2010年11月25日 木曜日

●【よっちゃん食堂@南区警弥郷】 染みる「再会」

福岡空港からほど近い五斗蔵交差点角、トライアル空港店の駐車場スペース。今や福岡きっての人気店、極太麺に山盛り野菜のジャンクな二郎系ラーメンを出す島系本店が営業しているが、その隣の現在はうどん屋善勝が営業している店舗に、にかつてマルセンというラーメン屋が営業していた。

かつて 福岡市の対馬小路に、50年続いたラーメンの名店があった。戦後 屋台からスタートした その店の名は「浜荘」。ラーメン好きの博多っ子がのどを鳴らしてラーメンをすすったその店は、今から12年前に惜しまれながら 暖簾を下ろした。その味を今に伝える店が、実は志免町にある。

(※以上、いけいけラーメン王より転載)

かれこれ10年前になるのか。マルセンのラーメンを初めて啜った時の感動は忘れられない。透明に澄んだ一見頼りなさげなスープなのだが、その見た目に反しシッカリとダシがきいた深い味わいは、それまで食べてきた豚骨白濁スープとは一線を画する、滋味。なるほど、古き良き博多ラーメンとは、こんな味わいだったのかぁと、シミジミ啜ったのであった。あまりの感動に、会社の同僚を誘い2~3回通うも、その3ヶ月後、突如閉店。そして、博多区対馬小路で営業再開との噂も現実とならず。

そんな我が麺心に深く刻まれた思い出の味に近いラーメンが博多区警弥郷で啜れるとのトンマニTwitter。ソリャ是非とも、しかも早々に啜りたひっとGO SOUTH。

よっちゃん食堂

福岡市南部の古くからの住宅街、警弥郷。入り組んだ細い路地を進むと、地区の鎮守様然とした趣き有る小さな神社のすぐ隣に、イイ感じに古びたプレハブ造りの店舗。玄関横には出前用のスーパーカブ。そして、入口上部の看板には「チャンポン ラーメン カツ丼 親子丼 皿うどん 焼き肉 ホルモン その他色々」とのメニュー書き。正統イニシエ系街の食堂である。

暖簾を潜ると縦長い店内には先客は中年男性1名。チャンポンと白飯を交互に突きつつ、ペラペラと漫画の単行本をめくっている。入口右手のカウンター奥の厨房にはおばちゃん2名。女性のみで営業するスタイルも、正統イニシエ。

ラーメンをたのみ、カウンター席で新聞をめくりつつ出来上がりを待っていると、次々と電話のベルが鳴る。どうやら近所の顧客からの出前注文のようだ。のんびりとしていた厨房がやわら活気づき、おばちゃん2名がそれぞれ担当の料理をチャキチャキと仕上げていく様が、頼もしい。

ラーメン◇よっちゃん食堂

ほどなく差し出されたラーメンは、ナルホド白濁スープがイイ感じに透明感を残している。そしてネギと共に予め振られたゴマもマルセン風。そして湯気とともにふわりと香り立つ豚骨ダシの芳しき香り。

うっはぁ、こりゃイケルに違いなひっ!

レンゲを持つ手ももどかしく、スープをズズッと一啜りすれば、ふわりと広がる豚骨ダシの柔らかな旨みと、その旨みを軽やかに底支えするラードの甘み。ナンとも柔らかで、かつ瑞々しいこの味わいは、うんうん、あのマルセンだぁ。ナンとも懐かしい味わいとのウレシイ再会に、思わずにひひと頬が緩む。

麺はカナリの柔茹でテロテロで、まるで素麺を煮込んだにゅーめん状態。マルセンの麺はもう少しガサゴソと無骨な食感だった記憶があるが、このテロテロ麺は十分アリ!いやむしろ、このテロテロの方がその優しい食感が滋味スープと相性抜群で、むしろ我が好み。

が、待てよ。マルセンを食べてから既に10年、我も歳お重ねた結果、味の指向も枯れてきた証なのかも……。など思いつつチャーシューを囓る。と、コレがドエラク旨いでないのぉ!イニシエ系ラーメンにのっているチャーシューは冷蔵庫臭い草臥れた味わいが定番なのだが、ナンのソノ。もっちりとした食感然り、豚肉の甘さを生かし切った適度な調味具合然り、豚肉の旨みが生きた上出来美味なる味わいが、サプライズ美味。そして葱も新鮮シャキシャキ美味。こりゃラーメンの具としてだけではモッタイナイ!是非とも休日昼間、チャーシュー&葱で瓶ビールを楽しんでみたいぞぉ。

よっちゃん食堂:ラーメン500円。福岡市南区警弥郷3-3-6。11:00~20:00、日曜休み。Pあり。

◎通年麺喰い◎ラーメン170●うどん109●そば32●チャンポン19●その他66 
◎今月の総ジョグ距離35km / 通年571km

Posted by heno at 2010年11月25日 12:13
コメント
コメントしてください




保存しますか?