2018年04月25日 水曜日

●日々の麺

店それぞれに、それぞれのラーメン。ナンでもアリ、だから食べ歩きが楽しく面白い。

かつては五木寛之著「青春の門」の舞台として描かれた福岡県筑豊地区の一角に、一昨年4月に「ラーメン・ダイニング 温(ATAKA)」をオープン以来、様々な独創的ラーメンを提供し続けている、杉本明弘さん

大学生時代から食に興味を持ち、地元の寿司屋でアルバイト後2004年、自らの思う料理を存分に作りたいと、若くして居酒屋を開業。

ご本人曰く、寿司屋の職人経験が下地となっていたのか、2016年にラーメン店を開業するにあたり試行錯誤した結果選んだラーメンは、豚骨に魚介の煮干しを合わせたスープ。鰹節やウルメイワシなど10種ほどの煮干しを豚骨スープと共に煮出し、そのまま提供する「とんこつ魚介」と、それに更に魚介ダシを掛け合わせた「魚介とんこつ」の二本柱。

シッカリと主張する煮干しの味わいだけでは、苦手な客もいるだろうが、その味わいの輪郭をオブリガードする豚骨ダシの滋味。ラーメン・フェチ客のみならず、一般客にチャンと訴求する旨さは、居酒屋営業で培ったバランス感覚なのだろうか?

加えて、太麺が旨い「つけ麺」に、先日啜った、期間限定「煮干しソバ」など、キャラクターが立つも、その味わいはキチンと一般ウケする麺々に感服。

【ラーメン・カフェ・ダイニング 温】
あっさり魚介豚骨650円
直方市上新入2035-15
11:00~15:00・木曜休み Pなし

 

福岡市にも魅惑的なラーメン人。コツコツと理想のラーメン店作りに励む松尾龍太郎さん。2011年に「濃厚とんこつ かなで食堂」を開業し、2015年には「中華そば かなで」をオープン。そして、昨年から中華そば かなでの店舗を、かなでの定休日である毎週火曜日限定で、「鶏白湯そば まつ尾」として二毛作営業を開始。

スープ表面を覆う細かな白い泡が一見ソフトで優しい印象のスープだが、その実、ガッシリと己の旨さを主張する鶏ガラ×煮干しの密なるうま味。そして、その確たるうま味をカプチーノな泡が、エアリーな軽やかさとあま味をプラスする。見た目のインパクトみならず、味わいにもシッカリと貢献する様に、思わず泡をふくこと必至のオモシロ美味っ。

【鶏白湯そば まつ尾】
鶏白湯そば750円
福岡市博多区東比恵2-8-23
11:00~16:00
※中華そば かなでの店舗で毎週火曜日限定営業

◎2018通年麺喰い
ラーメン48●チャンポン2●中華麺3●うどん38●そば5●その他2
◎4月の総ジョ グ距離15m / 通年90km◎

Posted by heno at 2018年04月25日 13:00