、スティク!(←今更ゴージャス口調で)コレで中華さと@大分日田のプノンペンラーメンのように青梗菜やセロリが加われば鬼に金棒な野菜ラーメン!
うん、大した美味。ならば是非機会を作り、トマトラーメンと並ぶ看板メニュー、カレーラーメンも啜ってみたいぞっ。
夜は自宅で晩酌&〆は熊猫食堂リスペクトな海老そば。
卵をまぶして揚げ焼きしたピカタ風の海老を
空心菜&エリンギとガーリック風味で炒め
アゴだし醤油ラーメンにトッピングすれば、
わぁお、こりゃタマラン旨しっ!
ばってんラーメン:トマトラーメン650円。長崎県佐世保市京坪町6-15。11:30~24:00、日曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン117●うどん57●そば16●チャンポン6●その他46
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月13日 火曜日
●【宝華@大分日田】 屋号に違う質実剛健滋味ラーメン
大分県日田市へ日帰り出張。日田市役所で打ち合わせを終え、遅い昼麺。大分徒然随想録ラーメン聖人でその存在を知った、宝華で啜る。
住所を頼りに訪ねると、日田市きっての観光地、豆田町のメインストリート沿いに青い暖簾。この通りは仕事で何度も通っているし、イイ感じに寂れたこの外観もドンピシャ我がツボなのに、ナゼその存在に全く気付かなかったのだろうか?我が麺ピュータのポンコツぶりに半ば呆れながら暖簾を潜る。
店内もドンピシャ我がツボ。エラク天井が低く、こぢんまりとした店内ながら、恐らく店主の趣味なのだろう。そこかしこに置かれた大きめの水槽には愛らしい熱帯魚。イイ感じに草臥れた内装ながらキチンと整理整頓が行き届いている。そして店の角の本棚には、巻数順にキチンと並べられた漫画の単行本。コレぞ正に昭和の優良街のラーメン店的佇まいに、あぁ既に、イエス、フォーリン・ラブ!
そして肝心のラーメンもドンピシャ昭和っ!イイ感じに透明感を残す白濁スープは、まずアッツ熱の口当たり。そして、きわめてアッサリと舌にのりつつ、その実クイッと押し出し感のあるダシの旨味が心強いイニシエ滋味。豚骨に加え鶏ガラらしき旨みがキッチリときいていて、如何にも豊後のラーメンらしい味わいが、ほんわかとシアワセ気分。
気持ち太めの中麺は表面部分こそベルベット・チックな優しい触感なれど、噛み込んだときのコリコリと弾けるコシが固揚げアルデンテ。噛み込むほどに広がる小麦感がイニシエ滋味スープとドエラク合いまくりっ。そして、イイ感じにモチモチ&キシキシ触感のチャーシューの素っ気ない塩気のきき方も、相性抜群。
ナンちゃナイけどナンとも旨い。極上普段着のおご馳走。今までも、そして今からもいわゆるマスメディアでは紹介されることはないと思われる、街のラーメン屋さん。地元の人が地元の目線で地道に食べ歩いた結果の情報に勝るものなし。インターネットの普及なくしては決して巡り会うことが出来なかったであろう一杯に、心の底からおご馳走様と合唱。
宝華:ラーメン550円。大分県日田市豆田町2-7。11:00~23:00、不定休。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン115●うどん57●そば16●チャンポン6●その他46
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月12日 月曜日
●【博多麺業 島系@春吉】 風味滋味
午前中の打ち合わせを終え、さぁさ昼麺。昨日ググッと気になったつけ麺を啜らん!と博多麺業 島系へ一直線。
つけ麺は「博多つけ麺680円」に「博多つけ麺(野菜)780円」、「博多特つけ麺850円」の3種類。島系本店舞鶴店でつけ麺を啜ったときに野菜を追加したのが大正解だったことを思い出し、「博多つけ麺(野菜)780円」をチョイス&あつもりでオーダー。
おおっと、そうキタかぁ~!
