2018年02月23日 金曜日

●【ラーメン】中華そば ふくちゃん@中央区清川

中央区清川の「ラーメン海鳴」店頭の行列を横目に見ながら南へ10mほど進むと、「中華そば ふくちゃん」とイイ感じに脱力感ある文字の看板。

なにせ今週火曜日にオープンしたばかりの店ゆえ、真新しい店内には先客1名。ちょうど食事を終え、私と入れ替わりで店を出る。カウンター席に着き卓上のメニューを見ると、ラーメンは「オススメ 中華そば」と「支那そば」の2種で、「中華そばと支那そばは醤油の違いのみです」との事。ならばオススメに従い、中華そばをたのむ。

中央区薬院の、現在は「みつせ鶏」が営業している店舗に20数年前、「信兵衛」なる中華そば屋が営業していた。当時の博多は「ラーメン=豚骨ラーメン」。醤油ラーメンなど見向きもされなかった時代に、魚介ダシがきいた関東風の中華そばがソリャもう絶品で、広めの店内ながらも昼時はほぼ満席状態の人気店。

中華そば ふくちゃんの店主・福田さんは、信兵衛店主の甥にあたるそうで、当時、叔父と共に信兵衛で働かれていた。ゆくゆくは自分の跡を継いで欲しいと言われたが、どうしても東京で生活したいと上京。すると、叔父が急死し信兵衛は閉店。

いつかは信兵衛の味を再現したラーメン屋を開きたいと、福田さんは10年間、ラーメン店で修行を積み、今週火曜日に長年の夢を実現。

カウンター越しに差し出された中華そばは、シンプルな白磁のドンブリに、イマドキな低温調理チャーシューの赤と、中太麺の黄色がナカナカの美人麺。

美人麺にハズレなし、コリャいよいよ旨いに違いないっとスープをひと啜りすれば、酸味さえ感じる煮干し鯖節の密なる風味と、すぐその跡を追ってくる鶏ガラ×豚骨の円やかなうま味。

そうそう、コレコレ、この味わいこそ信兵衛だ!と独自の味わいとの再会に喜ぶと、「叔父は、博多うどん老舗の一軒の二代目だったんです。どうしてもラーメン屋がやりたいと、信兵衛を始めたそうです。鯖節がきいたこの味わいは、そんな叔父の経歴によるもののような気もします」と、福田さん。薬味に信兵衛名物の揚げネギはナシ。なれど、スープ自体がコレだけ旨いのだ。むしろ揚げネギなしが正解か?!

そして信兵衛のもうひとつの特長が、シャクッと蕎麦のような食感の麺。なれど、ふくちゃんの麺は、もっちり旨い多加水中太麺。麺線短めで食べやすいイマドキ仕様。「あの麺は叔父が手打ちで作ってたんですよ。さすがにそこまでは追いつかず、この麺にしました」との事だが、美味スープとの相性も抜群だし、いやいやコレはコレで十分旨いっ。

そう言えば信兵衛のチャーシューも、もっちり旨い低温調理チャーシューだったような気もするなぁなど、郷愁を感じつつ、ダイスキだった中華そばとの再会にシアワセ一杯な午後のひととき。

【中華そば ふくちゃん】
中華そば650円
福岡市中央区清川2-1-34
11:00~15:00&18:00~、不定休 Pなし ※要確認

◎2018通年麺喰い
ラーメン22●チャンポン1●中華麺0●うどん21●そば2●その他0
◎2月の総ジョ グ距離0km / 通年54km◎

Posted by heno at 2018年02月23日 12:33