12月24日(水)


 予定は昨日から東京出張。が、一昨日の夜、家に帰り着くや否や、極度の悪寒。体温計で測ってみると38度。こりゃ、とてもじゃないけど仕事にならない…。で、一日延ばしで日帰り出張に変更。
 朝目覚めると、丸一日半寝続けたおかげでなんとか36度ちょっとまで熱が下がっている。ふらつく足でいざ出発。ふらつく足取りで地下鉄、飛行機と乗り継ぎ、無事お江戸着。
 午前中の用件を終え、さぁ昼麺。とは言っても、昨日は熱にうなされ食欲起きず、何も食べていない。そして今も微熱でほんわかしていて、イマイチ食欲がわかない。しかし、こんなときこそ何か食べて精をつけなくては…。そうだ、こんな時はうどんだ。さか田へ行こう。

さか田 うどん喰いのバイブル「恐るべき讃岐うどん」で紹介されている、唯一香川県外のうどん屋、さか田。住所を頼りに訪ねると、JR有楽町のすぐ近く、飲食店が集まる細い路地のビルの2階にさか田を発見。
 縦長のこぢんまりとした店内は、すでにほぼ満席。ギリギリ座ることが出来たが、次から次と客が押し寄せ、あっと言う間に行列が。
 メニューを見ると、「かけ600円」!ぶっかけ「700円」!!さすが銀座価格である…。イロイロ悩んだすえたのんだのはじゃこ天うどんじゃこ天単品を肴としても出しているのだから、きっと自慢の一品なのだろう。
じゃこ天うどん◇さか田
 出てきた瞬間、ふわりとだしのナントもイイ香りが鼻をくすぐる。一気に食欲が刺激され、ずずずっと一啜り。

 おぉ〜、これはまた上品な味わいだなぁ。

 イリコらしき力強い素朴な旨味が下味になりつつも、鰹らしき軽やかな華のある風味が絶妙にきいていて、結果、「讃岐」を主張しつつもなんとも上品な味わいに仕上がっている。
 うどんも然り。啜ったときの食感の滑らかさがなんとも上品。そして、噛み込んだときは「くにゅりぃ」と軽やかに抗うが、ある瞬間にはらりとほどけ、心地よい粉っぽさを残しつつ溶けていく。この感じは、アノなかむらに似ている気がするぞ…。
 印象的だったのがじゃこ天。開店前ギリギリに揚げたのか、噛み込むと、外は「カリッ」中は「ほんわり・くにゅりぃ」で、ほとんど揚げ立て状態。しかも、これまた上品かつ豊かな魚介の旨味がぶわ〜と口中に広がる!
 ずる、ずびずびびぃ〜…。あっと言う間に完食。コリャうまい!でも「銀座価格」で850円…。


 夕方6時、神田での会議を終える。神田と言えばまつや。一杯ひっかけて帰るか!
まつや
蕎麦みそを舐めつつあてを待つ

白髪葱がたっぷりのった鳥わさ。
 こりゃイイなぁ、こりゃウマイなぁ、とチビチビ手酌でやってたら、病み上がりのためか、えらく酒が回りだす。あと一合&もうひと肴のつもりだったのだが、早めに切り上げた方が良さそうだ。

 すんませぇ〜ん、もりくださ〜い!
もりそば◇まつや
 なんとも庶民的な味である。江戸前そばというとかえしの醤油の風味と鰹の香りがキリキリと効いた、小股が切れ上がったつゆを想像していたが、このつゆは、なんとも「ふくよか」且つ「優しい」味わいである。

 こりゃイイなぁ〜、なんかイイなぁ〜。

 で、つい調子に乗り、かけもたのむ。(^_^;)
かけそば◇まつや
 なんかイイなぁ〜、これまたイイなぁ〜。

 もり同様、なんとも「ふくよか」。ほわんと甘く、ほわんと旨く、ほへほへ〜と頬が緩むいやし系の旨味。「そもそも、江戸前そばとは…」的小難しいウンチクは一切抜きで、自然と旨く自然と楽しい。

 これぞ庶民派蕎麦屋の鑑。好きです、まつや

さか田じゃこ天うどん850円。東京都中央区銀座1−5−13−2階。11:30〜14:00、17:30〜22:00(土11:30〜15:00)日祝休み。Pなし。
神田まつやもり550円、かけ550円、鳥わさ600円、日本酒600円。東京都千代田区神田須田町1−13。11:00〜20:00(土曜は〜19:00)、日祝休み。Pなし。

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◎2003年通算麺喰い数◎
ラーメン252●うどん184●そば53