
「えっ?ここがラーメン屋?」的シチュエーション |
一部で噂の「タマユラーメン」は濃い〜かった。
東区松島の小規模な工業団地の一画に「ラーメン」ののぼりがはためく工場が。ラーメンやチャンポンのたれの製造・販売を手がけている株式会社松本の工場である。その入り口の一角が「タマユラーメン」でした。
マジックミラーフィルムをベースにオレンジのカッティングシートで「タマユラーメン」と張ってある扉の外からは店内の様子が見えない。勇気を振り絞って扉を開けると、奥さんらしき女性があっけらかんとした元気な声で「いらっしゃいませ〜ぇ」。「日曜大工で頑張って手作りしました」的な店内のすぐ奥はもう工場。いかにも業務用然とした巨大な冷蔵庫の扉の前に置かれたテーブルには、持ち帰り用のラーメンが売られている。
で、肝心のラーメンは限りなく熊本風。まず、乳白色のスープには、茶色の油が浮いている。いかにも熊本風。(この茶色の油がここのオリジナルの香味油「タマユ」)。具も、太めに切られたキクラゲやコーン、周りが焼かれたチャーシューなどがのっていて、これまたいかにも熊本。スープを啜るとニンニクが効いている濃い味トンコツ味。やっぱり熊本風。これで具にゆで卵とニンニクスライスを揚げたものが乗っていれば、紛う事なき熊本ラーメン。ただ、唯一麺だけが熊本風じゃない。細めの中麺である。
噂では、いまや福岡を代表する有名ラーメン店「I」がここの「タマユ」を使っていたとか。店のシチュエーションといい、話のネタに事欠かないラーメン店である。 |