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象徴的に例えるなら「飲めるうどん屋」。店構えからメニューまで、なんとも蕎麦屋チックなうどん屋として異彩を放ってきた杵むら。今年、東京から一足遅れて、ここ福岡にも讃岐ブームらしきモノのが到来。根が単細胞な私は、すっかりうどん気分で、色んな店のうどんを食べ歩いた。そして、あらためて痛感じた。「杵むらはスゴイ」と! 前回来たときに気になったごま味噌うどん。まず、すめを小鍋に取り、火にかけつつ味噌を溶き入れる。 次に、一旦水洗いした揚げ立てうどんを、再び茹で釜で手早く温め直し、どんぶりへ。 そして、味噌溶きすめを注ぎ、アゲ、白葱、揚げ鶏つくね、の具を乗せ、最後にゴマをふって出来上がり。夫婦らしき若き二人の芸術的な連携技! |
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| そして、これがウマイのだ。なんともよく計算された演出系うどんに感服。 すめに味噌を直前に加える効用か、どろりと味噌臭さい感じは一切なく、なんとも軽やか&小粋な仕上がり。かつ、味噌の持つ「郷愁感」=「温かみ」が程良く加わり、ほわっと癒される。寒い冬にピッタリだ。 さりげなく添えられた柚子の皮が、さらなる味の奥行きを爽やか、かつ、見事に演出。 細めのうどんが、これまた絶妙。稲庭チックな「気高さ」をメインとしながらも、噛み込む最後にほろっと顔を出す「素朴感」がタマラナイ。ごまのパチパチ感と相まった食感のハーモニーもお見事。 さらにさらに、具の揚げ鶏つくねがエラク旨い!きしりとした食感とともに広がる鶏の旨味とショウガの香り。 価格は850円。うどんとしてはかなり高価。だが、これだけシッカリ&キッチリ作ってあると、なんとなく納得してまう。 杵むらのような志ある若き作り手が生み出すネオ博多うどんが原動力となり、さらなる美味うどん名店が福岡にも、もっともっと増えると嬉しいなぁ。 |
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◎2003年通算麺喰い数◎ ラーメン252●うどん185●そば53 |
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