3月25日(木)


超優良大衆うどんチェーン、I Love MAKINO !

(by 蝶野のマイクパフォーマンス調で!)

 人それぞれ青春の思い出があるものだ。

 かれこれ20数年前になるか。念願の四輪免許をとった大学生だった私は、鮮やかなエメラルドグリーンの箱スカのリア・ウィンドウに、わざわざギザギザに切ったユニオンジャックのステッカーを張り、「GOD save the Queen〜!」と雄叫びながら、街を流したものだ。
 青春のお約束は「海」。夕方、彼女と糸島の海辺へドライブ。とりとめのないことを延々と話し、夜中、福岡へ向け帰る。青春は腹が減る。で、帰る途中にある牧のうどん今宿店ごぼ天うどんを啜る毎日だった。
牧のうどん今宿店
 福岡西部を中心に20数店の店舗を展開する牧の。厨房の中心に大きな釜があり、常に茹でたてのうどんが楽しめる。揚げ方も「固・中・柔」からチョイスできるし、すめのお替わりもOK。そして、博多ラーメンよろしく「替え玉」だってできちゃう、福岡を代表する超優良大衆うどん店である。
 で、突然ですが、「牧の雑学講座」!
 屋号の牧のは、経営者の名前が「牧野」かと思いきやさにあらず。「牧」は地名である。牧の「牧」で、讃岐よろしく、屋号の看板も掲げていない小さなうどん屋としてスタートした。食べて旨けりゃ、他人に自慢したくなるのが人の性。だが、屋号が分からない。で、『「牧」にあるうどん屋」という意味合いで『「牧」のうどん』として口伝てに呼ばれるようになり、それが屋号になったのだとか。だから、「牧の」は、第一音節の「ま」を高く発音するのが正しい呼び方なのだ。
かけうどん◇牧のうどん今宿店
 同じチェーン店でも微妙に味が異なる牧の。数ある店舗の中で、私の好みはココ今宿店
 まず、すめがスゴイ。強めの昆布だしに強めの塩気がきいた醤油味が牧ののすめだが、とくに今宿店は昆布だしがスゴイ。日によっては、啜った瞬間、「ガリガリ、ゴリゴリ」と音が聞こえそうなほど、超強力かつ無骨に昆布だしが効きまくっている。
 そしてうどんもスゴイ。見た目からして、既にスゴイ。ぶりっと角が立ちまくっり、芯から側へます透明感のグラデーションがなんとも美しい。
 ずずっと啜れば、びちびちびち〜っ!と踊りながら口の中へ。そして、ぶにっ、ぶりゅぶりゅりんっ!噛み込む度に、口内を跳ね回る。あぁ、快感!
 食感、味わいとも至って「素朴」。飾り気ナシのスッピン美人。だから、食べ飽きない。
 しかし、聞いた話では、牧ののうどん生地は本社工場でまとめて練ったものを全店に運び、それを各店舗でのして、切って、茹で揚げて、客に提供しているらしいのだが、同じ生地で作っているとは思えないほど、ココ今宿のうどんはスゴイ。
 注文すればスッと出てくる正真正銘の釜揚げうどん。そして、価格も安い。万歳!超優良大衆うどん屋!!やっぱり牧のは私のソウルフードである。

牧のうどん今宿店素うどん250円。福岡市西区今宿駅前1−21−16。9:30〜24:00、無休。Pあり。


牧のにはファンクラブのサイトだってアルのだ!
Yoh! Check it !




◎2004年通算麺喰い数◎
ラーメン70●うどん28●そば21