HENO HENO: 2018年04月03日 アーカイブ

2018年04月03日 火曜日

●日々の麺

結果、人だと思う。

スープのダシの効効き具合や、麺の食感や風味、具や薬味のチョイスの仕方や調理法など、味わいが我がツボなのかはモチロンあるが、その一杯に終わらず、幾度も通いたくなる麺屋さんの多くは、ナニより店主の仕事ぶりが魅力的なのだ。

福岡空港にほど近い工業団地の一角に、6年前にオープンした「らぁめんシフク」。周りは製造業や流通業などの会社ばかり。確かにそこに勤める社員がランチを食べには来るかもしれないが、飲食店として広く集客できるとはとても思えなかった辺鄙な立地だが、今や食事時は行列必至の超人気店。

いわば福岡の鶏白湯ラーメン先駆けの一軒、トロンッとうま味溢れる白濁鶏ガラスープが魅力の「鶏白湯らぁめん」が多くのファンを獲得したのだろうが、若き店主が作るラーメンの真骨頂は、スープが澄んだ「塩らぁめん」。そして、そのスープの味力を凝縮して楽しめるのが「塩つけめん」。

アッサリとした口当たりながらも、豊かなダシのうま味が存分に楽しめる。雑味は皆無、ひたすらダシのピュアな味わいが滋味なるこのつけ汁は、取るときの小忠実な火加減やアク取りなど、丹念な仕事なくして成し得ない。

麺も然り。夜営業スタート時のアイドルタイムには必ず、店主が真剣な眼差しで自家製麺と対峙して作れる中太麺は、程良いコシと噛み込むほどに広がる風味が、ソリャもう我がツボ。

らぁめんシフク
塩つけめん750円 ※平日夜営業限定販売
福岡市博多区榎田2-3-1
11:00~16:00&18:00~22:00(水曜日は夜営業なし・日曜&奇数週水曜休み Pあり ※要確認

3年前にオープンした「マンダリン マーケット文華市場」。天神南西部の薬院地区はグルメな飲食店が点在する食の人気エリアだが、この店の繁盛の理由も、おそらく若き店主の魅力。

中村調理専門学校を卒業後、今の「福岡ヒルトン」当時の「シーホークホテル&リゾート」に就職し、福岡の中国料理の巨匠、今は亡き知久智明氏に上海料理を学び、地場の元気飲食業「ONOグループ」の中華料理店で経営を学び、独立。

「糸島産の野菜をメインにした中華料理店」をコンセプトにした、彩り豊かな料理が並ぶ「前菜盛り合わせ」が感動的。そして更に様々な種類のアルコールが揃えてあり、まさに「飲んで楽しむ中華料理店」。ナンとも魅力的な夜営業がうけて、ランチ営業にも取り組む。

最近は母校の調理授業も担当したり、今月より雇用した若者も母校卒業者なのだろうか?料理人としての繋がりを大切にしつつ、一途に料理店経営者の道を突き進む雄姿に惚れ惚れ。

人手不足が原因か、休んでいたランチ営業を本日より再開。トロンと熱々なスープは、絶妙にスッパ辛い×ダシのあま味。ホクッと旨い中細麺との相性も抜群。見事に美味なる一杯を啜りつつ、ふと思う。久々に、我にとってコレまた魅力的な店主が営む「熊猫食堂」の酸辣湯麺も啜りたひっ。

マンダリン マーケット文華市場
酸辣湯麺800円 ※ランチメニューの単品価格
福岡市中央区警固2-2-28
11:30~14:30&18:00~26:30・月曜休み Pなし ※要確認

◎2018通年麺喰い
ラーメン34●チャンポン1●中華麺3●うどん33●そば5●その他2
◎4月の総ジョ グ距離7m / 通年82km◎

Posted by heno at 05:05