てっきり「博多つけ麺(野菜)」=キャベツと太もやしの茹で野菜の大盛りと思い込んでいたが、差し出されたドンブリには茹で野菜の上に、薄く削ぎ切りしたゴボウの素揚げがのっている。
根っからの根菜好きである我にとって、コレ正に嬉しいサプライズ!あつもり極太麺とともに箸で摘み、温つけ汁にザブンと潜らせワシワシ喰らえば、ゴボウのシャクシャクと釜揚げ極太麺のホカホカ、ワニワニとした食感のコラボ。そして根菜ならではのゴボウの素朴な風味と、フスマまで挽きぐるみの小麦で打たれた極太麺自体の豊かな風味のコラボ。
温つけ汁は島系本店のつけ麺のソレとほぼ同じ。昨日食べたラーメンのような濃い味バージョンではなく、豚骨のダシと脂の旨みと甘みをいかした、ある意味滋味。ニンニクベースのオリジナル香味油「香麻油」で円やかな風味をプラス。
島系本店と博多麺業 島系のつけ麺の違いは、チャーシューの切り方(角切りvs薄切り)と器(平皿vsドンブリ)だけで、全体の印象はほぼ同じ。コレはコレで十分美味。なれど、昨日のラーメンがあまりにもブランニュー感があったので、ついついニューバージョンを期待しまくっていた分、チト肩透かし感アリ。
まぁしかし、開店わずか2週間&常に進化を忘れない島系である。これまでと全く異なるタイプの新メニューも開発しているとの噂もチラホラ。既存メニューの更なる深化&新メニュー開発の進化が楽しみ、楽しみ。
博多麺業 島系:博多つけ麺 (野菜)780円。福岡市中央区春吉1-7-18。11:00~16:00&18:00~26:00 or スープ切れ次第まで、年中無休。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン114●うどん57●そば16●チャンポン6●その他46
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月11日 日曜日
●【博多麺業 島系】 新生極太麺がリ・オープン
うどんのような極太ラーメンをひっさげ、4年前に志免に一号店を開店した、博多極太ラーメンの祖、島系本店。地道にファンを増やし、昨年、舞鶴に2号店を開店。そして今月1日、新たなブランド「博多麺業 島系」を、春吉にオープンするも、空調など店内設備に不備が見つかり、5日間の臨時休業。
休業明け2日目。終日会社内での仕事を前に、午前11時の開店時間早々に訪ねると、店内には既に先客2名。店舗は7~8席ほどのL字型カウンターのみの小ぢんまりとした造り。なれど厨房には、男性2名と女性1名の計3名の従業員がスタンバイ。休業中に調理オペレーションの見直しも行ったらしい。万難排した再スタートである。
入口横に食券販売機。麺メニューはラーメンとつけ麺が具のバリエーションで数種ずつ。初ラ店はデフォルト、「ラーメン650円」を買い、カウンター席に着席。島系本店土曜に、普通と極太から麺の太さを選べるシステム。迷わず極太麺をオーダー。
待つことしばし、カウンター越しにラーメンが差し出される。事前情報通り、島系名物の角肉チャーシューではなく、円形の薄切りチャーシューがのっている。そして、その下にはキャベツ&太もやし。
まずはスープとレンゲで一啜りすれば、クイクイッとドライブする醤油タレと、ニンニクベースのオリジナル香味油「香麻油」の旨み&風味。そして、それらのド派手&濃厚な味わいを底支えする、豚骨ダシ&背脂の甘み。芯は島系本店のスープと相通ずるも、味わいの表情が随分と明快。ラーメン好きにとどまることなく、広く万人ウケしそうな濃口美味。
麺は島系本店のそれと比べると、気持ち細めか?啜ったときの納まり感がナカナカ良好。そして噛み込んだときのワシワシ感も島系本店のそれよりソフィスティケイトされた感あり。そして薄切りチャーシューも然り。島系の角肉チャーシューよりは随分と食べやすい。
より個性を強調する明快なスープの味わい×食べやすい麺&具=より一般ウケしそうな博多麺業 島系。そして、真性荒ぶる極太麺好きには島系本店。など思いつつ、ワシワシと食べ進んでいると、臨席の客につけ麺が差し出される。
おぉ?平皿じゃなくドンブリに麺が盛られているぞぉ…。
ラーメン同様につけ麺の温つけ汁も明快濃い味に変わったのだろうか??コレまた気になる。うん、近々必食だっ。
博多麺業 島系:ラーメン650円。福岡市中央区春吉1-7-18。11:00~16:00&18:00~26:00 or スープ切れ次第まで、年中無休。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン114●うどん57●そば16●チャンポン6●その他45
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月09日 金曜日
●【麺屋 黒乃家@宮崎都城】 独創美味な宮崎ブラック
