麺喰い日記 前へ

1月31日(金)

 吉井町へ出張。午前中の打ち合わせを終え、さぁ、麺喰うぞ!昼麺はラーメン小僧で既にリサーチ済み。「幻のラーメン」が食べられるという百麺亭へ。

 水戸徳川家の古文書に、中国の儒学者の朱舜水が水戸藩二代目藩主・光国公、つまりアノ黄門様
に中国の麺料理を献上したという記述が残っているのだとか。その「日本で一番最初に作られたラーメン」を再現したのが「幻のラーメン」。吉井町の鳥志商店という製麺会社が、柳川市の御花という料亭と協力して、最近商品化したらしい。

明麺◇百麺亭

 「話題先行の色物ラーメン」だろうと、味は全く期待していなかったのだが、嬉しい誤算!コレがかなりウマイ!
 
中国の金華ハムからとったというスープは、口当たりはいたってあっさりながら、奥にしっかりコクがあり、かなり私好み!鴨吸いのような風味も感じるゾ・・。専用の薬味としてラーメンとともに出てきた柚胡椒が、とてもよく合う。
 かんすいの替わりにレンコンを使ったという麺は黒っぽくて、見た目はそば。こりっとしたコシと、しゃくっとした食感もそばに近い。白葱や大ぶりのキクラゲとの食感のハーモニーが楽しい。大ぶりのチャーシューもスモーキーでGOOD!
 味的には大満足!しかし、量的にはイマイチ物足りない・・。ならば連食だ!

 耳納山麓のこの一帯は、昔からの小麦の産地らしく、そのためか麺屋がとても多い。
 その中の一軒、お多福は、前を通る度いつもたくさんの車が停まっているので、かねてから気になっていた店だ。
ごぼう天うどん◇お多福
 すめを啜ると、昆布だしが程良く効き、気持ち甘めの味付け。この味はどこかで食べた気がするなぁ、などと思いつつ、箸で持ち上げたうどんを見ると、かなり細目&片栗粉チックな透明感。ひょっとして・・。

 ずる、ずずず〜・・・。コノぐにゅりぐにゅりとした柔軟かつ強靱なコシ、やっぱりそうだ、「北九州創作うどん麺」だ!

 古くは麺's一筆屋、最近では津田屋官兵衛粉のくら紀元など、北九州のうどん屋でよく口にする独特な食感のうどん。そしていずれの店のすめも似た味付け。北九州のとある鰻料理屋がコンサルしていると聞いたことがあるが、ココお多福もそうなのだろか・・?


 そして夜。週末の山行の打ち合わせをかねて、くろ麦satoyanと軽く一杯。そば味噌焼き味噌そばがきの揚げ出しにしんの山椒漬け鴨なんぬき、どれもなかなかウマし!酒2合でほどよく気持ちよくなったところで、しめにざる
ざるそば◇くろ麦
 かえしがキリッときいたつゆに、細目のそばをちょいとつけ、ずずっ。

 いいねぇ!ウマイねぇ!!

 ものの5分で一気に平らげ、そば湯を楽しむ。葱を入れると甘みが増してコレまたウマイ!!山葵を舐めつつ、もう一杯。
 ああ、「軽く一杯&そば」は格別にウマイ!

 そんなこんなで、今日は異種麺ハットトリックを達成。幸せな一日でした。麺神に感謝!

百麺亭明麺(幻のラーメン)500円。福岡県浮羽郡吉井町清瀬507−1。11:30〜22:00。木曜休み。Pあり。
お多福うどんごぼう天うどん350円。福岡県朝倉郡三輪町大字栗田904−1。Pあり。
蕎麦処くろ麦ざるそば700円。福岡市中央区薬院2−4−5大稲マンション1階。11:30〜14:30,17:30〜20:30、水曜休み。Pなし。
2003年通算■ラーメン20■うどん21■そば4