2020年07月03日 金曜日

●全ての麺メニューを啜りたい ~かねいし みずほ@福岡市博多区比恵町~ その一

旨い麺に出会うと、その店に惚れる。そしてその店の事を色々と知りたくなる。その店の全ての麺メニューをいただきたくなる。

福岡はうどんの街。昨今は讃岐うどんタイプの創作うどん店や、北九州市発の豊前裏打会に、居酒屋としても利用できるチョイ飲みうどん店など、様々なタイプのうどん店が百花繚乱。日々いろんなうどんが楽しめるが、周期的に恋しくなるのが、博多うどん。

 

スメと柔うどんの相性を堪能「かけうどん」+「いわしフライ」

 

かつては福岡空港国際線近くに店舗があった「かねいし みずほ」。現在はJR博多駅の南、幹線道路に平行する裏通りのマンションの一階で、午前10時から営業中。ここから直線距離で500mほどの「かねいしうどん」とは、確か兄弟店。

 

大きめの三角揚げの絶妙甘辛「きつねうどん」

 

我にとって本来の「博多うどん」の条件は、①製麺所より仕入れた茹で置きうどんを使う②スメのベースが昆布ダシ③小ぶりのドンブリに盛られた軽食④うどんとは別にネギや天かすの鉢が卓上に置いてあり、好みの量を盛ることが出来る。結果、柔らかうどんを、滋味なるスメで、卓上鉢のネギや天かすを好みで盛って味わいを調整しつつ、サクッと短時間で小腹を満たせる軽食。

 

味付け煮したごぼうを揚げた「ごぼう天うどん」

 

そんな博多うどんの代表メニューと言えば「ごぼう天うどん」。今年還暦の我が子供の頃のごぼう天うどんは、笹がきごぼうが入った魚のすり身を円形に揚げた「丸天」タイプと、斜め切りごぼうが入ったかき揚げタイプが両立していた記憶がある。が、それから遡ると約20年、「ごぼう天うどん発祥のうどん店」で供されたのは、、味付けした煮ごぼうに衣揚げしたものだとか。かねいしみずほでは、そのタイプのごぼう天が残る、今や類い希なるうどん店の一軒。

 

多めの牛肉&タマネギが甘い旨い「肉うどん」

 

我にとって博多うどんは、「早い、安い、旨い」が魅力のジャパニーズ・ファストフード優等生。オーダーしてから待っても5分ほど、すぐ供されるが、うどんもスメもチャンと熱々だし、キチンと調理された具と食べるれば、いやぁホッコリ、こりゃ旨いっ。

 

ガリッと深揚げのかき揚げと美味スメのマリアージュ「かきあげ」

 

博多うどんは、日常食。日々食べ飽きないようにとの配慮からか、往々にしてメニューが多め。かねいしみずほもメニューに載っているだけで22種あるし、加えて「いわしフライ」や「いか天」などの単品惣菜を合わせて楽しめば、1ヶ月毎日異なるうどんメニューが楽しめる。

 

スメにルーを別添えが博多うどんスタイル「カレーそば」

大衆博多うどん店の多くが蕎麦も楽しめる。が、何故か同じメニューでも、うどんより蕎麦の方が価格が20~30円高めの設定。なのだが、かねいしみずほは、うどんも蕎麦も同価格。

 

謂わば「卵とじ丼」のうどん版「とじ」

かねいしみずほの特長のひとつが「とじ」のメニューが豊富なこと。「とじ」=「卵とじ丼」ならぬ「卵とじうどん」。多めの卵を甘辛い濃い味のツユでとじたボリュームある具が、熱々かけうどんの上にドンッと盛られていて、やっぱり旨いっ、サービス良過ぎっ。

 

「とじ」+鶏肉=「とりとじ」

 

かねいしみずほには「とじ」に鶏肉を加えた「とりとじ」と、エビを加えた「えびとじ」と、おそらく牛肉を加えた「肉とじ」と、計4種類の「とじ」メニュー。「親子丼」のうどん版「とりとじ」と「牛丼卵添え」ならぬ「牛とじ」は味わい想定がかのうだが、「えびとじ」?「天津丼」はかに玉のケチャップソースだが、そのえびバージョン??

Posted by heno at 2020年07月03日 13:59
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