7月5日(土)



 天気予報は曇り。しかし、空を見上げると今にも雨が降り出しそうな気配。

 どうする?だが、明日以降は当分休めそうにない。ならば行くか、麺ポタ!

午前9時、自宅を出発。
城南線を下り、日赤通りへ。
しばらく行くとが見えてくる。

博多の「元祖デフレ・ラーメン」とも
言うべき
関西のデフレ・ラーメン、
びっくりラーメンがの福岡進出に
どう対抗するのか?しないのか??
いずれにせよ、一度は食べてみたいなぁ。

さらに南に下り、大橋へ。
我が青春時代を過ごした街。

当時住んでいたアパート、
「こじまコーポ」は今も健在。
かれこれ築30年近くになるのでは?
いろんなことがあったなぁ…。
当時の「甘酸っぱい思い出」に
しばし浸る…。

塩原から筑紫通りへ出て
しばらく行くと大野城市。
塩原から筑紫通りへ。

OGTさん情報通り、
小麦冶が改装されている。
緑のバイザーに広くとられたガラス窓、
そして、洒落た椅子&テーブル。
こジャレたカフェのようだ。
トンマニさん情報によると、
改装に合わせて
牧ののような太いうどんになったとか。
近々要再食だな。

小麦冶の先にはまるたまが。
小郡が本店の店らしい。
「7月7日オープン」との張り紙が。

 と、のんびり麺屋ウォッチングをしつつ
ペダルを漕いでいると、雨が落ちてきた。
イカン、先を急ごう。
今日は是が非でもアノ店を
喰ってみたいのだ…。

グイグイとピッチをあげペダルを踏むと
基山辺りで雨があがる。
そして午後11時、
目的地・佐賀県鳥栖市に着く。

鳥栖の宿題店、めん吉が見えてくるが
今日のお目当ては他の店…。

 めん吉から10分弱で、かつみ屋に着く。もろへいさんや毎日うどんさん激推薦の店である。
 11時過ぎだというのに、店内には既に先客が。自然、期待が募る。
 カウンター席に座り、ごぼ天をたのむ。すると、冷蔵庫から生うどんを取り出し、釜へ入れる。そして、釜に蓋!?

 おお、圧力釜だ!

 壁に以前紹介された時の新聞記事が貼ってある。なになに?「オープンは98年。かねがね揚げたてのうどんを出したいと思っていた時、妻が輸入米を圧力鍋で炊いている姿を見て閃いた」のだとか。

 ナルホド…。

 「うどんは揚げ立てがウマイ」が常識なれど、茹でるのに時間がかかるため、多くの店は茹で置き麺を使っている。しかし、圧力釜を使えば、茹で時間を大幅に短縮でき、結果いつも揚げ立てうどんを提供できるというワケか…。

 ピ〜〜〜〜!

 待つこと10分弱、圧力釜の蓋に付いたホイッスルがけたたましく鳴り、うどんが煮上がったことを知らせる。と、同時に、脇からすめを張ったドンブリが出てくる。その器に店主がうどんを注ぐや否や、奥から揚げたてのゴボウ天が出てくる。

 まさに完璧なコンビネーションである!

ゴボウ天うどん◇かつみ屋
 出てきた瞬間、ウマさを確信。
 どんよりと濁ったすめから、「暴力的」に香り立つイリコの香り!こりゃたまらんぞ!と一口啜れば、ガツンと脳天直撃の旨さ炸裂!
 だしの旨味が、グイグイッとかぶり寄るストロング・タイプなれど、塩気控えめだから、嫌味なし。アノ久留米荘を彷彿とさせる上出来すめの余韻に浸りつつ、次はうどん。

 ずり、ずずずぅ〜、
 うむぅ?なんじゃ、コリャ!?

 表面は博多うどんチックに、よにゃらかとしているが、ぐいっと噛み込んだ瞬間、にき、にきいぃ〜、と強力に抗う芯のこし。
 個人的にはもう少し「軟弱」で、ある時点を超えると、突如はらりとほどけるうどんが好みではあるが、いやいやどうして、コレはコレで充分オモシロイ!圧力釜の成せる技か?兎にも角にも、未体験の旨さである。
 ゴボウ天の揚げ具合も言うことなくウマイ。そして、食べ終えた後の満足感も充分。

 私、一目(一口?)惚れました、かつみ屋に!

 ああウマかった!仕上げに久留米で「蕎麦屋で昼酒」でも楽しむか!とペダルを漕いでいると、

 むむむむぅ〜?「手延べうどん・めん一番」??

 「手打ちうどん」を看板にしている店は多々あれど、「手延べうどん」黒田藩以外に見たことがない…。
 隣は100万ドル・パレス。「パチンコ屋に隣接するうどん屋は期待薄」が我が麺喰い経験則。しかも、ほんの5分前にうどん一杯平らげたばかりの我が胃は満腹状態…。が、しかし、こんなレア店をみすみす喰い逃すワケにはイカンでしょう。ならば、突入あるのみ
 イイ感じに古びた感じの店内は、ピシャリ私好み。カウンター奥の厨房では、ちょっとモダンなお母さんが一人で店を切り盛りしている。
 メニューを見ると、やはりイノイチバンに目に入ってくるのは「ごぼう天うどん」の七文字。本能に逆らってみても仕方なし。

 すんませぇ〜ん、ごぼ天くださ〜い。

ゴボウ天うどん◇めん一番
 かつみ屋とは打って変わり、天かすが散りばめられた「ソフト」な見た目。だが、これまた力強いイリコの香り!ほんの先ほど、あれほど強烈なイリコだしのすめを食べたばかりなのに、コレだけ感じると言うことは…。
 ひょっとして筑後地方は、本場・讃岐に負けるとも劣らぬ「イリコだし文化圏」なのか!?
 ずずっと啜れば、かつみ屋よりは若干甘めなれど、十二分にウマイすめに、目はハート・マーク!

 注目の手延べうどんも、茹で置きなれど、いや、茹で置きならばこそ、てろてろと、ずるずると、ぞろぞろと…。
 独特な、表面のつるり感と噛み込んだ時のぷりりん感がに、うしししししっ!ソレはもうシミジミ美味いウルトラ滋味系。

 かつら屋めん一番と、打率十割の「うどん名店との出会い」。
 ひょっとして、鳥栖は讃岐と肩を並べる「うどんの聖地」なのか?これは是が非でも、鳥栖うどんの真の姿を要再調査!

かつみ屋ごぼう天うどん420円。佐賀県鳥栖市元町1256−4。日祝休み。Pなし。
めん一番ごぼう天うどん350円。佐賀県鳥栖市本鳥栖町410。水曜休み。Pあり。
2003年通算■ラーメン141■うどん75■そば26