5月7日(水)


 昨日は「ビッグなラーメンFCの新業態ラーメン」に、どこか釈然としない思いを抱いた。ならば今日は、アノ店しかない。
 たまたま自転車で前を通りかかった時、古びた店内にラーメンを啜る小学中学年らしき子供と、脇に立ち、それを優しく見守る店主らしき中年男性の2ショット風景を見かけ、妙に心打たれたアノ店だ。

「アノ店」とは、つくし。店頭には、イイ具合にくたびれた黄緑のテントと、出前用のカブ。
 店内にはネクタイ姿の中年の先客が、備え付けの漫画本をめくりつつ、時間をつぶしている。
 メニューを見ると、唐揚げや八宝菜などの中華定食からチャーハン、果てはチキンライスやオムライスまで載っている。ウルトラ中華定食屋である。麺もラーメンをはじめ、五目そばやチャンポン、汁ビーフンに焼きビーフン、果てはカレー皿うどん。
 スゴイ。スゴ過ぎる!こんなに多種のメニューを載せている町の中華屋を、私はかつて知らない。「ドラえもんの4次元ポケット」中華屋である、
 しかも安い!ラーメンが350円、チャンポンが450円である。
「初体験店はデフォルト・メニュー」がいつもの私のパターン。だが、この安さ。思わず、450円のワンタン麺をたのむ。

ワンタン麺◇つくし

 美しい。なんとも「美人」なスープである。うっすら琥珀色に染まりながらも、限りなく透明に近いスープにア白いモヤシと麺、サツキの緑。そして、チャーシューの赤。一瞬、アノ名店、マルセンを彷彿とさせる「美形」である。
 そして味わいもかなりのもの!美しいスープはその見た目に負けず劣らず、綺麗な味わい。鶏ガラメインの明快かつ軽快な旨味。適度な重量感も感じるから、トンコツも使っているのだろうか?化学調味料や元だれ、香味油の使い方が絶妙。いつまでも、ずるずると啜っていたい極上スープである。
 素朴な食感&風味の麺もマルセン風。質実剛健なチャーシュー&4つも入ったワンタンもGOOD。唯一の難点はもやし。茹で置きだから、食感も冴えないし、妙な臭いがする。
 しかし、そんなことは大したことではない。この味で、この内容で450円。素晴らしい!香蓉軒に勝るとも劣らぬ、極上「町の中華屋さん」である。「異業種参入ラーメン」、「ネオ・トンコツ」と並び、今、「地味中華屋の昔ながらのラーメン」がオモシロイ!
鬼おやじさん、ココのチャンポンは多分、末広食堂タイプな気がしますよ!)

 大満足!うしゃうしゃ気分で会社に向かってペダルを漕いでいると、ありゃりゃぁ〜、天山食堂なる屋号の店を発見!かの大衆チャンポンの名店、天山と関係があるのだろうか?隣は博多生スパゲティの老舗・だし、つくしのあるコノ通りは、「ミラクル麺ストリート」!?
きざみうどん◇ベルネ通販
 夜はベルネ通販「おそるべき讃岐うどんの会」第七弾「なかむら」を作る。
 今日は、刻んだあげ&炊いた蕗&ほうれん草&葱で、アッサリ春菜うどん。コレが、ピシャリうまし!!で、シ・ア・ワ・セ。

つくしワンタン麺450円。福岡市早良区荒江3−15−26。11:00〜20:00、日祝休み。Pなし。
2003年通算■ラーメン100■うどん55■そば18