宮崎県都城市へ日帰り出張。九州自動車道都城ICで下りたところで、口蹄疫対策でタイヤ洗浄を受け、さぁさ昼麺。かねてからの宿題店である、麺屋 黒乃家へ。
都城市街地から国道10号線へ抜ける、片道一車線の県道沿いになる麺屋 黒乃家。周囲には民家も工場もない郊外の辺鄙な立地ながら、モダンな屋号よろしく、メニューも今風。「担々麺」に、「白い味噌」、「赤い味噌」、「つけ麺」に「黒しょうゆ」と、博多同様に豚骨ラーメン文化圏である宮崎では少数派の否豚骨ラ店である。
我がお目当ての「黒しょうゆ」はメニュー名に恥じぬ、真っ黒黒助なスープがインパクト大。どらどらとレンゲで一啜りすれば、ソリャもうアッツ熱な口当たりとともに、グインッとドライブする醤油ダレの密なる風味。塩気がカナリ強いが嫌味になる寸前でとめてあり、すぐさまその後を追ってくるネギ油の甘み。塩辛さと甘さの味わいの揺れ幅がドエラク大きい、グルーブ感ある濃い味スープがハマリ系。
麺は普通麺と太麺から選べるが、太麺フェチの私はモチのロンで太麺チョイス。幅5ミリ厚み2ミリほどの扁平太麺は、濃い味スープに負けることなくプリプリと己の存在感を主張する様が心強い。
そして更に盛られた具も、それぞれにシッカリと自己主張。モチモチと極旨な厚切りのチャーシューに、一見ホウレン草かと思った青菜の正体は小松菜。キニキニとした食感とクセある旨さが、濃い味スープの好アクセント。ゴロゴロもられた筍のシャキシャキ感と、とろりと甘い黄身の煮卵のコントラストもオモシロ美味。
自家製の焦がし醤油とネギ油で仕上げたという「黒しょうゆ」は、アリガチな今風メニュー。なれど、単なるスタイルの模倣に終わることなく、店独自の創意工夫の後をソコカシコに感じる力作。オリジナルな存在感が天晴れ美味なる一杯に大満足。
宮崎と鹿児島のラーメン店では
小皿で供されるタクワンを囓りながら
ラーメンの出来上がりを待つのが定番だが、
黒乃家はキュウリと、ココにもオリジナル感あり。
地元の新聞の一面は、やはり口蹄疫に関する記事。
一時も早い終結を。
![]()
麺屋 黒乃家:黒しょうゆ600円。宮崎県都城市高城町石山3051-3。11:30~15:00&18:00~20:00、火曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン113●うどん57●そば16●チャンポン6●その他45
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月08日 木曜日
●【あずみ@対馬小路】 この夏冷やかけ その七 「冷やあご」
福岡国際センターでの展示会をのぞき、さぁさ昼麺。会場からすぐ近くのあずみで、冷やかけラーメンを啜るノダ。
「ふぐ料理の料亭がランチ提供するラーメン」として麺好きの間では結構人気だったのだが、いつの間にか閉店してしまった井田が、対馬小路で復活。
住所を頼りに訪ねると、かつてはイニシエ系街の中華店「北京」だった店舗跡に、見覚えある紺色の幟。「ふぐ専門店 赤坂 井田らーめん」と白く染め抜かれたソレは、以前の店舗店頭に掲げられていたソレと、マンマ同じ。なのだが、店内の様子は以前とカナリ異なる。
以前は細かく仕切られた小部屋&掘りごたつ式の座卓が料亭風だったが、ブランニュー店舗は、白を基調とした小綺麗なインテリアに、ハイテーブル&ハイチェアなカウンター席が、ナンともオサレ~。
入口の右横には食券販売機。ラーメンは「とんこつ」、「あご」、「とんこつあご」の温ラーメンに、「冷やあご」の4種類。我がお目当ては、冷スープ×冷麺の、冷やかけタイプである「冷やあご」。迷わず「冷やあご580円」に加え、「煮卵100円」を購入し着席すると、「冷やあごには煮卵が半個ついてますが。ご飯に変えましょうか?」と、店主。ありゃりゃ、そうなの?やっぱり初ラ店はデフォルトでたのむべきだなぁと反省しつつ、「いえ、煮卵でクダサイ」。
待つことしばし、差し出された冷やあごには、気持ち厚切りのチャーシュー2枚に、煮卵にキクラゲ、白髪葱&高等葱に魚粉が少々添えてあり、井田の頃と比べると、随分と豪華な盛りつけに。
まずはスープと一啜りすれば、冷やっこい口当たりとともに、スキッと広がるアゴだしの素朴な旨み。ラーメンのスープというより、いわゆる和食的な味わいが、あぁ日本の夏。
麺は細めの縮れ麺。しっかりと氷水で締められていて、シュルシュルと口に収まる時の跳ね具合然り、噛み込んだときのプリプリ具合然り、食感がナンともオモシロ楽し!キクラゲのコリコリと煮卵のトロリ好アクセント、あはは、コリャ爽快!と一気に完食。
ただ、唯一の難点がチャーシュー。脂身少なめなのだが、冷スープでチャーシュー自体が冷えてくると、脂分がネトネトとクドく感じる。冷やかけに肉を添えるなら、脂分極少な鶏ササミや脂の融点が低い鴨肉に限る?
