HENO HENO: 2019年05月 アーカイブ

2019年05月06日 月曜日

●臭っさーい、だから旨っまーい豚骨ラーメン 【ラーメン】萬龍@東区香住ヶ丘

今年も半年経たずだが、おそらく今年の博多豚骨ラーメンナンバーワンは「ラーメン駒や」@東区馬出。いみじくも博多豚骨ラーメン始原の一軒「博龍軒」の至近距離。鉄板焼き居酒屋を経営していた若き店主が、オールドスタイルの博多豚骨ラーメン好きが高じて、遂に居酒屋店舗を大改装してラーメン屋へ業態変更。

これまでの寸胴鍋に加えて、その3倍は収容量がある大型寸胴鍋をセンチ出来るようになり、スープの管理がやりやすくなった事で、ラーメン作りに余裕が持てた効能なのだろうか。まずチャーシューが低温調理に変えたのか、随分とモッチリと旨い。そしてナニより要のスープ。口当たりの軽やかさと、すぐその後に広がる豊かな豚骨ダシの風味と、心地よく鼻腔にへばり付く豚骨臭。

かつては当たりまにあった、臭っさ旨い豚骨ラーメンだが、最近の主流は臭くないマイルド豚骨。だが、街のアチコチにガラパゴスな臭っさーいラーメンが残存し、たまさかその存在を知った時の喜びと言ったら半端ない。

「昔なつかし博多の味!!」との看板文字が気になり続けていた「萬龍」@東区香住ヶ丘。ざっくばらんな外観同様に店内もいわゆる大衆中華料理食堂的さり気なさ。そして店に入った瞬間に、クンッと鼻を擽る臭っさーい豚骨臭のコノ感じこそ、オールド博多豚骨の真骨頂。

我が最愛豚骨店であった「未羅来留亭」@早良区西新を彷彿とさせる、澄んだ感ある醤油色の豚骨スープ。一口啜れば、瑞々しい口当たりのすぐその後にクイッと顔出す豚骨フレイバー。

そうそうコレコレこれなのだ。良かった、まだまだコノ手の臭っさーい豚骨に巡り会えるシアワセ。「職人が作り出した自然食 体においしさいっぱい 100%純とんこつスープ 最後の一滴までおいしいスープです」との店頭貼り紙に嘘はナシ。

Posted by heno at 20:37

2019年05月05日 日曜日

●三角? 四角?? きつねうどんのおあげさん ~その三十六~


【うどんそば ふじや】長方形×3
きつねうどん430円
北九州市若松区北湊町4-9

北九州市若松区の人気老舗うどん店は、正方形の揚げを長方形に切ったものが3枚。て事は、この店の稲荷ずしは俵型なのだろうか?良い感じに甘い煮汁が染みた揚げを囓り、昆布らしきダシが優し旨い滋味スメと、ぷるりん解ける柔ゴシうどんを啜れば、お腹一杯&シアワセ一杯。



【ひの木屋うどん】大判三角×2
きつねうどん480円
佐賀県佐賀市三瀬村三瀬1701-19

福岡県と佐賀県の県境、三ツ瀬峠のうどん茶屋「ひの木屋うどん」は、大きめの三角お揚げさんが2枚。こりゃ旨そうだと、先ずはスメを啜れば、干し椎茸だろうか?豊かに広がるダシのうま味あま味。うどんも、茹で置きながらも、もっちり抗う豊かなコシと小麦の風味。程良く甘い煮汁の揚げのシャクッと食感が、絶好な味変アイテム。ナルホド、これこそきつねうどんのあるべき姿と、今さら納得しつつ、ウットリ完食。

あぁ旨かったと精算していると、レジ横に山田洋次監督の手書きサイン?!ナンでも「男はつらいよ」の撮影が隣町の佐賀県富士町で行われた際に、立ち寄られたとか。てぇ事は、寅さんもここのうどんを啜ってイッタのだろうか?
「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、たいしたもんだよひの木屋のうどん」


【へんろみち】巨大四角×1
特性きつねうどん700円
大分県大分市都町2-1-26

大分市きっての歓楽街の一角なのにお昼にしか営業しないという独特な営業スタイルなれど、ここ何年も食べログの大分県うどんランキングで首位を維持し続けている、名実とも大分を代表する超人気うどん店の「特製きつねうどん」。

安心院産の大豆「むらゆたか」を100%使用し、ふっくら炊きあげたというお揚げさんは、20センチ四方×厚み1センチの超大型。ウシシと囓れば、ジュワァ~と溢れる煮汁とスメのWダシの風味と、揚げの芳ばしい大豆のあま味。

みっちりと密な食感のうどんの豊かな小麦の風味と、同じ九州ながらも博多うどんとは恐らくダシ素材のチョイス&調理が異なるであろう、ふくいくたるうま味とあま味。豊かな特製きつねの旨さに対等に、いや、一杯の主役の座を守り続けるかけうどん自体の旨さ。

今は亡き樹木希林さんの「時間ですよ」出演時の名フレーズである「ジュリィ~~」よろしく、「へんろみちぃ~~」と心の中で絶賛しつつウキウキ完食ぅ~~。

Posted by heno at 18:20

2019年05月03日 金曜日

●三角? 四角?? きつねうどんのおあげさん ~その三十五~


【きりん屋】長方形×2
分厚いおあげうどん540円
大阪府大阪市中央区平野町3-2-2

香川県高松市の老舗うどん店「さか枝」で修行した方が大阪市に昨年11月に開業した立ち食いうどん店「きりん屋」のきつねうどんは、厚さ1センチ弱の分厚い&10センチ×20センチのドデカいお揚げさんが、2枚。
福岡県宗像市にもさか枝出身の「そめ家うどん」が営業しているが、店主に訪ねると、ナンと同じ時期の修行仲間とのこと。ナルホド、だからゴツい食味のうどん×スキッとシンプルなスメの味が相通じている。て事は本家さか枝もこのようなうどんなのだろうか?


【かかし】四角×2
きつねうどん460円
福岡県糟屋郡志免町志免中央3-8-8

志免町の人気老舗そばうどん屋「かかし」。おそらく蕎麦がメインの店なのだろう、一番人気は関東の大衆そば屋定番の「カレー南蛮」で、周りの多くが啜っている。なれど初志貫徹し頼んだ「きつねうどん」は四角のお揚げさんが2枚。三角お揚げさんが主流の福岡で四角=店の出自によるものなのだろうか??


【大國屋】三角×3
きつねうどん420円
福岡県朝倉市千手255-1

2017年7月の朝倉地区豪雨で店舗が土砂で埋もれてしまった「大國屋」が、昨年10月に朝倉市の秋月近くに移転オープン。秋月で桜の花見を楽しんだ後立ち寄ると、広々した店内は満席。

僅かに空いたカウンター席に滑り込みたのんだ「きつねうどん」は、よれた三角お揚げさんが3枚。形状から稲荷ずし用の流用か?と思いきや、甘さ控えめの調味具合に、シャクッと食べ応えある食味から察するに、おそらく専用。

醤油カエシにたよらない、ダシのうま味で勝負のスメに、プニッと抗う愛らしい自然な柔ゴシのうどん。かつて筑後川流域で営業していた頃そのままに、いや、地味に&確かに超える旨さに感激。店内の繁盛具合は、近場の秋月が花見シーズンだから?豪雨災害に負けず復活営業したから??いやいや間違いなく、うどん自体のこの旨さこそその理由と確信しつつ、一気完食。

Posted by heno at 21:02