12月9日(火)


 午前中の久山町での仕事を終え、移動。午後1時過ぎ、佐賀県唐津市に着く。仕事相手との約束の時間まで小一時間空いた。ならば昼麺!唐津と言えば、一竜軒

 町のはずれにある一竜軒。昼飯には遅い時間だが、そこそこ客が入っている。地元にシッカリと根付いた人気店の証。名物のトウ豆をポリポリと囓りながらラーメンを待つ。
 ウマイ。やっぱ、ウマイなぁ…。

 まずスープ。口当たりは至って華やか&軽やかだが、すぐにズンとトンコツだしの存在感ある旨味。
 そして麺。アルデンテ状の中麺は、噛み込んだときの「ぐにり」としたこしが見事。滋味系でも華やかなスープに、力強い麺。相性抜群である。「質素」な味わいのチャーシューの、ほどよいキシキシ感も然り。
 全てが渾然一体、実にまとまりがイイ。これぞ名人芸的感動の一杯。

 大満足で店を出て、さて仕事だ、と時計を見ると、まだ半時間ほど早い。ならば、もう一麺イットクか!

ぶん福 青地に白字で「うどん・中華そば・そば」と縦書き三行で染め抜かれた暖簾のぶん福。釣りの行き来で前を通る度、妙に惹かれ続けていた店である。
 いかにも古くからの大衆食堂然とした雰囲気の店内。小上がり席の二組は馴染客のようだ。横に座り込んで楽しそうに話をしていた女将さんが、入ってきた私に気づき、「いらっしゃいませぇ〜」と席を立ち、水を出してくれた。
 好きだなぁ、こんな店。

中華そば◇ぶん福
 そんな店の雰囲気そのままの中華そばである。
 もやしと玉葱、豚肉をラードで炒め、うどんのすめで煮たのだろう。和風だしにラードの甘みがきいた、「うどん屋のチャンポン」的スープである。そして、太めの麺もどこかチャンポン・チック。
 結構好きだな、この感じ。郷愁を誘う素朴な味わいを楽しみつつ、ずるずると食べ進むうち、ふと思う。

 コレって、どこかで食べたことがある気がするなぁ…。ああ、そうだ!かふみだ。
 唐津は、ネイティブ中華そばの宝庫なのか…?

一竜軒ラーメン450円佐賀県唐津市菜畑4070−2。11:30〜15:00、日曜&水曜休み。Pあり。
ぶん福中華そば450円。福岡県唐津市唐津市南城内2−5。11:00〜19:00、火曜休み。Pあり 
「麺喰い日記」が
本になりました!


 福岡市内の主要書店や、
ままや(福岡)、かず馬(福岡)、
黒門(遠賀町)で発売中。
また通販もヤッテます。

詳しくはコチラ

◎2003年通算麺喰い数◎
ラーメン246●うどん176●そば51