7月19日(月・祝)


癒し系ラーメン旧店にナゴみ、
デフレ系蕎麦新店にナヤむ…


 チビ様キャンプ二日目の朝食は蕎麦。ケパサさんの仕切で実現した芭蕉庵蕎麦打ち体験会で、さん&まんちゃんが打った力作である。
 太さ&長さバラバラなれど、コレが結構イケル!麺線が異常に不揃いなため、啜る快感は皆無なれど、カキンとしたこし&豊かな風味とも、なかなかのもの。「先生と素材が良ければ、どんなヘタくそに打っても蕎麦はウマイんだぁ〜」などと、打った二人を冷やかしつつ、ズルズルと啜る。
 朝食後キャンプ用具を撤収し、本隊はくじゅう登山へチャレンジ。そして、てんもりフミオ&私の軟弱分隊は、温泉へ。 
 さんオススメの七里田温泉は、日本有数の炭酸泉。炭酸の泡と戯れ、のんびり小一時間浸かる。詫び寂び溢れる昔ながらの名湯。
 温泉を楽しんだ後は、モチロン麺。これまたNさんの薦めに従い、大分県日田市の天龍へ。
天龍
 日田市役所近くの路地沿いに陽焼けした赤いテント。消えかかった「ラーメン 焼きそば チャンポン」の文字に店の歴史を感じる。
 店内も然り。入って左手奥の、今はほとんど使われていない感じの小あがりには、年季の入った木製の岡持。そして正面のカウンター席奥の厨房には、白い厨房着がイナセなお婆ちゃんと娘らしきお母さん。ナントモ好きデス、この感じ。
ラーメン◇天龍
 出てきたラーメンは、気持ち透明感を残す滋味系スープ。ズズッと一啜りすれば、見た目通りの滋味なるだしの風味に加え、派手めのたれの華やかなる旨味。素朴味の中麺&チャーシューとともに一気に完食。「ごちそうさ〜ん」と精算すれば、「ハイ、どうもぉ〜」のお婆ちゃんの優しい笑顔。ほっこりと小さなシアワセ気分に浸りつつ、福岡へ。


 夜7時。この三連休を東京で過ごしたカミさんを空港で迎えた帰り、後部座席でチビ達の「腹減ったぁ」コールが始まる。時間も遅いし、どこかで食べて帰ろうと、へ向かう。
 「ざる蕎麦290円」のデフレ価格をウリに先月オープンしたばかりの。「今夜はパァ〜と贅沢をするかと、海老天ざる蕎麦大盛り」と言っても、価格はわずかに590円ナリをたのむ。
海老天大ざる◇玄
 が、出てきた天ざるはカナリ疑問…。蕎麦は「大盛り」のはずだが、チビ達にたのんだ「普通盛り」と量がほとんど変わらない気がする。気を取り直して、一啜りする。が、前回食べたときのような本格蕎麦チックな風味が失せている。つゆも然り。こくや香りが減り、かわりに妙に甘味が強くなった気がする。更に天ぷら。揚げる油の温度が低いのか、衣のさっくり感が皆無&身の熱々感もナシ。
 海老天が二尾付いて590円は、「店で食べる天ざる」とすると確かに破格。よって、「こんなもの」と言えばそれまでではあるが、どうも納得できない。
 「本格蕎麦を低価格で」というスタンスは素晴らしいとは思う。が、もし経営的に厳しく、働く方々の志気が落ち、結果、蕎麦の味わいも落ちるようなことになれば、それはまさに本末転倒。「異常に安い」必要はないのではなかろうか。
 例えば、「当店自慢の蕎麦の味をお確かめください」的スタンスで、ざる蕎麦のみお試し価格として、現行の290円で提供するが、他のメニューはシッカリとした仕事をしても採算がとれる「適正価格」に値上げする、というのはどうだろう。

 高い志を感じる店だけに、是非とも頑張ってほしいものだ。

天龍ラーメン500円。大分県日田市田島52。日曜休み。Pあり。
生粉蕎麦 玄海老天大ざる690円。福岡市中央区長浜1−2−24北天神エス・ビー・ホテル1階。11:00〜21:00、年中無休。Pあり。



先週から全くもってヤル気ゼロ。
だが、明朝の定期計量を前に
夜はカロリーの少なそうな蕎麦を選んだ
小心者の私…。
しかし、大盛り&天ぷら付きをたのんでしまう
愚かな私……。


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◎2004年通算麺喰い数◎
ラーメン184●うどん68●そば49