麺喰い日記 前へ

3月9日(日)


 朝からの法事を終え、正午過ぎ。明日の仕事に備え、家族を残し一足先に福岡へ帰ることに。

 しかし、その前に腹ごしらえ。麺喰うぞぉ〜!

 
気分は「うどん」。で、久しぶりに吉長うどんへ。

 取材拒否なのかマスコミには一切登場しないが、宮崎で知らない人はいない超有名&人気店、吉長うどん
 今日も、午後1時というのに店の外まで順番待ちの行列が出来ている。
 ここはカウンターで注文して、出来たうどんを受け取り自分で運ぶ、ハーフセルフ形式の店。奥の厨房では、女性ばかり5名ほどが、きびきびと働いている。

 予め複数のてぼで、うどんをよく温めている。注文が入ると、そのうち最も温まっているうどんのてぼをつかみ、ドンブリの上に。こぼれ落ちるお湯でドンブリをゆっくりと温める。そして、

 ざぁ〜、ざざっ!

 素早く、大きく一回、小さく二回てぼをふって湯切りをしたのち、素早くドンブリに移したかと思うと、間髪おかずにすめを注ぐお玉に手が伸びる。そして電光石火の早業でドンブリの上まで持ってきた瞬間、一瞬ピタリと動きが止まる。そして、それまでの機敏な動作さがうそのように、ゆっくりと優雅にすめを注ぐ。そして、注ぎ終わるや否や、再び素早い動作で具と葱をのせたかと思うと、

 「お待たせしましたぁ〜」

 ノンビリした口調で、ゆっくりと客へうどんを差し出す。まさに芸術的な仕事ぶりである。

えび天うどん◇吉長うどん

 昆布と鰺節らしき力強い香り&うまみが絶品のすめである。茹で置きのうどんとも相性抜群。ずるずると食べながら、ふと思う。

 このすめには揚げたてのシコシコうどんは似合わない。茹で置きのむにゅりとしたコノうどんこそ最適なのでは・・。

 冷えたエビ天をすめに埋め温めつつ、小細工なし、小麦の実直一途なうま味溢れるうどんを啜っていると。途中、エビ天の衣が溶けだし、すめに甘みが加わる。

 あぁ〜、なんとも幸せな一杯でした!

 因みに吉長で最も高価なメニューであるこのえび天うどんが280円!しかも朝6時半から営業!!
 「セルフ・安い・ウマイ・早朝営業」。うどん自体のタイプは全く異なるが、営業姿勢は讃岐の名店達と相通じている。

 うどんは誇るべき日本のファーストフードなのだ!!

吉長うどんえび天うどん280円。宮崎県宮崎市大坪東3−10−20。6;00〜19:00。Pあり。
2003年通算■ラーメン50■うどん35■そば14