2015年01月03日 土曜日

●【ラーメン】かなで食堂@春日市須玖南

人生の節目に人は過去を振り返り、いろんな事を思い出す。正月という節目を迎えた父は、まだ幼児だった私と姉を寝かしつかせた後、一昨年亡くなった母と一緒に二人で、ちょくちょく「元祖長浜屋」にラーメンを食べに行っていたと言う。

おいおいおい、コリャ初耳だ。私の幼い頃に残る記憶は小学生の頃、父は当時箱崎で営業していた「赤のれん」一辺倒で、週末の夕食は家族揃って食べに行っていた。が、老齢でろれつが回らない彼の言葉を確かめ確かめ判断する。と、それより以前、私が幼児の頃の父は、博多麺好きのご多分に漏れず、元祖ファンだったとは……?!

久しぶりに元祖に行きたいと言うが、本家「屋」は正月休みだし、分家「家」一は正月帰省客で行列必至、足の悪い&高齢な父は他の客の邪魔になる。で、話しを上手い事すり替えて、母も眠る墓参りの道すがら、「かなで食堂」で昼麺を啜る。

かれこれ1年ぶりに訪ねると、午後1時半過ぎの店内は先客ナシ。よかった、これなら足が不自由な父もゆっくりとカウンター席に着けるなぁと入店すると、すぐその後から次から次に来客が続く。なるほど流石の人気店。

入店までは基本メニューである「濃厚とんこつ」のつもりだったが、カウンター席に付き卓上のメニューを見ると、「和風とんこつ」の文字が我を誘う。かつ、同行のカミさんも曰く「お父さんもあっさり食べられそうな『和風とんこつ』が良いんじゃない?」

で、結局薬局、三人とも和風とんこつをたのむと、ほどなく運ばれてきた一杯は、ナンともイイ感じに微妙な透明感を残す茶褐色スープに、まず一目惚れ。コリャいけそうだっ、ともんどり打ってレンゲで一啜りすれば、熱々軽やかな口当たりと共に、ふわりと広がる豚骨らしきダシのうま味に、一足遅れて顔を出す昆布や削り節らしき魚介ダシのクイッと香り立つ風味。至ってシンプルそうで、その実かなり重厚。なれど味わいに重さは皆無。いろいろなうま味が密に絡みつつも、後口の切れ味軽快な、技アリ滋味にビックリっ。

そして更に合わさる細麺ストレートの旨さにビックリビックリぃ。シュッと小気味よい啜り心地ののち、ぱりんっと張りあるコシと、ホックリと解けるヒキを併せ持つこの食感はタダモノではないぞぉ。

加えて、モッチリ旨い大判チャーシューと、イイ感じに固ゆでの味付け卵の味わいが、十二分に満足感を演出。世間はかなりインフレに寄ってきたも、ラーメン600円はそこそこ価格。なれど、この味わい&麺も通常の博多ラーメンよりは随分多めで食べ応えもあるので、逆に600円は格安感あり。いやぁ、改めてその味力を思い知った。ならば是非、墓参りの際はココに寄り全メニュー制覇!!

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夜は「権」@志免町のお持ち帰りうどんを、釜揚げうどんで。
権のメニューにない調理法で食べられる。
コレ正にお持ち帰りうどんの醍醐味ナリ。

 

かなで食堂
和風とんこつ600円
福岡県春日市須玖南1-182
11:00~22:30・火曜休み Pあり

◎2015通年麺喰い◎
ラーメン2●チャンポン0●中華麺0●うどん2●そば0●その他0
◎1月の総ジョ グ距離0km / 通年0km

Posted by heno at 2015年01月03日 13:24
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