卓上に「チーズ、魚粉、鰹節は無料トッピングサービス」とのポップあり。次回は井田時代に啜り損ねた「とんこつあご」を、全部トッピングで啜ってみるか!
あずみ:冷やあご580円+味玉100円。福岡市博多区対馬小路11-18。11:00~15:00、日祝休み。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン112●うどん57●そば16●チャンポン6●その他45
◎今月の総ジョグ距離33km / 通年387km
2010年07月06日 火曜日
●【郷家 天神店@渡辺通】 優等生つけ麺
夜は、ホテルニューオオタニでの取引先の創立20周年記念パーティーが捌け、ぶらぶらと。すぐ裏手の博多麺業 島系で啜るかと思いきや改装休業中。ならば今日明日2日間限定でスペシャルなつけ麺を提供するというえん舞に行くかと一瞬思うも、各日10食限定提供らしので、こんな遅い時間では啜れるはずもなし。うぬぅ、ならばどこで啜るかと、取りあえず天神方向へ歩いていると、突如、麺神からのお告げアリ。
汝、このまま真っ直ぐ行けば、郷家の天神店があるでないのぉ?
そして、気になっていたのではないのぉ?郷家のつけ麺がぁ。
せやったせやった、そうやったぁ。ええねええね、ボヤボヤせずに郷家へGO!
焼酎を飲みながら待つことしばし、差し出されたつけ麺あつもりは、ナンとも端正な仕上がり。極太麺を覆うように大振りのチャーシューが2枚。さらに鳴門が2枚に、海苔に、レンゲの魚粉が、キッチリと盛りつけられている。さらに温つけ汁は、いつまでも冷めないようにとの心遣いからか、表面にはアッツ熱の脂の層。白葱を焼いてから添えることで風味をプラス。
極太麺は太めのチャンポン麺チックな丸まった形状よろしく、ぽわんぽわんと軽やかに跳ねる食感が、どこかチャンポン麺チック。島系本店の極太麺のようなゴリゴリ&ワシワシ感は皆無。太めながらもいたって控えめ。強固に己の存在を主張することなく、温つけ汁と自然に馴染むことでトータルに旨さを醸し出す、万人受けするタイプ。
大振りのチャーシューもシットリとモチモチで、麺や温つけ汁との馴染みがすこぶる良好。そして海苔然り、魚粉然り、つけ麺を構成する全ての要素が、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン。それぞれが身勝手に自己主張することなく、それぞれの旨さを際立たせることに徹する優等生美味。
〆のスープ割りも優等生。今は閉店してしまった豚と節家よろしく、たっぷりの豚骨白濁スープがポットで供される。自分の好みに合わせ、徐々にスープを足しながら味を加減できる。
かつて、ラーメンスタジアムに期間限定出店していたころ啜った郷家のつけ麺は、随分と荒削りなワイルドな味わいだった。そして今日のこのつけ麺は、かつてのソレとは明らかに似て非なる別物。全てがチャンと計算され、チャンと調理された、優等生美味。確かにコリャ旨いっ。が、あまりにも優等生過ぎて、我が真性お下劣舌にはチト物足りない。コノ手のつけ麺は、破天荒な暴れん坊を組伏すガッツリ喰いが我が好みだなぁ。
中華そば郷家 天神店:つけ麺700円(?)。福岡市中央区渡辺通5-25-11。
11:00~23:00(日祝~22:00)、無休。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン112●うどん57●そば16●チャンポン6●その他44
◎今月の総ジョグ距離22km / 通年376km
●【大木戸@舞鶴】 この夏冷やかけ その六 「冷やしかけうどん」
蒸し蒸しと暑い中、午前中の仕事が一段落したところで、やっほぉ昼麺。モチのロンで、今日も気分は冷たい麺+冷たいスメ=冷やかけ。で、冷やかけうどんを啜りに、大木戸へ。
店に着くと、店頭の黒板に絶句。
わぁお「カレーうどん」?!
