2020年06月14日 日曜日

●王道メニューにチョイ足し創意工夫が秀逸なる味力 〜三井うどん店@小郡市井上

一時期営業を自粛されていた「三井うどん店」。久方ぶりに訪ねると、入って左手のカウンターは席数が減らされ、右手の小上がり席は複数向かい合い掛けのテーブル席から、壁向き横並び掛けのカウンター座卓へ変更されている。

そしてメニューもがらりと一新。夏に向けて冷やしうどんが3種新発売され、「なめこうどん」が「鯛ロールうどん」に代わり、代表メニュー「小えび天うどん」もこれまでの殻付き素揚げタイプに加えて、衣付き天ぷらタイプも選択できるオペレーション。

九州WALKERによると、『徳島のご当地グルメ「鳴ちゅるうどん」のおいしさに感動し、店主の竹島さんがうどん業界へのチャレンジを決意』。

同じ四国でも、うどんのメッカとして有名なのは、太め&コシ強めの香川・讃岐うどんだが、その東隣、徳島の細めの柔うどんが転職のきっかけと言うあたりが、まずユニーク。

鯛のロール干物を天ぷらにした「鯛ロールうどん」

 

『定年退職後は、大阪や四国のうどん店をめぐり、地元の福岡では理想とするスープ作りに半年を費やしたという。その後、現在使用している「篠原製麺所」(福岡県朝倉市)と出会い、理想とするうどんに仕上げていった』。

徳島のみならず、あちらこちらのうどん店を食べ歩いた結果なのか、創業当時から「小えび天うどん」や「かまぼこ天うどん」など、ありそうでなかなかお目にかかれない独自のうどん作りに取り組まれている。

「冷やしうどん」

 

スメが自慢の三井うどん店だけに、これまで啜ったうどんは全て、温かいうどんだったが、初めて啜る、その名も「冷やしうどん」も創意工夫が満載。

冷うどんの魅力の一つはムチっと解ける麺のコシ。それを客を待たせず短時間で供するように工夫されたのか、太めの温うどんとは別の、茹で時間が短い中細平麺が使われていて、気持ち甘めのかけツユとの相性も抜群。

 

海苔や大根おろしも美味しいが、良い仕事しマクリなのdが、天かす。こちらも恐らく専用に揚げられたのか大振りで、ガリっと硬揚げの香ばしい食感が、豊かな味わいを醸し出す。

ありそうで、その実なかなかお目にかかれない、王道プラスαの創作うどんの面目躍如たる一杯が楽し旨し。

Posted by heno at 2020年06月14日 13:59
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