3月26日(金) part.3


ああ、懐かしき味わいの「水炊き」ラーメン

 午後2時。唐津での宴会スタート予定時間は7時。まだまだ時間があるな、と武雄方面をドライブしてから唐津へと北上することに。
 途中、気になる店を発見。看板に書かれた屋号は、以前、佐賀のとある町で食べてエラク旨かった店と全く同じ。ということは、支店を出したのだろうか?

 「気になったら喰っとけ!」との我が麺喰いセオリーに従い、店に入る。が…。
 見た目は迫力ある白濁スープだが、味わいは至って「浅い」。
 精養軒と全く逆。口当たりはベタベタと重たいが、だしの味わいは希薄なのだ。不味くはないが、この程度のトンコツは、博多でいくらでも食べることはできる。

菜の花の向こうに作礼山
春のドライブは本当に気持ちがイイ!


 夜は唐津の居酒屋で宴会。いかの活き造りに、ヒラメの薄造りオコゼの唐揚げなど、豪華素材の料理が並ぶが、調理に「誠意」が感じられず、なんとも不完全燃焼…。で、むくむくと麺喰い魂がもたげてくる。

 唐津の飲屋街の一角にある龍虎軒町外れにある龍虎軒の姉妹店らしいが、出しているラーメンは大きく異なる。
ラーメン◇龍虎軒
 透明感溢れる台湾ラーメン風のスープを啜れる…

 おお、コレは水炊きラーメンだ!!

 啜った瞬間、「どばぁ〜」と広がる鶏ガラの旨味!そして奥には素朴な和風だしも感じる。この味わいは、幼い頃に母がよく作ってくれていた水炊きのスープにそっくり。母の水炊きは、鶏ガラと昆布でシッカリとだしを取った濃厚スープだった。鍋として食べる前に、スープを湯飲みにとり、塩とあさつきを入れて飲むのが好きだった。アノ懐かしい味わいに、そっくりそのままなのである。
 店内の客は私一人。周辺の飲み屋への出前がメインの店のようだ。カウンター奥にどっしりと腰掛けた会計係のおばあちゃんが、電話で受けた注文をテキパキと仕切る。なんともレトロな雰囲気の飲屋街の中華食堂で、郷愁にひたりつつ、ズルズルとひとりラーメンを啜る。

 いい経験が出来たなぁ。唐津に来た甲斐があったあったなぁ…。

竜虎軒ラーメン500円。佐賀県唐津市木綿町。夕方から営業。Pなし。
スタンド・バー「ヘネシー」
そしてしめは、スタンドバーでスコッチをなめる。
たまにはこんなオーソドックスなバーで
飲むのも楽しいなぁ…。
ついつい盃を重ね、夜が更ける。


◎2004年通算麺喰い数◎
ラーメン73●うどん28●そば22