わぁおわぉ、しかも「チャーシューうどん」&
チャーシューうどんにドンピシャ合いそうな「半熟卵天」まで……。
ぐらっと一瞬、決意が揺らぐ。が、イカンイカン、初志貫徹だぅ。
束ねて美しく盛りつけられたうどんにに、透き通った黄金色のスメ。デフォルトでカマボコ2枚と花鰹が盛られているのが、大木戸流。
サービスで供されたおろししょうがを盛りつけ、準備完了!まずはスメと、両手でドンブリを抱えると、ズッシリと重量感ある陶器の器越しに伝わってくるヒンヤリした触感が、まず爽快。
ズズッとスメを啜れば、冷え冷えの口当たりとともにクイッと広がる素朴なダシの旨味。イリコだろうか、冷製ながらも豊かに広がる旨みと風味が、タマラン美味。
そしてそして、うどんがドエラク旨いっ!チャンと冷水で締めてあるのに、ただ硬いだけじゃない、ぷりりん、ぷるるんなコシ然り、噛み込んだときの歯にまとわりついてくる吸着感然り。コレ生地の熟成の賜物か。ナンとも楽しくナンとも旨い冷うどんが、愉快爽快。
冷たいうどん+冷たいかけツユの冷やかけうどん。讃岐では「ひやひや」と称して提供するうどん店も多く、ポピュラーな食べ方。そんな食文化の歴史の深ささえ感じる、本場仕込みの冷やかけうどんに、我が麺心はメロメロのメロリンキュー。
期間限定のチャーシューうどんは7月19日まで提供とのこと。となると、近々チャーシューうどんを再食するか?いやでも、やっぱ大木戸は冷やかけかなぁ、など考えつつ、午後の仕事へと向かう麺馬鹿一匹。
![]()
さぬきうどん大木戸 福岡舞鶴店:冷やしかけ380円+ちくわ天50円+半熟卵天100円。福岡市中央区舞鶴2-8-29。11:00~15:00、日曜休み。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン112●うどん57●そば16●チャンポン6●その他43
◎今月の総ジョグ距離22km / 通年376km
2010年07月05日 月曜日
●【大名ちんちん@赤坂】 この夏冷やかけ その五 「冷やしサンラー麺」
住吉の取引先へ荷物を受け取りに行くついでにサクッと昼麺。今日も気分は、冷たい麺+冷たいスープ=冷やかけ。で、かねてからの宿題麺、大名ちんちんの冷やしサンラー麺を啜る。
東京赤坂 四川飯店出身の二人の料理人が腕をふるう、大名ちんちん。店のHPによると、「本来の酸辣湯麺(サンラータンメン)は、酸辣湯(サンラータン)とは別物で、とろみもないし、卵でとじない。具材も、多数入らない、辛みも、コショウではなくラー油で、あっさりシンプルなもの」なのだとか。
ナルホド出てきた「冷やしサンラー麺」も、スープにとろみナシ。スキッと冷たい口当たりとともに、スパッと広がる酢の酸味とラー油の辛味と、それらを底支えする鶏ガラらしきダシの旨味。
細めの麺もしっかり締めてあり、シュルッと小気味よい啜り心地然り、コリコリ、プリプリなコシ然り、ナンとも爽快美味。具の肉味噌と太もやしの食感&味わいのアクセントも、あな楽し旨し!よっしゃそれなら、と卓上に置いてあった自家製ザーサイをトッピングしてみると、コリッコリッと弾ける独特な旨さが更に加わり、口の中は爽快旨さの夏祭り!
ただ、食べ進むうちに肉の脂が冷えて固まりかけて、ベタついた感じが出てきたのがチト残念。こりゃイカンと早食いモードをスイッチオン、ズルズル、ズズズッと一気に完食。
最近トリアス久山や福岡ルクルなどアチコチの大型商業施設にも出店されてる大名ちんちん。次回は冷やしサンマー麺同様に開店当時から気になっている葱そばを啜りたいっ!
