麺喰い日記 前へ

3月17日(月)

 ままや丸ちょうラーメン五味五感などの「異業種参入ラーメン」の台頭然り、今、「トンコツの聖地・博多」が揺れている。
 
結果、「トンコツ一色」だった博多にも「否トンコツ」の店が確実に増えてきた。
 そんな、博多拉麺界新潮流のシンボルがラーメンスタジアム@キャナルシティ。

 半年毎に8店中2店を入れ替え、常に博多拉麺界に新風を吹き込んできたラースタ。今回のリニューアルでは、青葉@旭川と麺幸@函館が退店し、徳福@徳島と柿岡や@尾道が入店。
 尾道ラーメンならば、すでに福岡近郊にも数店あるが、徳島ラーメンは初登場。「初物」大好きの私ゆえ、まずは徳福
 肉玉そば◇徳福
 待つこと10分、出てきたラーメンには生卵の黄身&チャーシューならぬ茹で豚がのっている・・。
 まずはスープと啜ってみると、

 ほぉ〜、これは初体験の味だぞ・・。

 味の芯はラーメンのスープではある。しかし、最も敏感に感じる味わいは「すき焼き」である。
 ラースタのHPによると「とんこつ、鶏ガラを7:3で入れ、野菜や果物、昆布を加え7時間以上煮込んだこのスープには、途中で福島県産の福地鶏を丸ごと一羽そのまま入れます」とある。
 確かにいろんな素材を入れたであろう深い味わいをスープに感じる。しかし、それをも押しつぶすかのように、表だって感じるのは、具の茹で豚の煮汁の味。醤油&砂糖が際だつ「すき焼き」風味。
 合わせてのせてある生卵の風味が、さらに「すき焼き」気分を加速する。

 う〜ん、確かにオモシロイし、ハマル要素大だ。だが、900円という価格はちょっとスゴすぎる。因みに、中華そば600円も、チャーシューではなく茹で豚でした。興味のある方、まずはコチラを試されてみては・・?

尾道らーめん◇柿岡や

 続いて柿岡やを連食。スープは、今まで私が食べた尾道ラーメンの中でも、ダントツに煮干しの香り&味わいが強力 but 尾道ラーメンお約束の背脂は少なめ、という個性派。私的には徳福よりも柿岡やの方が好み。

 しかし、同じ醤油ラーメンでも、これほど味が違う事を実感できるオモシロサは、この手のエンターテイメント系集合施設ならでは。

 と、昼の時点では麺アドベンチャー体験でシアワセ一杯の私だったが、そのあと地獄が待っていた。

 午後からの出先での仕事を終え帰社すると、委託で外部にお願いしていた仕事が全く進んでいなかったことが判明。その仕事の取りあえずの締め切りは明日・・。

 これは久しぶりの徹夜だな・・。

 覚悟は決めた。まずは腹ごしらえ、麺喰うぞ。

 しかし、ノンビリ外麺している余裕はない。職場近くのローソンへ駆け込み、物色していると「ひららーめん」なるカップ麺が明星から発売になっている。

 熱湯を注いで待つこと4分。出来上がった麺は、超扁平のきしめん状で、確かに「ひら」。
 まずはスープと啜ってみれば、あらビックリ!魚介のだしが適度に効いた醤油味で、もろ私好み。
 麺もソコソコおもしろいが、先日食べた麺達に比べると、流石に喰い劣りする・・。

 まぁしかし、異業種参入ラーメン然り、上出来カップ麺しかり、新興ラーメン攻勢が厳しい昨今。

 博多ラーメンは間違いなく岐路に立たされている。

徳福肉玉そば900円
オススメ!柿岡やラーメン650円
※いずれとも、福岡市博多区住吉1−2−25キャナルシティ博多5階ラーメンスタジアム内。
2003年通算■ラーメン63■うどん35■そば14