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10月8日(火)

 昨日は大阪、そして今日は北九州出張っチャ。早朝からの仕事が午前11時過ぎにひとまず終了。さぁて、麺喰うッチャ。「北九州で平日の午前中」!そうだ、アノ店に行こう!!「平日のみの営業&午後1時には閉店&看板もない BUT ウマイ!」と伝説の黒木へ初挑戦!

 車をすっ飛ばし、八幡東区へ。正午過ぎ、黒木に着く。が、暖簾が出ていない!?うっそぉ〜、もう閉めちゃったの?同行のスタッフの一人が偵察に走る。引き戸の隙間から中をのぞき、

「大丈夫みたいですよ」
 やったぁ〜!!

 引き戸をくぐると、これぞ昔からのラーメン屋然とした趣のある古びた店内。7〜8名ほど座れば満席の狭いカウンター席で4〜5名ほどの客がラーメンを食べている。カウンター奥の厨房では老夫婦が静かに働いている。

「まだイイですかぁ?」
「何人なぁ?」
「三人。」
「お父さん、三人いいよるよ。」
「ああ、ええよ。」

ラーメン◇黒木
 どんより半透明の白いスープに、気持ちばかりのチャーシューとねぎとシナチク。見るからに郷愁をそそられるラーメンである。スープを啜ると、まさにコレぞ滋味ラーメン!口当たりはいたって軽いが、その奥にしっかりとトンコツのうまみを感じる。派手さは皆無、「旨さの秘訣は誠実な仕事の結果」といった感じの滋味溢れる逸品。ただ残念なことに最初から胡椒がかかって出てくるので、スープだけを純粋に楽しむことができたのは二口程度・・。しょうがないと麺を啜る。と、コレがウマイ!コシがあるのだが、噛み込んだときのシャックっとした食感&ほどけ具合がタマラナクうまいぞぉ〜!
 半分ぐらい食べ進んだ時、新たな客が。するとおかぁさんが、

「すみませ〜ん、今日はもう終わったんよ。」
「ええ!?まだ12時半なんに。なにもないの?」
「すみませ〜ん。」

 おかぁさん曰く

「今日は遅くまでやってる方です。日に何食?私ら二人が食べていけるだけです。」


 食事を終え、次の現場であるJR西小倉駅へ向かう。しかし、先方との約束の時間は午後2時、まだ1時間以上あるぞ・・。しょうがないなぁ、ならばもう一食、麺でも喰っとくかぁ!!

「ええ?さっき食べたばかりですよ」とスタッフ。
「別に付き合わなくてイイよ。外で待ってくれればイイから。」
「いえ、行きます!」

最近確かに、麺馬鹿病が蔓延している・・。
 以前どなたかが掲示板へ書き込んでくださった粉のくらへ初挑戦。午後1時を過ぎたというのに、店内はそこそこ埋まっている。人気の店か?しかし「BGMが流れるシックな店内&マニュアルっちっくな接客態度」は私の好みのタイプではない・・。
ごぼううどん◇粉のくら
 さらにしかし、出てきたごぼううどんは(この店ではごぼう天とはいわないらしい)なかなかの出来。すめを啜れば、昆布だしメインの素朴なウマミがじんわりと胃に広がる。まるで扇のように揚げられたゴボウも熱々のさくさくでウマイ。
 そして、一見細めで頼りなげなうどんも、噛んだ瞬間はむにゅぅ〜とコシがあるが、噛み込んでいくとはらりっとほどける。そのハーモニーが楽しい。十数年前に食べた麺's一筆屋@戸畑のうどんを思い出す。麺's一筆屋では、塩を使わず打った生地を長期間冷蔵庫で熟成させてうどんを作ると聞いた。ココも製法的になにか工夫があるのだろうなぁなどと考えつつ、ずるずると食べ進んでいくうちに、なにか物足りなさを感じ始める。そして食べ終わる頃、その「なにか」が分かった。

ココのうどんには「母なる愛」が感じられない。

 とても良くできたウマイ創作麺なれど、力強さというか、重みというか、包容力というか、とにかく牧の的「愛」を感じないのだ。二日酔いの時に食べても、ココのうどんでは復活出来そうもない。

 レジ奥のうんちく書きに「官兵衛」とある。アノ人気店、津田屋官兵衛@小倉南区の新業態店なのだろうか?

黒木ラーメン400円(10月10日からは450円だそうです。クモさん THANKS!)。北九州市八幡東区尾倉1−4−17(尾倉交差点を皿倉方面へ、尾倉交番向かい)。10:00〜13:00?、日曜休み。
粉のくら:ごぼううどん420円。北九州市小倉北区黄金1−2−1。11:00〜16:00,17:00〜21:00、無休。Pなし。
2002年通算■ラーメン178■うどん104■そば70
今日現在の博多ごぼ天実体調査結果
さつま揚げ:0 かき揚げ:7 姿揚げ:16