大名ちんちん:冷やしサンマー麺600円。福岡市中央区赤坂1-7-27。11:30~21:00、日曜休み。 Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン112●うどん56●そば16●チャンポン6●その他43
◎今月の総ジョグ距離12km / 通年366km
●【博多麺業 島系@春吉】 臨時休業
先週開店したばかりの博多麺業 島系だが、空調など設備に色々と不具合が出てきため、7月5日(月)~7月9日(金)まで臨時休業し再工事するとのこと。合わせて店のオペレーションも見直し、7月10日(土)より営業再開するとのこと。
7月10日(土)からは通常営業(11:00~16:00&18:00~26:00 or スープ切れ次第まで、年中無休)。
2010年07月04日 日曜日
●【牧のうどんマリナタウン店@豊浜】 短気は損気
目が覚めると、外は雨。しかもチビ達のバスケの試合の送迎で、カミさんが車を使っているので、麺ドラも成らず。で、寝床に寝転んだまま晴耕雨読。図書館から借りている村上春樹著「走ることについて語るときに僕の語ること」をペラペラとめくっていたら、あぁ腹減ったぁ。んで、雨に濡れてもいいようにと短パン&スポーツサンダルでノコノコとマリナタウンへ。牧のうどんで緑のてんぷらうどんを啜る。
ホウレン草に枝豆、笹がきゴボウ、ニンジン、玉葱に、クラゲと烏賊が入った丸天が鎮座まします、緑のてんぷらうどんは先月半ばに発売された新メニュー。キクラゲと烏賊と枝豆の食感のコラボがナンとも楽しいが、味わい的には今ひとつかなぁ、など思いつつ食べ進んでいると、アラ不思議。
うん?時間が経つにつれ、徐々に徐々に旨さが増して行くではないのぉ~!?
原因はてんぷらの温度。牧のうどん名物・熱々スメによって、てんぷらが徐々に温められるに従い、具のホウレン草や枝豆、ゴボウの風味に加え、練りてんぷら自体の魚介の旨味がグングンと増してくるのだ。
いやぁ、コリャなかなかに旨いてんぷらだぞぉ!とガツガツ食べ終わり、視線を上げると、新商品をPRするポップあり。
「いろいろゴテゴテ入れましたら 色がグレてしまいました。 でも 味はいたってマジメです。」とのキャッチコピーがイカしているなぁと更にマジマジ眺めると、「うどん・そば 430円」の下に小さな文字で「柔らかめが御希望の方はお湯で仕上げます。」との一文が。
なぁんだ、事前にお願いすれば、てんぷらをお湯で温めてから出してくれたのかぁ。そうすれば最初から熱々でウマウマのてんぷらが食べられたのにぃ。元来短気でメニューもよく読まずオーダーする我……。あぁ、短気は損気と思い知る。
我が最愛杯麺メーカーのひとつ、寿がきやの新作は
富山のご当地麺、富山ブラック。
濃口醤油でソリャもう真っ黒なスープの
キュインッキュインッなカエシの風味と
フローズンドライ麺のプリプリがドンピシャ我がツボ。
日清の肉うどんは、かなり塩辛いスメが攻撃的な味わい。
巷で好評の五木食品の乾麺つけ麺 濃厚魚介豚骨は
プリプリ甘い麺と程よい旨味の濃縮つけ汁が
なるほど美味。
そして更に感心したのが
日清食品冷凍の「日清のレンジラーメン屋さん つけ麺」。
冷凍麺にキャベツをのせレンジでチンし、
濃縮つけ汁をお湯で希釈し自前の魚粉や桜エビ、天かすなどを加えれば
そんじょそこらの店で出てくるつけ麺よりドエラク我がツボ。
牧のうどんマリナタウン店:緑のてんぷらうどん430円。福岡市西区豊浜3-1-10ダイエーマリナタウン内。 10:00~20:00、年中無休。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン112●うどん56●そば16●チャンポン6●その他42
◎今月の総ジョグ距離12km / 通年366km
2010年07月03日 土曜日
●【かほラーメン@嘉麻市】この夏冷やかけ その四 「ねばとろ冷やしラーメン」
「冷たい肉そば」発祥の地、山形県は「冷たいラーメン」=冷やしラーメンも名物。
〔冷やしラーメン〕 ※以下、wikipediaより転載
冷やしラーメンはその名の通り冷たいラーメンであり、スープも麺も冷たくスープに氷を浮かべることもある、主として夏に食べるラーメンである。夏場のラーメンの需要の落ち込み対策として通常のラーメンとほぼ同じ構成でありながら冷たい麺やスープなどを入れても油分が固まらない様に工夫したもの。
で、折角飯塚まで来たのだ。冷やかけラーメンも啜っていくかと、飯塚の南隣、嘉麻市のかほラーメン本店へ。
夏季限定メニューという「ねばとろ冷やしラーメン720円」。ひゃっこい醤油スープはおそらく、「5種類の野菜だけで出来たスープに秘伝の醤油を入れたラーメン」で、「鶏がら、とんこつ等は一切使用せずに野菜だけでダシを採っています」と、店自慢の「畑から野菜ラーメン」の流用か?冷製ながらもキュインッとドライブする濃密な旨みがインパクト大。
麺は中太縮れ麺。スルスルと口に収まり、クニクニと踊るコシ&ひゃっこい食感が爽快美味。具は専用(?)の薄切り肉の冷製煮こごりに、山芋とオクラの叩きおろし(?)に、輪切りニンジンと太もやし。山芋&オクラのねべとろが確かに旨いが、味わい全体の印象がソレに引っ張られてしまって、所謂フツーにアリガチな夏用冷製麺的印象に引っ張られてしまうのが、チト残念。
てな印象を感じつつも、無骨かつ素朴なこの味わいは我が麺喰い嗜好とベクトル的にはドンピシャ合致。
おいっ、俺の麺嗜好とガッチガチやぞ!カッチガチやぞっ!!
