9月22日(水)


店主のヤル気をビシバシ感じる
爽快!九州男味


 通称・県道5号線沿いに今年の5月にオープンしたらーめん処しろう。「郷家の天神店店長が独立&開業した店」という話題先行型の評判の立ち方&看板の手書き文字と「九州男味」なるキャッチコピーが如何にもコンサルチックで、イマイチ食指が動かなかった店だが、先日、「ナカナカいいですよ」とのマニさん情報あり。ならば喰うべし!
らーめん処しろう
 「いらっしゃいませぇ〜!」
 暖簾をくぐると、カウンター奥の厨房から元気なかけ声。見ると、確かに郷家天神店でお見かけした若者が麺を揚げている。
 正午前だが、店内には既に6割方客が入っている。さらに次から次へと常連らしき客が入ってくる。開店4ヶ月ながらシッカリと顧客がついているようだ。
 入ってすぐ左に食券販売機。チャーシュー&角煮などの肉系の具が盛りだくさんの肉力らーめんや、焦がし葱風味の四郎らーめんなど、アイデアを凝らしたメニューが、これまたコンサルっぽい。シンプル・イズ・ベストが我が麺嗜好に忠実に、デフォルトの「らーめん390円」をたのむ。
ラーメン◇らーめん処しろう
 イイ感じに白濁したスープに、ぶっきらぼうに切られたキクラゲの黒。さらに、スープから見え隠れする麺の太さ。看板文字やアイデアメニューなどから感じたコンサル的印象とはほど遠い、飾りっ気のないざっくばらんな一杯。
 スープを啜れば、ふわりと舌にのる鶏ガラだしらしき甘めの味わいのあとに、舌のつけ根あたりをキュンと刺激するニンニク&醤油だれらしき旨味。そして、さらにその奥に、豚骨だしの旨味がチラリと顔を出す。なんとも愉快な旨さである!
 そして麺もオモシロイ。つるつるとした口当たりがスマートな太めの中麺は、啜ったときの「軽やかさ」と噛み込んだときの「無骨さ」が同居するフュージョン麺。
 「九州男味」と言っても、「無法松の一生」的泥臭さは皆無。現代科学に裏打ちされた合理的トレーニング法で鍛え上げたブレイン・マッチョ的印象。
 力強さと軽快さ。そのバランスの絶妙さが印象的。きっと、390円という売価を睨みつつ研究され尽くした結果の着地点か。 

紅ショウガも一竜軒チックな自然な味わいでGOOD!

  カウンター席に置いてあった経済雑誌のインタビュー記事によると、若き店主は熊本天草出身で、行く行くは天草のご当地ラーメンを開発してみたいとのこと。
 私の記憶に間違いなければ、確かこの場所はアノ人気回転寿司FC、すし大臣発祥の地。地の利のオーラも味方に付け、いつしかFC展開しそうな野心を感じるネオ豚骨新店でした。

らーめん処しろうらーめん390円、替え玉100円。福岡県太宰府市青葉台3−27−5。10:00〜25:00、不定休。Pあり。

渡辺通のRKB毎日放送ビル跡に明日オープンするBiViビル7階に、なめこおろしうどんの讃岐家大明火鍋城がオープンする模様。



全くやる気ナシ。


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◎2004年通算麺喰い数◎
ラーメン244●うどん90●そば58