年月日
2002/12/28〜12/29
天候
晴れ
場所
由布岳 1584m
12月28日(土)part1

 
今日から9連休。さぁ、遊ぶぞ!まずは、山岳麺族の納会麺キャン、題して猪馬鹿満願全席
 参加者総勢15名。それぞれ近くに住むものが車に同乗し、九州自動車道・基山PA に集合予定。
 午前6時半。私は、今回初参加の23夫さんにピックアップしてもらい、EZMさん、EZM兄さん、えぐさんと5名で、一路基山PAを目指す!はずが・・・、

「へのさん、元祖、食べたくありません?」

 EZMさんから、なんとも魅惑的な一言。

 基山PA集合は7時。そして時間はすでに6時40分。今でもすでに遅刻だ、元祖長浜屋ラーメンなんか食べている時間はない・・・。あっ!しかし、考え方を変えれば、もう既に遅刻なのだ、もう少し遅れても大差はない・・。

 行こう!元祖へ。麺は喰いたい時に喰っとくものよ!!

 何事も、自分に都合良く考える、エゴの固まりな私である・・。

 6時45分。福岡鮮魚市場横の24時間営業している元祖長浜屋は、昨夜から遊びほうけていた若者達と、深夜からの仕事を終えた鮮魚市場関係者達が入り交じり、人がゴッタ返している。しかし何故か、会話する声は聞こえてこない。ただひたすらラーメンを啜る音だけが、ずるずると店内にこだまする。好きだなぁ、この雰囲気。
 うまい・・、どうしたというのだ?!元祖がこんなにウマイなんて??!!
 青汁的「ああ、不味〜い!もう一杯」なウマさが魅力の元祖だが、ナント今日は掛け値なしでウマイ!スープに珍しく、だしのうまみを感じるし、「適度にワイルド」で、これ、ホント、ウマ〜〜〜イ!!
 そう言えば「元祖で年に何日かは、たまらなく旨いラーメンが食べられる」という伝説を、風の噂で聞いたような・・・。そうか、今日がその「年に何日」だったんだ!!ああ、なんと得した気分!幸福感に包まれ、店をでる。

 午前7時20分、基山PA着。もちろん他のメンツは既に着いている。satoyanまんちゃんてんもりさん、コイタさんら、いつもの麺族の面々に、火の当番さん、J子キンさんらあで〜族、そして今回初参加のSイチさん。同じく初参加予定だったてん子もりさんは、インフルエンザでドタキャン。今年はえらくインフルエンザが流行っているようだ。どうぞ、お大事に。
 遅れたことをみんなに詫び、早々に一路由布岳を目指す!はずが・・・。
 初参加の23夫さんは、無類の話し上手。運転しつつ、次から次に爆笑トークが炸裂!みんな、わははぁ〜、と腹を抱えて笑いつつ移動していたら、携帯が鳴った。

「もしもし、まんぢですが。どこまで行かれるのですか?」
「えっ?もちろん湯布院インターで降りて由布岳よ。おいおい、大丈夫〜?まんちゃん。」
「あ、いや、そうですよね・・。いや実は、そちらの車の後ろを着いてきてきてたのですが、今、予定の湯布院のインターを降り損ないましたよ、そちらの車・・。あっ、もちろん私たちはちゃんと降りましたが。へのさん達こそ大丈夫ですかぁ?
「・・・・・・・・!」

 23夫さんの爆笑トークのあまりの面白さに、だれもソノ事に気づいていなかった・・・。

 一つ先の別府インターでUターンして、午前9時半、予定より小一時間遅れて、再び他の2台と合流。ひたすら平謝りし、由布岳登山口へ。
 抜けるような青空&風もほとんどない。絶好のトレッキング日和である。登山口に車を止め由布岳を眺めると、頂が冠雪している。

 やったぁ〜、かねてから念願の樹氷が見られるかも!

 早々に装備を調え、麓に設置してある地図で、しっかりとルートを確認した上、いざ出発!!したはずが・・・。
 山行リーダー・EZMさん先導のもと、1時間ほど歩くが、行けども行けども水平になだらかな道が続き、一向に登っている気配がない。そして、目の前にあったはずの由布岳が背中に見えだし、正面に鶴見岳!?

「ひょっとして、コレ、鶴見岳への縦走路じゃないの?」
「そうだ、そうだ。EZM、道を間違えたっちゃないとぉ?」

 全員がぼそぼそと不安を口し出し、リーダー・EZMさんが焦り出す。

「うう〜ん、・・・でも多分、コレで合っとうと思うけど・・。」

 すると、ハイテクマニア・てんもりさんがおもむろに携帯を出し、なにかを調べ出す。地図サイトにアクセスして、このあたりの地形図を探しているのだ。

 みんながマジで対策を考えていた。
と、その時、カメラは見た!
完全にブスくれている、火の当番さんを!
 集合時間に待たされ、さらに高速道路を降り損ないまた待たされた怒りが、頂点にたっしているのか?
 スンマセ〜ン!でも、怒らないで・・。

 結局なんとか道が判明、いざ登山開始。
正面からの登山道は、そうでもないらしいが、
コチラの東登山道はかなり険しい。
鎖やロープをたよりに、よじ登る。

道はキツイが眺望は抜群!しかも樹氷!!

ああこれが、いつかは見てみたいと
ずっと思い続けてきた樹氷なのか!
美しい。なんとも美しい。

そして遙か彼方に、雪などなにも降っていない
湯布院の街が見える。

午後12時半。無事山頂着。温度は氷点下10℃。

EZMさんの生え際が白く見えるのは白髪ではない。
汗が凍っているのだ。
恐るべし、だが、素晴らしき冬山。
クセになりそうです・・。

つづく・・