と、今更ザブングル調に一人Twitterる、時代遅れのロートル麺喰い一匹。
かほラーメン:ねばとろ冷やしラーメン720円。。福岡県嘉麻市中益488-1。11:00~20:00、火曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン111●うどん55●そば16●チャンポン6●その他40
◎今月の総ジョグ距離12km / 通年366km
●【山形そば 楽】 この夏冷やかけ その三 「肉そば」
今週月曜から始まった高速道路無料化の社会実験。福岡県では築城と椎田を結ぶ椎田道路と、福岡と飯塚を結ぶ八木山道路が、来年3月まで無料で通行できる。
うん、ならば麺ドラ。飯塚で「山形冷たい肉そば」を啜るのさっ。
[冷たい肉そば] ※以下wikipediaより引用
山形県河北町におけるそばの食べ方の一つ。具は鶏肉(親鶏と若鶏)とネギがメインで、つゆは鶏だしで冷たくしてある。のびないように冷して出したのが始まりと言われている。また、のびにくいということで酒の肴としてあてがわれることもある。
山形肉そばが食べられるという「山形そば 楽」。俺コレ!情報を頼りに訪ねると、飯塚の市街地、本町通り商店街の脇にある永楽通り商店街に「本格山形そば290円」の小豆色の幟。
十数席はあるL字型のカウンター席に、4人掛けのテーブル席に、店奥の小上がり席。思いの外広めの店内には先客なし。カウンター席に座りメニューを見ると、ざる&せいろ&かけ蕎麦がいずれも290円と、かなりリーズナブル。なのだが、夜は鯨料理など、ちょいと高めの居酒屋的営業をしている模様。
迷うことなく「山形肉そば」をたのむとカウンター奥の厨房で調理が始まる。冷凍庫から手打ちらしき蕎麦の冷凍を取り出し、茹で釜へ。きっと昨日打った蕎麦が売れ残ったのだろう。冷凍保存は致し方ない。が、蕎麦をテボで茹でるのはイカガなものかなぁ?と思いつつ、出来上がりを待つ。
日本列島の北部に位置するも、盆地で夏の暑さが厳しいという山形県のご当地麺「冷たい肉そば」。茹でた蕎麦を冷水で締め、冷たい蕎麦ツユをかけ、具に鶏肉の薄切りとワカメに、葱が白髪葱と緑葱の2種のっている。まずはスメとレンゲで一啜りすれば、キンキンに冷たい魚介ダシの蕎麦ツユ味にラー油らしき胡麻の風味とピリ辛が色濃く映える不思議味。
蕎麦はかなりの太打ち。しっかりと冷水で締められているせいもあろうが、コリッと弾けるコシと粉っぽい風味が、手打ちで作られたことを物語る素朴美味。具の鶏肉は胸肉で脂少なめ。キシキシと噛み応えある食感が太打ちコリコリ冷蕎麦と相性よし。
かち割り氷が張られた冷かけツユと、しっかり締められた冷蕎麦をズルズル啜れば、身体の芯からスッキリ冷え冷え。あぁ、やっぱり夏は冷やかけだよなぁと爽やか気分で店を出る。
商店街のアチコチに飾り山。
今年は飯塚山笠の復活40周年に当たるのだとか。
山形そば 楽と同じ、永楽通りにある
イニシエ店「永楽善哉」店頭の食品模型に
先日の北海道帯広出張でも食べた
「インデアンカレー」を発見。
こりゃメッチャ気になるぞぉ……。
山形そば 楽:山形肉そば600円。福岡県飯塚市本町12-15。Pなし。
◎通年麺喰い◎ラーメン111●うどん55●そば16●チャンポン6●その他39
◎今月の総ジョグ距離12km / 通年366km
2010年07月02日 金曜日
●【長浜ラーメン一撃@岡垣町】 屋号大事
午前11時半、古賀市での打ち合わせを終え、午後からの現場である北九州市若松区へ移動途中に、サクッと昼麺。ラーメン休憩室でその存在を知り、インパクトある屋号にググッと惹かれた「長浜ラーメン一撃」へピットイン。
住所を頼りに訪ねると、以前は確か「くるめ屋」という屋号のラーメン屋だった店舗に「長浜ラーメン一撃」と染め抜かれた真新しい白い暖簾。
