6月28日(月)


同じ店でも年々歳々、「味の印象は変わるものか…。あな奥深き麺の道。


 午後からの仕事にそなえ太宰府へ車で移動中、先方よリ携帯に電話が入る。都合が悪くなったので朋日に変更してほしいとの事。仕方がない。昼麺食べて会社へ戻るか。
 気分は醤油ラーメン。で、最近オープンしたという会津ラーメンの店へ行くが、近くに駐車場が見あたらない。この近所で駐車場がある麺屋は…。あぁ、久しぶりに年々歳々に行ってみるか…。 
年々歳々
 南福岡病院のすぐ近く、住宅街のー画にポツリとー軒だけ営業している蕎麦屋、年々歳々。民家を改築した店内は、テーブル席と小あがりの広めの作りだが、すでに半分は埋まっている。そして更に次から次へと新たな客が。人気の店である。
ざるそば◇年々歳々
 感じのいい器に盛られてざるが出てくる。つゆにつけ、ずずっと啜れば、濃厚なる削り節の香りと芳醇なかえしの風味が、ぶわりと鼻へ抜ける。そして舌に、なんとも重厚なる旨味がのってくる!
 が、蕎麦がイマイチ物足りない。風味はそこそこイイのだが、打ってから時間が経っているのか、ぷにょんとしたか弱いひきが、ストロング・タイプの旨つゆに完全に負けている気がする。
 が、が、しかし、630円でこの味なら、十分に納得。前回の芳しくない印象を見事に払拭する上出来蕎麦に万歳!隣のテーブルの客へと運ばれてきた温そばのつゆの香りもたまらなく旨そうだぞ!!


 ああウマかった!と店を出て、ハンドルを握った途端、突如、麺神からのお告げアリ。

 汝、このすぐ近くにうどん屋の新店がオープンしてるの忘れはったんかぁ?ちょっと啜ってみてはイカガかえぇ〜?

 うどんなら、まだ十分腹に収まるし、第一、麺神の声には逆らえない。ならば、連食だな!(^_^;)
釜坐
 アノうどん名店、さかなしの斜め向かい。以前は楽天坊という焼鳥屋のあった場所に、「セルフ 釜揚げうどん釜坐(かまくら)。先月オープンしたばかりの新店である。
 入り口を入ると右手が厨房。牧のに似た大きめの長方形の釜の中で、ぐらぐらとうどんが踊っている。
 厨房の前は長いカウンターになっていて、揚げ物が置いてある。最近のこの手の店としては種類が少なめ。私の好物のちくわ天も置いてない…。仕方ないので、コロッケを皿に取り、かけうどんの小をたのむ。
かけうどん小◇釜坐
 と、出てきたかけうどんにはデフォルトで削り節がのっている。なんだか得した気分ですめを啜れば、だし薄目ながら、無化調らしき「実直」なる淡い味わい。
 「どうせなら、玉三郎のようにとろろ昆布をのせてくれるとウレシイのだが…」などと思いつつ、うどんを啜る。と、

 おおぉ…。コレはなかなかのうどんだぞぉ!

 最近オープンしているセルフ形式のうどんFCの多くは、冷凍うどんか、もしくは限りなく冷凍うどんに近い、味わいの薄いうどんを出す店が多い。が、ココは違う。啜ったときの滑らかさ、噛み込んだときのこしと広がる風味。いずれもカナリ本格的。すめ同様に「実直」なる店の姿勢を感じる上出来うどんである!
 「釜坐」という洒落た屋号&「いかにも」な外観にそぐわない、素朴かつ実直なうどん。コレは是非とも近々に冷うどんを食べてみなければ!!


夜は、
先週土曜日に移転オープンした両国
蕎麦屋酒。
木の扉を開けると
洒落た造りの広々とした店内。
新しょうがと枝豆のかき揚げ◇両国
しらえ◇両国
センス溢れる肴の数々に盃が進み
しめはざる
ざるそば◇両国
天神という土地柄
家賃もカナリ上がっただろうし、
気合いが入った内装の工事費を始め
移転費用もカナリの額を使ったのだろう。
が、ナント価格据え置き!
ご主人の心意気がなんともウレシイ。

「西新の両国」から「福岡の両国」へ。
更なるご発展をお祈り致します!


年々歳々ざるそば630円。福岡市南区屋形原3−16−21。11:30〜15:00、18:00〜そばが無くなるまで、水曜休み。Pあり。
釜揚げうどん釜坐かけうどん小140円、コロッケ110円。福岡市南区鶴田4−8−8。11:00〜21:00、年中無休。Pあり。
両国ざるそば740円。福岡市中央区渡辺通5−24−37−2階。Pなし。


◎2004年通算麺喰い数◎
ラーメン166●うどん62●そば45