2018年02月17日 土曜日

●三角? 四角?? きつねうどんのおあげさん ~その六~

名店は秘境にあり?佐賀県唐津市の麓から6㎞以上。曲がりくねった山道を、山瀬地区へ導く看板を頼りにハンドルを切ること20分弱。廃村となった山瀬地区の一角にある「狐狸庵」へ到着。

北九州市生まれのご主人・溝口さん。成人し兵庫県神戸へ就職するも、上司とケンカをして退職。うどん店を開業し繁盛するも、平成7年1月17日の関西淡路大震災。店舗再建は新天地でと、この地に移転開業。

とある出会いがあり、納得できる原料が仕入れられるようになり、蕎麦が店の看板メニューとなった。しかし、溝口さん曰く「蕎麦よりうどんを褒めてもらうと嬉しいんです。蕎麦は打つ人の技術で味が決まりますが、うどんの旨さの要は、小麦粉と練り合わせた塩水との、いわば化学反応。自然任せの現象を如何に操るか。未だ試行錯誤です」。

きつねうどん発祥の地とされる関西から移転した狐狸庵。おあげさんに重きを置いた「きつねうどん」なのでは?と訪ねたが、差し出された「きつねうどん」は、予想通りの四角のおあげさん。しかも大振りの揚げが2枚ものっている。

神戸市での開業以来、ずっと取引されているという神戸市の豆腐店が、一枚ずつ手揚げで作るという揚げは、フワフワと躍り、ジュワッと広がるダシのうま味。干し椎茸だろうか?ほっこりと包容力のあるスメのうま味と、おあげさんのコクの味わいコラボ。そして、合わさるうどんの、滑らかな啜り心地と、もっちりぃと解ける深いコシと、噛むほどに広がる小麦の素朴な風味。

本場仕込みのきつねうどんの旨さに大感動しつつ、気になる揚げの形についてお尋ねすると「関西=四角の揚げではありません。三角揚げを使うところも結構あります。店ごとにベストと思う形の揚げの調理をされてるのでは?」至極真っ当なご意見である。て事は、おあげさんの形に地域性はないのだろうか…??

【狐狸庵】
きつねうどん600円
佐賀県唐津市浜玉町大字山瀬1161-2
カーナビに頼らず、ここから西へ「山瀬」の標識をたよりに進む
11:00~17:00・金土日&祝日営業 Pあり

◎2018通年麺喰い
ラーメン17●チャンポン1●中華麺0●うどん21●そば2●その他0
◎2月の総ジョ グ距離0km / 通年54km◎

Posted by heno at 2018年02月17日 12:00