正午過ぎ、こぢんまりとした店内は6割方の客の入り。入口右手の小上がり席に座りメニューを見ると、ラーメンは長浜ラーメン、背脂とんこつラーメン、しょうゆ豚骨ラーメンの3種類。初ラ店はやっぱりデフォルトのメニューでイクか!と、メニュー筆頭の長浜ラーメン550円をたのむ。
ほどなく運ばれてきた長浜ラーメンは、メニューの潔いメニュー構成よろしく、シンプル・イズ・ベスト的飾り気のない御姿。さぁてとレンゲでスープを一啜りすれば、コレ正に「体は味わいを表す」との例え通り(?)。シンプルながらもチャンと旨い、ナンちゃナイけどナンとも旨い系。
特筆すべきは麺のグニグギなコシとヒキ。イニシエ製麺所系の一種ではある。が、かなり細めながらもガサゴソと決して素直ではない啜り心地然り、噛んだときのグニグニ抗う粘性なコシ然り、そして更に噛み込んだときのグニグニ、パツッンな食感然り、最近あまりお目にかかれないタイプ。
四の五の言いつつも、結構我がツボなるラーメンの味わいに、わぁお、わぉわお!(←寛平ちゃん調で)。で、禁断の替え玉。卓上に置いてあった、ぐいんっと辛い爆弾五郎な辛子高菜をドーピングし、ワシワシとグニグニと。
長浜ラーメン一撃:長浜ラーメン500円。福岡県岡垣町黒山1084。11:00~20:00、月曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン111●うどん55●そば15●チャンポン6●その他39
◎今月の総ジョグ距離0km / 通年354km
2010年07月01日 木曜日
●【ふくちゃんラーメン@田隈】 偶然幸福
昨日、とある方よりメールあり。以前別の方から開店情報をお知らせいただいていたうどん屋が、明日のグランドオープンを前にプレオープン&うどんを無料サービスしているとのこと。おほほぉ~、そりゃ是非とも啜ってみたいな!と訪ねると、広めの駐車場は満車&道路には順番待ちの車の列。
こりゃアカン。午後からもアレコレやるべき仕事がある。のんびりと待つ暇はナシ、とアッサリ諦め、すぐ近所のふくちゃんラーメンに緊急避難するも、コレが大正解!
おほほぉ、こりゃイイわぁ。
ナンともイイ感じに透明感を残しつつ、
かつグリングリンと力強い白濁スープでないのぉ。
運ばれてきたラーメンの男前ぶりに一目惚れ。うししっうししっと小躍りしつつ、レンゲでスープを一啜りすれば、ソリャもうアッツ熱の口当たりとともに、クイクイッと広がる豚骨ダシの滋味なる旨み。おっしゃっ!やっぱ今日のスープは大当たりぃ!!と麺を啜れば、スルリと収まりクリクリ跳ねる中太ストレート麺が、コレまた絶妙なる揚げ具合。あははぁ、こりゃタマラン旨がばいっ!とナゼか博多弁で一言つぶやいた瞬間、爆食モードがスイッチオン。
ふーふー、ずずっ!はほはほ、ずるるっ。ふーふー、ずずずっ。
ずず、ずずずぅ~……。
ソリャもう一心不乱に一気喰いし、迷うことなく禁断の替え玉コール。卓上の胡椒や胡麻、紅ショウガ、ニラキムチなど、アレコレ少量ずつドーピングし、味わいの変化も楽しみつつ、ガツガツガツッとカッ喰らう。
社会見学の体験授業なのだろうか?「原中学校 ○○○○」と名前を記した名札を下げたクリクリ坊主頭の中学生が店を手伝っている。イイかぁ坊主、チャンと作ったラーメンは食べる人を幸福にする力があるのだぞぉ。若き店主の生真面目な仕事ぶりをしっかり見て学び、立派な社会人になりやいねぇ、とコレまたナゼか博多弁で呟く、不良中年麺喰い一匹。
![]()
ふくちゃんラーメン:ラーメン550円、替え玉100円。福岡市早良区田隈2-24-2。 11:00~21:00、火曜休み。Pあり。
◎通年麺喰い◎ラーメン110●うどん55●そば15●チャンポン6●その他39
◎今月の総ジョグ距離0km / 通年354km